JPH0567806A - 発光ダイオード - Google Patents

発光ダイオード

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JPH0567806A
JPH0567806A JP22725491A JP22725491A JPH0567806A JP H0567806 A JPH0567806 A JP H0567806A JP 22725491 A JP22725491 A JP 22725491A JP 22725491 A JP22725491 A JP 22725491A JP H0567806 A JPH0567806 A JP H0567806A
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JP
Japan
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layer
light emitting
emitting diode
active layer
conductivity type
Prior art date
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JP22725491A
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Shigeru Yamamoto
山本  茂
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 結晶内の応力バランスをとる事により、結晶
組織を強固にする。 【構成】 結晶成長の開始面を有する第1導電型のGa
AlAs層と、その上に順次、第1導電型のGaAlA
s層から成る活性層と、第2導電型のGaAlAs層を
形成する。そして第1導電型のGaAlAs層の層厚を
3層の合計した層厚20%ないし50%になる様に設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発光波長800〜880
nmの赤外光を発射するダブルヘテロ接合構造の発光ダ
イオードに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高出力を有するダブルヘテロ接合
構造の発光ダイオードの改良が数多くなされている。そ
の中で例えば特開平2−235380号公報で開示され
た発光ダイオードを図7に示す。P型GaAlAs層2
1はZnを添加されたGaAlAsから成り、その層厚
1は約130μmであり、その結晶成長の開始面22
に於けるAl混晶比は約0.55である。活性層23は
Znを添加された混晶比0.05のGaAlAsから成
り、層厚は約1μmであり、P型GaAlAs層21の
上に形成される。N型GaAlAs層24はTeを添加
されたGaAlAsから成り、活性層23の上に形成さ
れ、活性層23との境界近傍での混晶比は約0.33で
ある。これらの3層を合計した層厚Q2は約200μm
である。この様に、活性層の位置、すなわちQ1/Q2
65%であり、通常55〜90%に設定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかして上述の発光ダ
イオードは素子として脆弱という欠点がある。何故なら
ば製造工程中のウエハ状態で約90%のものが割れる
し、又この発光ダイオードを直流100mA、室温で連
続運転すると、約150時間で劣化が始まるからであ
る。脆弱である原因は結晶内の応力バランスがとれてい
ないからである。それを特性図の図8で説明する。α軸
は各層のAl混晶比を、β軸は活性層23を原点とする
各層の距離を、γ軸は各部に働く応力を示す。
【0004】通常用いる製造の容易な徐冷法によると、
結晶成長の開始面22から成長が進につれ、成長温度が
下がるので、混晶比も徐々に下がり、格子定数も下が
る。格子定数の違いによるP型GaAlAs層21から
活性層23に働く応力R1はα×β値に比例し、その応
力R1の和は面積R2として示される。同様にN型GaA
lAs層24から活性層23に働く応力S1の和は面積
2として示される。この両者を比較すると、活性層2
3から結晶成長の開始面22までの距離が長く、かつそ
の開始面22に於ける混晶比が大きいので、面積R2
面積S2よりもはるかに大きく、結晶内の応力バランス
が著しくとれていない。その結果、活性層23に大きな
応力差が加わるので、活性層23が歪み発光ダイオード
が脆弱になる。故に本発明は上述の欠点を鑑みてなされ
たものであり、すなわち結晶内の応力バランスをとり、
結晶組織を強固にすることにより、割れのない、かつ寿
