JPH0571089U - クランクとペダル軸の結合構造 - Google Patents

クランクとペダル軸の結合構造

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JPH0571089U JP1029992U JP1029992U JPH0571089U JP H0571089 U JPH0571089 U JP H0571089U JP 1029992 U JP1029992 U JP 1029992U JP 1029992 U JP1029992 U JP 1029992U JP H0571089 U JPH0571089 U JP H0571089U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自転車用ギアクランクのクランク部にペダル軸
を結合する結合構造に関するもので、未習熟な者でも容
易に組立て得るようにすると共に、組立て後はペダル軸
(2)の脱落が確実に防止でき且つ分解時には該ペダル軸
(2)の取外しが容易に行えるようにする。 【構成】ペダル軸(2)の先端面とこれに螺入したボルト
(7)の境界部に遊嵌状態に装着され且つ外径が該装着部
近傍のペダル軸等の外径より大きな弾性リング(30)と、
該弾性リング(30)の外径より小さな内径を有し且つクラ
ンク(1) に貫設された軸孔(11)と、該軸孔(11)の車体側
に位置する内周縁に形成した環状段部(13)と、該環状段
部(13)と反対側に位置する軸孔(11)の内周縁を面取りす
るか又は上記弾性リング(30)の車体側の外周縁を面取り
して形成したテーパー面を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自転車のペダル軸とクランクを結合する結合構造に関するもので、該 ペダル軸のクランクへの取付けが確実且つ容易に行えるようにしたものである。
【0002】
【従来技術及び課題】
最近、スーパーマーケット等で自転車の販売がされることが多くなったが、該 スーパーマーケット等では自転車に関する技術知識の乏しい未習熟者によって自 転車の組立てが行われることから、該組立て作業の簡便性が一層望まれるように なってきた。
【0003】 上記スーパーマーケット等では入荷された自転車にペダル等を組付けて完成品 にするが、該ペダルをその取付け対象たるクランクに組付ける為の構造として従 来は図7に示すような構造を採用していた。 クランク(1) の軸孔(11)には雌ネジ(11a) が刻設されていると共に、これに螺 入するペダル軸(2)の先端部には雄ネジ(21b) が刻設されている。そして、これ らのネジの刻設方向は、ペダル(A) の踏込みによって該ペダル(A) が締る方向に 形成してあることから、左右のペダル(A) (A) では逆方向にネジ切りしてある。 従って、上記スーパーマーケット等の非専門店で自転車の組立てを行う未習熟者 は、上記左右のペダルのネジ切り方向が逆になっていることを知らないことが多 く、ペダルの組付け作業を簡便に行えないことが多い。
【0004】 そこで、かかる不都合を解決するものとして実願平3-101611号の考案(以下、 先行技術という)を既に提案した。 上記先行技術に開示した図8のものではクランク(1) に軸孔(11)が貫設されて いると共に、ペダル軸(2)の先端に形成された小径軸部(28)の先端部には環状溝 (22)が形成されている。
【0005】 上記クランク(1) にペダル軸(2)を組付ける際には該ペダル軸(2)の先端の小 径軸部(28)をクランク(1) の軸孔(11)に挿入し、上記小径軸部(28)の先端部を前 記クランク(1) の車体側に突出させる。そして、該小径軸部(28)の先端突出部に 周設された環状溝(22)に割りリング等の弾性リング(30)を外嵌すると、ペダル軸 (2)がクランク(1) に抜け止め状態に固定される。
