JPH0569267A - 多段積みワークパレツト - Google Patents
多段積みワークパレツトInfo
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- JPH0569267A JPH0569267A JP23318691A JP23318691A JPH0569267A JP H0569267 A JPH0569267 A JP H0569267A JP 23318691 A JP23318691 A JP 23318691A JP 23318691 A JP23318691 A JP 23318691A JP H0569267 A JPH0569267 A JP H0569267A
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- JP
- Japan
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- work
- support rod
- flat plate
- plate
- flange
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 依って、本発明の主目的は、複雑な歯車機構
によらない簡潔な機構により、しかも簡単な調節操作に
よりサポート棹を正しく同期させて、すなわちサポート
棹が常に同一ピッチ円周上に配置されるようにサポート
棹を移動、調節するサポート棹のピッチ径可変機構を具
備したパレットを提供することにある。 【構成】 上述の目的を達成するために本発明では、ワ
ークサポート棹として、下端部にフランジ6と、突起部
7を有し、1つの円周上に間隔を置いて配列され、かつ
一点を中心に放射状に移動可能に設けられた複数本の直
立したワークサポート棹1と、前記サポート棹1を、同
期して半径方向に移動、調節可能な複数本の調節溝17
を備えた第1平板2aと、前記サポート棹1の移動を案
内する放射状の案内溝18を有する第2平板3と、上述
の直立サポート棹1の下部の突起部7を支持し、以て前
記フランジ6の上面を前記平板3の下面に圧接する第3
平板4とを具備した構成のパレットが提供される。
によらない簡潔な機構により、しかも簡単な調節操作に
よりサポート棹を正しく同期させて、すなわちサポート
棹が常に同一ピッチ円周上に配置されるようにサポート
棹を移動、調節するサポート棹のピッチ径可変機構を具
備したパレットを提供することにある。 【構成】 上述の目的を達成するために本発明では、ワ
ークサポート棹として、下端部にフランジ6と、突起部
7を有し、1つの円周上に間隔を置いて配列され、かつ
一点を中心に放射状に移動可能に設けられた複数本の直
立したワークサポート棹1と、前記サポート棹1を、同
期して半径方向に移動、調節可能な複数本の調節溝17
を備えた第1平板2aと、前記サポート棹1の移動を案
内する放射状の案内溝18を有する第2平板3と、上述
の直立サポート棹1の下部の突起部7を支持し、以て前
記フランジ6の上面を前記平板3の下面に圧接する第3
平板4とを具備した構成のパレットが提供される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動加工機械類等と組
み合わせて用いられ、複数個の被加工ワークピース(以
下、単にワークと記載する)を積み重ね状態に保持し、
順次に上段ワークから供給すると共に加工済みのワーク
を受け取ることの可能な多段積みワークパレット(以
下、単にパレットと記載する)に関し、特に、ワーク授
受ステーションを経由するパレットの移動や停止に伴う
振動等によって段積みされたワークの崩れ、位置ずれ等
を防止するための複数の直立サポート棹をピッチ円上に
植設、具備し、しかも段積みされるワークの外径の種別
に応じて該サポート棹のピッチ径をワーク支持に最適状
態に調節、設定可能な調節手段を備えたパレットの機構
に関する。
み合わせて用いられ、複数個の被加工ワークピース(以
下、単にワークと記載する)を積み重ね状態に保持し、
順次に上段ワークから供給すると共に加工済みのワーク
を受け取ることの可能な多段積みワークパレット(以
下、単にパレットと記載する)に関し、特に、ワーク授
受ステーションを経由するパレットの移動や停止に伴う
振動等によって段積みされたワークの崩れ、位置ずれ等
を防止するための複数の直立サポート棹をピッチ円上に
植設、具備し、しかも段積みされるワークの外径の種別
に応じて該サポート棹のピッチ径をワーク支持に最適状
態に調節、設定可能な調節手段を備えたパレットの機構
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動旋盤やマシニングセンタ等の自動工
作機械に対してロボットハンドによってワークを搬入、
装着する所謂FA(ファクトリオートメーション)が普
及している。こうしたFAにおいて、多数のワークを効
率良く処理するために、一般的には、図13に示すよう
なローダシステムが採用されている。この種のローダシ
ステムは、産業用ロボットのロッボトハンドより成るロ
ーダ26と、同ローダ26にワークを順次に供給し、ま
た、加工済ワークを同ローダ26から受領するワークフ
ィーダ27とを備えて構成される。該ワークフィーダ2
7は、1台の間欠旋回性のベース上に或いは循環装置上
に複数のパレット23を備え、各パレット23は、複数
個のワークを順次に積み重ね状態にして保持すると共
に、所定のワーク授受位置を経由しながら移動するよう
に構成されている。すなわち、ワークフィーダ27は図
9に略示するようにチェーン13とスプロケット24と
駆動用モータ(図示せず)等より成る旋回駆動手段を備
えており、該チェーン13は、チェーン取着ピン15
(図10参照)を介して各パレット23に具備された適
宜のチェーン取着手段14に取着され、チェーンを駆動