命の長い発光ダイオードを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、結晶成長の開始面を有する第1導電型の
GaAlAs層と、その上に順次、第1導電型のGaA
lAs層から成る活性層と、第2導電型のGaAlAs
層を形成する。そして第1導電型のGaAlAs層の層
厚を3層の合計した層厚の20%ないし50%になる様
に設ける。
【0006】また本発明は第1導電型のGa1-xAlx
s層と、その上に順次第1導電型のGa1-yAlyAs層
と、第1導電型のGa1-zAlzAs層から成る活性層
と、第2導電型のGaAlAs層を形成する。そしてz
<y及びz<x≦0.5となる様に設ける。
【0007】更に望しくは、本発明は前記3層の合計し
た層厚、又は前記4層の合計した層厚を100μm以上
とするものである。
【0008】
【作用】本発明は上述の様に、第1導電型のGaAlA
s層を3層の合計した層厚の20%ないし50%になる
様に設ける事により、第1導電型GaAlAs層が活性
層に加える応力の和と、第2導電型GaAlAs層が活
性層に加える応力の和の結晶バランスをとる事が出来
る。故に結晶組織が強固になる。
【0009】また本発明は結晶成長の開始面に於ける混
晶比xを0.5以下に抑え、かつ第1導電型の層を2層
にする事により、この2層が活性層に加える応力の和を
従来より小さくすることが出来る。故に結晶内の応力バ
ランスがとれて強固な結晶組織となる。
【0010】更に望ましくは本発明は前記3層又は4層
の層厚を100μm以上にする事によりウエハ状態及び
素子状態での割れをなくす事が出来る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1に従い説明
する。図1は本実施例に係る発光ダイオードの断面図で
ある。第1導電型のGaAlAs層1はZnを添加され
たGaAlAsから成り、不純物濃度は0.5〜5×1
17cm-3であり、層厚A 1は40μm〜100μmで
ある。第1導電型のGaAlAs層1が有する結晶成長
の開始面2に於けるAl混晶比は0.45である。第1
導電型のGaAlAs層1の混晶比は全範囲に於て0.
12〜0.5が望しい。活性層3はZnを添加されたG
aAlAsから成り、不純物濃度は1〜8×1018cm
-3であり、層厚は0.1〜2μmであり、Al混晶比は
0.05であり、発光波長は840nmである。活性層
3の混晶比は赤外光の発光波長800〜880nmに対
応して0.1〜0.01の中から選択される。そして活
性層3は第2導電型のGaAlAs層1の上に形成され
る。
【0012】第2導電型のGaAlAs層4はTeを添
加されたGaAlAsから成り、不純物濃度は0.5〜
5×1017cm-3であり、活性層3の上に形成される。
第2導電型のGaAlAs層4は活性層3との境界近傍
に於て混晶比が0.38である。第2導電型のGaAl
As層4の混晶比は全範囲にわたって0.12〜0.5
が望しい。そしてこれら3層の合計した層厚A2は約2
00μmである。従って活性層3の位置、すなわちA1
/A2は20%ないし50%に設定される。第1、第2
の電極5と6は共にAu等から成り、それぞれ結晶成長
の開始面2と第2導電型のGaAlAs層4の表面に形
成される。これらの層により発光ダイオード7は構成さ
れる。
【0013】上述の結晶成長の開始面2は製造工程に於
て、その下に設けられたGaAs基板(図示せず)の上
に順次、第1導電型のGaAlAs層1と活性層3と第
2導電型のGaAlAs層4が徐冷法というエピタキシ
ャル成長法により、形成される。そしてこのGaAs基
板は発光波長に対して吸収体であるため、ウエハプロセ
スの途中で研摩又は選択エッチングして除去しても良
い。勿論、GaAs基板は残しても構わない。
【0014】次に本実施例に係る発光ダイオードの特性
図を図2に示す。α軸はAl混晶比、β軸は各層の距
離、γ軸は応力を示す。上述の様に、840nmの赤外
光を発射するために活性層3の混晶比は0.05であ
る。そして第1、第2導電型のGaAlAs層1と4の
混晶比は0.12〜0.5が望しい。何故ならばGaA
lAsはGaAsとAlAsの混晶であり、AlAsの
方が抵抗値が大きい。そして混晶比を大きくすると抵抗
が増えて、順電圧VFが大きくなる。同じ電圧を印加し
た時、VFが低い程、電流がよく流れて光出力が増加す
る。故に混晶比の上限値を0.5とする。又、混晶比を
小さくすると活性層3の光り閉じ込め効率が下がるので
混晶比の下限値を0.12とする。以上の理由により図
2に於て、結晶成長の開始面2及び第2導電型のGaA
lAs層4の成長開始面に於ける混晶比をそれぞれ0.
