JPH0568123B2 - - Google Patents

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JPH0568123B2
JPH0568123B2 JP63090060A JP9006088A JPH0568123B2 JP H0568123 B2 JPH0568123 B2 JP H0568123B2 JP 63090060 A JP63090060 A JP 63090060A JP 9006088 A JP9006088 A JP 9006088A JP H0568123 B2 JPH0568123 B2 JP H0568123B2
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JP
Japan
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antenna
phase
signal
phase difference
driving
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JP63090060A
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English (en)
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JPH01261005A (ja
Inventor
Masahiro Uematsu
Tetsumi Harakawa
Kenji Omaru
Shigeru Yamazaki
Yasuhiro Ito
Isao Nemoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Nemoto Kikaku Kogyo KK
Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Nippon Hoso Kyokai NHK
Nippon Steel Corp
Nemoto Kikaku Kogyo KK
Japan Broadcasting Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Hoso Kyokai NHK, Nippon Steel Corp, Nemoto Kikaku Kogyo KK, Japan Broadcasting Corp filed Critical Nippon Hoso Kyokai NHK
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Priority to CA000596269A priority patent/CA1318394C/en
Priority to AU32597/89A priority patent/AU622444B2/en
Priority to EP89106355A priority patent/EP0338379B1/en
Priority to ES89106355T priority patent/ES2065349T3/es
Priority to DE68919736T priority patent/DE68919736T2/de
Priority to EP94102432A priority patent/EP0608000A1/en
Priority to US07/336,991 priority patent/US5089824A/en
Priority to KR1019890004809A priority patent/KR920010206B1/ko
Priority to CN89102324A priority patent/CN1038378A/zh
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  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、受信アンテナ装置に関し、例えば、
自動車等の移動体上で衛星放送を受信するアンテ
ナ装置に関する。
〔従来技術〕
衛星放送が実現してから、固定建築物はもとよ
り、自動車等の移動体においても衛星からの電波
を受信しようとする動向が見られる。衛星からの
微弱な電波を受信するためには、高利得のアンテ
ナ、すなわち、指向性が鋭いアンテナが必要とな
る。このため、自動車等の移動体において衛星か
らの電波を受信しようとする場合には、アンテナ
の姿勢制御が問題となり、それに関する技術も少
なからず紹介されている。
その1つに特公昭61−28244号公報に開示され
た衛星通信用アンテナ装置がある。この装置は、
簡単にいうと、フライホイール式の安定台の上に
通信用アンテナおよびレートジヤイロを設置し、
通信方向に初期設定されたアンテナ姿勢を維持す
るようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、衛星からの微弱な電波を受信す
るための高利得アンテナは比較的大型で重量もあ
り、これを搭載して安定を得るためには大きなイ
ナーシヤを有するフライホイール、つまり、大重
