JPH0568956A - 管内洗浄方法及び管内洗浄装置 - Google Patents

管内洗浄方法及び管内洗浄装置

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JPH0568956A
JPH0568956A JP3238252A JP23825291A JPH0568956A JP H0568956 A JPH0568956 A JP H0568956A JP 3238252 A JP3238252 A JP 3238252A JP 23825291 A JP23825291 A JP 23825291A JP H0568956 A JPH0568956 A JP H0568956A
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JP
Japan
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pipe
cleaned
liquid
cleaning
coupler
Prior art date
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Pending
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JP3238252A
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English (en)
Inventor
Keita Yanagawa
敬太 柳川
Yasuhiko Suzuki
靖彦 鈴木
Haruhiko Otsuka
春彦 大塚
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】管内に付着した異物を良好かつ経済的に除去可
能な管内洗浄方法及びその装置を提供する。 【構成】カプラ1は液循環路2の少なくとも一端を被洗
浄管6の端部に連結し、ポンプ3は液循環路2、5及び
被洗浄管6内に洗浄液を循環させる。液循環路2中に配
設されたフィルタ4は循環する洗浄液中の異物を分離す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、両端開口の管の内部の
異物を除去する方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来技術】例えばアルミ薄板を溶接して製作される熱
交換器用のアルミ管は、図4、図5、図6に示すような
各種断面を有するが、その製作過程において溶接スパッ
タ、成形油、金属粉などの異物が管に付着するので、そ
れらを除去する必要があり、従来は例えば特開昭63−
315183号公報に開示されるように溶剤中に被洗浄
管を浸漬し、外部から超音波を照射してキャビテ−ショ
ンを用いて洗浄していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た超音波洗浄法は管の外表面に付着した異物の剥離洗浄
には有効であるものの管内に付着した異物の除去には不
十分であり、より有効かつ経済的な管内洗浄方法が強く
期待されていた。本発明は上記問題点に鑑みなされたも
のであり、管内に付着した異物を良好かつ経済的に除去
可能な管内洗浄方法及びその装置を提供することをその
目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の管内洗浄方法
は、被洗浄管を液循環路に連結して、ポンプにより前記
液循環路を通じて前記被洗浄管内に洗浄液を循環させる
ことを特徴としている。本発明の管内洗浄装置は、洗浄
液が充填された液循環路と、該液循環路の端部を被洗浄
管の端部に連結するカプラと、前記液循環路中に配設さ
れ前記液循環路及び前記被洗浄管を通じて洗浄液を循環
させるポンプと、前記液循環路中に配設され洗浄液中の
異物を分離するフィルタとを備えることを特徴としてい
る。
【0005】好適な一態様において、被洗浄管はその一
端だけを液循環路の一端に連結し、液循環路の他端を液
槽構造とし、この液槽内の洗浄液中に被洗浄管の他端が
浸漬される。好適な他態様において、被洗浄管はその一
端だけを液循環路の一端に連結し、液循環路の他端を液
槽構造とし、この液槽内の洗浄液中に被洗浄管が浸漬さ
れ、更に上記液槽内の被洗浄管に超音波を照射する構成
を有する。
【0006】好適な他の態様において、被洗浄管はその
両端を液循環路の両端に個別に連結して密閉液循環路が
構成される。好適な他の態様において、カプラは被洗浄
管嵌入用の嵌入孔を有し、この嵌入孔の内周面は被洗浄
管に密着して被洗浄管との接合部をシ−ルする弾性部を
有する。
【0007】好適な他の態様において、カプラは被洗浄
管嵌入用の嵌入孔を複数個有しており、各嵌入孔に嵌入
された各被洗浄管に洗浄液を並列に通過させる構成を有
する。好適な他の態様において、カプラは被洗浄管嵌入
用の嵌入孔を有しており、かつ、被洗浄管は管保持用の
ホルダにより保持され、このホルダが被洗浄管をカプラ
方向に押圧する構成を有する。
【0008】好適な他の態様において、カプラは複数の
被洗浄管が一体に嵌入される共同嵌入孔を有しており、
かつ、被洗浄管は管保持用のホルダにより保持され、こ
