JPH056963Y2 - - Google Patents

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JPH056963Y2
JPH056963Y2 JP11505788U JP11505788U JPH056963Y2 JP H056963 Y2 JPH056963 Y2 JP H056963Y2 JP 11505788 U JP11505788 U JP 11505788U JP 11505788 U JP11505788 U JP 11505788U JP H056963 Y2 JPH056963 Y2 JP H056963Y2
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  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、基台上に乗るだけで身長を自動的に
測定することのできる身長測定装置に関する。
〈従来の技術〉 自動身長測定装置は、基台に直立する支柱に摺
動自在に支承され、かつ、モータの駆動によつて
その支柱に沿つて移動するカーソルと、そのカー
ソルの変位を検出する変位検出手段と、基台上に
乗つた被測定者の頭頂部へのカーソルの接触を検
知し得る接触センサ等により構成され、被測定者
が基台上に乗ると、カーソルが自動的に降下し、
頭頂部に接触したときのカーソルの位置を変位検
出手段で検出し、その検出結果を表示器等に出力
するよう構成されている。また、接触センサがカ
ーソルの頭頂部への接触を検知した時点で、モー
タは逆回転しカーソルが上昇するようになつてい
る。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところで、上述の身長測定装置によれば、接触
センサが故障した場合、カーソルが被測定者の頭
頂部に接触しても、モータの回転は逆転せず、カ
ーソルは下降し続け被測定者の頭を強く押さえ付
けてしまう。このため被測定者が負傷する虞れが
あり、非常に危険であつた。
また、上述の身長測定装置においては、一般
に、カーソルの下降速度は所定値、例えば100
mm/sec程度に設定されており、実際のカーソル
下降速度が設定値の±15%以内程度であれば正確
な測定値を得ることができる。しかしながら、カ
ーソルの下降速度は、モータ電源の電圧の変動等
により上記の許容範囲外になることがあり、従来
では、この異常を知ることができないため、誤差
の大きい身長検出値がそのまま出力される場合が
あつた。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、上記の諸問題点を解決すべくなされ
たもので、その構成を第1図に示す基本概念図を
参照しつつ説明すると、本考案は、駆動手段aの
駆動により基台1に対して垂直方向に移動するカ
ーソル3と、そのカーソル3の変位を検出する変
位検出手段bと、基台1上に乗つた人体頭頂部へ
のカーソル3の接触を検知し得る接触センサc
と、変位検出手段bの出力と接触センサc出力と
から基台1上に乗つた人体の身長を検出し出力す
る身長検出手段dを備えた装置において、カーソ
ル3の移動速度を変位検出手段bの出力から刻々
と算出する速度算出手段eと、その速度算出手段
eによる算出値があらかじめ設定された数値範囲
内に入つているか否かを逐次判断する判断手段f
と、その判断手段fが「否」と判断したときに駆
動手段aの駆動を停止する駆動停止手段gを備え
たことによつて、特徴づけられる。
〈作用〉 速度算出手段eによつて刻々と算出されるカー
ソル3の下降速度が判断手段fに設定された数値
範囲外になつたときに駆動手段aは停止され、カ
ーソル3はそれ以上降下しない。
これにより、カーソル3が人体頭頂部に接触し
たにもかかわらず下降し続けようとしても、カー
ソル3が人体頭頂部を押圧し始める時点でカーソ
ル3の下降は停止することになる。また、カーソ
ル3の下降速度が何らかの原因によつて異常速度
になつたときにも、カーソル3は停止することに
なり、その異常を知ることが可能になる。
〈実施例〉 本考案の実施例を、以下、図面に基づいて説明
する。
第2図は本考案実施例の構成図である。
基台1の上面にはパイプ状の支柱1aがその上
面に対して垂直方向に配設されている。
支柱1aの背面側外部にモータ2が配設されて
おり、その回転軸は支柱1a内部に突出してい
る。モータ2の回転軸には駆動プーリ21aが固
着されており、この駆動プーリ21aと支柱1a
上部に配設された従動プーリ21bとの間にタイ
ミングベルト21cが掛け回されている。
カーソル3はレバー機構となつており、その支
持具3aの一部は支柱1a内部に突出し、タイミ
ングベルト21cの一辺に固着されている。な
お、支柱1aの背面壁には、カーソル3の支持具
3aが基台1に対して垂直方向に移動できるよう
に貫通孔(図示せず)が形成されている。
以上の構成により、カーソル3はタイミングベ
ルト21cによつて支承され、モータ2を駆動す
ることによつて基台1の上面に対して垂直方向に
移動し、モータ2が正転(時計廻り)のときには
下降し、また逆転のときには上昇する。この移動
速度は100mm/sec程度に設定されている。
支柱1a内にドラム4が回転自在に配設されて
いる。このドラム4と上方に配設されたプーリ4
aとの間に琴糸4bが掛け回されている。琴糸4
bの一辺はカーソル3の支持具3aに固着されて
おり、カーソル3が上下方向に移動するに伴つて
ドラム4が回転するようになつている。このドラ
ム4はカーソル3が10mm移動したときに1回転す
る。
基台1の上面には踏みスイツチ6が配設されて
いる。また支柱1aには、カーソル3の移動原点
を規定するための原点センサ7が配設されてい
る。
カーソル3の支持具3aには光電スイツチ8が
