JPH0568852B2 - - Google Patents

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JPH0568852B2
JPH0568852B2 JP59152694A JP15269484A JPH0568852B2 JP H0568852 B2 JPH0568852 B2 JP H0568852B2 JP 59152694 A JP59152694 A JP 59152694A JP 15269484 A JP15269484 A JP 15269484A JP H0568852 B2 JPH0568852 B2 JP H0568852B2
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JP
Japan
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glass
oxide
zinc
pour point
silicon oxide
Prior art date
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Application number
JP59152694A
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English (en)
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JPS6132431A (ja
Inventor
Keiji Kobayashi
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP59152694A priority Critical patent/JPS6132431A/ja
Publication of JPS6132431A publication Critical patent/JPS6132431A/ja
Publication of JPH0568852B2 publication Critical patent/JPH0568852B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/02104Forming layers
    • H01L21/02107Forming insulating materials on a substrate

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)
  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
  • Formation Of Insulating Films (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は、パツシベーシヨン用ガラスに係り、
特に半導体デバイスのための高信頼性のパツシベ
ーシヨン用ガラスに関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
半導体表面の電気的特性を安定化すると共に、
外部雰囲気の影響から素子を保護するためのパツ
シベーシヨン膜は、特に、集積度の高い超大型半
導体集積回路(超LSI)等、微細な回路パターン
を有する半導体装置では重要な存在となつてい
る。
近年、パツシベーシヨン用ガラスとしては、酸
化シリコン(SiO2)を主成分とするもの、酸化
亜鉛(ZnO)を主成分とするもの等、いろいろな
ものの研究が進められているが、なかでも酸化亜
鉛を主成分とするものは流動点が750℃以上であ
り、含水率、水酸基(OH基)含有量が多くて耐
水性が悪く、更には、半導体デバイスのパツシベ
ーシヨン膜として用いた場合デバイスの電気的特
性が低下するという問題があつた。
〔発明の目的〕
本発明は、前記実情に鑑みてなされたもので、
流動点が700℃以下であり、含水率も低く、信頼
性の高いパツシベーシヨン用ガラスを提供するこ
とを目的とする。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するため、本発明のガラスは酸
化亜鉛(ZnO)、弗化亜鉛(ZnF2)、酸化アルミ
ニウム(Al2O3)、5酸化リン(P2O5)、酸化ボロ
ン(B2O3)、酸化シリコン(SiO2)を含有し、こ
れらの各成分元素の組成範囲が夫々、重量比で40
〜65%、0.1〜5%、1〜6%、1〜10%、20〜
40%、1〜10%であると共に、水酸量(OH基)
含有率が500ppm以下となるようにしたものであ
る。
ここで、酸化アルミニウムは失透防止剤であ
り、弗化亜鉛はガラス中の水酸基を除去するため
の成分であり、他の成分元素、酸化亜鉛、5酸化
リン、酸化ボロン、酸化シリコンはガラスを形成
するための必須成分である。
なお、酸化亜鉛はガラスの融点、流動点を下げ
るために必要であるが、40%以下ではその効果が
なく、65%以上ではガラスが結晶化してしまう。
また弗化亜鉛は、ガラス中の水分を(OH基を
含めて)次式に示す反応により除去する。
