JPH0568471U - 食器洗浄機のすすぎ液噴出装置 - Google Patents

食器洗浄機のすすぎ液噴出装置

Info

Publication number
JPH0568471U
JPH0568471U JP686392U JP686392U JPH0568471U JP H0568471 U JPH0568471 U JP H0568471U JP 686392 U JP686392 U JP 686392U JP 686392 U JP686392 U JP 686392U JP H0568471 U JPH0568471 U JP H0568471U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rinsing liquid
tubular
dishwasher
liquid ejecting
tubular portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP686392U
Other languages
English (en)
Inventor
光義 石崎
武 府川
Original Assignee
日本電子機器株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本電子機器株式会社 filed Critical 日本電子機器株式会社
Priority to JP686392U priority Critical patent/JPH0568471U/ja
Publication of JPH0568471U publication Critical patent/JPH0568471U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 すすぎ液を食器に対して均一に噴出すること
のできる食器洗浄機のすすぎ液噴出装置を提供する。 【構成】 鉛直方向に延びる軸線回りに回転自在に支持
された中心部22の外周部に、外方に延びる管状部2
4、26を設ける。管状部24、26の側部には、該管
状部24、26の軸線方向に沿って、水平面に対して所
定角度上方に傾斜した複数の貫通孔24b,26bが形
成されるとともに、鉛直方向に延びて前記各貫通孔24
b、26bの延びる方向を遮る板状部材28、30が、
前記管状部24の軸線方向に沿って設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、すすぎ液を食器に対して均一に噴出することのできる食器洗浄機 のすすぎ液噴出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、洗浄液噴出装置とすすぎ液噴出装置とを備えた食器洗浄機として、例え ば特公昭54−4553号公報や実公昭54−11751号公報等に示されるよ うに、各種のものが発明、考案されている。
【0003】 図4及び図5は、このような食器洗浄機の一例を示すものであり、これらの図 において、符号2は洗浄液噴出装置を、符号4はすすぎ液噴出装置をそれぞれ示 している。
【0004】 洗浄液噴出装置2の下方には、モータ及びポンプを備えた駆動部6が設けられ ており、該駆動部6を介して洗浄槽8内の洗浄液10が吸入部12から吸入され 、洗浄液噴出装置2の上方に設けられた複数のスプレー部2aから上方に向けて 噴出され、これにより上方に配置されたラック14内に収容された食器16の洗 浄が行われるようになっている。
【0005】 すすぎ液供給装置4は、支柱18に回転自在に支持される中心部4aと、この 中心部4aから径外方向に延びる2つの管状部4bとから構成されており、管状 部4bの上方には、上方に向けて開口する複数のノズル5が形成されている。そ して、支柱18の下部に配置された管20から、図示しないすすぎ液供給部を介 してすすぎ液が供給され、このすすぎ液がノズル5…から上方に向けて噴出され て、洗浄後の食器16のすすぎが行われるようになっている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 ところで、上記図4及び図5に示した食器洗浄機あるいは他の従来の食器洗浄 機において、すすぎ液噴出装置に形成されるノズルは、その開口部が略円形若し くは略楕円形状に形成されており、ノズルから噴出されるすすぎ液は、図6に示 すように同心円状に漸次拡径して円錐状に噴射されるか、もしくは楕円錐状に噴 射される。
【0007】 このような従来のすすぎ液噴出装置にあっては、すすぎ液の噴出に偏りが生じ やすく、特に洗浄室の四隅に置かれた食器には中心部に置かれた食器に比べてす すぎ液がかかり難く、良好なすすぎを行い難いという課題があった。 本考案は上記の如き課題を解決することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、食器の載置される上方部又は下方部に向かって洗浄液を噴出する洗 浄液噴出装置と、同じく上方部又は下方部に向かってすすぎ液を噴出するすすぎ 液噴出装置とを備えた食器洗浄機の、前記すすぎ液噴出装置であって、鉛直方向 に延びる軸線回りに回転自在に支持される中心部と、この中心部から外方に延び る複数の管状部とを備え、前記各管状部の側部には、該管状部の軸線方向に沿っ て、水平面に対して所定角度上方又は下方に傾斜した複数の貫通孔が形成される とともに、鉛直方向に延びて前記各貫通孔の延びる方向を遮る板状部材が、前記 管状部の延びる方向に沿って設けられていることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】
上記構成に係る食器洗浄機のすすぎ液噴出装置においては、すすぎ液が貫通孔 から板状部材に向けて噴射され、該板状部材に打ち当たって霧状に粉砕されつつ 進行方向を変えられて、該板状部材の上方又は下方に位置する食器に向けて噴出 される。板状部材で粉砕されたすすぎ液は、周囲に広く拡散し、すすぎ液噴射装 置の上方又は下方に配置された全ての食器に対して均一に噴射される。
【0010】
【実施例】 以下、図1乃至図3を参照して本考案の一実施例を説明する。なお、本考案に 係る食器洗浄機のすすぎ液噴出装置(以下、「すすぎ液噴出装置」という。)は 、従来の食器洗浄機におけるすすぎ液噴出装置の部分の改良に関するものであり 、洗浄液噴出装置及びその他の関連部分については説明を省略する。
【0011】 図1は本考案の一実施例に係るすすぎ液噴出装置を示す一部破断した平面図、 図2は図1のA−A線断面図、図3は図1のB−B線断面図である。
【0012】 これらの図に示すすすぎ液噴出装置は、略円筒状をなす中心部22と、この中 心部22の外周部に互いに反対方向を指向して設けられた2つの管状部24、2 6とから概略構成されている。
【0013】 前記中心部22は、前述の図4及び図5に示したすすぎ液噴出装置4と同様に 、鉛直方向に延びる略軸状の支持部に回転自在に支持されるものであり、その径 方向には、すすぎ液の導通路である内部空間22aと管状部24、26の内部空 間とを連通する貫通孔が形成されている(図示省略)。
