JPH0568364U - 化粧鏡取り付け構造 - Google Patents

化粧鏡取り付け構造

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Publication number
JPH0568364U
JPH0568364U JP008291U JP829192U JPH0568364U JP H0568364 U JPH0568364 U JP H0568364U JP 008291 U JP008291 U JP 008291U JP 829192 U JP829192 U JP 829192U JP H0568364 U JPH0568364 U JP H0568364U
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JP
Japan
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makeup mirror
thickness
makeup
mirror
fixed
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Pending
Application number
JP008291U
Other languages
English (en)
Inventor
純弘 松本
大司 栗田
Original Assignee
株式会社ノーリツ
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Publication date
Application filed by 株式会社ノーリツ filed Critical 株式会社ノーリツ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】化粧鏡にその背面方向への押圧が作用しても、
それによって化粧鏡が実質的にたわむことのないように
して該化粧鏡のたわみによる不安感を抱かせないように
し、かつ、その強度的な信頼性を向上させる。 【構成】一対の固定枠6間に化粧鏡2を固定する。化粧
鏡2の背面に化粧鏡たわみ防止部材としてのヒータカバ
ー22を取り付ける。このヒータカバー22の厚さを、
固定枠6の厚みと同じか、あるいはそれよりも少しだけ
薄くしてある。ヒータカバー22によって化粧鏡2に背
面側方向への押圧が加えられても、化粧鏡2がたわむこ
とがなくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、洗面化粧台などの化粧鏡の取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
浴室などに隣接した洗面室に配備される洗面化粧台では、この洗面化粧台に向 かって左側壁と右側壁との間の間口の奥側壁に設置するものが多くなっている。
【0003】 このような洗面化粧台における奥側壁に現場施工で化粧鏡を取り付ける構造と しては例えば実開平3ー64070号公報に記載されたようなものがある。
【0004】 この公報に記載されてあるような従来の化粧鏡取り付け構造について図6およ び図7を参照して説明すると、奥側壁26に向けて一対の固定枠6を化粧鏡2の 両側寸法に合わせて対向配置するとともに、該配置した一対の固定枠6上に化粧 鏡2を固定する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このような構造の化粧鏡取り付け構造にあっては、固定枠6の上に化粧鏡2を 取り付けるために化粧鏡2の背面と奥側壁26との間に少なくとも固定枠6の厚 みに相当する程度の隙間が残っている。そのために、図6に示すように化粧鏡2 を押したりすると、図7に示すように該化粧鏡2が奥側壁26方向に最大でその 固定枠6の厚み分だけたわみ得ることになるが、そのたわみの程度はこの化粧鏡 2のサイズが大きくなって固定枠26間の間口が広がるほど、増大することにな る。
【0006】 このような化粧鏡2のたわみは固定枠6の厚みがそれほど大きくない限りにお いては化粧鏡2の割れには至ることが少ないものの、それを使用する人の立場か ら言えば、化粧鏡2が割れるのでないかといった不安感とか危ぐを抱かせるもの であるとともに、固定枠6に化粧鏡2を接着テープなどで貼り付けてあるような 場合では、化粧鏡2のたわみによって接着テープが取れて化粧鏡2が固定枠6か ら外れる可能性も少なくない。
【0007】 さらには、その化粧鏡2の背面側に器具、例えばそれの曇り止めヒータなどを 取り付けるようにしたものにあっては、そのヒータの配線が化粧鏡2のたわみで 奥側壁26に押し付けられ、化粧鏡2と奥側壁26との間でこすれたりするなど して断線などの損傷にも至るおそれがあるという不具合もある。