量のフライホイールが必要になる。このため、自
動車等の小型の移動体への設置にはあまり適して
いるとはいえない。
また、自動車等の小型の移動体はその機動性か
ら姿勢変化が激しい。この激しい姿勢変化に抗し
て初期姿勢を長時間保つためには、やはり大型で
大きなイナーシヤを有するレートジヤイロが必要
となることも、高利得アンテナが自動車等の小型
の移動体への設置に適していないことの理由であ
ろう。
本発明は、小型の移動体への設置にも適したア
ンテナ装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のアンテナ装置は、第1,第2および第
3の受信アンテナ; 前記第1,第2および第3の受信アンテナの放
射ローブを平行に保ち、かつ、前記第1および第
2受信アンテナの放射ローブを含む平面と、前記
第1および第3受信アンテナの放射ローブを含む
平面とを垂直に保つて、前記第1,第2および第
3受信アンテナを、第1方向およびこれと直交す
る第2方向に移動自在に支持する支持手段; 前記第1,第2および第3受信アンテナを前記
第1方向に駆動する第1駆動手段; 前記第1,第2および第3受信アンテナを前記
第2方向に駆動する第2駆動手段; 前記第1受信アンテナの受信信号と前記第2受
信アンテナの受信信号との位相差に相当する第1
位相差信号を検出する第1位相差検出手段; 前記第1受信アンテナの受信信号と前記第3受
信アンテナの受信信号との位相差に相当する第2
位相差信号を検出する第2位相差検出手段; 前記第1および第2位相差信号に基づいて電波
源の方向を求め、前記第1および第2駆動手段を
それぞれアンテナの放射ローブが電波源の方向を
向くように付勢制御する制御手段;および、 前記第1,第2および第3受信アンテナのうち
少なくとも2つの受信アンテナに接続され、一方
の受信信号に対して位相を他方の受信信号の位相
と同相になるように位相補正を施し、位相補正後
の信号を他方の受信信号に加算して同相合成出力
として出力する同相合成手段; を備え、前記同相合成手段の同相合成出力を受信
出力信号として出力する。
〔作用〕
第1位相差検出手段が検出した第1位相差信号
と第2位相差検出手段が検出した第2位相差信号
により、電波源の方向(アジマス&エレベーシヨ
ン方向)が検知され、制御手段により第1および
第2駆動手段を介して、第1,第2および第3受
信アンテナが電波源に向けられる。すなわち自動
追尾が行なわれる。そして同相合成手段より、第
1,第2および第3受信アンテナのうち少なくと
も2つの受信アンテナの受信信号を同相合成した
受信信号が得られる。
このように本願発明によれば、位相差検出方式
でアンテナから見た電波源の方向を自動検知して
該方向にアンテナ姿勢を自動設定し、各アンテナ
の受信信号を合成して受信出力とするので、アン
テナ装置を小型とすることが可能となり、大きな
イナーシヤを有する大型大重量のフライホイール
や大型のレートジヤイロ等が実質上不要となる。
自動車等の移動体の激しい姿勢変化に対する応答
性が改善され、良好な通信を確保することができ
る。
また、第1受信アンテナおよび第2受信アンテ
ナを含む第1アンテナ群を支持する手段と、第3
受信アンテナを含む第2アンテナ群を支持する手
段とを独立にした場合には、第1方向に対するイ
ナーシヤが低減されて、この方向に駆動する機構
が更に軽量小型化されるのみならず、これらを一
体で駆動するときのイナーシヤが更に小さくなる
ので、自動車等の移動体の激しい姿勢変化に対す
る応答性が更に改善され、更に良好な通信を確保
することができる。
本発明の他の目的および特徴は、以下の図面を
参照した実施例説明より明らかになろう。
〔実施例〕
第1a図に、本発明を一例で実施する車載衛星
方送受信用アンテナ装置の平面図を、第1b図に
その正面図を示した。これらの図面を参照して実
施例装置の機構構成を説明する。
第1a図および第1b図にそれぞれ10,20
で示したものは、同諸元の平面アンテナユニツト
である。これらのアンテナユニツトは、第2a図
に10a,10bあるいは20a,20bと示し
たように、それぞれ2つの、半値角約7゜の放射ロ
ーブ(主ローブ:以下同)を有するアンテナセク
シヨンでなる。
アンテナユニツト10の中心部にはエレベーシ
ヨン調整軸11が固着されており、アンテナユニ
ツト20の中心部にはエレベーシヨン調整軸21
が固着されている。支持メンバ30は、中心が台
座40に枢着されており、水平に延びるアームの
両端に、垂直に折れて上方に延びるV字形アーム
31および32が形成されている。V字形アーム
31および32の一端はアンテナユニツト10の
エレベーシヨン調整軸11を、他端はアンテナユ
ニツト20のエレベーシヨン調整軸21を、それ
ぞれ枢支している。この支持において、V字形ア
ーム31および32はエレベーシヨン調整軸11
および21を平行に、また、エレベーシヨン調整
軸11の垂直方向の高さをエレベーシヨン調整軸
21より高く保持する。
アンテナユニツト20のエレベーシヨン調整軸
21の一端には扇形歯車22が固着されている。
この扇形歯車22は、支持メンバ30に設置され
たエレベーシヨン駆動ユニツト50の出力軸に固
着された鼓形ウオーム51に噛合つている。ま
た、アンテナユニツト10のエレベーシヨン調整
軸11とアンテナユニツト20のエレベーシヨン