【0014】 前記管状部24は、有底円筒状の部材からなり、その開口する側を前記中心部 22の外周部に接続され、その内部空間24aを前記の中心部22に形成された 貫通孔によって内部空間22aと連通されている。該筒状部24の側部には、該 筒状部24の軸線方向に沿って複数の貫通孔24b…が、互いに所定間隔ずつ離 間して形成されている。これら各貫通孔24bは、側面視において、図2に示す ように水平面に対して所定角度(同図の場合、45度)上方に傾斜して形成され ている。
【0015】 また、前記管状部24の外側には、断面L字状をなす板状部材28が、管状部 24の軸線方向に沿って、該管状部24を角部に挟むようにして設けられている 。管状部24の外周部と当接する板状部材28の内側部分28a、28bは、溶 接等により管状部24に一体に固着されている。板状部材28のうち、内側部分 28aから外方に突出する部分(以下、「突出部」という。)28cは、管状部 24の中心と貫通孔24bを結ぶ直線(貫通孔24bの延びる方向)と交わる位 置まで延びており、貫通孔24bから噴出されたすすぎ液は必ず突出部28cに 打ち当たるようになっている。
【0016】 前記管状部26は、前記管状部24と同様の構成であり、各貫通孔26bが中 心部22の軸線に対して各貫通孔24bと対称な位置に形成され、また、管状部 26の外側には、前記板状部材28と同様の板状部材30が設けられ、貫通孔2 6bから噴出されたすすぎ液が突出部30cに打ち当たるようになっている。
【0017】 上記構成に係るすすぎ液噴出装置においては、上述の従来例に示したすすぎ液 噴出装置と同様にすすぎが行われる。即ち、まず中心部22の内部空間22aに すすぎ液が供給されると、該すすぎ液は各管状部24、26に分岐して導かれ、 次に各貫通孔24b、26bから斜め上方に向けて噴出され、同時に反動ですす ぎ液噴出装置が図1上、矢印I方向に回転する。
【0018】 すすぎ液が管状部24の貫通孔24bから外方に噴出される際、図2に示すよ うに、まず、すすぎ液は内部空間24aから貫通孔24bの延びる方向(矢印II 方向)に線状に噴射され、突出部28cに打ち当たって霧状に粉砕されつつ進行 方向を変えられる(矢印III,IV,V,VI方向)。そして、さらに拡散しつつ、上方 に位置する食器に向けて吹き付けられ、これにより食器のすすぎが行われる。管 状部26からのすすぎ液の噴出も全く同様にして行われる。
【0019】 上記のすすぎ液噴出装置によれば、すすぎ液を板状部材28、30でよく粉砕 して、すすぎ液噴出装置の上方に配置された全ての食器に対して均一に噴出する ことができる。従って、洗浄室の四隅に置かれた食器に対しても十分なすすぎ液 の供給が可能となり、従来のすすぎ液噴出装置では達成できなかった良好なすす ぎを行うことが可能となる。
【0020】 板状部材28、30は、当接部28c、30cの部分のみを管状部24、26 の外周部に設ける構成とすることもできるが、上記のように断面L字状の板状部 材とした場合には、接合強度が向上し、すすぎ液吹き付け時のびびりがよく抑え られる。
【0021】 なお、貫通孔から噴出したすすぎ液を板状部材の突出部に打ち当てる際の傾斜 角度は、上記のように45度とする構成には限られず、すすぎ液の噴出条件に応 じて適宜変更してよい。
【0022】 また、上記の板状部材28、30は、断面形状が直角をなすが、これを例えば 中心角が120゜となるような構成としてもよい。
【0023】 また、上記実施例においては中心部に管状部を2つ設ける構成としたが、3つ 以上の管状部を設ける構成としてもよい。管状部は、水平状に形成する構成でな くてもよく、中心側から径方向外側に向かって漸次上昇、又は漸次下降するよう に設けてもよい。
【0024】 さらに、本考案に係るすすぎ液噴出装置は、すすぎ液を上記のように上方に向 けて噴出する構成には限られず、すすぎ液噴出装置に対して下方に噴出する場合 (食器が下方に配置される場合)に用いてもよい。
【0025】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る食器洗浄機のすすぎ液噴出装置においては 、鉛直方向に延びる軸線回りに回転自在に支持される中心部と、この中心部から 外方に延びる複数の管状部とを備え、前記各管状部の側部には、該管状部の軸線 方向に沿って、水平面に対して所定角度上方又は下方に傾斜した複数の貫通孔が 形成されるとともに、鉛直方向に延びて前記各貫通孔の延びる方向を遮る板状部 材が、前記管状部の延びる方向に沿って設けられている構成としたので、すすぎ 液を板状部材でよく粉砕して、すすぎ液噴射装置の上方又は下方に配置された全 ての食器に対して均一に噴出することができる。従って、洗浄室の四隅に置かれ た食器に対しても十分なすすぎ液の供給が可能となり、従来のすすぎ液噴出装置 では達成できなかった良好なすすぎを行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るすすぎ液噴出装置を示
す平面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】従来の食器洗浄機を示す正面図である。
【図5】図4の食器洗浄機の部分平面図である。
【図6】従来のすすぎ液噴出装置のすすぎ液の噴出態様
を示す図である。
【符号の説明】
22 中心部 24,26 管状部 24b,26b 貫通孔 28,30 板状部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】食器の載置される上方部又は下方部に向か
    って洗浄液を噴出する洗浄液噴出装置と、同じく上方部
    又は下方部に向かってすすぎ液を噴出するすすぎ液噴出
    装置とを備えた食器洗浄機の、前記すすぎ液噴出装置で
    あって、鉛直方向に延びる軸線回りに回転自在に支持さ
    れる中心部と、この中心部から外方に延びる複数の管状
    部とを備え、前記各管状部の側部には、該管状部の軸線
    方向に沿って、水平面に対して所定角度上方又は下方に
    傾斜した複数の貫通孔が形成されるとともに、鉛直方向
    に延びて前記各貫通孔の延びる方向を遮る板状部材が、
    前記管状部の延びる方向に沿って設けられていることを
    特徴とする食器洗浄機のすすぎ液噴出装置。
JP686392U 1992-02-19 1992-02-19 食器洗浄機のすすぎ液噴出装置 Pending JPH0568471U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP686392U JPH0568471U (ja) 1992-02-19 1992-02-19 食器洗浄機のすすぎ液噴出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP686392U JPH0568471U (ja) 1992-02-19 1992-02-19 食器洗浄機のすすぎ液噴出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0568471U true JPH0568471U (ja) 1993-09-17