することにより、パレット23を間欠的に所定の移動経
路に沿って正、逆両方向に移動可能にしている。そし
て、移動経路上の所定のワーク授受位置でローダ26
が、ワークフィーダ27から積み重ねられたワークの上
段の1つを取り上げて自動加工機25の主軸、つまり同
加工機のチャックに取り付け、また、加工済ワークをワ
ークフィーダ27の空パレット23上へ返還する構成が
採られる。一方、ワークフィーダ27では更に、自動加
工の進捗過程の間に、別のステーションで未加工ワーク
の供給と加工済ワークの取出しが行われるようになって
いる。
作機械に対してロボットハンドによってワークを搬入、
装着する所謂FA(ファクトリオートメーション)が普
及している。こうしたFAにおいて、多数のワークを効
率良く処理するために、一般的には、図13に示すよう
なローダシステムが採用されている。この種のローダシ
ステムは、産業用ロボットのロッボトハンドより成るロ
ーダ26と、同ローダ26にワークを順次に供給し、ま
た、加工済ワークを同ローダ26から受領するワークフ
ィーダ27とを備えて構成される。該ワークフィーダ2
7は、1台の間欠旋回性のベース上に或いは循環装置上
に複数のパレット23を備え、各パレット23は、複数
個のワークを順次に積み重ね状態にして保持すると共
に、所定のワーク授受位置を経由しながら移動するよう
に構成されている。すなわち、ワークフィーダ27は図
9に略示するようにチェーン13とスプロケット24と
駆動用モータ(図示せず)等より成る旋回駆動手段を備
えており、該チェーン13は、チェーン取着ピン15
(図10参照)を介して各パレット23に具備された適
宜のチェーン取着手段14に取着され、チェーンを駆動
することにより、パレット23を間欠的に所定の移動経
路に沿って正、逆両方向に移動可能にしている。そし
て、移動経路上の所定のワーク授受位置でローダ26
が、ワークフィーダ27から積み重ねられたワークの上
段の1つを取り上げて自動加工機25の主軸、つまり同
加工機のチャックに取り付け、また、加工済ワークをワ
ークフィーダ27の空パレット23上へ返還する構成が
採られる。一方、ワークフィーダ27では更に、自動加
工の進捗過程の間に、別のステーションで未加工ワーク
の供給と加工済ワークの取出しが行われるようになって
いる。
【0003】ところが上述のように、パレット23上の
未加工ワークを前記ローダ26に供給するため、或い
は、加工済ワークを受領するために、パレット23が移
動経路沿いに移動し、また停止する際に、パレットには
振動が伝わり、パレット23上に複数段に積み重ねられ
たワークに位置ずれや崩れが生じることがある。これを
防止するために、この種のパレット23には、こうした
積み重ねられたワークの位置ずれ、崩れを防止用するた
めに複数の縦サポート棹を備え、ワークを外周から支持
している場合が多い。そして、パレット23上に段積み
されるワークに対するワークフィーダ27の汎用性を向
上させるために、この種のパレット23は、サポート棹
をワーク種別、つまりワーク外径の違いに対応してピッ
チを調節するための調節機構を具備しており、斯かるパ
レット23の一例は、既に本出願のPTC/JP/91
/100704号等により周知となっている。
未加工ワークを前記ローダ26に供給するため、或い
は、加工済ワークを受領するために、パレット23が移
動経路沿いに移動し、また停止する際に、パレットには
振動が伝わり、パレット23上に複数段に積み重ねられ
たワークに位置ずれや崩れが生じることがある。これを
防止するために、この種のパレット23には、こうした
積み重ねられたワークの位置ずれ、崩れを防止用するた
めに複数の縦サポート棹を備え、ワークを外周から支持
している場合が多い。そして、パレット23上に段積み
されるワークに対するワークフィーダ27の汎用性を向
上させるために、この種のパレット23は、サポート棹
をワーク種別、つまりワーク外径の違いに対応してピッ
チを調節するための調節機構を具備しており、斯かるパ
レット23の一例は、既に本出願のPTC/JP/91
/100704号等により周知となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上述のサ
ポート棹が、積み重ねられたワークの位置ずれ、崩れ防
止機能を充分に発揮するためには、該サポート棹は、積
み重ねられるワークの外径に対応して正しく同一円周上
に配置、調節されなければならないので、そのため従
来、上述のサポート棹のピッチ径調節機構は、各サポー
ト棹のピッチ径の拡縮を正しく同期して調節するために
複雑な歯車機構を組み込む等の必要があり、同機構がコ
スト高になると共に組立の煩瑣性等が払拭しきれない不
利が有った。依って、本発明の主目的は、こうした複雑
な歯車機構によらない簡潔な機構により、しかも簡単な
調節操作によりサポート棹を正しく同期させて、すなわ
ちサポート棹が常に同一ピッチ円周上に配置されるよう
にサポート棹を移動、調節するサポート棹のピッチ径可
変機構を具備したパレットを提供して、上述の問題点を
解決することにある。本発明の他の目的は、この主のパ
レットを市販部品等の応用により低コストで実現するこ
とにある。
ポート棹が、積み重ねられたワークの位置ずれ、崩れ防
止機能を充分に発揮するためには、該サポート棹は、積
み重ねられるワークの外径に対応して正しく同一円周上
に配置、調節されなければならないので、そのため従
来、上述のサポート棹のピッチ径調節機構は、各サポー
ト棹のピッチ径の拡縮を正しく同期して調節するために
複雑な歯車機構を組み込む等の必要があり、同機構がコ
スト高になると共に組立の煩瑣性等が払拭しきれない不
利が有った。依って、本発明の主目的は、こうした複雑
な歯車機構によらない簡潔な機構により、しかも簡単な
調節操作によりサポート棹を正しく同期させて、すなわ