【0006】 このものでは、ペダル軸(2)をクランク(1) の軸孔(11)に挿入すると共に該ペ ダル軸(2)の挿入先端部の外周に弾性リング(30)を外嵌するだけでその組付けが 行え、既述従来のように左右のペダル軸(2)(2)でネジ切りの方向を考慮する必 要がないから、該左右のペダルが完全に画一化された作業で組立てられる利点が ある。即ち、ペダルの組立て作業の効率化が図れるのである。 [請求項1の考案について] しかしながら、上記図8の先行技術のものでは、ペダル軸(2)の先端外周に外 嵌させた弾性リング(30)は外部に完全に露出した状態になっていることから、該 弾性リング(30)にこれを外嵌する際と逆の外力が作用した場合にはペダル軸(2) が脱落してしまう恐れがある。
【0007】 請求項1の考案はかかる点に鑑みて成されたもので、『自転車用ギアクランク のクランク部にペダル軸を結合する構造』に於いて、未習熟な者でも容易に組立 て得るようにすると共に、組立て後はペダル軸(2)の脱落が確実に防止でき且つ 分解時には該ペダル軸(2)の取外しが容易に行えるようにすることを課題とする 。
【0008】
【手段】
上記課題を解決する為の請求項1の考案の技術的手段は、『ペダル軸(2)の先 端面に螺入したボルト(7)と、該ボルト(7)の頭部(71)と前記ペダル軸(2)の境 界部に遊嵌状態に装着され且つ外径が該装着部近傍のペダル軸や上記ボルト頭部 の外径より大きな弾性リング(30)と、該弾性リング(30)の外径より小さな内径を 有し且つクランク(1) に貫設された軸孔(11)と、該軸孔(11)の車体側に位置する 内周縁部に周設した環状段部(13)と、該環状段部(13)と反対側に位置する軸孔(1 1)の内周縁を面取りして形成し且つペダル組立て時には上記弾性リング(30)の外 周縁が当接するテーパー面(12)と、更に、ペダル軸(2)の外周に形成した起立壁 (23)を設け、該起立壁(23)と上記した弾性リング(30)でクランク(1) を挟持する ようにした』ことである。
【0009】
【作用】
上記技術的手段の作用をペダル軸(2)の取付け作業に従って説明する。 先ず、ペダルを製造する際にペダル軸(2)の先端部にボルト(7)を螺入してお くと共に、これらペダル軸(2)とボルト(7)の頭部(71)との境界部に弾性リング (30)を遊嵌状態で装着しておく。尚、この状態では、弾性リング(30)の外径はそ の装着部近傍のペダル軸や上記ボルト頭(71)の外径よりも大きくなっているから 、前記弾性リング(30)はペダル軸(2)の外周から張出した状態になっている。
【0010】 さて、上記の状態にあるペダル軸(2)をクランク(1) に結合する際には、先ず ペダル軸(2)の先端部をクランク(1) の軸孔(11)に対向させ、この状態でペダル 軸(2)をクランク(1) の軸孔(11)側に挿入して行く。すると、ペダル軸(2)の先 端部とボルト(7)の頭部(71)の境界部に遊嵌装着した弾性リング(30)の外周縁は 、クランク(1) に形成した軸孔(11)の車体外側に位置する内周縁に形成したテー パー面(12)に当接することとなる。
【0011】 従って、この状態でペダル軸(2)をクランク(1) 側に押し込んで行くと、上記 弾性リング(30)は上記テーパー面(12)との当接によって直径収縮せしめられなが らクランク(1) の軸孔(11)内に自然に押し込まれて行く。 次にペダル軸(2)を更に押し込むと、上記弾性リング(30)は前記軸孔(11)内を 移動してやがて該軸孔(11)から脱出しそうになるが、該軸孔(11)に於ける車体側 の内周縁には環状段部(13)が周設されているから、該環状段部(13)部分に上記弾 性リング(30)が到達した際に該弾性リング(30)はその弾性復帰力で直径拡大して その外周部が該環状段部(13)部分に収容された状態になる。即ち、該環状段部(1 3)に弾性リング(30)の外周部が係合し、これにより、ペダル軸(2)が初期方向に 抜けなくなるのである。又、この状態では上記弾性リング(30)とペダル軸(2)の 外面に形成した起立壁(23)によって上記クランク(1) が挟持された状態になって 該ペダル軸(2)が取付けられた状態になる。
【0012】 そして、ペダル軸(2)をクランク(1) 側に押し込む作業を左右のペダルに対し て実行するとこれら左右のペダルの取付け作業が完了する。即ち、左右のペダル に対して画一化された組立て作業を行なうことにより、これらペダルの組付け作 業が完了するのである。 次に、上記組付け状態にあるペダルを分解する必要のあるときは、ペダル軸(2 )の先端部に螺入したボルト(7)を取外せば良い。