Family

ID=11650085

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP686392U Pending JPH0568471U (ja) 1992-02-19 1992-02-19 食器洗浄機のすすぎ液噴出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0568471U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109907710A (zh) * 2019-03-28 2019-06-21 广东洁诺生活电器有限公司 一种洗碗机中喷臂结构

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS544553A (en) * 1977-06-08 1979-01-13 Ebauches Sa Frequency divider

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS544553A (en) * 1977-06-08 1979-01-13 Ebauches Sa Frequency divider

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109907710A (zh) * 2019-03-28 2019-06-21 广东洁诺生活电器有限公司 一种洗碗机中喷臂结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7931754B2 (en) Dishwasher with mist cleaning
US20120160278A1 (en) Liquid treatment apparatus and method
JPH0568471U (ja) 食器洗浄機のすすぎ液噴出装置
JP3147404B2 (ja) 食器洗浄機
JP4726533B2 (ja) 食器洗浄機用噴射ノズル
CN209032222U (zh) 洗碗机喷臂和洗碗机
JP3415666B2 (ja) 食器洗浄機における洗浄ノズル
JPH10127560A (ja) 食器洗い機
JP2572069Y2 (ja) 食器洗浄機のすすぎ液噴射装置
JPH09187413A (ja) 洗浄機
JPH0616587Y2 (ja) 食器洗浄機
JPH10163161A (ja) スピン処理装置
JPS6395568U (ja)
JPH0637820Y2 (ja) 食器洗浄機の非対称広角型回転ノズル
KR101742480B1 (ko) 무구동회전방식 에어분사형 클리닝장치
JP4478008B2 (ja) 洗浄装置
JPH0637816Y2 (ja) 食缶洗浄装置
JPH06121974A (ja) 容器の洗浄・殺菌法
JP2585389Y2 (ja) 食器洗浄機
JPH10243909A (ja) 食器洗浄機
JPH0448795Y2 (ja)
JP4402226B2 (ja) スピン処理装置
JP2573648Y2 (ja) 食器洗浄器
JPH0611878U (ja) 回転式洗浄ノズル
JPH07163506A (ja) 食器洗い機

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971125