JPH0569728A - 建設機械用空気調和装置 - Google Patents

建設機械用空気調和装置

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Publication number
JPH0569728A
JPH0569728A JP23148891A JP23148891A JPH0569728A JP H0569728 A JPH0569728 A JP H0569728A JP 23148891 A JP23148891 A JP 23148891A JP 23148891 A JP23148891 A JP 23148891A JP H0569728 A JPH0569728 A JP H0569728A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
sucked
switching door
construction machine
conditioning device
Prior art date
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Pending
Application number
JP23148891A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanobu Matsumoto
正信 松本
Seigo Miyamoto
誠吾 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Automotive Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
Priority to JP23148891A priority Critical patent/JPH0569728A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、建設機械用空気調和装置に関し、車
室内に半分新しい空気及び半分温調した空気を吐出でき
る空調装置を提供することにある。また、外気フィルタ
ーが通気不能になったとき、ブロワモータの保護も可能
である。 【構成】吸入口切換ボックス2に切換ドア6と切換ドア
6を停止させるためのポジション12,13を設けてあ
る。切換ドア6が、第1のポジション12にあるとき車
室内空気10,10′を吸入し、切換ドア6が第2のポ
ジション13にあるとき、車室内空気10と車室外空気
11とを半分ずつ吸入することになる。これにより、車
室内の空気は汚れず、温調性も損なわない空気調和装置
とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建設機械空気調和装置
に係り、特にゴミ,埃等の多い作業場所で使用する建設
機械に好適な建設機械用空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の装置は、実開昭64−24608 号に記
載のように空気の吸入口の切換えは、車室内空気又は、
車室外空気のいずれか一方を吸い込む切換構造となって
いた。本装置で、切換ドアを車室内空気吸込状態にして
おくと、車室内空気が汚れた状態となり、作業者に不快
感をあたえることになる。このため、切換ドアを車室外
空気吸込状態として使用することにより、新鮮な空気を
取り入れられるが、建設機械は、ゴミ,埃等が多い場所
で使用されることが多く、車室外空気は、ゴミ,埃等を
含んでいるため、フィルターを通して吸入することにな
る。
【0003】しかし、ゴミや埃等によりフィルターが詰
まったことによる風量低下や、ブロワモータへの悪影響
についての考慮がなされていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記発明は、ゴミや埃
等により外気フィルターの通気不能による風量低下や、
ブロワモータの過剰回転等による悪影響を考慮しておら
ず、風量低下による冷房不足や、暖房不足等の問題があ
った。
【0005】また、ブロワモータの過剰回転によるモー
タ寿命短縮等の問題があった。
【0006】本発明の目的は、車室内に半分新しい空気
で、半分温調した空気を吐出できる建設機械用空気調和
装置を供給することにある。
【0007】また、車室外空気吸込用フィルタの詰まり
により発生する冷房不足や暖房不足及びブロワモータ過
剰回転によるモータ寿命短縮等の問題を解決することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、車室内外空
気吸入口切換ドアの位置を2段階の停止位置となる構造
とし、第1のポジションでの停止位置では、車室内空気
吸入口が全開となり、車室外空気吸入口を全閉とする切
換ドア位置とする。
【0009】また、第2のポジションでの停止位置で
は、車室内空気吸入口と車室外空気吸入口が開となる切
換ドア位置とすることにより達成される。
【0010】
【作用】吸入口を切換えるドアは、第1のポジションで
車室内空気のみを吸入する位置で停止するので、車室外
のゴミや埃等を吸入することはないので、風量低下によ
る冷房不足や暖房不足等の発生はなく、ブロワモータの
過回転による寿命短縮もない。
【0011】また、第2のポジションでは、車室内空気
と車室内空気を半分ずつ両方吸入する位置で停止するの
で、車室内空気が汚れず、外気用フィルターがゴミや埃
等で通気不能になった場合、車室内空気吸入口より空気
を吸入するため、風量低下による冷房不足や暖房不足等
の発生はなく、ブロワモータの過回転による寿命短縮も
ない。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1により説明す
る。
【0013】空気調和装置1に組み込まれているブロワ
モータ3により吸入された空気は、冷却器4を通り冷却
され、クーラ吐出口8より吐出される。また、ブロワモ
ータ3により吸入された空気は、冷却器4を通過したあ
と、加熱器5を通り加熱され、ヒータ吐出口9より吐出
し車室内の空気調和を行なっている。