ちサポート棹が常に同一ピッチ円周上に配置されるよう
にサポート棹を移動、調節するサポート棹のピッチ径可
変機構を具備したパレットを提供して、上述の問題点を
解決することにある。本発明の他の目的は、この主のパ
レットを市販部品等の応用により低コストで実現するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明のパレットでは、ワークサポート棹とし
て、下端部にフランジ6と、突起部7を有し、積み重ね
られた複数のワーク、特に丸物ワークをパレットのワー
ク載置面上で安定に保持するように、1つの円周上に間
隔を置いて配列され、かつ一点を中心に放射状に移動可
能に設けられた複数本の直立したワークサポート棹1と
し、前記サポート棹1を、同期して半径方向に移動、調
節可能な複数本の調節溝17を備えた第1平板2aと、
前記サポート棹1の移動を案内する放射状の案内溝18
とを有し、かつワークを実質的に保持する第2平板3
と、上述の直立サポート棹1の下部の突起部7を支持
し、以て前記フランジ6の上面を前記平板3の下面に圧
接し、該サポート棹1を前記突起部7を介して下方より
支持、固定する第3平板4と、前記第3平板4を貫通し
て前記第2平板3に螺着さた固定ボルト11を具備し、
同ボルト11に螺合するナット9により第3平板4を、
サポート棹1の下端の突起部7に対して圧接及び解除可
能とした構成のパレットが提供される。以下、本発明を
添付図面に示す実施例に基づいて、更に詳細に説明す
る。
めに、本発明のパレットでは、ワークサポート棹とし
て、下端部にフランジ6と、突起部7を有し、積み重ね
られた複数のワーク、特に丸物ワークをパレットのワー
ク載置面上で安定に保持するように、1つの円周上に間
隔を置いて配列され、かつ一点を中心に放射状に移動可
能に設けられた複数本の直立したワークサポート棹1と
し、前記サポート棹1を、同期して半径方向に移動、調
節可能な複数本の調節溝17を備えた第1平板2aと、
前記サポート棹1の移動を案内する放射状の案内溝18
とを有し、かつワークを実質的に保持する第2平板3
と、上述の直立サポート棹1の下部の突起部7を支持
し、以て前記フランジ6の上面を前記平板3の下面に圧
接し、該サポート棹1を前記突起部7を介して下方より
支持、固定する第3平板4と、前記第3平板4を貫通し
て前記第2平板3に螺着さた固定ボルト11を具備し、
同ボルト11に螺合するナット9により第3平板4を、
サポート棹1の下端の突起部7に対して圧接及び解除可
能とした構成のパレットが提供される。以下、本発明を
添付図面に示す実施例に基づいて、更に詳細に説明す
る。
【0006】
【実施例】先ず図1、図2を参照すると、本発明の実施
例に係る多段積みワークパレットは、積み重ねられた複
数のワークWの位置ずれ、崩れを防止するために、3本
のサポート棹1と、該サポート棹1のピッチ径を要時に
装着して調節するための手段として調節プレート2a
と、ワークを積み重ね状態で保持するために常設される
最上層プレート3と、上記サポート棹1を支持、固定す
るための常設手段である中間層プレート4と、本ワーク
パレットの移動手段としてキャスタ11を備えた最下層
プレート5と、これらプレートを正しく位置決め、配置
し相互に固定するための固定ボルト11を具備した構成
を有している。簡単化のため、図1、図2には、後方に
配置されるサポート棹1の図示は省略され、また、図1
にはブロック16を、また、図2には固定ボルト11、
球面座付フランジナット9、固定ナット10等の図示は
省略されている。
例に係る多段積みワークパレットは、積み重ねられた複
数のワークWの位置ずれ、崩れを防止するために、3本
のサポート棹1と、該サポート棹1のピッチ径を要時に
装着して調節するための手段として調節プレート2a
と、ワークを積み重ね状態で保持するために常設される
最上層プレート3と、上記サポート棹1を支持、固定す
るための常設手段である中間層プレート4と、本ワーク
パレットの移動手段としてキャスタ11を備えた最下層
プレート5と、これらプレートを正しく位置決め、配置
し相互に固定するための固定ボルト11を具備した構成
を有している。簡単化のため、図1、図2には、後方に
配置されるサポート棹1の図示は省略され、また、図1
にはブロック16を、また、図2には固定ボルト11、
球面座付フランジナット9、固定ナット10等の図示は
省略されている。
【0007】前記サポート棹1は、積み重ねるワークW
の全高に対応して選定した適切な長さの、金属製または
その他の素材より成る棒部材であって、上記最上層プレ
ート3の上方に積み重ねられた複数のワークWを側面側
から支持する。そして、該サポート棹1の上端部はワー
クWを該パレット上に積み重ねるため妨げとならぬよう
に適切に成形、処理されており、下端部に前記最上層プ
レート3及び前記中間層プレート4と係合し該サポート
棹1を鉛直に支持、固定するためのフランジ6及び突起
部7を具備している。フランジ6は、上記サポート棹1
を鉛直に支持、固定するのに充分な寸法、剛性を有した
円形または多角形の平板より成り、中心部に先端を略球
面形状に成形した突起部7を備えている。該フランジ6
と突起部7は、周知の方法で円形の平板に、一方の端部
を略球面形に成形した軸棒を貫通、接合し、それを前記
サポート棹1の下端部に接合したり、或いはサポート棹
1から切削、形成して備えることが可能である。
の全高に対応して選定した適切な長さの、金属製または
その他の素材より成る棒部材であって、上記最上層プレ
ート3の上方に積み重ねられた複数のワークWを側面側
から支持する。そして、該サポート棹1の上端部はワー
クWを該パレット上に積み重ねるため妨げとならぬよう
に適切に成形、処理されており、下端部に前記最上層プ
レート3及び前記中間層プレート4と係合し該サポート
棹1を鉛直に支持、固定するためのフランジ6及び突起