【0013】 ボルト(7)を取外すと、上記クランク(1) に貫設した軸孔(11)の車体側の内周 縁に形成された環状段部(13)に係合している前記弾性リング(30)が外れることと なり、これにより、ペダル軸(2)がその組付け時と逆の方向に抜き取れることと なる。
【0014】
【効果】
請求項1の考案は次の特有の効果を有する。 .左右のペダルが完全に画一化された作業で組立てられるから、左右のペダル でネジ切り方向を考慮しながら組立て作業をする必要のあった既述従来のものに 比べて、該ペダルの組立てが簡易且つ迅速に行える。 .ペダルを組付けた状態では、弾性リング(30)が環状段部(13)内に収容・保護 された状態になるから、該弾性リング(30)が脱落する心配が少なくなる。 .ボルト(7)を取外すだけでペダル軸(2)が抜き取れるから、ペダルの分解作 業が簡便に行える。 [請求項2の考案について] 請求項2の考案は、上記請求項1の考案と同一課題を解決するものである。
【0015】
【手段】
請求項2の考案の技術的手段は、『弾性リング(30)に於ける車体側の外周縁を 面取りして形成したテーパー面(33)を設け、該テーパー面(33)を請求項1の考案 のテーパー面(12)に代えて利用するようにした』ことである。
【0016】
【作用・効果】
上記技術的手段によれば、ペダル軸(2)の先端部をクランク(1) の軸孔(11)に 挿入する際には、弾性リング(30)の車体側外周縁を面取りして形成したテーパー 面(33)がこれに対応する前記軸孔(11)の内周縁に当接する。即ち、軸孔(11)に侵 入する弾性リング(30)が該軸孔(11)に楔状に侵入して行くのである。爾後更にペ ダル軸(2)を押込むと上記請求項1の考案と同様にしてペダル軸(2)がクランク (1) に結合されることとなる。 [請求項3の考案について] 請求項3の考案は、請求項1及び2の考案と産業上の利用分野及び構成の主要 部を共通にするもので、既述先行技術の考案に於いてペダル軸(2)の取付け状態 の安定化を図ることをその課題とする。
【0017】
【手段】
上記課題を解決するための請求項3の考案の技術的手段は、『請求項1又は2 の考案において、クランク(1) に貫設した軸孔(11)の車体側内周縁を面取りする か又は弾性リング(30)の車体外側の外周縁を面取りすることによってガタ付き防 止用のテーパー面(T) を形成した』ことである。
【0018】
【作用・効果】
上記技術的手段によれば、ペダル軸(2)をクランク(1) の軸孔(11)に挿入し終 えて該軸孔(11)から弾性リング(30)が脱出すると、該弾性リング(30)は自らの弾 性力で直径拡大する。すると、上記軸孔(11)の車体側内周縁又はこれに対応する 弾性リング(30)の外周縁を面取りしてテーパー面(T) が形成されているから、軸 孔(11)から車体側に脱出して直径拡大する上記弾性リング(30)は、前記ガタ付き 防止用のテーパー面(T) の部分でクランク(1) と当接しながら直径拡大する。即 ち、上記テーパー面(T) で当接しながら直径拡大する弾性リング(30)の弾性力に よって、ペダル軸(2)がクランク(1) 側に引付けられるのである。従って、ペダ ル軸(2)の外周に形成した起立壁(23)がクランク(1) の車体外側面に強固に当接 せしめられることとなり、ペダル軸(2)の取付け状態が安定化する。
【0019】
【実施例】
次に上記した本考案の実施例を説明する。 図1に示すように、この実施例ではボルト(7)とC字状の弾性リング(30)によ ってクランク(1) とペダル軸(2)が結合されるようになっている。 クランク(1) の下端部には、図2に示すように軸孔(11)が貫設されていると共 に、該軸孔(11)の車体側の内周縁には、環状段部(13)が周設されており、該環状 段部(13)の底壁(14)は図3に示す如くテーパー面(請求項3の考案の技術的手段 に記載のテーパー面(T) に対応している)となっている。そして、軸孔(11)の中 心軸を含む断面内に於けるテーパー面(T) の母線の間の角度すなわちテーパー角 度Rは140度〜150度に設定するのが望ましい。又、上記軸孔(11)の車体外 側の内周縁(15)は面取りされて該周縁部もテーパー面(12)となっている。そして 、該テーパー面(12)のテーパー角度Sは60度〜90度に設定するのが望ましい 。
