JPH056770Y2 - - Google Patents

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JPH056770Y2
JPH056770Y2 JP1988081758U JP8175888U JPH056770Y2 JP H056770 Y2 JPH056770 Y2 JP H056770Y2 JP 1988081758 U JP1988081758 U JP 1988081758U JP 8175888 U JP8175888 U JP 8175888U JP H056770 Y2 JPH056770 Y2 JP H056770Y2
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JP
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lid
container body
insulating box
container
thick
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    • Y02P60/216

Landscapes

  • Hydroponics (AREA)
  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は水耕栽培容器兼生花、野菜等用断熱箱
に関し、更に詳しくは、長時間鮮度を保持し、且
つ鮮度を保持し乍ら陳列の際等における商品の美
観を高め、商品価値を高めるとともに、該断熱箱
として使用した後は水耕栽培容器として再利用可
能な生花、野菜等用断熱箱に関するものである。
〔従来技術と問題点〕
従来、例えば生花の正月贈答用に段ボール箱が
用いられているが、夏季には箱内の温度が上昇し
すぎて花等を傷めるために使用できない。こえを
防ぐために氷等の保冷剤を収納しようとしても耐
湿性が低いため収納できず、その結果長時間の鮮
度保持が不可能である。また冬季においても寒さ
に弱いラン等には不適当である。
また、蓋を取つて店頭に陳列する場合には、直
接生花等が露出し美観が今一つであるばかりでな
く、外気に直接曝されるため、鮮度低下や傷みが
早いという問題もある。
更には、上記断熱箱として使用した後は、廃棄
するにしても嵩張るのでその処分が厄介であり、
また他方では省資源の見地からも再利用すること
が望まれる。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案はかかる実情に鑑み、鋭意研究の結果、
上記問題を解消する本考案に到達したものであ
る。
即ち、本考案は発泡合成樹脂製の蓋体及び容器
本体とからなり、前記蓋体に定植孔を形成するた
めの押抜き部を設けたことを特徴とする水耕栽培
容器兼生花、野菜等用断熱箱を内容とするもので
ある。
〔実施例〕
本考案の実施例を示す図面に基づいて説明する
と、第1図は本考案断熱箱の斜視図、第2図は蓋
体のX−X断面図である。これらの図において、
本考案の断熱箱は発泡合成樹脂製の蓋体1と同じ
く発泡合成樹脂製の容器本体2とから構成され、
前記蓋体1の裏面に定植孔を形成するための押抜
き部3が刻設されている。4は生花である。
第3図は上記断熱箱を用済後に水耕栽培容器と
して再利用する状態を示し、上記蓋体1の押抜き
部3を押し抜いて定植孔5を形成させ、該定植孔
5内にスポンジ6を挿入固定し、該スポンジ6に
野菜苗7を保持させ水耕栽培する。8は液肥であ
る。
本考案に用いられる発泡合成樹脂としては、ポ
リエチレン系樹脂;ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレンも
しくはプロピレンと他のモノマーとの共重合体等
のポリオレフイン系樹脂;ポリウレタン系樹脂等
が挙げられる。
蓋体1と容器本体2とは、蓄冷剤、保冷剤又は
保温剤を入れる場合に備えて気密性が得られるよ
うな構造とするのが望ましい。また押抜き部3は
指で押し破ることができる程度にまで切り込みを
成形時(金型により)に設けるか、又は成形後に
ナイフ等により設けることができる。
第4図は本考案断熱箱の斜視図、第5図は蓋体
のY−Y断面図である。
これらの図において、本考案断熱箱は発泡合成
樹脂製の蓋体1と同じく発泡合成樹脂製の容器本
体2とからなり、前記蓋体1は裏面が周縁の肉薄
部9と該肉薄部に囲まれた肉厚部10とからな
り、肉厚部10には定植孔を形成するための凹陥
部13及び該凹陥部13内に押抜き部3が刻設さ
れ、更に該押抜き部3に対応する表面にも押抜き
部14が刻設されているとともに、表面には前記
肉薄部と肉厚部との境界付近(図面では該境界よ
りも僅かに内側寄り)に相当する部分に手で折除
できるように折れ溝11が刻設されている。
一方、容器本体2の開口部には上記蓋体1の肉
厚部10の収容支持部12が設けられている。
第6図は、第4図に示した断熱箱の容器本体2
内に生花4を収容し、容器本体2の開口部に透明
フイルム15を粘着剤層16を介して貼着した状
態を示す。上記の如く透明フイルム15を貼着す
ることにより、内容物の外観が引き立てられ、商
品価値を高めるとともに、外気を遮断して鮮度低
下を防ぎ且つ保冷剤や保温剤の保冷、保温効果を
高める利点がある。
透明フイルム15はポリスチレン、ポリ塩化ビ
ニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、PET樹
脂、PBT樹脂、AS樹脂、ABS樹脂、セロフアン
等が挙げられ、必要に応じ、着色、プリント、防
曇処理等を施してもよい。またゼオライトを含有
させたフイルム、例えばエチレンガス等を吸着し
て鮮度保持に有効である。透明フイルムは、第7
図に示す如く、透明フイルム15の外周縁の貼着
部に貼着剤層16を、更にその上に離型紙17を
重接したものが好ましく、このような構成するこ
とにより、生花等の内容物を収容した後、離型紙
17を剥し取り、粘着剤層16を容器本体2の開
口部に圧着することにより簡単に貼着することが
できる。尚、本例において、透明フイルム15は
予め真空成形等により容器本体2の開口部に合わ
せて成形されている。
本考案の断熱箱には、必要に応じて氷や「アイ
スノン(登録商標)」等の蓄冷剤、保冷剤や保温
剤が収納される。この場合、蓋体又は容器本体に
これらの収納部を設けることもできる。
第8図及び第9図は、第4図に示した断熱箱を
水耕栽培容器として再利用する状態を示し、第8
図は第5図に示した蓋体1の折れ溝11を手で折
り曲げ、該折れ溝11よりも外側周縁部を取り去
り、且つ押抜き部3及び14を指で押し抜いて定
植孔5を形成させた状態を示す。
第9図は第8図に示した蓋体1を上下逆にして
容器本体2の肉厚部の収容支持部12に収容載置
し、容器本体2内には液肥を満たし、凹陥部13
及び定植孔5内に球根18を収容固定し、水耕栽
培する状態を示す。尚、本例においては、蓋体の
肉薄部と肉厚部との境界よりも僅かに内側に折れ
溝11が刻設されているため、該折れ溝11の部
分で折除した跡は勾状となり、容器本体2の収容
支持部12のコーナー部に嵌合支持されている
が、該収容支持部12上に載置させるだけでも良
い。
〔作用・効果〕
叙上の通り、本考案の断熱箱は、 (1) 発泡合成樹脂製であるから、断熱性に優れ冬
季の寒さ又は夏場の暑さから収容物を保護し、
鮮度を長時間維持することができ、また保冷剤
や保温剤の保冷、保温効果を維持させる、 (2) 耐水性に優れているため、鮮度保持のために
水を散布することができ、また氷等の保冷剤も
収容できる。更に雨に濡れても強度の低下がな
い、 (3) 透明フイルムを貼着するので、蓋体を取つて
店頭で陳列した場合に内容物が一層綺麗に見
え、商品価値を高める他、透明フイルムが外気
を断ち鮮度低下を防ぐとともに、保冷剤や保温
剤の保冷、保温効果を持続させる、 (4) 生花等用断熱箱としては使用した後は、特別
の工具を必要とすることなく容易に水耕栽培容
器として再利用でき、手軽に花や野菜の栽培を
楽しむことができる、 等の数多くの利点を有し、その実用性は極めて大
である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の実施例を示し、第
1図は本考案断熱箱の斜視図、第2図は蓋体のX
−X断面図、第3図は第1図、第2図に示した断
熱箱を水耕栽培容器として再利用する状態を示す
断面図、第4図及び第5図は本考案の他の実施例
を示し、第4図は本考案断熱箱の斜視図、第5図
は蓋体のY−Y断面図、第6図は本考案断熱箱に
生花を収容した後、開口部に透明フイルムを貼着
した状態を示す断面図、第7図は透明フイルムの
一例を示す断面図、第8図及び第9図は、第4図
に示した断熱箱を水耕栽培容器として再利用する
状態を示し、第8図は水耕栽培容器用に細工を加
えた蓋体を示す断面図、第9図は該蓋体を利用し
た水耕栽培容器の断面図である。 1……蓋体、2……容器本体、3……押抜き
部、4……生花、5……定植孔、6……スポン
ジ、7……野菜苗、8……液肥、9……肉薄部、
10……肉厚部、11……折れ溝、12……肉厚
部収容支持部、13……凹陥部、14……押抜き
部、15……透明フイルム、16……粘着剤層、
17……離型紙、18……球根。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 発泡合成樹脂製の蓋体及び容器本体とからな
    り、前記蓋体に定植孔を形成するための押抜き
    部を設けたことを特徴とする水耕栽培容器兼生
    花、野菜等用断熱箱。 2 蓋体の裏面が周縁の肉薄部と該肉薄部に囲ま
    れた肉厚部とからなるとともに、表面には前記
    肉薄部と肉厚部との境界付近に相当する部分に
    折れ溝を周設し、一方、容器本体の開口部に、
    前記肉厚部の収容支持部を周設した請求項1記
    載の断熱箱。 3 折れ溝を、肉薄部と肉厚部との境界よりも僅
    かに内側に周設した請求項2記載の断熱箱。 4 容器本体の開口部に貼着される透明フイルム
    を備えた請求項1乃至3の各項記載の断熱箱。
JP1988081758U 1988-06-20 1988-06-20 Expired - Lifetime JPH056770Y2 (ja)

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WO2023145759A1 (ja) * 2022-01-31 2023-08-03 キョーラク株式会社 水耕栽培用パネル、水耕栽培用パネルの製造方法、水耕栽培用パネルシステム及び水耕栽培用ベッド

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