調整軸21の両端は、リンク機構52および53
により、各面を平行を保つて両端が連結されてい
る。つまり、エレベーシヨン駆動ユニツト50に
備わるエレベーシヨンモータMe(第2a図参照)
により鼓形ウオーム51が正逆転付勢されると、
アンテナユニツト10および20が各エレベーシ
ヨン調整軸11および21を中心に各面を平行
に、すなわち、各アンテナセクシヨンの放射ロー
ブの平行を維持しながら、エレベーシヨン方向上
下に回動する。なお、実施装置においては、この
回動速度は約120゜/secであり、また、回動範囲
を約60゜に制限して上下の限界をリミツトスイツ
チにより検出している。
アンテナユニツト10および20の裏面には、
後述するBSコンバータや同相合成回路あるいは
ジヤイロユニツト等を含む回路アツセンブリ13
a,13bあるいは23a,23bが設置されて
いる。
支持メンバ30の中心軸33すなわちアジマス
調整軸33にはスリツプリングユニツト60が結
合されており、また、下端には図示しないホイー
ルギアが固着されている。このホイールギアは、
台座40上に備わるアジマス駆動ユニツト70の
出力軸に固着された鼓形ウオーム71に噛合つて
いる。したがつて、アジマス駆動ユニツト70に
備わるアジマスモータMa(第2a図参照)によ
り鼓形ウオーム71が正逆転付勢されると、支持
メンバ30およびこれに搭載されているアンテナ
ユニツト10および20等が一体でアジマス方向
左右に回動する。実施例装置において、この回動
速度は約180゜/secである。
以上説明した各要素はレードームRDにより覆
われて自動車(図示せず)のルーフに載置され
る。
第2a図に、アンテナユニツト10および20
の各アンテナセクシヨンで受信した信号により放
送衛星の方向を検出して装置の姿勢制御を行な
い、また、受信信号を復調して出力する電気回路
の構成ブロツク図を示す。この図の説明に入る前
に、第3a図および第3b図を参照して放送衛星
の方向の検出原理にについて説明する。
第3a図は、アンテナユニツト10のアンテナ
セクシヨン10aおよび10bと、放送衛星より
の電波との関係を模式的に示したもである。これ
において、アンテナセクシヨン10aと10bと
の間隔L1は、放送衛星までの距離に比して非常
に小さいので、各アンテナセクシヨンには平行
に、等強度で電波が到来すると考えて良い。とこ
ろが、電波は周期性を有しているので到達距離差
により各アンテナセクシヨンに生じる受信信号の
位相差は無視することができない。いま、アンテ
ナセクシヨン10aおよび10bの放射ローブを
含む面において法線から角度Φだけシフトした方
向に放送衛星があり、アンテナセクシヨン10a
においてcosωtなる信号を受信するものと考えれ
ば、アンテナセクシヨン10bの受信信号は、 cosω(t−l1/c)=cosω(t−L1sinΦ/c)=c
os(ωt−ωL1sinΦ/c)…(1) となる。この第(1)式は、アンテナセクシヨン10
aの受信信号に比してアンテナセクシヨン10b
の受信信号がωL1sinΦ/cだけ位相が遅れること
を意味する。ただし、ωは電波の角周波数、tは
時間、cは電波の伝搬速度である。
つまり、ω,L1およびcは既知であるので、
アンテナセクシヨン10aと10bの受信信号の
位相差ωL1sinΦ/cを検出することにより、アン
テナセクシヨン10aおよび10bの放射ローブ
を含む面における放送衛星の偏角Φを求めること
ができる。なお、本実施例においては、アンテナ
セクシヨン10aと10bとの間隔L1を半波長
の整数n1倍としているので、この位相差は
n1πsinΦとなる。
同様に、第3b図は、アンテナユニツト10の
アンテナセクシヨン10aおよびアンテナユニツ
ト20のアンテナセクシヨン20aと、放送衛星
よりの電波との関係を模式的に示したものであ
る。いま、アンテナセクシヨン10aおよび20
aの放射ローブを含む面において法線から角度Θ
だけシフトした方向に放送衛星があり、アンテナ
セクシヨン10aにおいてcosωtなる信号を受信
するものと考えれば、アンテナセクシヨン20a
の受信信号は、 cosω(t+l2/c) =cosω{t+L2sin(Θ−Δ)/c} =cos{ωt+ωL2sin(Θ−Δ)/c}……(2) となる。この第(2)式は、アンテナセクシヨン10
aの受信信号に比してアンテナセクシヨン20a
の受信信号がωL2sin(Θ−Δ)/cだけ位相が進
むことを意味する。ただし、L2はアンテナセク
シヨン10aと20bとの間隔である。
つまり、ω,L2,cおよびΔは既知であるの
で、アンテナセクシヨン10aと20aの受信信
号の位相差ωL2sin(Θ−Δ)/cを検出すること
により、アンテナセクシヨン10aおよび20a
放射ローブを含む面における放送衛星の偏角Θを
求めることができる。なお、本実施例において
は、アンテナセクシヨン10aと20aとの間隔
L2を半波長の整数n2倍としているのでこの位相差
はn2πsin(Θ−Δ)/cとなる。
第2a図を参照して説明を続ける。これにおい
て、2点鎖線80は支持メンバ30に搭載される
要素を示し、そこには、アンテナユニツト10,
20,エレベーシヨン駆動ユニツト50,アンテ
ナユニツト10の裏面に設置された回路アツセン
ブリ13aおよび13bに備わるBSコンバータ
