JP3411592B2 - 身長計 - Google Patents

身長計

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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、コラムに沿ってカーソ
ルを上下方向に駆動するとともに、そのカーソルの被測
定体への当接時点における位置または移動量に基づい
て、被測定体の身長を自動的に求める身長計に関する。 【0002】 【従来の技術】駆動手段によりカーソルをコラムに沿っ
て上下方向に駆動するとともに、カーソルが被測定体に
当接した時点で停止させ、その状態でのカーソルの移動
量もしくは位置の検出結果に基づいて被測定体の身長を
自動的に算出する身長計においては、従来、コラムの上
限位置に上限スイッチを設け、被測定体の身長を測定す
るごとにカーソルを上限位置にまで復帰させ、その上限
位置を基準としてカーソルが次の被測定体に当接するま
での移動量から身長を算出するように構成されている。 【0003】また、従来、以上の構成に加えてコラムの
伸縮機能を備え、あらかじめ設定された高さにまでコラ
ムを縮めても使用できるよう構成されたものもある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の身長計のうち、前者のものでは、カーソルは常にコ
ラムの上限位置にまで復帰しなければ測定を行うことが
できないことから、例えば小学生等の身長の低い被測定
体を連続的に測定するような場合、カーソルの移動量が
多くなって測定動作にむだな時間を要するという問題が
ある。 【0005】また、後者のものでは、このような測定に
あってはコラムを縮めて使用することにより、以上のよ
うな問題はないものの、機構が複雑となるばかりでな
く、設定が面倒となるという欠点がある。 【0006】本発明はこのような実情に鑑みてなされた
もので、特に機構を複雑化することなく、上記のような
むだ時間を可及的に少なくすることのできる身長計の提
供を目的としている。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの構成を、図1に示す基本概念図を参照しつつ説明す
ると、本発明の身長計は、コラムaに沿って上下方向に
変位自在に支承されたカーソルbおよびその駆動機構c
と、そのカーソルbの被測定体への当接により検知出力
を発生するセンサdと、カーソルbのコラムa上での移
動量または位置を検出する検出手段eと、カーソルbを
上記検知出力の発生時点まで下降させ、その状態での検
出手段eの出力に基づいて被測定体の身長を算出する演
算制御部fを備えた身長計において、カーソルbのコラ
ムa上での任意の復帰高さ、もしくはあらかじめ設定さ
れた複数段のプリセット値のうちの任意の復帰高さを外
部から設定する設定手段gと、その設定内容を記憶する
記憶手段hを有し、演算制御部fは、上記検知出力の発
生後、カーソルbを記憶手段hに記憶されている復帰高
さにまで自動的に復帰させるよう構成されていることに
よって特徴づけられる。 【0008】 【作用】カーソルbは、測定ごとに上限位置にまで復帰
することなく、設定手段gにより設定され、記憶手段h
に記憶された高さにまで復帰する。被測定体の身長は、
検出手段eが位置を検出するものにあっては被測定体へ
のカーソルbの当接状態における位置情報から、また、
移動量を検出するものにあってはカーソルbが被測定体
に当接するまでの設定復帰位置からの移動量に基づいて
算出可能であり、コラムaの伸縮機構を設けることなく
測定のむだ時間を削減し、所期の目的を達成できる。 【0009】 【実施例】図2は本発明実施例の構成を示すブロック図
である。被測定体が乗るベース1の上面に垂直のコラム
2が配設されており、コラム2には、当該コラム2に沿
って摺動自在のカーソル3が支承されている。 【0010】ベース1およびコラム2内には、モータ4
によって駆動される例えば滑車機構等からなるカーソル
3の駆動機構が収容されており、カーソル3はモータ4
の回転方向に応じて上下いずれかの向きに変位が与えら
れる。コラム2の下限位置および上限位置には、それぞ
れ下限スイッチ21および上限スイッチ22が配設され
ており、カーソル3がそれぞれの配設位置に到来したと
きに出力を発して演算制御部6に供給するようになって
いる。 【0011】モータ4を含む駆動機構にはエンコーダ5
が装着されており、このエンコーダ5からの出力パルス
はカーソル3の移動量情報として演算制御部6に採り込
まれる。 【0012】カーソル3の下面には、被測定体との当接
によって出力を発生するセンサ7が装着されており、そ
のセンサ7の出力は演算制御部6に採り込まれる。演算
制御部6はマイクロコンピュータを主体として構成され
ており、CPU61、ROM62、RAM63、入出力
インターフェース64のほか、カーソル3の任意の復帰
高さ等を設定するためのキーボード65等を備え、入出
力インターフェース64を介して上記のエンコーダ5、
センサ7、下限スイッチ21および上限スイッチ22の
出力を採り込み、かつ、ROM62に書き込まれた後述
するプログラムに従って、同じく入出力インターフェー
ス64を介してモータ4のドライバ8に対して駆動制御
信号を供給するとともに、被測定体の身長を算出して表
示器9に表示するように構成されている。RAM63に
は、ワークエリアのほかにキーボード65から入力され
た復帰高さに係る情報を記憶するためのエリアが設定さ
れている。 【0013】図3はROM62に書き込まれたプログラ
ムに基づく本発明実施例の動作を表すフローチャート