【0008】 したがって、本考案においては、このような化粧鏡のたわみを有効に軽減して 防止できるようにしてそれの使用に上述した不安感とか危ぐなどを抱かせないよ うにさせるとともに、固定枠から化粧鏡が容易に外れたりしないにしてその強度 的な信頼性を高め、かつ、その化粧鏡の背面などにあるヒータのような器具の損 傷を防止できるようにすることを主たる目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本考案の化粧鏡の取り付け構造においては 、一対の固定枠を化粧鏡の両側寸法に合わせて対向配置するとともに、該配置し た一対の固定枠で当該化粧鏡を固定する構造であって、前記一対の固定枠の間に 位置する化粧鏡の背面に化粧鏡たわみ防止部材を取り付け、この化粧鏡たわみ防 止部材の厚さを、前記固定枠の厚みと同じか、あるいはそれよりも少しだけ薄く してあることを特徴としている。
【0010】
【作用】
化粧鏡の背面にそれのたわみ防止部材が、該固定枠の厚みと同じかあるいはそ れより少し薄いだけの厚みにして取り付けられてあるから、化粧鏡にそれを取り 付ける壁側方向への押圧が加えられても、化粧鏡はたわむことがなくなるか、そ のたわみは大きく軽減される。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して詳細に説明する。
【0012】 図1は、本考案の実施例に係る洗面化粧台の化粧鏡の取り付け構造を分解状態 で示す要部斜視図であり、図2はその組み立て状態を示す要部斜視図であり、図 3は化粧鏡をそれの曇り止めヒータを含めて背面方向から見た斜視図である。
【0013】 これらの図を参照して、この取り付け構造で取り付けられる化粧鏡2は、その 背面に曇り止めヒータ4が貼り付けられている。そして、この化粧鏡2は、左右 一対の分離可能な固定枠6で図示していない奥側壁に固定されるようになってい る。
【0014】 この一対の固定枠6は、それぞれ正面視形状がコ字形となるように、化粧鏡2 背面の左右両側に対向する縦枠部分8と、この縦枠部分8の上下両端に該縦枠部 分に直角に連設されてかつ化粧鏡2背面の上下側に対向する横枠部分10とから なり、縦枠部分8にはそれぞれ両面接着テープ12が設けられ、その上下両端に は当該固定枠を奥側壁に固定するためのビスの挿通穴14が形成されてある。横 枠部分10には両面接着テープ16とツメ金具18とがそれぞれ設けられている 。また、化粧鏡2の右側の固定枠6の縦枠部分8は右側方向に延長され、その延 長面には奥側壁と同色でかつ化粧鏡2と同じ厚みの化粧仕上げ部20が設けられ ている。
【0015】 このような固定枠8は、両面接着テープ12,16で化粧鏡2を仮止めした状 態で化粧鏡2をツメ金具18で固定している。そして、右側固定枠6の縦枠部分 8の延長面には、間口調整のために化粧鏡8と同じ厚みの化粧仕上げ部20が設 けられている。
【0016】 上記構成において、この実施例においては、曇り止めヒータ4にこれのカバー 22が取り付けられてあり、そのヒータカバー22の厚みを、各固定枠6の厚み と同じかそれよりも少し薄い厚みにされており、このヒータカバー22を化粧鏡 たわみ防止部材としたことに特徴がある。このヒータカバー22は、ヒータ4の 矩形形状に合わせて、それよりも大きな矩形状にされ、かつ、中央部横方向が開 口されており、その開口からヒータ4の配線24が引き出されている。
【0017】 なお、上記にいうヒータカバー22の厚みには、本実施例では化粧鏡2を取り 付けるための接着テープ12,16とか、ツメ金具18などに厚みが無ければ固 定枠6そのものの厚みだけであるが、接着テープ12,16とかツメ金具18と かに厚みがあれば、そのような厚みも含めている。したがって、この明細書にい う考案の趣旨から前掲の請求項における固定枠の厚みはこのような厚みに広く解 釈されるべきである。また、ヒータカバー22の厚みが、固定枠6の厚みと同じ である場合とは、まったく同じ厚みであるのみならず、実質的にこのヒータカバ ー22で化粧鏡2のたみわを防止し得る厚みも含むものであり、さらには、ヒー タカバー22の厚みが固定枠6の厚みよりも少し薄い厚みとは、その厚みによっ て化粧鏡2を押圧することで化粧鏡2が多少たわんでも、それを使用する人から 見た場合には、化粧鏡2が不安感を抱かせる程度のたわみにはならないように厚 みである。
