JPH0569139A - トーチ位置設定装置及びトーチ位置設定方法 - Google Patents

トーチ位置設定装置及びトーチ位置設定方法

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JPH0569139A
JPH0569139A JP23052791A JP23052791A JPH0569139A JP H0569139 A JPH0569139 A JP H0569139A JP 23052791 A JP23052791 A JP 23052791A JP 23052791 A JP23052791 A JP 23052791A JP H0569139 A JPH0569139 A JP H0569139A
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torch position
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Yoshiaki Niwa
嘉明 丹羽
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 TIG溶接ロボットを用いた自動溶接におい
て、ラフなティーチングをすることにより厳密なトーチ
姿勢及びトーチの位置設定をすることのできるトーチ位
置設定装置及びトーチ位置設定方法を提供する。 【構成】 溶接線倣いセンサ1が溶接線WLを検出する
と同時にワークピースWの表面形状を検出する。また、
制御部7がこの検出された表面形状と一致する表面形状
に対するもので且つ所定の設定条件を満足するトーチ位
置データをメモリ手段3から読み出す。そして、この検
出された表面形状を座標変換することにより、メモリ手
段3から読み込まれた表面形状と重なるようにする。す
なわち、座標変換することにより逆にワークピースWの
傾き等の状態を知ることができる。さらに、この座標変
換により、検出された表面形状に対する適正なトーチ位
置及び姿勢を算出することができる。これら得られたト
ーチ位置及び姿勢となるように、制御部7は溶接ロボッ
ト5を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はトーチ位置設定装置及
びトーチ位置設定方法に係り、特に、トーチ姿勢及びト
ーチ位置を容易にティーチングすることができるトーチ
位置設定装置及びトーチ位置設定方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、溶接ロボットの自動化に対して、
色々な方向からアプローチがすすめられている。例え
ば、オフラインティーチング、データベース化、溶接線
倣い制御等である。
【0003】ところが、TIG溶接では炭酸ガス溶接等
に比べティーチングの精度が厳密であることが要求され
るため、設定に時間が必要となる。これが溶接ロボット
にTIG溶接方法があまり用いられていない一つの要因
であり、自動化を妨げている要因でもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の技
術にあってはラフなティーチングを行うセンサはいくつ
か商品化されているが、TIG溶接のトーチ設定の精度
を許容できるものはまだない。
【0005】また、溶接線倣いセンサとトーチの位置設
定機能は別々に開発されているものであり、これらの機
能を合わせ持つものはない。
【0006】この発明の目的は、このような従来の技術
に着目してなされたものであり、TIG溶接ロボットを
用いた自動溶接において、ラフなティーチングをするこ
とにより厳密なトーチ姿勢及びトーチの位置設定をする
ことのできるトーチ位置設定装置及びトーチ位置設定方
法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るトーチ位
置設定装置は、ワークピース表面に投光器が光を発する
と共に、このワークピースからの反射光を受光すること
によりワークピースの溶接線及び表面形状を検出する溶
接線倣いセンサと、予め表面形状等の設定条件及びその
設定条件に対応するトーチ位置を記憶してあるメモリ手
段と、前記溶接線倣いセンサにより検出された表面形状
に一致する表面形状で、且つ、所定の設定条件を満足す
るトーチ位置をメモリ手段から読み込むと共に、前記検
出された表面形状に対応するトーチ位置にトーチを配置
するように溶接ロボットを制御する制御部と、を備えて
なるものである。
【0008】そして、トーチ位置設定方法は、ワークピ
ース表面に光を発すると共に、このワークピースからの
反射光を受光することによりワークピースの表面形状を
検出し、この検出された表面形状と一致し且つ所定の設
定条件を満足するトーチ位置を予め入力されているメモ
リ手段から読み込み、前記検出された表面形状が読み込
まれた表面形状と重なるように座標変換して、この検出
された表面形状に対応するトーチ位置を求め、トーチが
前記求められた位置に配置されるように溶接ロボットを
制御するものである。
【0009】
【作用】この発明に係るトーチ位置設定装置及びトーチ
位置設定方法によれば、溶接線倣いセンサが溶接線を検
出すると同時にワークピースの表面形状を検出する。ま
た、この検出された表面形状と一致する表面形状に対す
るもので且つ所定の設定条件を満足するトーチ位置デー
タを、制御部がメモリ手段から読み出す。そして、前記
検出された表面形状を座標変換することにより、メモリ
手段から読み込まれた表面形状と重なるようにする。す
なわち、座標変換することにより逆にワークピースの傾
き等の状態を知ることができる。従って、この座標変換
により、検出された表面形状に対する適正なトーチ位置
及び姿勢を算出することができる。そして、得られたト
ーチ位置及び姿勢となるように、制御部は溶接ロボット
を制御する。
【0010】
【実施例】以下この発明の好適な実施例を図1〜図5に
基づいて説明する。
【0011】図1は、このトーチ位置設定装置の構成を
示している。すなわち、ワークピースWの表面形状を検
出する溶接線倣いセンサ1と、予め表面形状等の設定条
件及びその設定条件に対応するトーチ位置を記憶してあ
るメモリ手段3と、前記溶接線倣いセンサ1により検出
された表面形状に一致する表面形状で、且つ、所定の設
定条件を満足するトーチ位置をメモリ手段3から読み込
むと共に、前記検出された表面形状に対応するトーチ位
置にトーチを配置するように溶接ロボット5を制御する
制御部7とを有している。
【0012】そして、図2には溶接線倣いセンサ1の一
例を示している。この溶接線倣いセンサ1は、光源11
から発せられた光(可視光線又は赤外光線)をレンズ1
3を通してワークピースWの表面にスリット状の光L1
を投光する投光器15と、このワークピースWの表面か
らの反射光L2を受光する受光部としてのエリアセンサ
17と、このエリアセンサ17からの受光信号を受けて
ワークピースWの表面形状を検出する処理部9とを有し
ており、三角測量の原理を用いて溶接部の断面形状を検
出する装置である。
【0013】このような溶接線倣いセンサ1では、投光
器15が発するスリット状の光L1が溶接線WLをでき
るだけ直角に横切る状態で投光し、この反射光L2をレ
ンズ19を介してエリアセンサ17が受光する。そし
て、エリアセンサ17からの受光信号によりワークピー
スW表面までの距離を測定して、この距離の変化により
ワークピースWの表面形状を検出する。
【0014】図3〜図5には、前述した溶接線倣いセン
サ1を用いたTIG溶接におけるラフなティーチングの
手順を示している。
【0015】先ず、ワークピースWの板厚と継手形状を
入力すると、制御部7はこれに対応する表面形状aとト
ーチ位置P0をメモリ手段3から読み込む。そして、ワ
ークピースWを水平に配した状態で、溶接線WLが画面
Dの中心線上に位置するようにして表面形状を画面Dに
描く(図3参照)。従って、適正なトーチ位置P0は、
継手の直上L0の距離にある。ここで、板厚を入力した
のは、板厚によってアーク長が異なり、これによりトー
チ位置P0も変化するためであり、継手形状の高さ方向
の位置決めに使われる。
【0016】次に、溶接終端近傍を溶接線倣いセンサ1
によってセンシングする(図4参照)。そして、この溶
接線倣いセンサ1によって得られた表面形状をそのまま
画面Dに描く(図3参照)。この際、被溶接部材Wが水
平に配されていなくて回転しているような場合には、図
3中破線bのように傾いて描かれる。そこで、制御部7
は、表面形状bを座標変換して表面形状aに重なるよう
にすると、表面形状bに対する適正なトーチ位置はP0
に一致することになる。そして、この時の被溶接部材W
の回転角θ1及びトーチ位置P1を得る。
【0017】そして、溶接始端近傍を終端近傍と同様に
センシングして(図4参照)、被溶接部材Wの回転角θ
2及びトーチ位置P2を得る。
【0018】続いて、制御部7はトーチの姿勢と位置の
補正を行う(図5参照)。すなわち、前述の座標変換に
より、被溶接部材Wの回転角θ1、θ2及びトーチ位置
P1、P2等はわかっているため、制御部7は溶接ロボ
ット5を制御して溶接の始端及び終端で図5(A)に示
されるトーチ位置及び姿勢から図5(B)に示されるト
ーチ位置及び姿勢に修正する。
【0019】これにより、トーチは継手に対して直角の
姿勢で、適正なアーク長を保ちながら溶接を行うことが
できる。
【0020】このように、溶接線倣いセンサ1がワーク
ピースWから得るデータは、溶接線WLを認識する目的
だけでなく溶接線倣いセンサ1とワークピースWの位置
関係を認識することができるので、新たなセンサを使用
することなくラフティーチングを行うことができ、コス
トの面で有利である。そして、予め入力したワークピー
スWのデータからトーチ姿勢と位置及びワークピースW
の形状を決定し、溶接線倣いセンサ1から得られたデー
タと合致させる方向に溶接ロボット5を制御することに
よって、ラフなティーチングにより厳密なティーチング
を行ったと同じ効果を得ることができる。このため、作
業者が溶接線倣いのティーチングの作業を行えば、特別
なティーチングを行うことなくトーチの姿勢と位置が自
動的に設定されるので、ティーチングの作業時間の短縮
化が図れるし、TIG溶接方法に溶接ロボット5を用い
ることができる。
【0021】尚、上記実施例においては、スリット状の
光を被溶接部材Wに照射する溶接線倣いセンサ1を使用
した場合について説明したが、本発明はこれに限るもの
ではなく、溶接線WLを検出する際に被溶接部材Wの表
面形状を検出するものであれば広く適用することができ
る。
【0022】また、上記実施例においては、突き合わせ
溶接を例にとって説明したが、これに限らず種々の継手
形状に対しても適用できる。
【0023】
【発明の効果】この発明に係るトーチ位置設定装置及び
トーチ位置設定方法は以上説明したような構成のもので
あり、溶接線倣いセンサが溶接線を検出すると同時にワ
ークピースの表面形状を検出するので、従来のように特
別なティーチングを行うことなく、ワークピースの表面
形状を得ることができる。また、この検出された表面形
状を座標変換することにより、メモリ手段から読み出し
た同じ表面形状に重ねることができるので、同じ断面形
状に対するもので且つ所定の設定条件を満足するトーチ
位置データを、前記検出された表面形状に対応するもの
に変換することができる。すなわち、座標変換すること
により逆にワークピースの傾き等の状態を知ることがで
きるので、検出された表面形状に対する適正なトーチ位
置及び姿勢を算出することができる。従って、厳密なテ
ィーチングを行うことなく、制御部は適正なトーチ位置
及び姿勢となるように溶接ロボットを制御することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るトーチ位置設定装置の全体構成
図である。
【図2】この発明に係るトーチ位置設定装置に用いられ
ている溶接線倣いセンサの一例を示す構成図である。
【図3】溶接線倣いセンサにより得られたワークピース
の表面形状と、メモリ手段から読み出された表面形状と
を画面に描いた状態を示す説明図である。
【図4】溶接線倣いセンサによりセンシングをしている
状態を示す説明図である。
【図5】(A)は、修正前のトーチ位置及び姿勢を示す
説明図である。 (B)は、修正前後トーチ位置及び姿勢を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 溶接線倣いセンサ 3 メモリ手段 5 溶接ロボット 7 制御部 15 投光器 WL 溶接線 W ワークピース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークピース表面に投光器が光を発する
    と共に、このワークピースからの反射光を受光すること
    によりワークピースの溶接線及び表面形状を検出する溶
    接線倣いセンサと、 予め表面形状等の設定条件及びその設定条件に対応する
    トーチ位置を記憶してあるメモリ手段と、 前記溶接線倣いセンサにより検出された表面形状に一致
    する表面形状で、且つ、所定の設定条件を満足するトー
    チ位置をメモリ手段から読み込むと共に、前記検出され
    た表面形状に対応するトーチ位置にトーチを配置するよ
    うに溶接ロボットを制御する制御部と、を備えてなるこ
    とを特徴とするトーチ位置設定装置。
  2. 【請求項2】 ワークピース表面に光を発すると共に、
    このワークピースからの反射光を受光することによりワ
    ークピースの表面形状を検出し、 この検出された表面形状と一致し且つ所定の設定条件を
    満足するトーチ位置を予め入力されているメモリ手段か
    ら読み込み、 前記検出された表面形状が読み込まれた表面形状と重な
    るように座標変換して、この検出された表面形状に対応
    するトーチ位置を求め、 トーチが前記求められた位置に配置されるように溶接ロ
    ボットを制御することを特徴とするトーチ位置設定方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102179598A (zh) * 2011-03-31 2011-09-14 中国科学院自动化研究所 平板窄焊缝初始焊位对中和焊缝跟踪方法及装置
CN102243498A (zh) * 2010-03-29 2011-11-16 株式会社大亨 机器人的作业程序生成方法、机器人的作业程序生成装置和机器人控制系统
JP2021133388A (ja) * 2020-02-26 2021-09-13 日鉄溶接工業株式会社 溶接装置

Cited By (4)

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CN102243498B (zh) * 2010-03-29 2014-10-22 株式会社大亨 机器人的作业程序生成方法、机器人的作业程序生成装置和机器人控制系统
CN102179598A (zh) * 2011-03-31 2011-09-14 中国科学院自动化研究所 平板窄焊缝初始焊位对中和焊缝跟踪方法及装置
JP2021133388A (ja) * 2020-02-26 2021-09-13 日鉄溶接工業株式会社 溶接装置

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