JPH0568132U - チャージポンプ式pll装置 - Google Patents

チャージポンプ式pll装置

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JPH0568132U
JPH0568132U JP714692U JP714692U JPH0568132U JP H0568132 U JPH0568132 U JP H0568132U JP 714692 U JP714692 U JP 714692U JP 714692 U JP714692 U JP 714692U JP H0568132 U JPH0568132 U JP H0568132U
Authority
JP
Japan
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clock signal
reference clock
charge pump
phase
voltage
Prior art date
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Pending
Application number
JP714692U
Other languages
English (en)
Inventor
昌広 相馬
昌孝 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0568132U publication Critical patent/JPH0568132U/ja
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 参照クロック信号の供給断時の電圧制御発振
手段の出力周波数の変化を阻止し、データ処理システム
に対するAIS信号の送出を確実に行う。 【構成】 参照クロック信号の供給断の場合に、参照ク
ロック信号供給断アラーム検出回路34で参照クロック
信号の供給断が検出し、その信号が位相比較回路24に
入力されてNORゲート24a,24bを閉じてフリッ
プフロップ回路24c,24dからのプラスパルス,マ
イナスパルスの出力を停止する。チャージポンプ式電圧
保持回路26は、参照クロック信号の供給停止前の電圧
を保持し、その保持した制御電圧で電圧制御発振器(V
CO)30は参照クロック信号の供給断前の出力周波数
を保持する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、チャージポンプ式電圧保持回路からの制御電圧で周波数調整を行う チャージポンプ式PLL装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2は、この種の従来のチャージポンプ式PLL装置の構成を示している。
【0003】 図2において、参照クロック信号を1/Nに分周する分周回路2と、分周した 参照クロック信号と以降に説明する電圧制御発振器(VCO)10の出力周波数 の位相を比較し、プラス(+)パルス、マイナス(−)パルスを出力する位相比 較回路4と、チャージポンプ式電圧保持回路6と、ここからの出力電圧(信号) を増幅する増幅器8と、この増幅出力電圧が入力されて周波数制御を行う電圧制 御発振器10と、ここからの発振信号を1/Nに分周して位相比較回路4に供給 する分周回路12とを有している。
【0004】 次に、この構成における動作を説明する。
【0005】 図3(a)に示すように参照クロック信号の周波数が高くなり位相が電圧制御 発振器10の出力周波数に比較して進んだ進相の場合、その位相差に比例した幅 のプラスパルスが位相比較回路4から出力され、チャージポンプ式電圧保持回路 6は、このパルスに応じて電荷をチャージして高電圧となる。この結果、電圧制 御発振器10の制御電圧が上昇して出力周波数が高くなる。
【0006】 この処理は参照クロック信号の位相と、電圧制御発振器10との出力の位相が 一致するまで続けられる。
【0007】 また逆に、図3(b)に示すように、参照クロック信号の周波数が低くなり、 位相が電圧制御発振器10の出力の位相に比較して遅れた遅相の場合、位相比較 回路4よりマイナスパルスが出力されチャージポンプ式電圧保持回路6の出力電 圧が低下して電圧制御発振器10の周波数が低くなる。そして、参照クロック信 号の位相と電圧制御発振器10の出力の位相が一致するまで処理が行われる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
ところで従来のチャージポンプ式PLL装置では、図4中、(a)に示すよう に参照クロック信号の供給が停止すると、その周波数が見かけ上で0(零)に近 づき、マイナスパルスが出力されて電圧制御発振器10の出力周波数が低下、す なわち、変化してしまうという欠点がある。
【0009】 このため、データ処理システムに対するAIS(Alarem Indication Signal) 信号の送出が確実にできなくなるという欠点がある。
【0010】 本考案は、このような課題を解決するものであり、参照クロック信号の供給断 時の電圧制御発振手段の出力周波数の変化を阻止でき、データ処理システムに対 するAIS信号の送出が確実にできるチャージポンプ式PLL装置を提供するこ とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本考案は、クロック信号入力断アラーム検出手段 と、参照クロック信号が供給される位相比較手段とチャージポンプ式電圧保持手 段と電圧制御発振手段とが閉ループに接続されるチャージポンプ式PLL装置に おいて、参照クロック信号の供給断時にクロック信号入力断アラーム検出手段が 検出した信号が位相比較手段に入力された場合に、位相比較手段は電圧制御発振 手段の出力周波数の位相と比較される参照クロック信号の進相、遅相の位相差に 比例した幅のプラスパルス、マイナスパルスの出力を停止し、且つ、チャージポ ンプ式電圧保持手段が保持する参照クロック信号供給断前の電圧が電圧制御発振 手段に供給されて参照クロック信号の供給断前の周波数を保持することを特徴と するものである。