部7を具備している。フランジ6は、上記サポート棹1
を鉛直に支持、固定するのに充分な寸法、剛性を有した
円形または多角形の平板より成り、中心部に先端を略球
面形状に成形した突起部7を備えている。該フランジ6
と突起部7は、周知の方法で円形の平板に、一方の端部
を略球面形に成形した軸棒を貫通、接合し、それを前記
サポート棹1の下端部に接合したり、或いはサポート棹
1から切削、形成して備えることが可能である。
【0008】図3(a)に明示するように、調節プレー
ト2aは、略円形の平板部材であって、中心部より外周
に向かって同図3(a)に図示するような巴形配置の曲
線溝で表される複数の調節溝17が形成され、この調節
プレート2aはワークWの種別の変更等に要時に用いら
れる非常設部材であり、通常の使用時には、図3(b)
に図示するスペーサプレート2bが設置される。サポー
ト棹1は、球面座付フランジナット9及び固定ナット1
0を緩め、該サポート棹1のフランジ6と上記最上層プ
レート3との係合を解除した後、図7、図8に示すよう
に該調節プレート2aを回転させることにより該調節溝
17に沿って、移動、調節可能となっている。該調節溝
17は、前記サポート棹1が上述のように滑らかに移動
するような割合で、中心部から外周に向かって拡がる曲
線に従って、切削または打ち抜き加工により形成されて
いる。本実施例において、該調節溝17と前記サポート
棹1との係合部分は、何ら特別の接触手段は講じられて
いないが、良好な滑りを確保するために場合によって
は、前記サポート棹1が、該溝17に接触する部分に軸
受け材を取着することも可能である。また調節溝17の
数も本実施例では、丸物ワークに最適な数として3本具
備された例としているが、該調節プレート2aの材質や
寸法、形状、或いは、積み重ねられるワークの形状や重
量によっては、適正な支持剛性を得るべく、4本或いは
それ以上とすることも可能であろう。更に、本実施例に
おいて該調節プレート2aは、最も好ましい実施例とし
て取り外し可能に前記最上層プレート3の上面に備え、
1個の調節プレート2aによって複数のパレットのサポ
ート棹1を調節するようになっているが、他の実施例と
して、個々のパレットに夫々1個の該調節プレート2a
を常設することも可能である。
ト2aは、略円形の平板部材であって、中心部より外周
に向かって同図3(a)に図示するような巴形配置の曲
線溝で表される複数の調節溝17が形成され、この調節
プレート2aはワークWの種別の変更等に要時に用いら
れる非常設部材であり、通常の使用時には、図3(b)
に図示するスペーサプレート2bが設置される。サポー
ト棹1は、球面座付フランジナット9及び固定ナット1
0を緩め、該サポート棹1のフランジ6と上記最上層プ
レート3との係合を解除した後、図7、図8に示すよう
に該調節プレート2aを回転させることにより該調節溝
17に沿って、移動、調節可能となっている。該調節溝
17は、前記サポート棹1が上述のように滑らかに移動
するような割合で、中心部から外周に向かって拡がる曲
線に従って、切削または打ち抜き加工により形成されて
いる。本実施例において、該調節溝17と前記サポート
棹1との係合部分は、何ら特別の接触手段は講じられて
いないが、良好な滑りを確保するために場合によって
は、前記サポート棹1が、該溝17に接触する部分に軸
受け材を取着することも可能である。また調節溝17の
数も本実施例では、丸物ワークに最適な数として3本具
備された例としているが、該調節プレート2aの材質や
寸法、形状、或いは、積み重ねられるワークの形状や重
量によっては、適正な支持剛性を得るべく、4本或いは
それ以上とすることも可能であろう。更に、本実施例に
おいて該調節プレート2aは、最も好ましい実施例とし
て取り外し可能に前記最上層プレート3の上面に備え、
1個の調節プレート2aによって複数のパレットのサポ
ート棹1を調節するようになっているが、他の実施例と
して、個々のパレットに夫々1個の該調節プレート2a
を常設することも可能である。
【0009】最上層プレート3は、図4に明示するよう
に略五角形をした平板部材であり、その略中心部に、前
記固定ボルト11の先端部が螺合するねじ穴19と、そ
の周囲に上記サポート棹1の動作を補助するための3本
の案内溝18が、ねじ穴19を中心に放射状に具備され
ており、同案内溝18の各軸線は、ねじ穴19の中心に
て一致、交差するように配置されている。そして、サポ
ート棹1は、調節プレート2aの調節溝17及び最上層
プレート3の案内溝18を貫通して上方に立設されてお
り、従って上記調節プレート2aの中心が、ねじ穴19
の中心と一致してサポート棹1のピッチ径を調節すると
きには、調節溝17と案内溝18の協働により同サポー
ト棹1は、該案内溝18に沿って移動し、前記ねじ穴1
9と同心円上に配置されることとなる。調節プレート2
aの中心合わせの方法は、以下の記述により明らかとな
る。最上層プレート3と最下層プレート5との間には、
図2に図示するように、パレットの両側にブロック16
が具備しされており、同ブロック16は、上下端面を皿
ねじにより螺着する等の固定手段により、最上層プレー
ト3と最下層プレート5に固定されており、従って該ブ
ロック16により、最上層プレート3と最下層プレート
5は、相互に固定される。
に略五角形をした平板部材であり、その略中心部に、前
記固定ボルト11の先端部が螺合するねじ穴19と、そ
の周囲に上記サポート棹1の動作を補助するための3本
の案内溝18が、ねじ穴19を中心に放射状に具備され
ており、同案内溝18の各軸線は、ねじ穴19の中心に
て一致、交差するように配置されている。そして、サポ
ート棹1は、調節プレート2aの調節溝17及び最上層
プレート3の案内溝18を貫通して上方に立設されてお
り、従って上記調節プレート2aの中心が、ねじ穴19
の中心と一致してサポート棹1のピッチ径を調節すると