のホルダが被洗浄管をカプラ方向に押圧する構成を有す
る。
【0009】
【作用】本発明の管内洗浄装置において、カプラは液循
環路の少なくとも一端を被洗浄管の端部に連結し、ポン
プは液循環路及び被洗浄管内に洗浄液を循環させる。液
循環路中に配設されたフィルタは循環する洗浄液中の異
物を分離する。
【0010】
【発明の効果】本発明の管内洗浄方法は、被洗浄管を液
循環路に連結し、ポンプによって液循環路を通じて被洗
浄管内に洗浄液を循環させている。したがって本発明に
よれば従来の超音波洗浄法に比べて管内異物除去効率を
格段に向上できるという優れた効果を奏する。
【0011】本発明の管内洗浄装置は、液循環路中に被
洗浄管連結用のカプラと異物分離用のフィルタとを備え
ているので、被洗浄管中に充分な洗浄液を供給しかつ洗
浄液中の異物を除去して洗浄液を循環使用することがで
きる。
【0012】
【実施例】以下、実施例により具体的に説明する。 (実施例1)本発明の方法及び装置を具現する一実施例
を図1により説明する。この管内洗浄装置は、洗浄液が
充満する液槽5と、液槽5に吸入端が連通し、吐出端が
液槽5の中央部上方に垂下する配管2と、配管2の途中
に介装されるダイヤフラムポンプ(以下、ポンプとい
う)3及びフィルタ4と、配管2の吐出端に嵌着され配
管2を溶接チューブ6の上端に連結するカプラ1と、液
槽5内の液面下に配設された超音波振動子7とを備えて
いる。
【0013】溶接チューブ6は本発明でいう被洗浄管で
あり、図5の偏平管状の断面を有する。配管2及び液槽
5は本発明でいう液循環路を構成する。カプラ1を図2
の断面図により説明する。カプラは内部に貫通孔11を
有する円筒からなり、その下部開口から内周段差面12
をストッパとして溶接チューブ6が嵌入されており、O
リング13によりシ−ルされている。カプラ1の図2
中、上部の外周面にはゴムホ−ス(図示せず)が嵌着さ
れる。
【0014】図3はカプラ1の下端面14を示してお
り、中央部に溶接チューブ6を嵌入するための偏平孔1
5が開口されている。偏平孔15は当然、貫通孔11に
連通している。以下、この装置の作動を説明する。ポン
プ3を起動すると、洗浄液が液槽5、配管2、フィルタ
4、ポンプ3、配管2、溶接チューブ6、液槽5の順に
循環し、溶接チューブ6の内部を洗浄する。溶接チュー
ブ6の内部に付着する異物は液槽5の内部に流下し、ま
たフィルタ4により分離される。超音波振動子7は溶接
チューブ6内外の洗浄液にキャビテ−ションを発生さ
せ、また溶接チューブ6を振動させ上記異物の剥離を援
助する。
【0015】このようにすれば、溶接チューブ6の断面
が複雑な形状を有していたり又は小断面であっても溶接
チューブ6内部を良好に清浄化することができる。特に
この実施例では配管2はカプラ1により溶接チューブ6
の一端にだけ連結し、溶接チューブ6の他端は液槽5内
に開放、浸漬するだけであるので、面倒な溶接チューブ
6と配管2との連結作業が一箇所だけでよく、作業が簡
単である利点を有する。
【0016】なお、溶接チューブ6の両端を一対のカプ
ラ1により配管2の吸入口及び吐出口に連結することも
可能である。また、超音波振動子7が溶接チューブ6の
側面に位置すれば、溶接チューブ6は垂直方向である必
要はない。洗浄液は、水または溶剤が用いられ、水によ
るすすぎが可能であれば界面活性剤入の水溶液洗浄剤を
用いることも可能であり、必要に応じ、洗浄液を加温す
る。
【0017】図8に変形態様をしめす。この態様では、
ポンプ3の圧送方向すなわち洗浄液循環方向を逆として
いる。この場合には流体力により溶接チューブ6がカプ
ラ1方向に押し付けられ、溶接チューブ6がカプラ1か
ら抜けるのを防止することができ、好都合である。図7
にこの実施例装置の効果を示す。溶接チューブ6は厚さ
2.2mm,幅16mm、長さ760mm、洗浄液は温
水、流量は1リットル/分、洗浄時間10秒とした。
(a)は洗浄前の異物重量、(b)は比較例であってト
リクロロエタンに浸漬して超音波洗浄を180秒実施し
た場合、(c)は図8の吸入式の場合、(d)は図1の
圧送式の場合、(e)は図1の圧送式で超音波洗浄も行
った場合である。従来の超音波洗浄に比較して塩素系溶
剤を使用することなしに格段の洗浄効果が得られた。 (実施例2)他の実施例を図9の要部断面図、図10の
要部平面図、図11の要部正面図に示す。
【0018】この実施例は図1の実施例1と基本的に同
じシステム構成を有し、ただ溶接チューブ6の保持構造
が異なる。すなわちこの実施例では4本の溶接チューブ
6がホルダ8により互いに所定間隔を隔てて垂直に保持
され、液槽(図1参照)の洗浄液内に保持されている。
ホルダ8は左右水平方向に移動可能な左ホルダ81及び
右ホルダ82を有し、左ホルダ81及び右ホルダ82の
互いに対向する側面には溶接チューブ6を保持するため
の縦溝83が凹刻されている。そして左ホルダ81及び
右ホルダ82を互いに接近する方向に移動させることに
より溶接チューブ6を保持し、ホルダ8から溶接チュー
ブ6を取り外すときに左ホルダ81及び右ホルダ82を
互いに離れる方向に移動させる。
【0019】カプラ9は硬質ゴム製のアッタチメント9
1と、アッタチメント91を保持しするとともにその上
端部においてゴムホ−ス(図示せず)に連結されるスリ
