JPH0568256U - 畜産用温度調節装置 - Google Patents

畜産用温度調節装置

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JPH0568256U
JPH0568256U JP1963092U JP1963092U JPH0568256U JP H0568256 U JPH0568256 U JP H0568256U JP 1963092 U JP1963092 U JP 1963092U JP 1963092 U JP1963092 U JP 1963092U JP H0568256 U JPH0568256 U JP H0568256U
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JP
Japan
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temperature
house
livestock
unit
temperature data
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Pending
Application number
JP1963092U
Other languages
English (en)
Inventor
一郎 兼坂
Original Assignee
一郎 兼坂
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 畜産用屋舎の温度を検出して温度を調節する
装置において、温度データを送るために屋舎に配置され
るコードによる支障をなくす。 【構成】 温度センサ10により検出された温度データ
は送信部14から無線で送られ、受信部20で受信され
る。受信された温度データは、温度表示部22に送られ
て表示されるとともに、この温度に基づきサーモスタッ
ト24によって暖房機16のオンオフを調節する。温度
センサ10から温度データを送るためのコードが不要で
あるから、動物がコードにつまずいたりする不都合がな
い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、畜産用屋舎の温度調節装置に関し、特に、屋舎内の温度センサと冷 暖房を調節する手段とをコードで結ぶことなく屋舎内の温度を調節する温度調節 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
畜産用屋舎は周知のように、飼育する動物の種類に応じて所定の温度に設定さ れることが好ましい。たとえば子豚等は充分に暖かくして飼育することが必要な ため、暖房設備によって屋舎内を常に所定の温度に保つことが要求される。
【0003】 このような温度調節のためにはサーミスタ等の温度センサが用いられ、屋舎内 の温度が検出される。検出された温度は、たとえば監視員のいる別室内に表示さ れ、監視員は表示された温度に応じて暖房の強弱を調節し、屋舎内が所定の温度 となるように暖房を調節している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような温度調節装置においては、飼育される動物の体感温度を正確に検 出するため、屋舎内において温度センサを動物の近くに配置することが望ましい 。しかし、このように温度センサを動物の近くに配置すると、温度センサから別 室の温度表示機器へデータを送るためのコードも動物の近くに配置されるため、 動物がこのコードにひっかかって傷ついたり、作業者の作業の妨げになったりす る等の問題があった。
【0005】 本考案は、上記のような問題点に鑑み、畜産用動物の近くに配置される温度セ ンサからのコードによって動物や作業者に支障を生ずることのない畜産用温度調 節装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、畜産用屋舎を所望の温度に調節する畜産用温度調節装置は、 屋舎内に配置され、屋舎内の温度を検出する温度検出手段と、温度検出手段によ り検出された温度データを無線で送信する送信手段と、送信手段により送信され た温度データを受信する受信手段と、受信手段により受信された温度データに基 づいて屋舎の冷暖房機器を制御する制御手段とを有し、温度検出手段と制御手段 とを結ぶコードを屋舎内に設けることなく、屋舎内を所望の温度に調節するもの である。
【0007】
【実施例】
次に添付図面を参照して本考案による畜産用温度調節装置の実施例を説明する 。
【0008】 図1には、本考案による畜産用温度調節装置の一実施例が示されている。同図 に示されるように、本装置は、畜産用動物30を飼育する屋舎1内に配置される 温度センサ10、増幅器12、送信部14を有する。屋舎1内にはさらに、暖房 機16が配置されている。
【0009】 温度センサ10は熱電対、サーミスタ等の温度を検出する機器が使用される。 温度センサ10から出力される温度データの信号は増幅器12に送られる。増幅 器12は温度センサ10から送られた信号を増幅する。増幅器12からの出力は 送信部14に送られる。送信部14は無線用の送信機であり、所定の搬送周波数 で温度データを無線で送信する。
【0010】 監視室2には、受信部20、温度表示部22、サーモスタット24が設けられ ている。受信部20は送信部14から送信された温度データの無線信号を受信す る。受信部20で受信された温度データの信号は温度表示部22およびサーモス タット24に送られる。温度表示部22は検出された動物の近くの温度を表示す るものであり、液晶表示器、CRT、またはプリンタ等が用いられる。
【0011】 サーモスタット24は、受信部20から送られた温度に基づき、暖房機16の オンオフを制御する制御手段である。周知のようにサーモスタット24は、検出 された温度が下がると暖房機16のスイッチをオンとし、温度が上がるとスイッ チをオフにする。したがって、屋舎内があらかじめ設定された所定の温度に保た れるように暖房を調節する。
【0012】 本装置によれば、上記のように温度センサ10によって屋舎1内の動物30の 近くの温度を検出し、この温度に基づいて屋舎1の温度を調節することができる 。温度センサ10によって検出された温度は送信部14から無線で送られ、受信 部20により受信されるから、温度データの信号を伝送するためのコードを必要 としない。したがって、従来のように動物の近くに配置されたコードによって動 物や作業者に支障を生ずることがなく、動物の飼育環境を向上させることができ る。また、コードを設けないから、コードの破損等の問題もない。
【0013】 なお、上記の実施例においては、サーモスタット24を用いているが、他の温 度制御手段を用いてもよい。また、畜産用屋舎の暖房に限らず、検出された温度 に基づく冷房、通風、その他による温度調節に用いてもよい。
【0014】
【考案の効果】
本考案の畜産用温度調節装置によれば、屋舎内の温度検出手段によって検出し た温度データを無線によって送受信し、これに基づいて屋舎内の温度を調節して いる。したがって、温度センサからのコードによって動物や作業者に支障を生ず ることがなく、動物の飼育環境を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による畜産用温度調節装置の一実施例を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 屋舎 2 監視室 10 温度センサ 12 増幅器 14 送信部 16 暖房機 20 受信部 22 温度表示部 24 サーモスタット 30 動物

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 畜産用屋舎を所望の温度に調節する畜産
    用温度調節装置において、該装置は、 前記屋舎内に配置され、前記屋舎内の温度を検出する温
    度検出手段と、 該温度検出手段により検出された温度データを無線で送
    信する送信手段と、 該送信手段により送信された温度データを受信する受信
    手段と、 該受信手段により受信された温度データに基づいて前記
    屋舎の冷暖房機器を制御する制御手段とを有し、 前記温度検出手段と前記制御手段とを結ぶコードを前記
    屋舎内に設けることなく、前記屋舎内を所望の温度に調
    節することを特徴とする畜産用温度調節装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、前記制
    御手段はサーモスタットであることを特徴とする畜産用
    温度調節装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の装置において、該装置
    はさらに、前記受信手段により受信された温度データを
    表示する表示手段を有することを特徴とする畜産用温度
    調節装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の装置において、前記受
    信手段および制御手段は前記屋舎外に設けられているこ
    とを特徴とする畜産用温度調節装置。
JP1963092U 1992-03-02 1992-03-02 畜産用温度調節装置 Pending JPH0568256U (ja)

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ID=12004527

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CN117537948A (zh) * 2023-11-20 2024-02-09 徐州法拉电子科技有限责任公司 一种畜牧业用温度远程检测装置

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JPH01157324A (ja) * 1987-12-14 1989-06-20 Nambu Electric Co Ltd 畜舎内温度をコントロールする方法及びその装置

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950905