きには、調節溝17と案内溝18の協働により同サポー
ト棹1は、該案内溝18に沿って移動し、前記ねじ穴1
9と同心円上に配置されることとなる。調節プレート2
aの中心合わせの方法は、以下の記述により明らかとな
る。最上層プレート3と最下層プレート5との間には、
図2に図示するように、パレットの両側にブロック16
が具備しされており、同ブロック16は、上下端面を皿
ねじにより螺着する等の固定手段により、最上層プレー
ト3と最下層プレート5に固定されており、従って該ブ
ロック16により、最上層プレート3と最下層プレート
5は、相互に固定される。
【0010】図5に示すように、前述の中間層プレート
4は、本実施例では、3本のサポート棹1の配置に対応
して略三角形と矩形を組み合わせた形状をした平板部材
であり、中心部に中間層プレート4の位置決め用の丸穴
20が設けられ、下面に前記球面座付フランジナット9
の座9bが、丸穴20と略同軸に接するようになってい
る。前記球面座付フランジナット9は、一般に市販され
ているフランジ付のナットであって、図12に図示する
ように一方の端部が略球面形に加工されたナット部9a
と、座9bより成り、該座9bは、一方の側面にナット
部9aの端部の球面と整合し、同球面の端部が着座する
凹面形の座面を有し、座9bの他方の側面は平面に形成
されており、同平面において座9bは、上述のように中
間層プレート4の下面に接するようになっている。そし
て、該球面座付フランジナット9は、上述したサポート
棹1のフランジ6、突起部7の寸法が、長期間の使用に
よる摩滅等により各間で差を生じた場合に、前記ナット
部9aの球面端部と座9bの球面座との間の滑りによ
り、上記の寸法差を吸収する機能を有し、以て同中間層
プレート4の前記サポート棹1の突起部7に対する良好
な圧接を確保している。
4は、本実施例では、3本のサポート棹1の配置に対応
して略三角形と矩形を組み合わせた形状をした平板部材
であり、中心部に中間層プレート4の位置決め用の丸穴
20が設けられ、下面に前記球面座付フランジナット9
の座9bが、丸穴20と略同軸に接するようになってい
る。前記球面座付フランジナット9は、一般に市販され
ているフランジ付のナットであって、図12に図示する
ように一方の端部が略球面形に加工されたナット部9a
と、座9bより成り、該座9bは、一方の側面にナット
部9aの端部の球面と整合し、同球面の端部が着座する
凹面形の座面を有し、座9bの他方の側面は平面に形成
されており、同平面において座9bは、上述のように中
間層プレート4の下面に接するようになっている。そし
て、該球面座付フランジナット9は、上述したサポート
棹1のフランジ6、突起部7の寸法が、長期間の使用に
よる摩滅等により各間で差を生じた場合に、前記ナット
部9aの球面端部と座9bの球面座との間の滑りによ
り、上記の寸法差を吸収する機能を有し、以て同中間層
プレート4の前記サポート棹1の突起部7に対する良好
な圧接を確保している。
【0011】前述した固定ボルト11は、図11に図示
のように、先端部分を略球面形に成形した市販のストッ
パボルトであって、容易に入手可能なボルトである。そ
して同固定ボルト11は、図1から明らかなように、最
下層プレート5の丸穴21及び中間層プレート4の丸穴
20等を順次に貫通し、最上層プレート3のねじ穴19
(図4)に螺合し、同固定ボルト11の上記略球面形の
先端部分が、上記ねじ穴19を貫通して最上層プレート
3の上面側に突出するように設けられており、しかも、
最上層プレート3と中間層プレート4との間に、前述の
球面座付フランジナット9の締め過ぎ防止のためのスペ
ーサ8が設けられ、中間層プレート4と最下層プレート
5との間には、球面座付フランジナット9が設けられ、
同球面座付フランジナット9を固定するための固定ナッ
ト10が設けられている。また、上記の固定ボルト11
の略球面形をした先端部分は、上述のように最上層プレ
ート3の上面に突出し、故に、前述した調節プレート2
aの取着時に、その取付け用中心軸となる。すなわち、
同先端部分は、上述のように略球面形をしているため、
調節プレート2aの中心合わせは、該調節プレート2a
に通常の精度の丸穴22を備え、該丸穴22を固定ボル
ト11の上記先端部に係合させて位置決すれば、自動的
に中心軸が一致することになるから、特別に精度の高い
軸穴を必要とせず、調節作業の簡便性の点で有効であ
る。
のように、先端部分を略球面形に成形した市販のストッ
パボルトであって、容易に入手可能なボルトである。そ
して同固定ボルト11は、図1から明らかなように、最
下層プレート5の丸穴21及び中間層プレート4の丸穴
20等を順次に貫通し、最上層プレート3のねじ穴19
(図4)に螺合し、同固定ボルト11の上記略球面形の
先端部分が、上記ねじ穴19を貫通して最上層プレート
3の上面側に突出するように設けられており、しかも、
最上層プレート3と中間層プレート4との間に、前述の
球面座付フランジナット9の締め過ぎ防止のためのスペ
ーサ8が設けられ、中間層プレート4と最下層プレート
5との間には、球面座付フランジナット9が設けられ、
同球面座付フランジナット9を固定するための固定ナッ
ト10が設けられている。また、上記の固定ボルト11
の略球面形をした先端部分は、上述のように最上層プレ
ート3の上面に突出し、故に、前述した調節プレート2
aの取着時に、その取付け用中心軸となる。すなわち、
同先端部分は、上述のように略球面形をしているため、
調節プレート2aの中心合わせは、該調節プレート2a
に通常の精度の丸穴22を備え、該丸穴22を固定ボル
ト11の上記先端部に係合させて位置決すれば、自動的
に中心軸が一致することになるから、特別に精度の高い
軸穴を必要とせず、調節作業の簡便性の点で有効であ
る。
【0012】次に前記サポート棹1ののピッチ径の調節
