JPS59100919A - ウインドレス豚舎環境制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はウィンドレス豚舎環境制御方式に関する。

この種のトータルシステム管理の従来方式における畜舎
内の温度制御は、夏場においてはファンを稼動させ通風
を行ない、冬場はボイラー、ガスヒーター等を使用して
加温を行っているが、畜産家の長年の経験、カンにたよ
るものが多く不確実な方式である。又、畜舎の窓の開閉
、ボイラーの稼動等は人力で行うものであり、厳しい労
働条件が必然的に要求されている。更に畜舎内の湿度制
御は畜舎内の湿度を検出して行う方法が全〈実施されて
いない現状である。

従って、家畜を劣悪な条件下におく危険性が高く、また
最適な環境下に畜舎内を維持することが困難であり、極
めて生産性の低いことを余儀なくされている。

更に具体的には、従来の人気装置では畜舎内の風速を調
整することはできるが、その制御（ダンパー開度）杜十
分な機構ではなく、又、畜舎内の空気輪道（空気の循環
回路）を畜舎内外の温度等によって自動的に制御できな
い現状である。

本発明者はこれら従来方式をコンピューターの導入によ
シ自動化することに着目し、種々研究、実験の結果本発
明の開発に成功したものであり、本発明の要旨とすると
ころ社前記特許請求の範囲に明記したとおりであり、以
下添付図面に示す本発明の一具体例に基いて詳細に説明
する。

第１図はウィンドレス豚舎の側面図であり、第１図は第
１図の一部を切欠して豚舎内部を示し。

第３図は豚舎内平面図、第４を図は人気装置（ダンパー
）の設置位置を示す断面略図である。

第１図〜第弘図において豚舎ｌはウィンドレス（窓なし
）構造であり、側壁上級には回動自在の多数の人気ダン
パー３が配設しである。豚舎ｌは断熱材構造の側壁コと
天井部２′からなり、豚舎内は分娩豚房Ｘ１育成豚房Ｙ
の如く分別配置することが好ましい。又、豚舎ｌは飼育
頭数の変動に対応するためその長手方向中央部に隔壁弘
が設けである。ｊ゛は１／ギラーフアンであすｂ　　’
はコントロールファンである。７は加湿用スプレーであ
り。

ｒは加温用蒸気管である。

以上の如き構成からなるウィンドレス豚舎の制御方式を
第３図に示すフローシートに説明する。

制御部のコンピューターには、既知の基本因子である豚
房の種類、面積及び熱貫流率、各豚房のファン台数、該
ファンの最大及び最少風量１人気口の風速及び豚の発熱
量と、場合によシ変動する因子である豚の在室頭数、平
均体重、各豚房の希望設定温度及び希望設定湿度並びに
空気給進（人気の方向）の変更設定温度を予じめインプ
ットしておく。

ついで、入力部における外気温度センサー（ａ）で検知
した外気温度、豚舎内温度センサー（ｂ）で検知した豚
舎内温反及び豚舎内湿度センサー（Ｃ）で検知した豚舎
内湿度をコンピューターにインプットし。

前記基本因子、変動因子及び検知した各温度、湿度とに
基いて演算する。この演算値を信号に変換して出力部で
ある人気装置囚、換気ファン（Ｂ）、加温ボイラー（０
）及び調湿機の）に信号を送り、それぞれを作動させて
風向及び風速の制御、換気量による豚舎内の温度制御、
加温による温度制御及び湿度制御を行うものである。

前記各種の制御について以下に詳述する。

Ａ１人気装置の基本的操作； 外気温度センサー（１）により外気温度を検知し、第６
図及び第７図に示すように人気ダンパー３を信号によシ
作動される駆動装置（図示せず）Ｋより操作する。即ち
、低温時（冬期）は冷気が直接原体に当らないよう＠６
図の如く上向きとし、また高温時（夏期）には第７図の
如く人気ダンパー３を下向きとして外気を直接原体に当
て、体感温度を下げ冷却効果をもたらすものである。

入気ダ、／／ξ−３の開度は第を図に示す如く。

外気温度に対応して決定される。第ｇ図において縦軸は
外気温［（Ｕ）を示し、横軸はダンノ々−開度（％）で
示す、尚、第を図は分娩豚透温駄高２ｊ℃の場合を図示
する。