【0020】 次に、ペダル軸(2)の先端部には小径軸部(28)が形成されており、該小径軸部 (28)の基端部の起立壁(23)の部分にはゴム製の弾性リング(35)が外嵌されている 。又、小径軸部(28)にはその先端面から刻設された雌ネジ(24)が形成されており 、該雌ネジ(24)にはボルト(7)が螺入されている。 上記ボルト(7)の頭部(71)とそのネジ軸(72)の境界部には小径段部(73)が形成 されていると共に、該小径段部(73)には弾性リング(30)が遊嵌されており、該弾 性リング(30)は自由状態に於ける外径が上記ボルト(7)の頭部(71)やペダル軸(2 )の小径軸部(28)の外径より大きく設定されている。又、自由状態にある上記弾 性リング(30)の外径は、既述したクランク(1) の軸孔(11)の一方の内周縁に形成 したテーパー面(12)の最大径部よりも小さく設定されている。
【0021】 次に、上記ペダル軸(2)をクランク(1) に組付ける作業について説明する。 図2の状態にあるペダル軸(2)の小径軸部(28)をクランク(1) の軸孔(11)に挿 入すると、小径軸部(28)の先端部に具備させた弾性リング(30)の外周部がこれに 対向する軸孔(11)(クランク(1) に貫設されている)の一方の内周縁(15)を面取 りして形成したテーパー面(12)に当接する。
【0022】 そして、この状態で更にペダル軸(2)をクランク(1) 側に押し込むと、上記弾 性リング(30)は前記クランク(1) に於ける軸孔(11)のテーパー面(12)との当接に よって直径収縮せしめられ、該弾性リング(30)は軸孔(11)の奥に向けて移動する 。そして、更にペダル軸(2)を最終位置まで押込むと、その小径軸部(28)の先端 部に具備させた弾性リング(30)が軸孔(11)の車体側の内周縁部に周設した環状段 部(13)部分に到達する。すると、このときに弾性リング(30)がその弾性力で直径 拡大し、該弾性リング(30)の外周部が上記環状段部(13)内に嵌入する。そして、 弾性リング(30)が直径拡大する際には、該弾性リング(30)の車体外側の外周縁部 が上記環状段部(13)の底壁(14)に当接しながら直径拡大すると共に、該底壁(14) はテーパー面(T) となっているから、ペダル軸(2)がクランク(1) 側に引き付け られる。そして、図4に示すように、上記直径拡大する弾性リング(30)でクラン ク(1) 側に引付けられたペダル軸(2)は、その小径軸部(28)の基端部の起立壁(2 3)の部分においてクランク(1) の表面に当接せしめられた状態になる。又、上記 小径軸部(28)の基端部に外嵌したゴム製の弾性リング(35)もクランク(1) の構成 壁に押圧せしめられ、これにより、ペダル軸(2)がガタ付くことなくクランク(1 ) に取付けられる。
【0023】 尚、上記環状段部(13)における底壁(14)のテーパー面(T) のテーパー角度Rを 既述したように140度〜150度に設定した場合、自らの弾性で直径拡大する 弾性リング(30)が上記テーパー面(T) に圧接せしめられると効率的にペダル軸(2 )の固定ができる。 次に、図5,図6に示す第2実施例のものは、弾性リング(30)の2つの外周縁 を共に面取りしてテーパー面(33)(34)を形成したもので、車体側に位置するテー パー面(33)は、ペダル軸(2)の挿入時に弾性リング(30)の直径収縮を容易にする 機能を果たす。又、他方のテーパー面(34)(請求項3の考案の技術的手段に記載 のテーパー面(T) に対応している)は、取付け完了時に、ペダル軸(2)を車体側 に引っ張ってガタ付きを防止する機能を果たす。従って、該テーパー面(34)を形 成する場合には、上記第1実施例に於ける環状段部(13)の底壁(14)をテーパー状 にする必要がない。
【0024】 そして、弾性リング(30)のテーパー面(33)(34)の内、ペダル軸(2)の先端側に 位置するテーパー面(33)のテーパー角度Uは70度前後にするのが望ましく、こ れにより、ペダル軸(2)の挿入作業を円滑に進行させ得る。又、他方のテーパー 面(34)のテーパー角度Wは、既述した軸孔(11)の一端に形成した環状段部(13)の 底壁(14)のテーパー角度Rと同様に140度〜150度に設定するのが望ましい 。かかる角度を採用すると、弾性リング(30)が軸孔(11)から車体側に脱出してそ のテーパー面(34)が上記環状段部(13)の内周縁に圧接したときは、ペダル軸(2) が効率良くクランク(1) 側に引付けられて該ペダル軸(2)のガタ付きが防止でき る。
【0025】 尚、上記各実施例では、ペダル軸(2)をクランク(1) の軸孔(11)に単純に挿入 するようにしたが、これらペダル軸(2)とクランク(1) の対設部に回り止め用の 共通のピンを植設しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の分解斜視図
【図2】ペダル組付け前の状態にある第1実施例の説明
【図3】第1実施例における環状段部(13)部分の拡大図
【図4】ペダル組付け後の第1実施例の説明図
【図5】第2実施例の説明図
【図6】第2実施例に使用する弾性リング(30)の要部拡
大断面図
【図7】従来例の説明図
【図8】先行技術の説明図
【符号の説明】
(1) ・・・クランク (2)・・・ペダル軸 (7)・・・ボルト (11)・・・軸孔 (12)・・・テーパー面 (13)・・・環状段部 (23)・・・起立壁 (30)・・・弾性リング (33)・・・テーパー面 (71)・・・頭部 (T) ・・・テーパー面
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自転車用ギアクランクのクランク部にペ
    ダル軸を結合する構造に於いて、ペダル軸(2)の先端面
    に螺入したボルト(7)と、該ボルト(7)の頭部(71)と前
    記ペダル軸(2)の境界部に遊嵌状態に装着され且つ外径
    が該装着部近傍のペダル軸や上記ボルト頭部の外径より
    大きな弾性リング(30)と、該弾性リング(30)の外径より
    小さな内径を有し且つクランク(1) に貫設された軸孔(1
    1)と、該軸孔(11)の車体側に位置する内周縁部に周設し
    た環状段部(13)と、該環状段部(13)と反対側に位置する
    軸孔(11)の内周縁を面取りして形成し且つペダル組立て
    時には上記弾性リング(30)の外周縁が当接するテーパー
    面(12)と、更に、ペダル軸(2)の外周に形成した起立壁
    (23)を設け、該起立壁(23)と上記した弾性リング(30)で
    クランク(1) を挟持するようにしたクランクとペダル軸
    の結合構造。
  2. 【請求項2】 弾性リング(30)に於ける車体側の外周縁
    を面取りして形成したテーパー面(33)を設け、該テーパ
    ー面(33)を請求項1の考案のテーパー面(12)に代えて利
    用するようにしたクランクとペダル軸の結合構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の考案において、クラン
    ク(1) に貫設した軸孔(11)の車体側内周縁を面取りする
    か又は弾性リング(30)の車体外側の外周縁を面取りする
    ことによってガタ付き防止用のテーパー面(T) を形成し
    たクランクとペダル軸の結合構造。
  4. 【請求項4】 ガタ付き防止用のテーパー面(T) のテー
    パー角度を140度〜150度に設定した請求項3のク
    ランクとペダル軸の結合構造。
  5. 【請求項5】 ペダル軸(2)の外周に形成した起立壁(2
    3)の基端部にゴムリング等の弾性リング(35)を外嵌装着
    した請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のクランク
    とペダル軸の結合構造。
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