方法を、図7に図示する該サポート棹1のピッチ径が最
大となっている場合を、調節作用の出発点として図7、
図8を参照しながら説明する。当初、サポート棹1は、
そのピッチ径が最大となる最外周部にあって、該サポー
ト棹1の下端部に備えられた前記フランジ6の突起部7
が、前記中間層プレート4により上方に圧接、支持され
ている。その結果、同フランジ6の上面は、前述した最
上層プレート3の下面に圧接され、以て外サポート棹1
は、その最上層プレート3の上方に立設、固定されてい
る。次いで、該サポート棹1のピッチ径を変更するため
に、球面座付フランジナット9のナット部9aおよび前
記固定ナット10をスパナ等により緩め、前記中間層プ
レート4の前記フランジ6の突起部7に対する圧接を解
除し、前記サポート棹1を移動可能の状態とする。そこ
で前記スペーサプレート2bを取り外し、その代わりに
前記調節プレート2aを装着し、図8に図示する基準線
L1からL2へ、つまり矢印A1の方向に回転させる
と、該調節プレート2aの調節溝17と各サポート棹1
との係合により各サポート棹1を内側に押しつける圧接
力が発生し、同サポート棹1は、該圧接力により最上層
プレート3の案内溝18に沿って、すなわち、矢印A2
の方向、つまりピッチ径縮小方向に移動することとな
る。
方法を、図7に図示する該サポート棹1のピッチ径が最
大となっている場合を、調節作用の出発点として図7、
図8を参照しながら説明する。当初、サポート棹1は、
そのピッチ径が最大となる最外周部にあって、該サポー
ト棹1の下端部に備えられた前記フランジ6の突起部7
が、前記中間層プレート4により上方に圧接、支持され
ている。その結果、同フランジ6の上面は、前述した最
上層プレート3の下面に圧接され、以て外サポート棹1
は、その最上層プレート3の上方に立設、固定されてい
る。次いで、該サポート棹1のピッチ径を変更するため
に、球面座付フランジナット9のナット部9aおよび前
記固定ナット10をスパナ等により緩め、前記中間層プ
レート4の前記フランジ6の突起部7に対する圧接を解
除し、前記サポート棹1を移動可能の状態とする。そこ
で前記スペーサプレート2bを取り外し、その代わりに
前記調節プレート2aを装着し、図8に図示する基準線
L1からL2へ、つまり矢印A1の方向に回転させる
と、該調節プレート2aの調節溝17と各サポート棹1
との係合により各サポート棹1を内側に押しつける圧接
力が発生し、同サポート棹1は、該圧接力により最上層
プレート3の案内溝18に沿って、すなわち、矢印A2
の方向、つまりピッチ径縮小方向に移動することとな
る。
【0013】上述した方法により、該パレット上に積み
重ねるワークWの外径に対応する所定のピッチ径とした
後、前記固定用ボルト11に備えられた球面座付フラン
ジナット9のナット部9a及び固定ナット10を再び締
め、前述の中間層プレート4を再び前記フランジ6の突
起部に圧接する。するとサポート棹1のフランジ6の上
面は、最上層プレート3の下面に圧接され、各サポート
棹1は、中間層プレートにより下方より支持されると共
に、最上層プレート3との間の摩擦力により固定される
こととなる。ここで、中間層プレート3には、前述の球
面座付フランジナット9による押しつけ力と、フランジ
6の突起部7との圧接力による曲げ応力が発生し、同中
間層プレート4は、中心部が上方に突出した凸面形に変
形するので、前記フランジ6の突起部の端部を平面によ
って成端すると、上述の変形により該突起部7の端面と
前記中間層プレート4の上面との間に隙間を生じ、該中
間層プレート4による該突起部7の圧接が良好になされ
ず、その結果、サポート棹1が充分に固定されないとい
う不都合を生ずる。従って本実施例においては、該突起
部7を略球面形に形成して上記不利を回避している。更
に、このように該突起部7を略球面形状にて成端するこ
とにより、中間層プレート4は、簡単な平板部材であれ
ば足り、同中間層プレート4上に前記突起部7を支承す
るための特別の手段、例えば座や溝等を形成しなくと
も、該中間層プレート4は、良好に各サポート棹1の下
端部を支持することが可能な点で有利な構造となってい
る。そして、上述のようにパレットのサポート棹1のピ
ッチ径を調節した後、本実施例では、前記調節プレート
2aを取り外し、代わりに前記スペーサプレート2bを
装着し、次いでワークWを該スペーサプート2bの上面
に載置する。
重ねるワークWの外径に対応する所定のピッチ径とした
後、前記固定用ボルト11に備えられた球面座付フラン
ジナット9のナット部9a及び固定ナット10を再び締
め、前述の中間層プレート4を再び前記フランジ6の突
起部に圧接する。するとサポート棹1のフランジ6の上
面は、最上層プレート3の下面に圧接され、各サポート
棹1は、中間層プレートにより下方より支持されると共
に、最上層プレート3との間の摩擦力により固定される
こととなる。ここで、中間層プレート3には、前述の球
面座付フランジナット9による押しつけ力と、フランジ
6の突起部7との圧接力による曲げ応力が発生し、同中
間層プレート4は、中心部が上方に突出した凸面形に変
形するので、前記フランジ6の突起部の端部を平面によ
って成端すると、上述の変形により該突起部7の端面と
前記中間層プレート4の上面との間に隙間を生じ、該中
間層プレート4による該突起部7の圧接が良好になされ
ず、その結果、サポート棹1が充分に固定されないとい
う不都合を生ずる。従って本実施例においては、該突起
部7を略球面形に形成して上記不利を回避している。更
に、このように該突起部7を略球面形状にて成端するこ
とにより、中間層プレート4は、簡単な平板部材であれ
ば足り、同中間層プレート4上に前記突起部7を支承す
るための特別の手段、例えば座や溝等を形成しなくと
も、該中間層プレート4は、良好に各サポート棹1の下
端部を支持することが可能な点で有利な構造となってい
