JPH01157324A - 畜舎内温度をコントロールする方法及びその装置 - Google Patents

畜舎内温度をコントロールする方法及びその装置

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JPH01157324A
JPH01157324A JP62315775A JP31577587A JPH01157324A JP H01157324 A JPH01157324 A JP H01157324A JP 62315775 A JP62315775 A JP 62315775A JP 31577587 A JP31577587 A JP 31577587A JP H01157324 A JPH01157324 A JP H01157324A
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JP
Japan
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temperature
body temperature
livestock
barn
signal
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Application number
JP62315775A
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English (en)
Inventor
Kunio Nanbu
邦男 南部
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Nambu Electric Co Ltd
Original Assignee
Nambu Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は畜舎で飼育される個々の家畜自身の体温の変化
に応じて、畜舎内温度をコントロールする方法とその装
置に関するものである。
(従来の技術) 多発する鶏の死亡の原因の一つに行内室温の上昇による
高温染件下での熱射病によるものがある。
これはよた−畜舎内に多数の鶏を収容し飼育することか
ら常に付きまとう病気であり、そのため舎内室温をコン
トロールすることは鶏の管理上肢も重要なこととされて
いる。従来より実施されている行内温度の調節方法は畜
舎室内の適所に温度計あるいは温度検知装置を設置し、
これから室温を知ることにより畜舎各所に設けられた換
気装置を稼動させるものである。
(発明が解決しようとする問題点) しかし熱射病による被害を未然に防止するには。
個々の鶏の運動による体温の上昇、及び鶏同志の触れ合
いによる相乗的な体温の上昇により、まわりの室温が影
響されることから、畜舎内に固定された場所での舎内温
度の動きのみを捕らえるのではなく、鶏自身の体温の変
化を捕らえる必要があった。またブロイラー用養鶏場の
平飼い鶏舎で飼育されている鶏に対しては、畜舎の床面
付近の温度によっても、鶏の体温が左右されていること
が知られている。そのため畜舎内に収容された鶏の体温
の変化を感知して、この情報に基づいて、即座に鶏の生
体の変化を知り、その鶏の生活する空間の室温をコント
ロールする必要があった。
(問題点を解決するための手段) そのために本発明は、多数の家畜を飼育する畜舎の舎内
温度を管理する方法として1個々の家畜に体温感知器を
装着し、予め定められた体温まで変化した家畜の体温を
前記体温感知器が感知することによって、前記変化した
体温に対応した信号を出力し、その結果前記出力された
信号を検知した区画の室温を制御する手段に対して動作
指令を出力させてN舎内温度をコントロールする方法を
採用したものである。
そして上記方法を実現するものとして、予め定められた
家畜体温を感知する体温感知器と1個々の家畜に装着さ
れた前記体温感知器が体温の変化を感知することにより
発信する発信手段と、前記発信手段からの信号を受信す
る畜舎内各区画毎に設けられた受信手段と、前記受信手
段に受信された信号に基づいて前記各区画の室温を調節
する室温制御手段と、前記各区画毎に設けられた受信手
段からの受信信号により受信された区画の前記室温制御
手段に対して動作指令を出力する制御装置とで構成され
た畜舎内温度をコントロールする装置を提供したもので
ある。
(実施例) 本発明の好適な一実施例を、鶏を例にあげて説明する。
鶏の体温は一般に40℃前後であることが知られており
2個体間に差はあるとしても、室温が上昇しても鶏自身
が持っている体温調節機能により室温38℃までは体温
を調節することができると言われている。しかし室温が
38℃を越えるに従って前記体温調節機能の働きが衰え
て、熱死する鶏が増えてくる。すなわち鶏の体温がある
温度以上に上昇すると鶏自身が持っている体温調節機能
が働かなくなる。そこで本実施例では鶏の体温の変化を
直接感知するために、鶏1の翼に、予め定められた温度
を越えた体温(本実施例では44゜5℃)を感知する体
温感知器2と、この体温感知器2からの感知信号aによ
り、始めて検知信号すを発信する発信部3とを有する温
度センサー4を固定して装着する(第1図参照)、これ
によって鶏1の体温の上昇を感知すると同時に、寄り集
まった鶏同志の体温の影響による温度の上昇も感知する
温度センサー4としては、第2図に体温感知器2である
バイメタルの屈曲により温度変化を感知し。
通電状態となった発信部3から検知信号すを出力する最
も簡単なものを図示しである。温度センサー4の発信部
3から出力された検知信号すは鶏舎5の区画毎に天井に
取り付けられた受信装置6に受信される。各区画毎に設
けられた受信装置6は。
すべて制御装置7に接続されている。また制御装置7は
室温を制御する手段としての換気装置8に接続しており
、受信装置6が受信した検知信号すを受けて、前記各区
画毎に設けられた換気装置8に対して稼動指令Cを出力
する。また前記制御装置7には前記検知信号すがどの受
信装置6から受信されたものであるかを判断する選択部
9と、前記検知信号すを受信した受信装置6が設置され