【0018】 このヒータカバー22がこのような厚みを有することによって、化粧鏡2を図 4に示すように奥側壁26に固定の一対の固定枠6間に取り付けた場合に、その 化粧鏡2が図5の矢印方向の背面側方向に押圧され、その押圧の力によって背面 側方向にたわもうとしても、図5に示すようにそのヒータカバー22が奥側壁2 6に突き当たることから、そのたわみが有効に防止されることになる。
【0019】 なお、この図4および図5の場合は、ヒータカバー22の厚みが固定枠6のそ れよりも少し薄い場合での化粧鏡2のたわみを示しており、ヒータカバー22の 厚みが固定枠6のそれと同じであれば、このような化粧鏡2のたわみがないこと は勿論である。
【0020】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、化粧鏡の背面にそれのたわみ防止部材が、該固 定枠の厚みと同じかあるいはそれより少し薄いだけの厚みにして取り付けられて あるから、化粧鏡にそれを取り付ける壁側方向への押圧が加えられても、化粧鏡 はたわむことが大きく軽減されることになる結果、このような化粧鏡のたわみを 有効に防止でき、それの使用に対しては化粧鏡のたわみによる使用者への不安感 とか危ぐなどが解消されるとともに、化粧鏡を固定枠に接着テープなどで取り付 けた場合では、そのたわみが防止されるので、そのたわみによる接着テープが外 れるという可能性が低減され、結果、その強度的な信頼性を向上させることがで きる。
【0021】 また、化粧鏡の背面に取り付ける器具として例えば曇り止めヒータを取り付け た場合、その曇り止めヒータにカバーを取り付け、これを化粧鏡たわみ防止部材 とした場合では、そのヒータの配線はそのカバーで保護されることになるから、 そのカバーが化粧鏡から押圧を受けて奥側壁などに押し付けられても、そのこと によってヒータが損傷するようなことをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る洗面化粧台の化粧鏡の
取り付け構造を分解状態で示す要部の斜視図である。
【図2】図1の組み立て状態を示す要部の斜視図であ
る。
【図3】図1の化粧鏡の背面の斜視図である。
【図4】化粧鏡に背面側方向への押圧が作用した場合の
該化粧鏡のたわみの説明に供する要部の断面図であっ
て、その押圧が作用する前の状態で示されている図であ
る。
【図5】図4に対応して断面図であって、その押圧が作
用した後の状態で示されている図である。
【図6】従来例に係る化粧鏡取り付け構造の要部を平面
方向から見た場合の断面図である。
【図7】図6の化粧鏡に背面側方向への押圧が作用した
場合の該化粧鏡のたわみの説明に供する断面図である。
【符号の説明】
2 化粧鏡 4 ヒータ 6 固定枠 22 ヒータカバー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の固定枠を化粧鏡の両側寸法に合わ
    せて対向配置するとともに、該配置した一対の固定枠で
    当該化粧鏡を固定する構造であって、 前記一対の固定枠の間に位置する化粧鏡の背面に化粧鏡
    たわみ防止部材を取り付け、この化粧鏡たわみ防止部材
    の厚さを、前記固定枠の厚みと同じか、あるいはそれよ
    りも少しだけ薄くしてあることを特徴とする化粧鏡取り
    付け構造。
  2. 【請求項2】 前記化粧鏡たわみ防止部材が、化粧鏡の
    背面に取り付けられる曇り止めヒータにカバーを取り付
    けてなるものであることを特徴とする請求項1に記載の
    化粧鏡取り付け構造。
JP008291U 1992-02-25 1992-02-25 化粧鏡取り付け構造 Pending JPH0568364U (ja)

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ID=11689070

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013022261A (ja) * 2011-07-21 2013-02-04 Panasonic Corp 防曇鏡
KR20180101919A (ko) * 2017-03-06 2018-09-14 엘지전자 주식회사 욕실관리기

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4925676U (ja) * 1972-06-09 1974-03-05
JPS5847268B2 (ja) * 1978-07-25 1983-10-21 三菱電機株式会社 ろう付け方法

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