る。そして、上述のようにパレットのサポート棹1のピ
ッチ径を調節した後、本実施例では、前記調節プレート
2aを取り外し、代わりに前記スペーサプレート2bを
装着し、次いでワークWを該スペーサプート2bの上面
に載置する。
【0014】
【発明の効果】上述の構成から明らかなように、本発明
により、従来パレットに具備されたサポート棹のピッチ
径を、該パレット上に積み重ねるワークの外径に対応し
て調節する機能を持たせるために、複雑な歯車機構を必
要としてきたものが、本発明によるサポート棹のピッチ
径調節機構によれば、簡単な調節プレートの回転操作を
行うことによって、同調節プレートの調節溝と最上層プ
レートの案内溝との協働により、サポート棹のピッチ径
を最適値に調節、設定することが可能となり、著しく装
置の簡単化、低コスト化が図られ、しかも、段積みされ
たワークに強固な支持を付与することが可能となった。
により、従来パレットに具備されたサポート棹のピッチ
径を、該パレット上に積み重ねるワークの外径に対応し
て調節する機能を持たせるために、複雑な歯車機構を必
要としてきたものが、本発明によるサポート棹のピッチ
径調節機構によれば、簡単な調節プレートの回転操作を
行うことによって、同調節プレートの調節溝と最上層プ
レートの案内溝との協働により、サポート棹のピッチ径
を最適値に調節、設定することが可能となり、著しく装
置の簡単化、低コスト化が図られ、しかも、段積みされ
たワークに強固な支持を付与することが可能となった。
【図1】本発明によるパレットの略示立面図で、簡単化
のため後方のサポート棹1と、ブロック16は省略して
図示したものである。
のため後方のサポート棹1と、ブロック16は省略して
図示したものである。
【図2】本発明によるパレットの略示側面図で、簡単化
のため後方のサポート棹1と、固定ボルト11は省略、
図示している。
のため後方のサポート棹1と、固定ボルト11は省略、
図示している。
【図3】本発明による調節プレート及びスペーサプレー
トの略示平面図である。(a)は、本発明による調節プ
レートの略示平面図である。(b)は、本発明によるス
ペーサプレートの略示平面図である。
トの略示平面図である。(a)は、本発明による調節プ
レートの略示平面図である。(b)は、本発明によるス
ペーサプレートの略示平面図である。
【図4】図1の矢印IV−IVの方向に見た最上層プレ
ートの略示平面図であり、簡単化のため最下層プレート
の中間層プレートと重なる部分は省略して示してある。
ートの略示平面図であり、簡単化のため最下層プレート
の中間層プレートと重なる部分は省略して示してある。
【図5】図1の矢印V−Vの方向に見た中間層プレート
4の略示平面図であり、簡単化のためキャスタ12は省
略して図示してある。
4の略示平面図であり、簡単化のためキャスタ12は省
略して図示してある。
【図6】図1の矢印VI−VIの方向に見た最下層プレ
ートの略示平面図であり、簡単化のため最下層プレート
の背後要素は省略して図示してある。
ートの略示平面図であり、簡単化のため最下層プレート
の背後要素は省略して図示してある。
【図7】本発明によるサポート棹を、移動、調節する状
態を略示する平面図である。
態を略示する平面図である。
【図8】本発明によるサポート棹を、移動、調節する状
態を略示する平面図である。
態を略示する平面図である。
【図9】ワークフィーダシステムにおけるパレット移動
装置の略示平面図である。
装置の略示平面図である。
【図10】パレット移動装置におけるチェーンの略示側
面図である。
面図である。
【図11】固定ボルトの略示側面図である。
【図12】球面座付フランジナットの略示側面図であ
る。
る。
【図13】従来技術によるローダシステムの略示平面図
である。(a)は、ローダシステムの略示平面図であ
る。(b)は、ローダシステムの略示立面図である。
である。(a)は、ローダシステムの略示平面図であ
る。(b)は、ローダシステムの略示立面図である。
1…サポート棹 2a…調節プレート 2b…スペーサプレート 3…最上層プレート 4…中間層プレート 5…最下層プレート 6…フランジ 7…突起部 8…スペーサ 9…球面座付フランジナット 10…固定ナット 11…固定ボルト 12…キャスタ 13…チェーン 14…チェーン取着手段 15…チェーンピン 16…ブロック 17…調節溝 18…案内溝 19…ねじ穴 20…丸穴 21…丸穴 22…丸穴 23…パレット 24…スプロケット 25…ローダ 26…ワークフィーダ W…ワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮脇 正直 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番 地 フアナツク株式会社商品開発研究所内 (72)発明者 安村 充弘 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番 地 フアナツク株式会社商品開発研究所内
Claims (3)
- 【請求項1】 ワークを順次に供給するワーク供給シス
テムに具備されて、複数のワークをワーク載置面上に積
み重ね状態に載置すると共に支持棹で保持するワークパ
レットにおいて、 棒状部材の下端部にフランジ(6)と、該フランジ下部
に形成された突起部(7)とを有し、積み重ねられた前
記複数のワークを該パレットのワーク載置面上でワーク
外周から安定に保持するように、ピッチ円上に離間、配
列され、かつ一点を中心にピッチ円径の拡縮方向に変位
可能に立設、配置された複数本の直立ワークサポート棹
(1)と、 前記サポート棹(1)に装着時に該サポート棹を、同期
して半径方向に移動、調節可能な複数本の調節溝(1
7)を備えると共に回転手操作可能な第1平板(2a)
と、 前記サポート棹(1)の移動を案内する放射状の案内溝
(18)を有し、かつ前記ワークを実質的に載置、保持
