JPS6226999A - センシング機能付きトランスポンデイングカ−ド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、センシング機能が付加され、無線により固定
局との送受信を行うトランスボンディングカードに関す
る。

（従来の技術） 近年、センシングデータを如何に簡単にしてセンタに伝
送するか種々の開発が行われているが、上針に期待に応
えるものはないのが現状である。

例えば、従来、センシングデータをセンター等に伝送す
る場合テレメータを使用している。つまり、センシング
データ＆Ｊ：　ＲＳ　−２３２Ｃインターフェイスなど
の有線でもっであるいは比較的大型の無線機によってセ
ンタへ送信するよ・うにしている。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、−に記構成の装置では、装置が大型化し
、手軽に持ち運びができない。また、設置場所に制限が
あるといった問題があった。

本発明は、上記問題点を除去し、軽薄短小にして可搬性
に優れ、移動体からでも容易にデータ伝送が可能なセン
シング機能付きトランスボンディングカードを提供する
ことを目的とする。

（問題点を解決するだめの手段） 本発明は、−１−記問題点を解決するために、ＩＣカー
１“に無線による送受信機能とセンシング機能を付加し
、かつ移動体に装着して持ち運びできるよ・うに軽薄短
小化を図ったものである。

（作用） 本発明によれば、移動体にセンシング機能を有するｌ・
ランスボンディングカードを装着し、該カードから、セ
ンシングデータを固定局に無線伝送することができる。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面を参照しながら詳細に説明
する。

なお、ここでトランスボンディングカード（以下、ＴＲ
Ｃという）とはＩＣカードに無線送受信機能を４１加し
たものをいう。

第１図は本発明に係るＴＲＣの構成図であり、第２図は
このＴＲＣの外観図である。

図中、ｌは外部の固定局との無線による送受信を行う送
受信部、２はＴＲＣの全体の制御・処理等を行う制御部
、３はＩＣによって構成されたメモリであり、このメモ
リはｉｌｌ信制御手順を書き込んだＲＯＭ、データの格
納を行うＲＡ　Ｍから成る。

４はセンザ部、５はＴ”　ＲＣ全体に必要な電源を供給
する電源部である。６は１種類又は数種類のセンサ、７
は時計部である。

これらの図に示されるように、センサ６で検出されたデ
ータは制御部２で処理され、逐次メモリ３に格納・蓄積
される。

固定局からセンシングデータ送信の指示があった場合、
検出されたデータが蓄積されたメモリ３から必要なデー
タを読め出し、制御部２で処理して送受信部１から送信
する。また、このＴＲＣを用いたシステムにおいて、予
めセンシングデータの基準を定めておくことにより、基
準を外れるセンシングデータを検知した場合、制御部２
がそれを判断して固定局を通してセンター等へアラーム
信号を送信することができる。

以−Ｌ述べたような機能を第２図に示されるようなカー
ト状に小型化する。

特に、近年発振器も小型化が可能になってきている。例
えば、ＩＣと一体化できる薄膜技術を応用してＩＣ基板
上に多層膜う形成する共振子が開発されてきており、こ
れらを用いることによっても当該ＴＲＣの小型化を図る
ことができる。

更に、第１図に示されるように、ＴＲＣに時計部７を制
御部２に接続するように組み込むことによって、正確な
時刻と関連付は有効なセンシングデータを得ることがで
き、該データは固定局のあき時間に収集することができ
る。

第３図はこのＴＲＣを用いたシステムの構成図である。

この図に示されるように、１１はシステム全体の管理と
情報処理を行うセンタであり、コンピュータから成る。

１２はセンタ１１に接続されてセンタ１１への入力及び
センタ１１で処理された情報を表示出力するためのデー
タ端末（ＤＴ）　、１３はＬ　Ａ　Ｎ（ローカルエリア
ネットワーク）などの伝送路、１４はＴＲＣと送受信を
行う固定局であり、この固定局１４は管理対象範囲内の
位置識別をずべき箇所に１個ずつ設置されセンタ１１と
伝送路１３を介して接続されている。

次に、上記した記憶機能及びセンシング機能を有するＴ
ＲＣの適用例について説明する。

（１）気象関連センシングデータの収集センサ６により
温度、湿度、気圧等をセンシングデータとして得て、メ
モリ３に蓄積し、固定局１４からの該データの伝送指令
に基づき、時計部７からの時刻データと共にセンタ１１
に送信する。

（２）防災関連センシングデータの収集センサ４により
火災（ＣＯ１温度、煙などを検知する）の検知や漏水の
検知を行いそのデータをセンタへ無線送信する。センタ
においてはそのセンサ４の場所を探索できるので、その
場所の防災機器制御部１５を動作させて防災機器を自動
的に作動させるように制御することができる。

（３）防犯関連センシングデータの収集センサ６により
該ＴＲＣの移動を検知し、そのセンサ６から検知された
データをセンタへ無線送信する。

（４）　＋ｌＪ！康関連センシングデータの収集センサ
６にまり６脈、脈拍、体温などを検知し、その検知され
たデータをセンター、無線送信する。

このように、健康関連データを遠隔測定することにより
大病院などにおいては定量巡回にかえてセンタにおいて
当該データを収集して、適切な処理を指示することがで
きる。

これらのデータはＴ’　ＲＣのメモリを活用して定期的
に記１，０シておき、医師は時間があいた時にこのデー
タを収集して診断を行うことができる。

なお、本発明は−Ｉ−記実施例に限定されるものではな
く、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、
これらを本発明の範囲から排除するものではない。

（発明の効果） 以ト、詳細に説明したように本発明によれば、固定局と
の無線ｉｌｌ信を行う送受信部と、該送受信部に接続さ
れる制御部と、該制御部に接続されるセンサとを具備す
るようにしたので、 （１）任意の場所における各種のデータを収集するごと
ができる。

（２）そのセンサは軽薄短小なｔランスポンディングカ
ードに組み込まれるため取扱が容易である。

このように、本発明は種々の用途に用いることができ、
それによってもたらされる効果は顕著である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るトランスボンディングカー　ドの
構成図、第２図は同トランスポンディングカー　ドの夕
■観図、第３図はこのトランスボンディングカー１”を
用いたシステム構成図である。 １・・・送受信部、２・・・制御部、３・・・メモリ、
４・・・センサ部、５・・・電源部、６・・・センサ、
７・・・時計部、”ｒ　Ｒｃ・・・１〜ランスポンデイ
ングカード、１１・・・センタ、１２・・・データ端末
、１３・・・伝送路（ＬＡＮ）　、１４・・・固定局、
１５・・・防災装置制御部。 特許出願人　沖電気工業株式会社 （外１名）

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）固定局との無線通信を行う送受信部と、該送受信
   部に接続される制御部と、該制御部に接続されるセンサ
   とを具備することを特徴とするセンシング機能付きトラ
   ンスボンディングカード。
2. （２）前記センサは複数種類を設けるようにしたことを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載のセンシング機能
   付きトランスボンディングカード。
3. （３）前記制御部には基準値を設定し、前記センサから
   の検出値が前記基準値を越える場合にはアラーム信号を
   固定局へ伝送するようにしたことを特徴とする特許請求
   の範囲第１項記載のセンシング機能付きトランスボンデ
   ィングカード。