【0012】
【実施例】
以下、本考案のチャージポンプ式PLL装置の実施例について図面をもとに説 明する。
【0013】 図1は実施例の構成を示している。
【0014】 図1において、参照クロック信号を1/Nに分周する分周回路22と、分周し た参照クロック信号と以降に説明する電圧制御発振器(VCO)30の出力周波 数の位相を比較し、プラス(+)パルス,マイナス(−)パルスを出力する位相 比較回路24と、チャージポンプ式電圧保持回路26と、ここからの出力電圧( 信号)を増幅する増幅器28と、この増幅出力電圧が入力されて周波数制御を行 う電圧制御発振器30と、ここからの発振信号を1/Nに分周して位相比較回路 24に供給する分周回路32、参照クロック信号の供給断を検出して信号を送出 する参照クロック信号供給断アラーム検出回路34とを有している。 次に、この構成の動作について説明する。
【0015】 参照クロック信号が供給されている場合の動作は従来例と同様であり、図3( a)(b)を再度、参照して説明する。
【0016】 図3(a)に示すように参照クロック信号の周波数が高くなり位相が電圧制御 発振器30の出力周波数に比較して進んだ進相の場合、その位相差に比例した幅 のプラスパルスが位相比較回路24から出力され、チャージポンプ式電圧保持回 路26は、このパルスに応じて電荷をチャージして高電圧となる。この結果、電 圧制御発振器30の制御電圧が上昇して出力周波数が高くなる。
【0017】 この処理は参照クロック信号の位相と、電圧制御発振器30との出力の位相が 一致するまで続けられる。
【0018】 また逆に、図3(b)に示すように、参照クロック信号の周波数が低くなり、 位相が電圧制御発振器30の出力の位相に比較して遅れた遅相の場合、位相比較 回路24よりマイナスパルスが出力されチャージポンプ式電圧保持回路26の出 力電圧が低下して電圧制御発振器30の周波数が低くなる。そして、参照クロッ ク信号の位相と電圧制御発振器30の出力の位相が一致するまで処理が行われる 。次に、参照クロック信号の供給断の場合を説明する。
【0019】 参照クロック信号供給断アラーム検出回路34で参照クロック信号の供給断が 検出される。参照クロック信号供給断アラーム検出回路34からの信号が位相比 較回路24に入力され、この信号が入力される位相比較回路24のNORゲート 24a,24bを閉じることにより、フリップフロップ回路24c,24dから のプラスパルス,マイナスパルスの出力が停止する。
【0020】 これによって、参照クロック信号の供給断時に位相比較回路24の出力が停止 してチャージポンプ式電圧保持回路26は、参照クロック信号の供給停止前の電 圧を保持する。この保持した電圧が制御電圧として供給される電圧制御発振器( VCO)30は参照クロック信号の供給断前の出力周波数を保持する。
【0021】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案のチャージポンプ式PLL装置は、参 照クロック信号の供給断時にクロック信号入力断アラーム検出手段が検出した場 合に、チャージポンプ式電圧保持手段が保持する参照クロック信号供給断前の電 圧が電圧制御発振器に供給されて参照クロック信号の供給断前の周波数を保持す るため、参照クロック信号の供給断時の電圧制御発振手段の出力周波数の変化を 阻止でき、データ処理システムに対するAIS信号の送出が確実にできるという 効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のチャージポンプ式PLL装置の実施例
における構成を示すブロック図である。
【図2】従来のチャージポンプ式PLL装置の構成を示
すブロック図である。
【図3】従来および実施例の動作説明に供され、参照ク
ロック信号の位相の進相、遅相の場合の処理信号におけ
るタイミングチャートである。
【図4】従来の動作説明に供され、参照クロック信号の
供給が停止された場合の処理信号におけるタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
22 分周回路 24 位相比較回路 26 チャージポンプ式電圧保持回路 28 増幅器 30 電圧制御発振器(VCO) 32 分周回路 34 参照クロック信号供給断アラーム検出回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】クロック信号入力断アラーム検出手段と、
    参照クロック信号が供給される位相比較手段とチャージ
    ポンプ式電圧保持手段と電圧制御発振手段とが閉ループ
    に接続されるチャージポンプ式PLL装置において、 参照クロック信号の供給断時にクロック信号入力断アラ
    ーム検出手段が検出した信号が位相比較手段に入力され
    た場合に、前記位相比較手段は前記電圧制御発振手段の
    出力周波数の位相と比較される参照クロック信号の進
    相、遅相の位相差に比例した幅のプラスパルス、マイナ
    スパルスの出力を停止し、且つ、チャージポンプ式電圧
    保持手段が保持する参照クロック信号供給断前の電圧が
    電圧制御発振手段に供給されて参照クロック信号の供給
    断前の周波数を保持することを特徴とするチャージポン
    プ式PLL装置。
JP714692U 1992-02-20 1992-02-20 チャージポンプ式pll装置 Pending JPH0568132U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002164873A (ja) * 2000-11-24 2002-06-07 Roland Corp デジタル・オーディオ装置
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