するワーク載置面を有した第2平板(3)と、 前記第2平板(3)の下方に常設され、前記複数サポー
ト棹(1)が夫々具備する前記突起部(7)を支持し、
以て前記フランジ(6)の上面を前記第2平板(3)の
下面に圧接し、該サポート棹(1)を下方から支持、固
定する第3平板(4)と、 前記第3平板(4)を貫通して前記第2平板(3)に螺
着されると共にネジ条部に可動にナット(9)を螺合、
具備した固定ボルト(11)とを、 具備し、前記ボルト(11)に螺合した前記ナット
(9)により前記第3平板(4)を、前記サポート棹
(1)の下端部に備えられた突起部(7)に対して圧接
及び解除可能としたことを特徴とする多段積みワークパ
レット。 - 【請求項2】 前記複数のサポート棹(1)を同期的に
移動、調節する前記第1平板(2a)は、着脱自在な調
節用具を形成している請求項1に記載の多段積みワーク
パレット。 - 【請求項3】 前記第1平板(2a)が有する複数本の
調節溝(17)は、1点を中心に巴形に配置した複数の
円弧溝からなる請求項1又は2に記載の多段積みワーク
パレット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23318691A JPH0569267A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 多段積みワークパレツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23318691A JPH0569267A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 多段積みワークパレツト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0569267A true JPH0569267A (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=16951089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23318691A Pending JPH0569267A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 多段積みワークパレツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0569267A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0642041U (ja) * | 1992-11-11 | 1994-06-03 | オークマ株式会社 | ワークフィーダのワーク保持具 |
JPH08294827A (ja) * | 1995-04-26 | 1996-11-12 | Fuji Mach Mfg Co Ltd | 移送装置 |
CN102350654A (zh) * | 2011-10-11 | 2012-02-15 | 宁波新州焊接设备有限公司 | 钢筋桁架成型机的钢筋导向机构 |
JP2012086344A (ja) * | 2010-10-22 | 2012-05-10 | Murata Machinery Ltd | ロック機構およびそれを用いたワーク位置決め治具 |
CN103753337A (zh) * | 2014-01-01 | 2014-04-30 | 安徽省佳瑞德机械设备有限公司 | 一种活塞环自动修口机的水平上料装置 |
CN103831604A (zh) * | 2014-03-07 | 2014-06-04 | 苏州博众精工科技有限公司 | 一种全自动垫片组装机 |
CN103962819A (zh) * | 2014-04-21 | 2014-08-06 | 广东五星太阳能股份有限公司 | 太阳能集热器自动装配机对透明盖板的定位基准调整方法 |
-
1991
- 1991-09-12 JP JP23318691A patent/JPH0569267A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0642041U (ja) * | 1992-11-11 | 1994-06-03 | オークマ株式会社 | ワークフィーダのワーク保持具 |
JPH08294827A (ja) * | 1995-04-26 | 1996-11-12 | Fuji Mach Mfg Co Ltd | 移送装置 |
JP2012086344A (ja) * | 2010-10-22 | 2012-05-10 | Murata Machinery Ltd | ロック機構およびそれを用いたワーク位置決め治具 |
CN102350654A (zh) * | 2011-10-11 | 2012-02-15 | 宁波新州焊接设备有限公司 | 钢筋桁架成型机的钢筋导向机构 |
CN103753337A (zh) * | 2014-01-01 | 2014-04-30 | 安徽省佳瑞德机械设备有限公司 | 一种活塞环自动修口机的水平上料装置 |
CN103831604A (zh) * | 2014-03-07 | 2014-06-04 | 苏州博众精工科技有限公司 | 一种全自动垫片组装机 |
CN103962819A (zh) * | 2014-04-21 | 2014-08-06 | 广东五星太阳能股份有限公司 | 太阳能集热器自动装配机对透明盖板的定位基准调整方法 |
CN103962819B (zh) * | 2014-04-21 | 2016-05-04 | 广东五星太阳能股份有限公司 | 太阳能集热器自动装配机对透明盖板的定位基准调整方法 |
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