JPH0568604U - セメントモルタル成形品の製造装置 - Google Patents

セメントモルタル成形品の製造装置

Info

Publication number
JPH0568604U
JPH0568604U JP868592U JP868592U JPH0568604U JP H0568604 U JPH0568604 U JP H0568604U JP 868592 U JP868592 U JP 868592U JP 868592 U JP868592 U JP 868592U JP H0568604 U JPH0568604 U JP H0568604U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
cement mortar
molded product
upper mold
product manufacturing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP868592U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2566245Y2 (ja
Inventor
秀雅 須々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP868592U priority Critical patent/JP2566245Y2/ja
Publication of JPH0568604U publication Critical patent/JPH0568604U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2566245Y2 publication Critical patent/JP2566245Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
  • Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 型と型枠間でバリが発生しないセメントモ
ルタル成形品を製造することができる。 【構成】 上型１の周囲に上下動自在に型枠５が配設
され、該型枠５の上型１成形面側に伸縮性を有する濾布
８が配設されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、セメントモルタル成形品の製造装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
セメントモルタル成形品の製造装置としては、図３に示すように、上下動する 高圧プレスピストン１８の下端に上型１１を設け、この上型１１に、搾水兼搬送 用真空吸引孔１６を設け、その下面に、金網１２と脱水布１３を取付けるととも に、固定した下型１５の周囲に上下動自在に型枠１４を配置したことを特徴とす る自動セメント瓦製造装置が、特公昭５４−２０２０９号公報に開示されている 。なお１７は上型取付板、２０は成形される原料モルタルである。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
しかし上記の装置では、固定した下型１５の周囲に型枠１４が上下動自在に配 設されているので、原料モルタル２０の成形時に下型１５の外周と型枠１４の内 周との間に原料モルタル２０が入り込み、バリが発生する。
【０００４】 本考案は、上記の点に鑑み、型と型枠間でバリが発生しないセメントモルタル 成形品を製造することができるセメントモルタル成形品の製造装置を提供するこ とを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本考案のセメントモルタル成形品の製造装置は、上型の周囲に上下動自在に型 枠が配設され、該型枠の上型成形面側に伸縮性を有する濾布が配設されているこ とを特徴とするものである。
【０００６】 伸縮性を有する濾布としては、ナイロンとポリウレタンの混紡（日本合成繊維 社、商品名ロイカ、伸長率：荷重２．２５ｋｇ時に経方向２６０％、緯方向２１ ６％、密度１０８ｃ／インチ（１インチ当たりのナイロンのループ数））等を好 適に用いることができる。
【０００７】
【作用】
上型の周囲に上下動自在に型枠が配設され、該型枠の上型成形面側に配設され た伸縮性を有する濾布により、成形時にこの濾布が型の形状に沿って伸長され、 型と型枠との合わせ目が覆われる。
【０００８】 これにより型と型枠との合わせ目への原料モルタルの進入が防止され、バリの 発生がなくなる。
【０００９】
【実施例】
以下実施例を図面を用いて説明する。 図１は本考案装置の一実施例の成形前の各部位を示した断面図である。
【００１０】 １は成形時にセメントモルタルの真空搾水を行う上型であり、２は下型である 。 上型１には水切鉄板３とポリプロピレン製濾布４と真空搾水管７が取付けられ 、さらにその側面周囲に型枠５が取付けられ、上型１と型枠５とが上下動自在と されている。
【００１１】 上型１と型枠５とで成形面４０が形成されている。 型枠５の周囲には濾布８を固定する固定具６が設けられ、この固定具６にナイ ロンとポリウレタンの混紡とからなる伸縮性を有する濾布８が取付けられている 。
【００１２】 なお上型１と水切鉄板３とには複数の開孔１０が設けられ、この複数の開孔１ ０は真空搾水管７を介して図示していない真空源に連通されている。 図２は図１の装置の成形時の各部位を示した断面図である。
【００１３】 下型２の平坦状の成形面３０上に原料モルタル９が載置された後、上型１及び 型枠５が下降されてセメントモルタル成形品が成形される。 濾布８は、原料モルタル９の成形に伴って、伸長して型枠５と上型１の側面と の合わせ面５０を覆い、型枠５の下面と下型２の上面との間に介在される。
【００１４】 このため型枠５と上型１の側面との合わせ面５０に原料モルタル９が入り込む ことがなくなりバリが発生しない。 なお本実施例では上型１を真空搾水する金型構造としているが、上、下型を逆 にして下型２を真空搾水する金型構造、或いは上型、下型とも真空搾水する金型 構造としてもよい。
【００１５】
【考案の効果】
上型の周囲に上下動自在に型枠が配設され、該型枠の上型成形面側に配設され た伸縮性を有する濾布により、成形時にこの濾布が型の形状に沿って伸長され、 型と型枠との合わせ目が覆われるので、型と型枠との合わせ目への原料モルタル の進入が防止される。これにより型と型枠間でバリが発生しないセメントモルタ ル成形品を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案装置の一実施例の成形前の各部位を示し
た断面図である。
【図２】図２の装置の成形時の各部位を示した断面図で
ある。
【図３】従来のセメントモルタル成形品の製造装置の正
面図である。
【符号の説明】 １ 上型 ２ 下型 ３ 水切鉄板 ４ 濾布 ５ 型枠 ６ 固定具 ７ 真空搾水管 ８ 伸縮性濾布 ９ 原料モルタル １０ 開孔 ３０，４０ 成形面 ５０ 合わせ目

