JPH0567546B2 - - Google Patents

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JPH0567546B2
JPH0567546B2 JP26722090A JP26722090A JPH0567546B2 JP H0567546 B2 JPH0567546 B2 JP H0567546B2 JP 26722090 A JP26722090 A JP 26722090A JP 26722090 A JP26722090 A JP 26722090A JP H0567546 B2 JPH0567546 B2 JP H0567546B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sub
rod
elevating frame
clamp mechanism
bar
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP26722090A
Other languages
English (en)
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JPH04144834A (ja
Inventor
Shozo Nakajima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUJI KAKI KOJI KK
Original Assignee
FUJI KAKI KOJI KK
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Publication date
Application filed by FUJI KAKI KOJI KK filed Critical FUJI KAKI KOJI KK
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Publication of JPH0567546B2 publication Critical patent/JPH0567546B2/ja
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、平行に並べた複数本の棒状スペーサ
体の上面に、これと直角方向に断面角型又はH型
等の長尺棒状部材を複数本並べて載置し、この複
数本の長尺棒状部材を前記複数本の棒状スペーサ
体の上面に並べ載置した状態のまま各棒状スペー
サ体と一緒に運搬する装置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、この種の長尺棒状部材は、平行に並べ
た棒状スペーサ体の上面に、これと直角方向に複
数本並べて載置し、これを複数本の棒状スペーサ
体の上面に並べ載置した状態で、パレツト装置に
対して多段状に積み上げたり、前記パレツト装置
から積み下したりすることが行なわれる。
そこで、本願の出願人は、特開昭59−64420号
公報において、水平方向に移動すると共に上下方
向に昇降動する昇降枠体における少なくとも四隅
部に、前記棒状スペーサ体に対するクランプ機構
を各々取付け、この各クランプ機構にて、前記各
棒状スペーサ体の両端部を一斉にクランプするこ
とによつて、複数本の長尺棒状部材を、複数本の
棒状スペーサ体の上面に載置した状態で吊り上げ
るようにした運搬装置を提供した。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、前記パレツト装置には、第6図に示
すように、左右両側に支柱2を立設したベース体
1の上面に、複数本の棒状スペーサ体Aと、複数
本の長尺棒状部材Bとを交互に積み重ねるように
した直積み方式のパレツト装置と、第1図及び第
7図に示すように、ベース体1から立設した左右
両側の支柱2に、アーム片3を多段状に固着し、
前記両支柱2における各アーム片3の間に、棒状
スペーサ体Aを各々装架したのち、この各棒状ス
ペーサ体Aの上面に複数本の長尺棒状部材Bを載
置するようにした段積み方式のパレツト装置とが
存在する。
そして、前記特開昭59−64420号公報における
運搬装置を、前記直積み方式のパレツト装置に適
用する場合において、各段における棒状スペーサ
体が、上下方向に一列状に並んでいるときには、
各クランプ機構にて、各段における棒状スペーサ
体のうち下段側における棒状スペーサ体をクラン
プすることにより、当該棒状スペーサ体より上側
の各段における長尺棒状部材を一斉に吊り上げる
ことができるから、パレツト装置に対する積み込
み及び積み下しを、複数段ごとに行うことができ
る。
しかし、その反面、各段における棒状スペーサ