14a,14b,チユーナ15a,15bおよび
同相合成回路16,ならびに、アンテナユニツト
20の裏面に設置された回路アツセンブリ23a
および23bに備わるBSコンバータ24a,2
4b,チユーナ25a,25b,同相合成回路2
6,27,電圧制御発振器(以VCOという)2
8およびジヤイロユニツト29が含まれている。
各アンテナセクシヨン10a,10,20aと
20bの給電点は、それぞれBSコンバータ14
a,14b,24aあるいは24bに接続されて
いる。各BSコンバータは、放送衛星から送信さ
れた約12GHzの信号を約1.28GHzの信号に変換し
て対応するチユーナ15a,15b,25aある
いは25bに与える。各チユーナには、VCO2
8より第1中間周波信号が印加されており、対応
するBSコンバータから与えられた信号を約
402.78MHzに変換する。VCO28の制御電圧は
車内に設置されたテレビジヨンセツト90に備わ
るチヤンネルセレクタ94よりスリツプリングユ
ニツト60に備わるスリツプリング61を介して
与えられる。
チユーナ15aおよび15bの出力は同相合成
回路16に、チユーナ25aおよび25bの出力
は同相合成回路26に、それぞれ印加される。
同相合成回路16の構成を第2b図を参照して
説明する。
チユーナ15aより与えられた信号は端子Aか
ら入力してスプリツタ1601により増幅器16
02とスプリツタ1603とに分配され、さら
に、スプリツタ1603により乗算器1604と
1605とに分配される。また、チユーナ15b
より与えられた信号は端子Bから入力して90゜移
相スプリツタ1606によりスプリツタ1607
と1608とに分配されるが、スプリツタ160
8へは90゜移相シフトして分配される。スプリツ
タ1607は入力信号を乗算器1604と161
3とに分配し、スプリツタ1608は入力信号を
乗算器1605と1614とに分配する。
いま、端子Aに印加される信号をcosωtとし、
端子Bに印加される信号をそれよりφだけ位相の
進んだcos(ωt+φ)とすると、乗算器1604
の出力は、 cosωt×cos(ωt+φ) ={cos(2ωt+φ)+cosφ}/2 ……(3) となる。この出力信号はローパスフイルタ160
9において高調波分が除去され、さらに高周波終
端器1611において高周波分が除去されて直流
成分、すなわち、(cosφ)/2のみを有する信号
に変換されて乗算器1613に与えられる。
乗算器1613においては、この信号と端子B
より与えられた信号cos(ωt+φ)とを乗じ、そ
の出力、 cos(ωt+φ)×(cosφ)/2 ={cosωt+cos(ωt+2φ)}/4……(4) をコンバイナ1615に与える。
一方、乗算器1605においては、端子Aより
与えられた信号cosωtと、端子Bより与えられた
信号cos(ωt+φ)を90゜移相した信号、すなわち、
−sin(ωt+φ)とを乗ずる。その出力は、 cosωt×{−sin(ωt+φ)} =−{sin(2ωt+φ)+sinφ}/2 ……(5) となり、ローパスフイルタ1610および高周波
終端器1612において高周波分が除去されて直
流成分、すなわち、−(sinφ)/2のみが取り出さ
れる。
乗算器1614においては、この信号と90゜移
相した端子Bの信号、−sin(ωt+φ)とを乗じ、
その出力、 {−sin(ωt+φ)}×{−(sinφ)/2} ={cosωt−cos(ωt+2φ)}/4……(6) をコンバイナ1615に与える。
コンバイナ1615では、乗算器1613の出
力と1614の出力とを加算し、(cosωt)/2
を出力する。この出力は、さらに増幅器1616
において増幅された後、コンバイナ1617に印
加される。コンバイナ1617はこの増幅器16
17の出力と増幅器1602出力とを加算し、
2cosωtを出力する。
なお、コンバイナ1617の出力2cosωtの係
数は振幅成分を表わすものではなく、2つの信
号、すなわち、端子Aと端子Bより与えられた信
号を合成したことを意味すると考えられたい。
同相合成回路26の構成は、第2c図に示すよ
うに、ローパスフイルタ2618を1つ余計に備
えていることを除けば同相合成回路16の構成に
同一である。これにおいては、端子Cに与えられ
るチユーナ25aの出力信号と、端子Dに与えら
れるチユーナ25bの出力信号とを合成する。上
記に従つて、チユーナ15aの出力信号をcosωt
とした場合には、チユーナ25aの出力信号はそ
れよりθだけ位相の進んだcos(ωt+θ)となり、
チユーナ25bの出力信号はそれより(θ+φ)
だけ位相の進んだcos(ωt+θ+φ)となる。し
たがつて、コンバイナ2617は、合成信号2cos
(ωt+θ)を出力する。
同相合成回路26に加えられたローパスフイル
タ2618は、乗算器2605の出力、すなわ
ち、−{sin(2ωt+2θ+φ)+sinφ}/2から直流

分−sinφを抽出し、アジマス誤差信号としてスリ
ツプリングユニツト60に備わるスリツプリング
63を介してコトロールユニツト100(第2a
図)に与えている。
これら同相合成回路16および26の出力は同
相合成回路27に印加されてる(第2d図)。同
相合成回路27の構成は、第2d図に示すように
同相合成回路26の構成と同一である。ここで
は、同相合成回路16の出力、すなわち、