また、風速制御圧ついては１次項Ｂで説明する如く、換
気量が増減するため、人気口での風速が常時変化する。

冬期風向が上向きの場合。

ある程度人気口での風速がなければ冷風が途中で落下し
たシ、夏期風向が下向きの場合、原体に当たる風速があ
ｔ９に高いと豚にストレスを与えるため、換気量の変化
によってコンピューターが演算し５人気装置の開口面積
を決定し、人気ダンパーの角度を制御し、風速を常に最
適に保ち、最適の環境に維持する。

Ｂ１換気ファン操作； 前記した豚房の熱貫流率、豚の在室頭数、平均体重、各
豚房の希望設定温度及び湿度、豚の発熱量等と各セン誉
−によシ感矧したデータよシ、豚舎内の温度を希望温度
とするための換気量をコンピューターがプログラムされ
た式よシ演算して決定する。また、最低換気量もＨ］算
し、冬期に換気不足にならないようにする。また、前述
した豚の在室頭数及び平均体重は変化するので同じ温度
でも換気量が変化する。従って、常時コンピューターに
よる演算をして換気ファン風量の調整をして所望の豚舎
環境を維持する。

Ｃ１加温用ゼイラ一操作； 前項Ｂで温度保持が不可能となった場合、ディシーを作
動させて豚舎内を希望温度に維持する。尚、このボイラ
ー用燃料としては本出願人が種々提案している糞尿処理
による発生メタンガスを使用する。

Ｄ、調湿様操作； 前項Ｂで説明した所望湿度が保持できない場合は、コン
ピューターの信号に従って調湿機を作動させ、例えに天
井に備えたスプレーから水を噴霧させて所望湿度に維持
する。

以上本発明制御方式の構成を説明したが、このような構
成とすること−によシ、本発明方式によれば豚を最適の
環境下において生産性を高める得るものである。従って
、豚の適温帯は成長段階によって異なるため、各豚房毎
に設定維持する温度や。

換気風量、暖房用温水量が異なる。以下に豚房の種類と
適温帯を示す。

豚房の種類　　　　　　　適温帯 ａｍ　　　房　　　　　　　ｌ　Ｏ〜ｌＩｒ℃分娩豚房
　　　／ｊ−２θ℃ 育生豚房　　　１１，２．１℃ 肥育豚房　　　／１〜コＯ℃

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のウィンドレス豚舎の一例を示す側面図
、第２図はその断面図、第３図は同じく平面図、＠グ図
は人気装置の設置態様を示す断面図、第５図は本発明制
御方式のフローシート、第６図は冬期空気給進、第７図
は夏期空気給進をそれぞれ矢印で示し、第ｒ図は人気ダ
ンパーの外気温度に開運する開度（％）を示すグラフで
ある。 図中、ｌ・・・豚舎、２・・・断熱壁、３・・・人気ダ
ンパー、弘・・・隔壁、！・・・レギラーファン、６・
・・コントロールファン、７・・・加湿用スプレー、ｇ
・・・加温用蒸気管である。 第８図 （タンバー開度％） 手続補正書 昭和５８年　４月２２日 特許庁長官殿 １、事件の表示 昭和５７年　特許願　第２１０６５７号２、発明の名称 ウィンドレス豚舎環境制御方式 ３、補正をする者 事件との関係　　　特許出願人 住　所　東京都港区所橋２丁目１６番１号名称　　犬槻
ゴム工業株式会社 ４、代理人 〒１０５住所　東京都港区西新橋１丁目１番１５号物産
ビル別館　電話（５９１）　０２６１６、補正の内容 （１＋　　第２図を別添補正第２図のように補正する。 この補正は暖房記音８の記載位ｊｎ（を補正するもので
ある。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 豚房の種類５面積及び熱貫流率、各豚房のファン台数、
   該ファンの最大及び最少風量、人気口の風速及び豚の発
   熱量からなる基本因子と、豚の在室頭数、平均体重、各
   豚房の希望設定温度及び希望設定湿度及び空気輪道の変
   更設定温度からなる変動因子とをコンピューターにイン
   プットトし、外気温度、豚舎内温夏及び湿度を検知して
   演算し。 該演算値を信号に変換して人気装置、換気ファン、加温
   用ボイラー及び調湿機を作動することを特徴とするウィ
   ンドレス豚舎環境制御方式。