−ブ92とからなる。アッタチメント91はスリ−ブ9
2の下部に嵌入されており、スリ−ブ92の段差93に
アッタチメント91の上端面94が密接している。アッ
タチメント91の下端面には溶接チューブ6が嵌入され
る4個の嵌入孔95が形成されており、これら嵌入孔9
5はアッタチメント91の上部の連通孔96を通じてス
リ−ブ92の貫通孔97に連通している。嵌入孔95は
末広がり断面を有し、溶接チューブ6が容易に嵌入でき
るようになっている。
【0020】この実施例によれば、ホルダ8により溶接
チューブ6を保持し、ホルダ8を所定位置において上方
に移動することにより溶接チューブ6の上端部をアッタ
チメント91の各嵌入孔95に押し込み、シ−ルするこ
とができ、溶接チューブ6とカプラ9との結合作業が簡
単となっている。ホルダ8はロボットハンドによる駆動
に適している。
【0021】また、一度に複数本の溶接チューブ6を平
行に保持して洗浄液を並列に循環させるので実施例1の
装置に比べて作業性が格段に向上できる利点を有する。
アッタチメント91は弾性を有し、アッタチメント91
と溶接チューブ6との接合部における液漏れが少ない利
点もある。 (実施例3)他の実施例を図12の要部断面図、図13
の平面図に示す。
【0022】この実施例は図9の実施例2と基本的に同
じシステム構成を有し、ただカプラ構造が異なる。すな
わちこの実施例では図13に示すように、6本の溶接チ
ューブ6が互いに密接してカプラ100内に嵌入されて
いる。カプラ100は、硬質ゴム製のアッタチメント1
01と、アッタチメント101を保持しするとともにそ
の上端部においてゴムホ−ス(図示せず)に連結される
スリ−ブ102とからなる。アッタチメント101はス
リ−ブ102の下部に嵌入されており、スリ−ブ102
の段差103にアッタチメント101の上端面104が
密接している。
【0023】アッタチメント101の下端面には溶接チ
ューブ6がまとめて嵌入される共同の嵌入孔105が形
成されており、嵌入孔105はスリ−ブ102の貫通孔
107に連通している。嵌入孔105を形成するアッタ
チメント101の内周面には断面鋸状の輪溝が形成され
ており、溶接チューブ6の弾性保持力を維持するととも
に溶接チューブ6の嵌入を容易としている。
【0024】スリ−ブ102の下端部は末広がりのスカ
−ト108を有し、スカ−ト108の内周面109は溶
接チューブ6を嵌入する際のガイドとして機能する。こ
の実施例でも、実施例2と同様にホルダが6個の溶接チ
ューブ6を一緒に把持し、その後で上昇して溶接チュー
ブ6の上端部をアッタチメント101内に押し込む。
【0025】この実施例によれば、多数の溶接チューブ
6を別々の嵌入孔に嵌入する必要がないので、作業が楽
になる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図
【図2】図1のカプラの断面図
【図3】図1のカプラの平面図
【図4】溶接チューブの正面図
【図5】溶接チューブの正面図
【図6】溶接チューブの正面図
【図7】図1の装置の効果を示すグラフ
【図8】図1の変形態様を示すブロック図
【図9】実施例2を示す要部断面図
【図10】図9の要部平面図
【図11】図9の要部正面図
【図12】実施例3を示す要部断面図
【図13】図12の要部平面図
【符号の説明】
1:カプラ 2:配管(液循環路) 3:ポンプ 4:フィルタ 5:液槽(液循環路) 6:溶接チューブ(被洗浄管) 7:超音波振動子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被洗浄管を液循環路に連結して、ポンプに
    より前記液循環路を通じて前記被洗浄管内に洗浄液を循
    環させることを特徴とする管内洗浄方法。
  2. 【請求項2】洗浄液が充填された液循環路と、該液循環
    路の端部を被洗浄管の端部に連結するカプラと、前記液
    循環路中に配設され前記液循環路及び前記被洗浄管を通
    じて洗浄液を循環させるポンプと、前記液循環路中に配
    設され洗浄液中の異物を分離するフィルタとを備えるこ
    とを特徴とする管内洗浄装置。
JP3238252A 1991-09-18 1991-09-18 管内洗浄方法及び管内洗浄装置 Pending JPH0568956A (ja)

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JP3238252A JPH0568956A (ja) 1991-09-18 1991-09-18 管内洗浄方法及び管内洗浄装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11504256A (ja) * 1995-04-24 1999-04-20 ドーソン、ローレンス・ラルフ 中空要素の洗浄方法及び洗浄装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11504256A (ja) * 1995-04-24 1999-04-20 ドーソン、ローレンス・ラルフ 中空要素の洗浄方法及び洗浄装置

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