2cosωtと、同相合成回路26の出力、すなわち、
2cos(ωt+θ)とを合成し、合成信号4cosωtを生
成する。ただし、前記同様に、この係数は、チユ
ーナ15a,15b,25aおよび25bの出力
を合成したことを意味するものと考えられたい。
また、同相合成回路27のローパスフイルタ2
718は、乗算器2705の出力、すなわち、−
sin(2ωt+θ)−sinθから直流成分−sinθを抽出
し、エレベーシヨン誤差信号としてスリツプリン
グユニツト60に備わるスリツプリング62を介
してコントロールユニツト100(第2a図)に
与えている。
再度第2a図を参照すると、同相合成回路27
の出力はスリツプリングユニツト60に備わる非
接触型の結合トランスTrsを介してテレビジヨン
セツト90に備わる復調回路91に与えられてい
る。復調回路91は同相合成回路27より与えら
れた信号を復調し、CRT92に画像を、スピー
カ93に音声をそれぞれ出力する。また、自動利
得調整で用いるAGC信号を分岐してコントロー
ルユニツト100に与えている。
ジヤイロユニツト29はアジマス方向とエレベ
ーシヨン方向に自由度を有し、各方向の相対的な
偏移をロータリーエンコーダー29aおよび29
eで検出し、それぞれスリツプリングユニツト6
0に備わるスリツプリング64,65を介してコ
ントロールユニツト100に与えている。
エレベーシヨン駆動ユニツト50は、エレベー
シヨンモータMe,エレベーシヨンモータMeの出
力軸に結合されたロータリーエンコーダEeおよ
びエレベーシヨン方向の上下限界を検出するリミ
ツトスイツチSWuおよびSWdを備える。エレベ
ーシヨンモータMeおよびロータリーエンコーダ
Eeはスリツプリングユニツト60に備わるスリ
ツプリング68あるいは69を介してサーボモー
タドライバ102に、リミツトスイツチSWuお
よびSWdはスリツプリングユニツト60に備わ
るスリツプリング66あるいは67を介してコン
トロールユニツト100に、それぞれ接続されて
いる。
一方、アジマス駆動ユニツト70は、アジマス
モータMaおよびアジマスモータMaの出力軸に
結合されたロータリーエンコーダEaを備えてお
り、これらはサーボモータドライバ101に接続
されている。
サーボモータドライバ101および102はコ
ントロールユニツト100に接続されている。
これら構成各要素には、テレビジヨンセツト9
0に備わるメインスイツチ95が投入されると電
源ユニツト110より所定の電圧が供給される。
また、電源ユニツト110にはレードームRD内
の換気フアン120が接続されており、メインス
イツチ95の投入と同時にレードームRD内の換
気冷却が行なわれる。
コントロールユニツト100は、同相合成回路
26および27より与えられるアジマス誤差信号
およびエレベーシヨン誤差信号ならびに復調回路
91より与えられるAGC信号により、あるいは、
ジヤイロユニツト29より与えられるアジマス方
向およびエレベーシヨン方向の相対的偏移を示す
ジヤイロデータにより、もしくは、オペレータに
より操作されるキーボードターミナル103より
の指示により、サーボモータドライバ101およ
び102を介してモータMaおよびMeを制御し
てアンテナユニツト10および20の姿勢制御を
実行する。
以下、第4a図,第4b図および第4c図に示
したフローチヤートを参照してコントロールユニ
ツト100が行なう姿勢制御について説明する。
コトロールユニツト100は、メインスイツチ
95が投入されて各部所定の電圧が供給されると
S1(フローチヤートのステツプに付した番号を
示す:以同義)においてメモリ、レジスタおよび
フラグ等を初期化し、S2において放送衛星のサ
ーチに用いるレジスタに初期値をセツトする。つ
まり、初期状態ではサーチ範囲を全域に設定する
ため、エレベーシヨン方向のサーチ範囲の限定に
用いるレジスタEldおよびEluに、それぞれエレ
ベーシヨン方向の下限値Elminあるいは上限値
Elmaxを、アジマス方向のサーチ範囲の限定に
用いるレジスタAzlおよびAzrにそれぞれアジマ
ス方向の基準値0あるいは最大値Azmaxをセツ
トする。
S3〜S7は、キーボードターミナル103よ
りの入力待ちループである。このループにおい
て、自動車の現在地点を示すデータが入力される
とそれにより放送衛星の仰角がある程度特定でき
るので、S4においてそれに対応するエレベーシ
ヨン方向のサーチ範囲を限定するデータをレジス
タEldおよびEluにセツトし、また、方位角を示
すデータが入力されるとそれにより放送衛星の方
位がある程度特定できるので、S6においてそれ
に対応するアジマス方向のサーチ範囲を限定する
データをレジスタAzlおよびAzrにセツトする。
キーボードターミナル103よりスタート指示
が入力されるとループを解き、S8においてレジ
スタAzにアジマス方向のサーチ範囲の左限界を
示すレジスタAzlの値を、レジスタElにエレベー
シヨン方向のサーチ範囲の下限界を示すレジスタ
Eldの値をセツトし、S9においてサーボモータ
ドライバ101および102にレジスタAzおよ
びレジスタElの値を転送する。これにより、サー
ボモータドライバ101はアジマスモータMaを
付勢してレジスタAzの値で示される方位に支持
メンバ30を位置決めし、サーボモータドライバ
102はエレベーシヨンモータMeを付勢してレ
ジスタElの値で示される仰角にアンテナユニツト
10および20を位置決めするので、それに要す
る時間をS10で待機する。
S11〜S30においては、AGC信号で示さ
れる受信レベルを監視しながら放送衛星のサーチ
を行なう。
サーチにおいては、まず、S16においてレジ
スタElの値とレジスタEluの値、すなわち、エレ
ベーシヨン方向の上限界値と比較する。レジスタ
Elの値がこの上限界値に達していなければS17
においてレジスタElの値を1インクリメントし、
S18においてその値をサーボモータドライバ1
02に転送する。これによりサーボモータドライ
バ102がエレベーシヨンモータMeを付勢して
アンテナユニツト10および20の仰角を1ステ
ツプ分上向に更新するので、S19において所定
時間を待機する。
以上を繰り返してレジスタElの値が上限界値に
達すると、S20でフラグF2をセツトし、S2
1においてレジスタAzの値とレジスタAzrの値、
すなわち、アジマス方向の右限界値と比較する。
レジスタAzの値がこの右限界値に達していなけ
ればS22においてレジスタAzの値を1インク
リメントし、S23においてその値をサーボモー
タドライバ101に転送する。これによりサーボ
モータドライバ101がアジマスモータMaを付
勢して支持メンバ30の方位角を1ステツプ分右
向に更新するので、S24において所定時間を待
機する。
今度は、フラグF2をセツトしているので、S
25以下に進み、レジスタElの値がレジスタEld
の値、すなわち、エレベーシヨン方向の下限界値
に達するまで、レジスタElの値を1デクリメント
しながらアンテナユニツト10および20の仰角
を1ステツプ分下向に更新する。
レジスタElの値が限下界値に達するとS29に
おいてフラグ29をリセツトした後、S29以下
のステツプにおいて支持メンバ30の方位角を1
ステツプ分右向に更新する。
つまり、このサーチ処理においては、レジスタ
Azl,Azr,EldおよびEluの値で限定される範囲
をラスタスキヤンしながら放送衛星を探索する。
このサーチ処理において放送衛星が見付からない
ときには、S21からS30に進み、キーボード
ターミナル103上に備わる表示器に受信不能を
表示した後、S3に戻る。また、キーボードター
ミナル103よりストツプ指示が入力されたとき
には直ちにサーチ処理を終了してS3に戻る。
上記のサーチ処理において放送衛星が見付か
り、Vレジスタに格納した受信レベルが所定レベ
ルV0を超えるとS13からS31に進み、トラ
ツキング処理を行なう。
S31においてはフラグF1およびF3を調べ
る。当初はフラグF1をリセツトしているでS3
2においてこれをセツトし、さらにフラグF3を
リセツトする。
S33においては、アジマス誤差信号に基づく
アジマス方向の位相差データφ、エレベーシヨン
誤差信号に基づくエレベーシヨン方向の位相差デ
ータθ,アジマス方向のジヤイロデータg〓および
エレベーシヨン方向のジヤイロデータg〓を読取
る。この後、S34においてジヤイロデータg〓お
よびg〓をそれぞれレジスタG〓あるいはG〓にセツ
トし、S35において位相差データφおよびθに
より示される現在のアンテナ姿勢に対する放送衛
星のアジマス方向およびエレベーシヨン方向の偏
角データをそれぞれレジスタΦあるいはΘにセツ
トする。
S36においては、レジスタAzにレジスタΦ
の値を加え、レジスタElにレジスタΘの値を加え
る。ただし、レジスタAzの値はAzmaxを法とし
ており、この加算においてレジスタAzの値が
Azmaxを超えるときにはそれを減じた値となる。
S37においてサーボモータドライバ101お
よび102にレジスタAzおよびレジスタElの値
を転送し、S38において所定時間を待機すると
S11に戻る。
以上を繰り返して放送衛星をトラツキングする
が、その間に自動車がトンネルやビル蔭に入ると
受信レベルが低下する。このとき、受信レベルが
所定レベルV0以下になるとS13においてトラ
ツキング処理を一時中断し、S14以下に進む。
S14においてはフラグF1を調べるが、この
フラグS32を通つたときにセツトしているの
で、S39に進みさらにフラグF3を調べる。ト
ラツキング処理を中断した直後はフラグF3をリ
セツトしているのでS40へ進み、これにおいて
フラグF3をセツトし、受信レベルの低下が継続
する時間を計測をするためのタイマTをクリア&
スタートする。
S41においては、アジマス方向のジヤイロデ
ータg〓およびエレベーシヨン方向のジヤイロデー
タg〓を読取る。
レジスタG〓およびG〓には、受信レベルが低下
する直前のジヤイロデータが格納されているの
で、ジヤイロデータg〓とレジスタG〓の値との差、
および、ジヤイロデータg〓とレジスタG〓の値と
の差、は、それぞれ受信レベルが低下する直前の
アンテナ姿勢に対する現在のアンテナ姿勢のアジ
マス方向あるいはエレベーシヨン方向の偏移に相
当する。そこで、S42においてこの差分を求
め、S49において該差分により示される受信レ
ベルが低下する直前のアンテナ姿勢に対する現在
のアンテナ姿勢のアジマス方向あるいはエレベー
シヨン方向の偏角データをそれぞれレジスタΦあ
るいはΘにセツトする。なお、S43に示した式
の符号(−)は、アンテナ姿勢の相対的な偏移に
抗するデータをセツトするという意味である。
この後、S36に進むが、以下の説明は前述し
たので省略する。
つまり、放送衛星のトラツキング中に受信レベ
ルが所定レベルV0以下に低下した場合には、ジ
ヤイロデータによりその直前のアンテナ姿勢を維
持する。
タイマTの値が所定時間T0を超えるまでに、
受信レベルが所定レベルV0を超えると、S13
からS31,S32と進み、上記のトラツキツグ
処理を再開するが、それまでの間に受信レベルが
回復しないときにはS44からS45以下に進
む。S45においては、フラグF1〜F3をリセ
ツトし、S46においては続いてサーチ処理を行
なうときのために、レジスタAzr,Azl,Eldおよ
びEluにサーチ範囲を限定するデータをそれぞれ
セツトする。この場合、アジマス方向に関しては
自動車の方位角に依存するので全周のサーチ範囲
をセツト(レジスタAzrに最大値Azmaxを、レ
ジスタAlに基準値0をそれぞれセツト)するが、
エレベーシヨン方向については自動車の存在地点
に依存するのでそのときのアンテナユニツトの仰
角を示すElレジスタの値に基づいたサーチ範囲を
セツトする。
この後、S47においてキーボードターミナル
103上に備わる表示器に受信不能を表示し、S
3に戻る。
なお、上記の各処理の間にキーボードターミナ
ル103よりりストツプ指示が入力されたときに
はS11において直ちにそれぞれの処理を終了
し、S3に戻る。
なお、上記実施例においては、受信がない場合
に、ジヤイロデータを用いてアンテナの姿勢制御
を行なつているが、例えば、地磁気センサや角度
センサ等を用いてこの制御を行なつても良い。
〔発明の効果〕
以上のように本願発明によれば、位相差検出方
式でアンテナから見た電波源の方向を自動検知し
て該方向にアンテナ姿勢を自動設定し、各アンテ
ナの受信信号を合成して受信出力とするので、ア
ンテナ装置を小型とすることが可能となり、大き
なイナーシヤを有する大型大重量のフライホイー
ルや大型のレートジヤイロ等が実質上不要とな
る。自動車等の移動体の激しい姿勢変化に対する
応答性が改善され、良好な通信を確保することが
できる。
また、第1受信アンテナおよび第2受信アンテ
ナを含む第1アンテナ群を支持する手段と、第3
受信アンテナを含む第2アンテナ群を支持する手
段とを離して独立に駆動する構成としたので装置
の全体高を低く押さえる事ができる。第1方向
(エレベーシヨン方向)に対するイナーシヤが低
減されて、この方向に駆動する機構が更に軽量小
型化されるのみならず、これらを一体で駆動する
ときのイナーシヤが更に小さくなるので、自動車
等の移動体の激しい姿勢変化に対する応答性が更
に改善され、更に良好な通信を確保することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1a図は、本発明の一実施例の車載衛星放送
受信用アンテナ装置の平面図、第1b図はその正
面図である。第2a図は、第1a図に示すアンテ
ナ装置の電気回路の構成を示すブロツク図であ
り、第2b図,第2c図および第2d図はその一
部を詳細に示すブロツク図である。第3a図およ
び第3b図は、放送衛星の方向の検出原理を説明
するための説明図であり、第3a図は第1a図の
右側面図に該当し、第3b図は第1a図の上面図
に該当する。第4a図,第4b図および第4c図
は、第2a図に示したコトロールユニツト100
の動作を示すフローチヤートである。 10,20:平面アンテナユニツト、10:
(第1アンテナ群)、20:(第2アンテナ群)、1
0a,10b,20a,20b:アンテナセクシ
ヨン、10a:(第1受信アンテナ)、10b:第
2受信アンテナ)、20a(第3受信アンテナ)、
11,21:軸、22:扇形歯車、13a,13
b,23a,23b:回路アツセンブリ、14
a,14b,24a,24b:BSコンバータ、
15a,15b,25a,25b:チユーナ、1
6,26,27:同相合成回路(同相合成手段)、
26:(第1位相差検出手段)、27:(第2位相
差検出手段)、28:電圧制御発振器、29:ジ
ヤイロユニツト、30:支持メンバ、31,3
2:V字形アーム、33:中心軸、40:台座、
50:エレベーシヨン駆動ユニツト(第1駆動手
段)、51:鼓形ウオーム、52,53:リンク
機構、30,52,53:(支持手段,第1,第
2支持手段)、60:スリツプリングユニツト、
61〜69:スリツプリング、70:アジマス駆
動ユニツト(第2駆動手段)、71:鼓形ウオー
ム、90:テレビジヨンセツト、71:復調回
路、92:CRT、93:スピーカ、94:チヤ
ネルセレクタ、95:メインスイツチ、100:
コトロールユニツト(制御手段)、101,10
2:サーボモータドライバ、103:キーボード
ターミナル、110:電源ユニツト、120:換
気フアン、RD:レードーム、Ma:アジマスモ
ータ、Me:エレベーシヨンモータ、Ea,Ee:ロ
ータリエンコーダ、Trs:非接触型結合トラン
ス。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1,第2および第3の受信アンテナ; 前記第1,第2および第3の受信アンテナの放
    射ローブを平行に保ち、かつ、前記第1および第
    2受信アンテナの放射ローブを含む平面と、前記
    第1および第3受信アンテナの放射ローブを含む
    平面とを垂直に保つて、前記第1,第2および第
    3受信アンテナを、第1方向およびこれと直交す
    る第2方向に移動自在に支持する支持手段: 前記第1,第2および第3受信アンテナを前記
    第1方向に駆動する第1駆動手段; 前記第1,第2および第3受信アンテナを前記
    第2方向に駆動する第2駆動手段; 前記第1受信アンテナの受信信号と前記第2受
    信アンテナの受信信号との位相差に相当する第1
    位相差信号を検出する第1位相差検出手段; 前記第1受信アンテナの受信信号と前記第3受
    信アンテナの受信信号との位相差に相当する第2
    位相差信号を検出する第2位相差検出手段; 前記第1および第2位相差信号に基づいて電波
    源の方向を求め、前記第1および第2駆動手段を
    それぞれアンテナの放射ローブが電波源の方向を
    向くように付勢制御する制御手段;および、 前記第1,第2および第3受信アンテナのうち
    少なくとも2つの受信アンテナに接続され、一方
    の入力信号に対して位相を他方の入力信号の位相
    と同相になるように位相補正を施し、位相補正後
    の一方の入力信号を他方の入力信号に加算して同
    相合成出力として出力する同相合成手段; を備え、前記同相合成手段の同相合成出力を受信
    出力信号として出力するアンテナ装置。 2 前記同相合成手段は、前記第1および第2の
    受信アンテナに接続され、前記第1の受信信号の
    位相と前記第2の受信信号の位相が同相になるよ
    うに位相補正を施し、位相補正後の受信信号と他
    方の受信信号を加算して同相合成出力として出力
    する第1の同相合成手段;および、前記第1の同
    相合成手段と前記第3の受信アンテナに接続さ
    れ、前記第1の同相合成手段の出力信号の位相と
    前記第3の受信信号の位相が同相になるように位
    相補正を施し、位相補正後の信号と他方の信号を
    加算して同相合成出力として出力する第2の同相
    合成手段;を含み、前記第2の同相合成手段の同
    相合成出力を受信出力信号として出力する、請求
    項1記載のアンテナ装置。 3 第1受信アンテナおよび第2受信アンテナを
    含む第1アンテナ群; 前記第1および第2受信アンテナの放射ローブ
    を平行に保つて前記第1アンテナ群を第1方向に
    移動自在に支持する第1支持手段; 第3受信アンテナを含む第2アンテナ群; 前記第3受信アンテナの放射ローブを前記第1
    および第2受信アンテナの放射ローブと平行に保
    ち、かつ、前記第3および第1受信アンテナの放
    射ローブを含む平面を前記第1および第2受信ア
    ンテナの放射ローブを含む平面に垂直に保つて、
    前記第2アンテナ群を第1方向に移動自在に支持
    する第2支持手段; 前記第1および第2アンテナ群をそれぞれ第1
    方向に駆動する駆動手段; 前記第1および第2アンテナ群,前記第1およ
    び第2支持手段,および、前記第1駆動手段を、
    前記第1方向に直交する第2方向に移動自在に支
    持する第3支持手段; 前記第1および第2アンテナ群,前記第1およ
    び第2支持手段,および、前記第1駆動手段を、
    一体で第2方向に駆動する第2駆動手段; 前記第1受信アンテナの受信信号と前記第2受
    信アンテナの受信信号との位相差に相当する第1
    位相差信号を検出する第1位相差検出手段; 前記第1受信アンテナの受信信号と前記第3受
    信アンテナの受信信号との位相差に相当する第2
    位相差信号を検出する第2位相差検出手段;およ
    び、 前記第1および第2位相差信号に基づいて電波
    源の方向を求め、前記第1および第2駆動手段を
    それぞれ付勢制御する制御手段; を備えるアンテナ装置。 4 第1のエレベーシヨン調整軸の回りに回動自
    在に支持された第1の支持板上に並置された第
    1,第2のアンテナ手段と、 前記第1のエレベーシヨン調整軸に平行に配置
    された第2のエレベーシヨン調整軸の回りに回動
    自在に支持された第2の支持板上に配置された少
    なくとも1つのアンテナからなる第3のアンテナ
    手段と、 前記第1の支持板と前記第2の支持板を互いに
    平行に保つたままそれぞれ前記第1,第2のエレ
    ベーシヨン調整軸の回りに回転駆動するエレベー
    シヨン調整手段と、 前記第1の支持板と前記第2の支持板をアジマ
    ス調整軸の回りに一体に回転駆動するアジマス調
    整手段と、 前記第1,第2,第3のアンテナ手段の各受信
    信号間の位相差から電波源に対するアジマス偏角
    とエレベーシヨン偏角を求める電波到来方向検出
    手段と、 前記電波到来方向検出手段の出力により前記ア
    ジマス調整手段および前記エレベーシヨン調整手
    段を制御した前記第1,第2,第3のアンテナ手
    段の主ローブ方向を電波到来方向に一致させるア
    ンテナ追尾手段と、 を備えるアンテナ装置。
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