【0014】このとき、ブロワモータ3が吸入する空気
は、吸入口切換ボックス2の中に設置してある切換ドア
6により吸入口を選択し吸入される構造になっている。
【0015】吸入口切換ボックス2には、シャフトを中
心軸に回転する切換ドア6と、切換ドア6を段階的に停
止させるためのポジション12,13が設けてある。
【0016】切換ドア6は、図示しないコントロールに
よりワイヤーケーブルを介して回転させられ、切換ドア
6が第1のポジション12の位置にあるときには、車室
内空気10,10′を吸入することになる。
【0017】また、切換ドア6が第2のポジション13
の位置にあるときには、車室内空気10′の吸入口を閉
状態にし、代わりに、車室外空気11の吸入口を開状態
にするため、車室内空気10と車室外空気11とを半分
ずつ吸入することになる。
【0018】従って、車室内の温調された空気と、車室
外の新しい空気をそれぞれ半分ずつ吸入するため、車室
内の空気は汚れず、温調性も損なわれない。
【0019】次に、図4により他の実施例を説明する。
【0020】吸入口切換ボックス2は、シャフトを中心
軸に回転する回転スライドドア14と、回転スライドド
ア14を段階的に停止させるためのポジション12,1
3が設けてある。
【0021】回転スライドドア14は、図示しないコン
トロールによりワイケーブルを介して回転させられ、回
転スライドドア14が第1のポジション12の位置にあ
るとき、外気吸入口接続口16を閉状態とし車室内空気
10を吸入することになる。また、回転スライドドア1
4が第2のポジション13の位置にあるときには、外気
吸入口接続口16を半分開の状態にし、逆に内気吸入口
17は半分閉の状態とし、車室内空気10と車室外空気
11とを半分ずつ吸入することになる。
【0022】従って、車室内の温調された空気と車室外
の新しい空気をそれぞれ半分ずつ吸入するため、車室内
の空気は汚れず、温調性も損なわれない。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、ゴミや埃等により外気
フィルターが通気不能により発生する風量低下が解決で
きるので、冷房不足や暖房不足などの問題発生はない。
【0024】また、モータの過剰回転も防止できるの
で、モータ寿令短縮の問題発生はない。
【0025】更に、車室内に半分新しい空気を吸入し、
半分は車室内の温調した空気を車室内に吐出するので、
車室内の空気が汚れない空気調和装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の平面図である。
【図2】本発明の一実施例の正面図である。
【図3】本発明の一実施例の側面図である。
【図4】本発明の他の実施例の斜視図である。
【符号の説明】
1…空気調和装置、2…吸入口切換ボックス、3…ブロ
ワモータ、4…冷却器、5…加熱器、6…切換ドア、7
…外気フィルター、8…クーラ吐出口、9…ヒータ吐出
口、10,10′…車室内空気、11…車室外空気、1
2…第1のポジション、13…第2のポジション、14
…回転スライドドア、15…ブロワモータ接続口、16
…外気吸入口接続口、17…内気吸入口。
フロントページの続き (72)発明者 宮本 誠吾 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気を吸入するためのファンモータと吸入
    空気を冷却するための冷却器と吸入空気を温めるための
    加熱器から構成される空気調和装置において、車室内空
    気を取り入れる吸入口と、その他の空気を取り入れるた
    めの吸入口を設け、更に、切換ドアにより吸入口を選択
    できる構造を有していることを特徴とする建設機械用空
    気調和装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の建設機械用空気調和装置に
    おいて、切換ドアの位置により、車室内空気の他の空気
    を吸入すると同時に、車室内空気を一部吸入する構造と
    したことを特徴とする建設機械用空気調和装置。
JP23148891A 1991-09-11 1991-09-11 建設機械用空気調和装置 Pending JPH0569728A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23148891A JPH0569728A (ja) 1991-09-11 1991-09-11 建設機械用空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP23148891A JPH0569728A (ja) 1991-09-11 1991-09-11 建設機械用空気調和装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0569728A true JPH0569728A (ja) 1993-03-23

Family

ID=16924280

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23148891A Pending JPH0569728A (ja) 1991-09-11 1991-09-11 建設機械用空気調和装置

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JP (1) JPH0569728A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012144189A (ja) * 2011-01-13 2012-08-02 Hitachi Constr Mach Co Ltd 作業機用空調機の外気導入装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012144189A (ja) * 2011-01-13 2012-08-02 Hitachi Constr Mach Co Ltd 作業機用空調機の外気導入装置

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