た区画の室温を制御している換気装置8に対して稼動指
令Cを出力する換気駆動制御部10とから構成されてい
る。前記制御装置7からは、既述のごとく各区画毎に設
けられた換気装置8に対して稼動指令Cを出力するとと
もに、換気装置8の稼動により、鶏舎内の換気が実施さ
れ、鶏1の体温が低下することによって、設定温度(予
め定められた体温44.5℃に対する設定温度は42.
5℃とした)を切り、温度センサー4の体温感知器2が
それを感知し1発信部3の通電状!序が解除され、それ
を受けて制御装置7は換気を実施している換気装置8に
対して停止指令dを出力する。
本実施例の具体的装置を第4I21及び第5図を参照し
て説明すると、ブロイラー用飼育鶏舎5で平飼いされた
鶏1の翼に温度センサー4がゴムバンドで装着しである
。また鶏舎5の天井には受信装置6が設置され、鶏舎5
を複数に分割等分した区画毎に設けである。そして鶏舎
5の一方の側壁には前記区画に応じた吸入口11を、他
方の側壁にはそれに対応する換気装置8のファンが取り
付けてあり、換気ダクト12を通って熱風を排気してい
る。前記受信装置6及び前記換気装置8は制御装置7に
よって制御されている0以上の構成により、下記のごと
く作動する。
平飼いされた鶏1の体温が44.5℃を越えると1体温
感知器2が感知し、温度センサー4からの検知信号すを
受信した受信装置6の設置された区画の換気をコントロ
ールしている換気装置8のファンを回転させるべく、前
記検知信号すを受けた制御装置7から稼動指令Cが出力
される。ファンの回転によって吸入口11から外気が取
り入れられ。
熱気となった室内空気を換気ダクト12から排出する。
その結果、室温が低下すると、それとともに鶏1自身の
有する体温調節機能が回復し、予め定められた体温44
.5℃から設定温度42.5℃まで鶏1の体温が低下す
る。この設定温度42゜5°Cになると1体温感知器2
が復帰することによって1発信部3の通電状態が解除さ
れ、検知信号すの出力が止む。前記検知信号すの制御装
置7への入力が停止すると、対応した換気袋W8に対し
て停止指令dが出力され、換気装置8のファンが停止す
る。以上の過程を繰り返すことによって鶏舎内室温をコ
ントロールしている。
その他の実施例として図示した第6図は、換気装置8か
ら外気を吸引し、地中に埋められたバイブ13の冷気流
出口14から冷気が噴出することによって、地表から室
温を低下させる土中冷却方式に本発明を採用した場合で
ある。
上記の実施例は、いずれもブロイラー用養鶏の平飼い鶏
舎に対するものであるが1本発明は第7図に図示するご
とく、ケージを多段積みし、多数列載置した鶏舎におい
ても十分実施できるものである。すなわちゲージに収容
された鶏1の温度センサー4からの検知信号すを受信し
た受信装置6は制御装置7に対して検知信号すを送信す
る。その結果、制御装置7は吸入口に設けられた外気の
供給をコントロールする人気調整板15を回動させるモ
ーター16に対して動作信号CIを、また鶏舎5内の熱
気を1JE出する換気装置8に対しては回転指令c2を
出力する。
本発明のより具体的説明として1区画とは一鶏舎分一区
画としたもの、あるいは−鶏舎を複数に分割して区画を
形成したものを含んでいる。また一区画から幾つの検知
信号すが出力されたかによって稼動指令C及び停止指令
dを出力するかを選択してもよいし、この俄きを選択部
に設けてもよいことは言うまでもない。また受信装置と
室温制御手段か組みになっており、受信装置が検知信号
を受信することによって、直接室温制御手段が稼動する
装置も含んでおり、また受信装置が移動可能であり、検
知信号を受信したときに位置した区画の室温制御手段に
対して動作指令を出力させる装置も含んでいる。
〈発明の効果) 既述したごとく9個々の家畜に体温感知器を装着し、予
め定められた体温まで変化した家畜の体温を前記体温感
知器が感知することによって、前記変化した体温に対応
した信号を出力し、その結果前記出力された信号を検知
した区画の室温を制御する手段に対して動作指令を出力
させて、畜舎内温度を個々の家畜の生体の情報に基づい
て即座にコントロールすることが可能になった。そして
家畜自身の体温の変化を捕らえて、この情報に基づいて
即座に舎内温度を調節するため、熱死等による病死を未
然に防止することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の温度センサーの装着位置を
図示した概略図、第2図は第1図の詳細説明図、第3図
はブロック図、第4図は一実施例を図示した側面図、第
5図は第4図の平面図、第6図は他の実施例を図示した
側面図、第7図は他の実施例を図示した側面図。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)多数の家畜を飼育する畜舎の舎内温度を管理する方
    法であって、個々の家畜に体温感知器を装着し、予め定
    められた体温まで変化した家畜の体温を前記体温感知器
    が感知することによって、前記変化した体温に対応した
    信号を出力し、その結果前記出力された信号を検知した
    区画の室温を制御する手段に対して動作指令を出力させ
    て畜舎内温度をコントロールする方法。 2)予め定められた家畜体温を感知する体温感知器と、 個々の家畜に装着された前記体温感知器が体温の変化を
    感知することにより発信する発信手段と、前記発信手段
    からの信号を受信する畜舎内各区画毎に設けられた受信
    手段と、 前記受信手段に受信された信号に基づいて前記各区画毎
    の室温を調節する室温制御手段と、 前記各区画毎に設けられた受信手段からの受信信号によ
    り受信された区画の前記室温制御手段に対して動作指令
    を出力する制御装置とからなる畜舎内温度をコントロー
    ルする装置。
JP62315775A 1987-12-14 1987-12-14 畜舎内温度をコントロールする方法及びその装置 Pending JPH01157324A (ja)

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