で、以下、この図を参照しつつ本発明実施例の作用をそ
の使用方法とともに述べる。 【0014】電源を投入した後、実際の測定に先立っ
て、キーボード65によりカーソル3の復帰高さを設定
する。この復帰高さは、測定の対称となる複数の人体の
うち、最も高いと思われる身長よりも若干高い位置に設
定する。この設定復帰高さは、カーソル3の下限位置か
らのエンコーダ5の出力パルス数に換算してRAM63
内に記憶される。なお、設定復帰高さは、必ずしも細か
く設定する必要がないことから、設定可能な復帰高さの
プリセット値として、あらかじめ複数段の高さを定めて
おき、そのなかから任意のプリセット値を選択するよう
に構成しても差し支えない。 【0015】さて、カーソル3は通常は上限位置に停止
しており、上記の設定を行うと自動的に下降し、下限ス
イッチ21の出力が発生する下限位置で停止した後に上
昇に転じると同時に、下限位置からの上昇過程における
エンコーダ5の出力パルスがカウントされ、そのカウン
ト値がRAM63に記憶されている復帰高さに相当する
値Aに達した時点でカーソルが停止する。以上の動作に
より測定準備が完了する。 【0016】その後、被測定体がベース1上に乗った
後、別途設けられたセンサの出力またはキー操作等によ
り、カーソル3が下降を始め、センサ7の出力の到来に
よって停止する。その間のエンコーダ5の出力パルスが
カウントされ、停止するまでのパルスカウント値Bが、
下限位置から設定復帰高さに到るまでのカウント値Aか
ら減じられ、その差(A−B)が身長値に換算されて表
示器9に表示される。 【0017】このような一連の測定動作を終了すると、
カーソル3は再び上昇し、エンコーダ5の出力パルスが
Bに達した時点、すなわち設定復帰高さに到達した時点
で停止し、以下、次に被測定体がベース1上に乗った
後、上記と同様の動作を繰り返す。 【0018】以上の本発明実施例によると、カーソル3
は1回の測定を終了するごとに、任意に設定された高さ
にまで復帰するから、上限位置にまで復帰する場合に比
してカーソル3の移動量が少なくなり、その分、測定の
むだ時間が削減される。 【0019】なお、カーソル3の高さは、上記のように
下限位置を基準としてエンコーダ5の出力パルスのカウ
ント値から算出するほか、上限位置を基準としても出力
パルスのカウント値から算出することもできる。 【0020】更に、以上の実施例では、カーソル3の移
動量を表すパルスのカウントによって身長を算出する例
を示したが、カーソル3のコラム2上での絶対位置を表
すエンコーダを用いることもでき、この場合、設定高さ
への復帰時、および身長の算出時には、エンコーダの出
力に基づいて直ちに停止ないしは算出を行うことができ
るとともに、測定に先立つカーソル3の移動手順が不要
となる。 【0021】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1回の測定の都度、カーソルはキーボード等によって任
意に設定された復帰高さにまで復帰し、その位置から被
測定体に当接するまでの距離だけカーソルが移動するか
ら、例えば幼児や小学生の集団検診等において、最も高
いと思われる身長の近傍に復帰高さを設定しておくこと
により、カーソルの移動量を最小限とすることができ、
測定の都度コラム上での上限位置にまで復帰するものに
比して、測定に要する時間を大幅に短縮することができ
る。また、復帰高さの設定はキーボード等によるインプ
ット動作のみでよく、コラムの伸縮機能を持つ従来のも
のに比してメカニズムが簡単となるばかりでなく、設定
動作も容易となる、という利点がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の構成を示す基本概念図 【図2】本発明実施例の構成を示すブロック図 【図3】そのROM62に書き込まれたプログラムに基
づく本発明実施例の動作を表すフローチャート 【符号の説明】 1 ベース 2 コラム 3 カーソル 4 モータ 5 エンコーダ 6 演算制御部 7 センサ 8 ドライバ 9 表示器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−3370(JP,A) 実開 昭61−115930(JP,U) 実開 昭48−45659(JP,U) 実開 平4−26326(JP,U) 実開 昭48−51356(JP,U) 実開 平1−122707(JP,U) 特公 昭53−2583(JP,B2)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 コラムに沿って上下方向に変位自在に支
    承されたカーソルおよびその駆動機構と、そのカーソル
    の被測定体への当接により検知出力を発生するセンサ
    と、上記カーソルのコラム上での移動量または位置を検
    出する検出手段と、上記カーソルを上記検知出力の発生
    時点まで下降させ、その状態での上記検出手段の出力に
    基づいて被測定体の身長を算出する演算制御部を備えた
    身長計において、上記カーソルのコラム上での任意の復
    帰高さ、もしくは、あらかじめ定められた複数段のプリ
    セット値のうちの任意の復帰高さを外部から設定するた
    めの設定手段と、その設定内容を記憶する記憶手段を有
    し、上記演算制御部は、上記検知出力の発生後、上記カ
    ーソルを上記記憶手段に記憶されている復帰高さにまで
    自動的に復帰させるよう構成されていることを特徴とす
    る身長計。
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