ZnF2+H2O→ZnO+2HF↑ この効果は0.1%以下ではほとんどなく、5%
以上ではガラスが失透する。
更に、酸化アルミニウムは1%以下では失透防
止の効果がなく、6%以上ではガラスの流動点が
著るしく高まり、事実上使用不可能となる。
そして、5酸化リンは融点を下げる働きをする
が1%以下ではその効果がなく、10%以上では耐
水性が劣化する。
また、酸化ボロンはガラス化を助けるが、20%
以下ではその効果がなく、40%以上では流動点が
上る。
更にまた、酸化シリコンはガラス化を助ける
が、1%以下ではその効果が少なく、10%以上と
なると流動点が著るしく上つてパツシベーシヨン
用ガラスとしては事実上使用できなくなる。
以上のような理由により、本発明では、各成分
元素の組成範囲を上述のごとくしている。
〔発明の効果〕
本発明によれば、含水率も低く、信頼性の高い
パツシベーシヨン用ガラスを得ることが可能とな
る。
すなわち、例えば、上記組成のガラスを400メ
ツシユ程度の粒子にして、サイリスタのパツシベ
ーシヨン膜として使用する場合、700℃以下で流
動、および固化が可能であり、安定なパツシベー
シヨン膜となり、含水率も数10ppm程度であるた
め、リーク電流も数nA以下の優れたデバイスを
得ることが可能となる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例について、詳細に説明す
る。
実施例 1 重量比で酸化亜鉛55%、弗化亜鉛1%、酸化ア
ルミニウム5%、5酸化リン4%、酸化ボロン32
%、酸化シリコン3%を混合し、白金るつぼの中
で3時間にわたり1350℃に加熱し、溶融すること
によりガラスを形成した場合、流動点Tfは、720
℃であり、赤外吸収スペクトルによつて測定した
水酸基の含有量は70ppm程度であつた。
このようにして形成されたガラスを、サイリス
タ等の半導体デバイスのパツシベーシヨン膜とし
て使用するにあたつては、400メツシユ程度の粒
子状態にし、これをアルコール+アセトン溶液に
混合して懸濁液を作り、この懸濁液中に半導体デ
バイスを浸漬し、電気泳動法によつて、該半導体
デバイス表面に、上記組成のガラス膜を析出させ
る。
このようにして形成されたパツシベーシヨン膜
により、該半導体装置のリーク電流は1〜3nA、
耐圧は1500〜1600V程度となり、信頼性の極めて
高い半導体デバイスを得ることができる。
実施例 2 重量比で、酸化亜鉛50%、弗化亜鉛1%、酸化
アルミニウム3%、5酸化リン5%、酸化ボロン
35%、酸化シリコン6%を混合し、プラチナ
(pt)るつぼ中で、3時間にわたり、1400℃に加
熱し溶融することによりガラスを形成した場合、
このガラスの流動点Tfは700℃、含水率は30ppm
であつた。
このようにして形成されたガラスも、実施例1
のガラスと同様に優れた特性を示す。
実施例 3 重量比で、酸化亜鉛54%、弗化亜鉛1%、酸化
アルミニウム5%、5酸化リン5%、酸化ボロン
30%、酸化シリコン5%を混合し、白金るつぼ中
で、5時間にわたり、1300℃に加熱し溶融するこ
とによりガラスを形成した場合、このガラスの流
動点Tfは695℃、含水率は80ppm程度であつた。
このようにして形成されたガラスも、実施例1
および実施例2と同様に、流動点が低く、含水率
も低く、耐水性が高いため、半導体デバイスのパ
ツシベーシヨン膜として用いた場合、電気的特性
もすぐれ、かつ信頼性の高い半導体デバイスを提
供することが可能となる。
なお、実施例においては半導体デバイス表面
に、パツシベーシヨン膜を形成する方法として、
電気泳動法を用いたが、この他、スプレー法、印
刷法等、他の方法を用いてもよいことは言うまで
もない。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 重量比で酸化亜鉛(ZnO)を40〜65%、弗化
    亜鉛(ZnF2)を0.1〜5.0%、酸化アルミニウム
    (Al2O3)を1〜6%、5酸化リン(P2O5)を1
    〜10%、酸化ホウ素(B2O3)を20〜40%、酸化
    シリコン(SiO2)を1〜10%含有すると共に、
    ガラス中に含有する水酸基(OH基)が500ppm
    以下となるようにしたことを特徴とするパツシベ
    ーシヨン用ガラス。
JP59152694A 1984-07-23 1984-07-23 パツシベ−シヨン用ガラス Granted JPS6132431A (ja)

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JP59152694A JPS6132431A (ja) 1984-07-23 1984-07-23 パツシベ−シヨン用ガラス

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JPS6132431A JPS6132431A (ja) 1986-02-15
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JPS6132431A (ja) 1986-02-15

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