45と0.38に設定する。
【0015】第1導電型のGaAlAs層1から活性層
3に働く応力B1の和は面積B2として示される。第2導
電型のGaAlAs層4から活性層3に働く応力C1
和は面積C2として示される。そしてこの面積B2とC2
の差は非常に小さくなる。すなわち結晶内の応力バラン
スがよくとれている。何故ならば活性層3の位置、すな
わちA1/A2が従来の65%に対して、本実施例では2
0〜50%になるからである。そして結晶成長の開始面
2までのβ値が従来より小さくなるので、この開始面2
に於けるα×βで示される応力B1は小さくなり面積B2
も小さくなる。そして第2導電型のGaAlAs層4の
表面までのβ値が従来より長くなるので従来より面積C
2が大きくなる。その結果、面積B2とC2の差が小さく
なる。
【0016】次に上述のA1/A2と応力の関係を実証す
るために、活性層の位置、すなわちA1/A2(%)と工
程内のウエハ割れ発生率(%)の関係を図3に示す。最
初に試料の製作方法について述べる。活性層の位置が異
なる様に、異なる組成及び成長温度でエピタキシャル成
長させた5種類、各20枚のウエハを製作する。その組
成及び成長温度を表1に示す。
【0017】
【表1】
【0018】そして製作したウエハが割れているか否か
を目視で調べ、そのウエハの割れ発生率(%)を縦軸に
とる。この表により、活性層の位置、A1/A2が20%
ないし50%の範囲に於て、ウエハの割れ発生率は10
%未満と低く、A1/A2がそれ以外の範囲に於て、ウエ
ハの割れ発生率は急激に高くなり、量産に適しない。
【0019】更に上述の5種類のウエハをダイシングし
て得られた5種類、各5個の発光ダイオードをそれぞれ
直流100mA、室温で連続運転をした。その時の経過
時間に対する光出力(相対値)を図4に示す。この図よ
りEとFの発光ダイオードは1000時間経過後も初期
値を維持するが、DとGとHの発光ダイオードは劣化す
る事が判かる。なおGは従来と同一条件で製作した発光
ダイオードである。
【0020】上述の図1ないし図4と共に説明した事を
まとめると、活性層3の位置、すなわちA1/A2が20
%ないし50%の範囲に於て、混晶比の差によって起こ
る第1導電型のGaAlAs層1から活性層3に加わる
応力の和B2と第2導電型のGaAlAs層4から活性
層3に加わる応力の和C2は略バランスする。故に結晶
内のバランスがとれて強固な結晶組織になるので、活性
層3の歪みが生じなくなり、工程内でのウエハ割れが激
減し、寿命も長くなるものと考えられる。また本実施例
では3層の合計した層厚を約200μmのものを製作し
たが、約100μm以上の層厚が有れば略同等の良い結
果が得られる事が判った。100μm未満の層厚の発光
ダイオードを得るためにウエハを製作したが、ウエハの
割れ発生率が図3で示した値より悪くなった。
【0021】次に活性層の位置を限定する上述の実施例
以外の手段を述べる。本発明の第2実施例を図5に従い
説明する。図5は本実施例に係る発光ダイオードの断面
図である。第1導電型のGa1-xAlxAs層8はZnを
添加されたGaAlAsから成り、不純物濃度は0.5
〜5×1017cm-3であり、層厚は約65μmである。
Ga1-xAlxAs層8が有する結晶成長の開始面9に於
ける混晶比は0.4である。Ga1-xAlxAs層8の混
晶比は全範囲にわたって0.5以下が望しい。
【0022】Ga1-yAlyAs層10は濃度0.5〜5
×1017cm-3のZnを添加されたGaAlAsから成
り、層厚は約65μmであり、Ga1-xAlxAs層8と
の境界付近に於て、混晶比は0.46であり、Ga1-x
AlxAs層8の上に形成される。活性層3は第1導電
型のGa1-zAlzAsから成り、第1実施例のものと同
じであり、Ga1-yAlyAs層10の上に形成される。
第2導電型のGaAlAs層4は第1実施例のものと同
じであり、活性層3の上に形成される。これら4層の合
計した層厚J2は約200μmであり、Ga1-xAlx
s層8とGa1-yAlyAs層10を加えた層厚J1=1