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 上型の周囲に上下動自在に型枠が配設さ
    れ、該型枠の上型成形面側に伸縮性を有する濾布が配設
    されていることを特徴とするセメントモルタル成形品の
    製造装置。
JP868592U 1992-02-26 1992-02-26 セメントモルタル成形品の製造装置 Expired - Fee Related JP2566245Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP868592U JP2566245Y2 (ja) 1992-02-26 1992-02-26 セメントモルタル成形品の製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP868592U JP2566245Y2 (ja) 1992-02-26 1992-02-26 セメントモルタル成形品の製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0568604U true JPH0568604U (ja) 1993-09-17
JP2566245Y2 JP2566245Y2 (ja) 1998-03-25

Family

ID=11699780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP868592U Expired - Fee Related JP2566245Y2 (ja) 1992-02-26 1992-02-26 セメントモルタル成形品の製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2566245Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2566245Y2 (ja) 1998-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0568604U (ja) セメントモルタル成形品の製造装置
JPS63287521A (ja) エア−クリ−ナ−用ダストネツトとその製造方法
US6013215A (en) Method of manufacturing an inorganic molded product
JPH0215617Y2 (ja)
JPH0560807U (ja) セメントモルタル成形用プレス金型
CN215589505U (zh) 一种具有排水功能的挤压脱模装置
JPH0790528B2 (ja) 模様が施された水硬性無機質成形物の成形用型
CN214136548U (zh) 一种用于混凝土雨水沟盖板浇筑的模具
JPH08224718A (ja) セメント成形物の成形装置
JPS6147681B2 (ja)
JP2555851Y2 (ja) セメントモルタル成形品の製造装置
CN209825058U (zh) 一种豆腐压制用可分离模具
JPS5845848Y2 (ja) 水硬性無機物の成形用型
JPH0659014U (ja) セメントモルタル成形品の製造装置
JPH0319924Y2 (ja)
JP2001328111A (ja) 無機質板生板の離型方法
JPH10315212A (ja) 水硬性無機質成形品の成形用型
JP2584925B2 (ja) コマ型コンクリートブロックおよびその製造方法
JPH0383610A (ja) コンクリートセグメントの製造方法
JPS59158212A (ja) セメント製品の製造方法
JPH0776466B2 (ja) 建材ブロック組とその製造方法
JPH0588642B2 (ja)
CA2386689A1 (en) Moulding filter sheets
JPH0440872A (ja) 豆腐脱水成形用型箱
SU1085830A1 (ru) Форма дл изготовлени изделий из бетонных смесей

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees