JPH057084Y2 - - Google Patents

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JPH057084Y2
JPH057084Y2 JP9458887U JP9458887U JPH057084Y2 JP H057084 Y2 JPH057084 Y2 JP H057084Y2 JP 9458887 U JP9458887 U JP 9458887U JP 9458887 U JP9458887 U JP 9458887U JP H057084 Y2 JPH057084 Y2 JP H057084Y2
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bumper
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JP9458887U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両用のバンパーを搬送する際に使用
するバンパー懸架用治具に関する。
(従来の技術) 車両用のバンパー、特に乗用車のフロントバン
パーおよびリヤバンパーは、その軽量化並にデザ
イン上の要求から成形性の良い樹脂製バンパーが
使用されるようになつており、これらの樹脂製バ
ンパーの搬送、就中、塗装工程の搬送には懸架用
治具が使用されるようになつている。そして、こ
の治具は、バンパーの前部内面を支承する一対の
内面受け片と、バンパーの両側内面を支承する左
右一対の長さ受け片とを有する基台から形成され
ている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、最近の樹脂製バンパーは、その
成形性の良さから多種多様の形状がデザインされ
るようになつたため、一種類の懸架用治具では作
業時の安定性が悪く、樹脂性バンパー自体の特性
例えば長さ、及び角部の曲率にあつた懸架用治具
を各種毎に作つたり、又は受け片だけを交換可能
に作つたりしているが、樹脂性バンパーの形状が
変る毎に懸架用治具を交換したり、受け片だけを
交換することは交換のため多くの時間を要した
り、使用しな治具の保管ベースが必要となる等の
問題点があつた。本考案は、かゝる問題点を改良
することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するための本考案の構成を、
実施例に対応する第1〜7図を用いて説明すると
本考案は、バンパーaの前部内面を支承する一対
の内面受け片3,3とバンパーaの両側内面を支
承する左右一対の長さ受け片6,6とを有する基
台1から成るバンパー懸架用治具において、前記
内面受け片3を前記基台1に傾動自在に軸支する
と共に、前記基台1の両端に前記長さ受け片6の
長さの異なる複数個を取付ける基板5を回動自在
に設置したことを特徴とする。
(作用) そして本考案は前記の手段により、バンパーa
の長さにより、その長さに合つた長さ受け片6の
1個を、基板5の回動により選択し、次いでバン
パーaを内面受け片3,3と長さ受け片6,6と
で懸架するとき角部の曲率の異なるバンパーにお
いてもその内面受け片3の傾動により、これを安
定した状態に懸架することができる。
(実施例) 以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
ると1は基台を示し、該基台1は杆状に形成され
て、その上面には、第2図に示すように基台1に
立設される一対の支持杆2,2を介してダンパー
aの前部内面を支承する一対の内面受け片3,3
が傾動自在に軸支されると共に、基台1の両端に
は、第3図に示すように基台1の下面に受けたブ
ラケツト4を介して、基台1の側面と平行に基板
5を回動自在に軸支し、該基板5にはバンパーa
の両側内面を支承する長さ受け片6の長さの異な
る異種形態の複数個を放射状に取付けると共に1
個のインデツクスプランジヤ7を設け、該プラン
ジヤ7をその進退操作で前記ブラケツト4に設け
た回動規制板8の周方向適所の係止孔9に係合さ
せることにより、長さ受け片6の任意の1個が基
台1の長手方向外方の作動位置に選択されるよう
にし、更に基台1には前記支持杆2,2より内方
に位置して一対の支柱10,10を立設させ、該
支柱10には第6図及び第7図に示すようにバン
パーaの下側縁を支承する横受け片11の複数個
が上下に位置して回動自在に軸支され、該横受け
片11は、第4図及び第5図に示すようにその軸
支部に設けたスプリンプグランジヤ12を支柱1
0に設けた各係止孔13に係合することによつて
基台1の長手方向に直行する横向きの作動位置と
縦向きの不作動位置とに任意に固定されるように
設けられている。
そして基台1は、その一対を一組として図示し
ないコンベヤに支柱14を介して取付けられる台
枠15上設置され、その際基台1は平行リンク1
6により台枠15上に揺動自在に取付け、該リン
ク16を介して台枠15上に前後して一対に突設
した受台17,17上に移動自在に支承させるよ
うにし、かくて基台1上に懸架されるバンパーa
の大きさによつて両基台1,1間の間隔を変えら
れるようにした。
上述の如く構成される本考案の実施例によれば
台枠15上に設けられる一対の基台1,1は、こ
れに設けた各受け片3,6,11に懸架されるバ
ンパーが互に干渉しないように先づリンク16を
作動して台枠15上の一対の受台17,17上の
いづれか一方に載置し、次いで、バンパーの長さ
に応じて基板5を回動して、その長さに合つた長
さ受け片6の1個を選択して基台1の両端に固定
すると共にバンパーの幅や高さに応じて横受け片
11の上下いずれかを基台1の長手方向に直行す
る作動位置に固定し、次いでバンパーを各受け片
3,6,11上に懸架するとき、各受け片3,
6,11によつて、バンパーはその角部の曲率、
その長さ及びその幅に合つた状態に懸架されるも
のである。
(考案の効果) このように本考案によるときはバンパーaの内
面受け片3は、これを基台1に傾動自在に軸支し
たものであるからバンパーaの角部の曲率の異な
るものでも受け片3は自在に傾動して、これを安
定した状態に懸架することができ、而も基台1の
両端にはバンパーaの長さ受け片6の長さの異な
る複数個を取付ける基板5を回動自在に設置した
から長さの異なる多種多様のバンパーも単に基板
5を回動することにより、それに合つた受け片6
が選択されてこれを安定した状態に懸架すること
ができ、その際の未使用受け片は、その保管場所
を必要としない等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので第1図は
概略図、第2図は第1図要部の拡大正面図、第3
図は第2図のA−A線断面図、第4図は第2図の
B−B線断面図、第5図は第4図のC−C線断面
図、第6図は第2図のD−D線断面図、第7図は
第2図のE−E線断面図である。 1……基台、3……内面受け片、5……基板、
6……長さ受け片、10……支柱、11……横受
け片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バンパーの前部内面を支承する一対の内面受け
    片と、バンパーの両側内面を支承する左右一対の
    長さ受け片とを有する基台から成るバンパー懸架
    用治具において、前記内面受け片を、前記基台に
    傾動自在に軸支すると共に前記基台の両端に、前
    記長さ受け片の長さの異なる複数個を取付ける基
    板を回動自在に設置したことを特徴とするバンパ
    ー懸架用治具。
JP9458887U 1987-06-22 1987-06-22 Expired - Lifetime JPH057084Y2 (ja)

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JP9458887U JPH057084Y2 (ja) 1987-06-22 1987-06-22

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JP9458887U JPH057084Y2 (ja) 1987-06-22 1987-06-22

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JPS63202549U JPS63202549U (ja) 1988-12-27
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JP5907088B2 (ja) * 2013-02-26 2016-04-20 トヨタ車体株式会社 形状矯正治具

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JPS63202549U (ja) 1988-12-27

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