30μmである。従って活性層の位置、すなわちJ1
2は65%であり従来と同じである。第1、第2の電
極5と6は第1実施例のものと同じである。これらの層
により、発光ダイオード11は構成される。
【0023】次に本実施例に係る発光ダイオードの特性
図を図6に示す。Ga1-xAlxAs層8とGa1-yAly
As層10と第2導電型のGaAlAs層4が活性層3
に加える応力をそれぞれK1、L1、P1で示し、その応
力の和をそれぞれK2、L2、P2で示す。そして従来の
発光ダイオードのP型GaAlAs層の混晶比をMで示
し、P型GaAlAs層が活性層に加える応力をNで示
す。本実施例ではGa 1-xAlxAs層8の混晶比xをz
<x≦0.5と限定している x>zとするのは活性層
3の光閉じ込め効率を上げるためである。x≦0.5と
したので、結晶成長の開始面9に於けるGa1-xAlx
s層8の混晶比を抑える事により、従来の発光ダイオー
ドのP型GaAlAs層の混晶比より小さくできる。そ
して、その小さくなった差が従来能力Nと本実施例の応
力K1の差となり、この応力NとK1で囲まれた面積N−
Kに略相当する応力の分だけ、活性層3に加わる応力と
して減る。故にGa1-xAlxAs層8とGa1-yAly
s層10が活性層3に加える応力K2+L2と、第2導電
型のGaAlAs層4が活性層3に加える応力P 2との
差が少なくなる。それ故、結晶内のバランスがとれて強
固な結晶組織になる。
【0024】更に上述の実施例に係るウエハの割れ発生
率(%)を調査した。表2に示す組成及び成長温度にて
ウエハI1、I2、I33種類、各20枚製作する。
【0025】
【表2】
【0026】そして製作したウエハが割れているか否か
を調べると、ウエハの割れ発生率はI1では3%、I2
は5%、I3では35%となる。
【0027】次に上述のI1、I2のウエハをダイシング
して得られたそれぞれ5個の発光ダイオードをそれぞれ
直流100mA、室温で連続運転をした。その時の経過
時間に対する光出力(相対値)を図4に示す。この図よ
りI1及びI2のウエハから得られた発光ダイオードは1
000時間経過後も初期値を維持する。
【0028】図6により上述の本実施例をまとめると、
Ga1-yAlyAs層10の混晶比yは、活性層3の光閉
じ込め効率を上げるために、活性層3の混晶比zより大
きくする必要が有る。またGa1-yAlyAs層10は比
較的、活性層3に近いので、混晶比が大きくても、α×
βで示される応力L1は小さい。故にyの上限値は限定
しない。またGa1-xAlxAs層8の混晶比xは、上述
の様にz<x≦0.5が妥当である。何故ならばx=
0.5としたウエハI2の割れ発生率は5%であり、x
=0.55としたウエハI3の割れ発生率は35%とな
り、x≧0.55としたウエハは割れ発生率が高く、量
産に適さないからである。また従来の発光ダイオードの
P型GaAlAs層21の結晶成長の開始面22に於け
る混晶比を0.5以下にした場合は、活性層23に隣接
する部分に於て活性層23の混晶比より小さくなり、光
閉じ込め出来なくなる事があり、これもまた量産には適
さない。これに対して本実施例では上述の様に活性層3
に隣接して活性層3よりも混晶比の高いGa1-yAly
s層10を設けて光閉じ込めを行い、しかも混晶比か高
くても応力L1及びその和L2は余り大きくならないの
で、応力差が低く維持できるという利点を有する。
【0029】また本実施例では4層の合計した層厚を約
200μmのものを製作したが、約100μm以上の層
厚が有れば略同等の良い結果が得られる事が判った。1
00μm未満の層厚の発光ダイオードを得るためにウエ
ハを製作したが、ウエハの割れ発生率が上述の200μ
mのものより悪くなった。
【0030】
【発明の効果】上述の様に本発明は活性層の位置、すな
わちA1/A2を20%ないし50%に設定する事によ
り、混晶比の差によって起こる第1導電型のGaAlA
s層から活性層に加わる応力の和と、第2導電型のGa
AlAs層から活性層に加わる応力の和を略バランスさ
せる事が出来る。故に結晶内のバランスがとれて強固な