配設されており、この光電スイツチ8は、カーソ
ル3が被測定者の頭頂部に接触して僅かに傾いた
ときにONになる。
ドラム4には、その回転量を検出するためのロ
ータリエンコーダ9が接続されている。このロー
タリエンコーダ9はドラム4の1回転当り200個
のパルスを発生する。すなわち、カーソル3の10
mmの移動に対しロータリエンコーダ9は200個の
パルスを発生する。
これらの踏みスイツチ6、原点センサ7、光電
スイツチ8およびロータリエンコーダ9は制御部
5に接続されている。
制御部5は、マイクロコンピユータおよびイン
ターフエース等によつて構成されている。この制
御部5には、表示器10、およびモータ2の正
転、逆転または停止を制御するためのモータ制御
回路11が接続されている。
制御部5は、まず踏みスイツチ6が「ON」に
なつた時点でモータ制御回路11に正転指令を与
え、その後、光電スイツチ8が「ON」になつた
時点でモータ制御回路11に逆転指令を与え、か
つ、その時点でのロータリエンコーダ9の原点セ
ンサ7出力時からのパルス数に基づき、基台1の
上面からカーソル3下面までの距離を検出し、そ
の検出値を表示器10に出力するようプログラム
されている。
また、制御部5は、踏みスイツチ6が「ON」
になつた以後、ロータリエンコーダ9が出力する
パルスの単位時間当りの個数を刻々と監視し、そ
の個数があらかじめ入力された許容範囲内にある
か否かを逐次判断し、許容範囲外になつたとき
に、モータ制御回路11に停止指令を与えるとと
もに、表示器10にエラー信号を出力するようプ
ログラムされている。
すなわち、演算部5には、カーソル3の許容下
降速度100mm/sec±15%に相当する単位時間当り
のパルス数200パルス/100msec±15%があらか
じめ入力されており、ロータリエンコーダ9の出
力パルスの単位時間当りの個数がこの範囲200パ
ルス/100msec±15%外になつたとき、つまりカ
ーソル3の下降速度が許容範囲外になつたとき
に、モータ2の駆動が瞬時にして停止するととも
に、表示器10にエラーが表示される。
以上のように構成することによつて、被測定者
が支柱1aを背にして基台1上に立ち踏みスイツ
チ6を踏むと、カーソル3が自動的に降下し、被
測定者の頭頂部に接触した時点で表示器10に身
長が表示されるとともに、カーソル3は上昇す
る。
ここで、例えばカーソル3部の光電スイツチ8
の故障等により、カーソル3が被測定者の頭頂部
に接触した以後も下降し続けようとしても、カー
ソル3が被測定者の頭を押圧し始める時点でモー
タ2が瞬時にして止まり、カーソル3は停止す
る。そして表示器10にはエラーが表示され、異
常が知らされる。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案によれば、カーソ
ルの下降速度を刻々と算出し、その算出値があら
かじめ設定された数値範囲外になつたときに、カ
ーソルの下降が停止されるよう構成したから、カ
ーソルの接触センサの故障等が生じた場合でも、
カーソルは被測定者の頭を押圧し始める時点で緊
張停止し、被測定者に危害が及ぶことが無くなつ
た。
また、カーソル駆動用電源の電圧変動等により
カーソルの下降速度が異常になつたときにも、カ
ーソルの下降が停止するので、許容誤差範囲外の
身長検出値が出力されることがなく、しかも、カ
ーソルが異常に速い速度で被測定者の頭に衝突す
ることを防止でき、より安全性を高めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の構成を示す基本概念図、第2
図は本考案実施例の構成図である。 1……基台、2……モータ、3……カーソル、
5……制御部、8……光電スイツチ、9……ロー
タリエンコーダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動手段の駆動により基台に対して垂直方向に
    移動するカーソルと、そのカーソルの変位を検出
    する変位検出手段と、上記基台上に乗つた人体頭
    頂部への上記カーソルの接触を検知し得る接触セ
    ンサと、上記変位検出手段の出力と上記接触セン
    サ出力とから上記基台上に乗つた人体の身長を検
    出して出力する身長検出手段を備えた装置におい
    て、上記カーソルの移動速度を上記変位検出手段
    の出力から刻々と算出する速度算出手段と、その
    速度算出手段による算出値があらかじめ設定され
    た数値範囲内に入つているか否かを逐次判断する
    判断手段と、その判断手段が「否」と判断したと
    きに上記駆動手段の駆動を停止する駆動停止手段
    を備えていることを特徴とする、身長測定装置。
JP11505788U 1988-08-31 1988-08-31 Expired - Lifetime JPH056963Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11505788U JPH056963Y2 (ja) 1988-08-31 1988-08-31

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11505788U JPH056963Y2 (ja) 1988-08-31 1988-08-31

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Publication Number Publication Date
JPH0235711U JPH0235711U (ja) 1990-03-08
JPH056963Y2 true JPH056963Y2 (ja) 1993-02-23

Family

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