結晶組織になるので、活性層の歪みが生じなくなり、工
程内でのウエハ割れが激減し、寿命も長くなる。
【0031】又本発明は結晶成長の開始面を有するGa
1-xAlxAs層の混晶比xを0.5以下に抑え、かつそ
の上にGa1-yAlyAs層を加えた2層構造にする事に
よりこれらの2層が活性層に加える応力の和を従来より
小さくする事が出来る。故に結晶内のバランスがとれ強
固な結晶組織になる。また2層の混晶比をそれぞれ活性
層よりも大きくする事により、光閉じ込め効率が高くな
る。
【0032】更に望しくは本発明は、発光ダイオードを
構成する上述の3層又は4層の層厚を100μm以上に
設ける事により、工程内でのウエハ割れを減らし、かつ
素子として強固になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る発光ダイオードの断
面図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る各層の距離とアルミ
混晶比と応力の変化を示す図である。
【図3】本発明の第1実施例に係る活性層の位置とウエ
ハの割れ発生率との関係を示す図である。
【図4】本発明の第1、第2実施例に係る発光ダイオー
ドの点灯経過時間と光出力との関係を示す図である。
【図5】本発明の第2実施例に係る発光ダイオードの断
面図である。
【図6】本発明の第2実施例に係る各層の距離とアルミ
混晶比と応力の変化を示す図である。
【図7】従来の発光ダイオードの断面図である。
【図8】従来の発光ダイオードの各層の距離とアルミ混
晶比と応力の変化を示す図である。
【符号の説明】
1 第1導電型のGaAlAs層 2、9 結晶成長の開始面 3 活性層 4 第2導電型のGaAlAs層 5 第1の電極 6 第2の電極 7、11 発光ダイオード 8 Ga1-xAlxAs層 10 Ga1-yAlyAs層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結晶成長の開始面を有する第1導電型の
    GaAlAs層と、その上に順次形成された第1導電型
    のGaAlAsから成る活性層と、第2導電型のGaA
    lAs層とを具備する発光ダイオードに於て、前記第1
    導電型のGaAlAs層の層厚が前記3層の合計した層
    厚の20%ないし50%である事を特徴とする発光ダイ
    オード。
  2. 【請求項2】 結晶成長の開始面を有する第1導電型の
    Ga1-xAlxAs層と、その上に順次形成された第1導
    電型のGa1-yAlyAs層と、第1導電型のGa1-z
    zAsから成る活性層と、第2導電型のGaAlAs
    層とを具備する発光ダイオードに於て、z<y及びz<
    x≦0.5とした事を特徴とする発光ダイオード。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の前記3層の合計した層
    厚、又は請求項2に記載の前記4層の合計した層厚が1
    00μm以上である事を特徴とする請求項1又は請求項
    2の発光ダイオード。
JP22725491A 1991-09-06 1991-09-06 発光ダイオード Pending JPH0567806A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006073077A1 (ja) * 2005-01-05 2006-07-13 Dowa Electronics Materials Co., Ltd. 赤外発光ダイオード及びその製造方法

Cited By (2)

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WO2006073077A1 (ja) * 2005-01-05 2006-07-13 Dowa Electronics Materials Co., Ltd. 赤外発光ダイオード及びその製造方法
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