体が、上下方向に一列状に並んでいないときに
は、上段における棒状スペーサ体が邪魔になつて
下段における棒状スペーサ体をクランプすること
ができないから、パレツト装置に対する積み込み
及び積み下しは、一段ずつ行うようにしなければ
ならず、作業性が著しく低いのである。
また、前記段積み方式のパレツト装置の場合に
は、上面に複数本の長尺棒状部材を載置した各棒
状スペーサ体の両端部を、各支柱2におけるアー
ム片3の上面に載せるようにするものであるか
ら、この段積み方式のパレツト装置に、前記特開
昭59−64420号公報における運搬装置を適用した
場合にも、長尺棒状部材は、一段ずつ運搬するよ
うにしなければならず、換言すると、パレツト装
置に対する積み込み、及び積み下しは、一段ずつ
行うようにしなければならず、これまた、作業性
が著しく低いのである。
本発明は、前記直積み方式のパレツト装置及び
前記段積み方式のパレツト装置のいずれの場合に
おいても、当該パレツト装置に対する積み込み及
び積み下しを複数段ずつ行うことが、確実にでき
るようにした運搬装置を提供することを目的とす
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため本発明は、水平方向に
移動すると共に上下方向に昇降するように構成し
た昇降枠体における少なくとも前後左右の四個所
に、上面に長尺棒状部材を直角方向に複数本並べ
て載置した棒状スペーサ体の両端部に対するクラ
ンプ機構を、前記昇降枠体から下向きに突出する
ように装着して成る運搬装置において、前記昇降
枠体の上方側に、副昇降枠体を、前記長尺棒状部
材の長手方向に往復動可能に、且つ、前記昇降枠
体に対して上下動可能に配設する一方、前記昇降
枠体における各クランプ機構の外側の部位には、
前記棒状スペーサ体に対する副クランプ機構を
各々配設し、該各副クランプ機構を、前記副昇降
枠体に、当該副昇降枠体から下向きに突出するよ
うに装着する構成にした。
〔発明の作用・効果〕
この構成において、昇降枠体を、当該昇降枠体
に装着した各クランプ機構が棒状スペーサ体にお
ける両端部の真上の位置に来るように移動し、次
いで下降動することにより、上から第1段目、つ
まり最上段の各長尺棒状部材を載置した各棒状ス
ペーサ体の両端部を、前記昇降枠体における各ク
ランプ機構によつて一斉にクランプすることがで
きる。
次いで、前記昇降枠体の上方側に配設した副昇
降枠体を、長尺棒状部材の長手方向に沿つて移動
することにより、当該副昇降枠体における各副ク
ランプ機構を、上から第2段目の各長尺棒状部材
を載置した各棒状スペーサ体の真上の部位に位置
したのち、前記副昇降枠体を下降動することによ
り、前記第2段目の各長尺棒状部材を載置した各
棒状スペーサ体の両端部を、前記副昇降枠体にお
ける各クランプ機構によつて一斉にクランプする
ことができるから、以後は、前記したクランプ状
態のままで、前記昇降枠体及び副昇降枠体の両方
を、同時に上昇動することにより、第1段目の各
長尺棒状部材と、第2段目の各長尺棒状部材との
両方を、同時に吊り上げることができるのであ
る。
この場合において、前記副昇降枠体を、長尺棒
状部材の長手方向に往復動可能に構成したことに
より、各段における各棒状スペーサ体が、上下方
向に一列状に並ぶことなく、長尺棒状部材の長手
方向にずれている場合においても、上段側におけ
る各棒状スペーサ体を、昇降枠体における各クラ
ンプ機構により、下段側における各棒状スペーサ
体を、前記副昇降枠体における各副クランプ機構
によつて各々に確実にクランプすることができる
のである。
また、前記副昇降枠体を、昇降枠体に対して上
下動可能に構成したことにより、各段における棒
状スペーサ体の上下方向の間隔が、長尺棒状部材
の高さ寸法の相違及び/又は使用するパレツト装
置の相違等によつて異なつている場合において
も、下段側における各棒状スペーサを、当該副昇
降枠体における各副クランプ機構によつて確実に
クランプすることができるのである。
従つて、本発明によると、複数段の長尺棒状部
材を同時に吊り上げることを、各段における棒状
スペーサ体が長尺棒状部材の長手方向にずれてい
る場合、及び各段における棒状スペーサ体の上下
方向の間隔が異なつている場合のずれの場合にお
いても確実に行うことができるから、前記従来の
ように、長尺棒状部材を一段ずつ吊り上げる場合
に比べて、パレツト装置に対する長尺棒状部材の
積み込み及び積み下しの作業能率を大幅に向上で
きる効果を有する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面(第1図〜第5
図)について説明する。
図において、符号10は、建物の天井に設けた
天井レール11に沿つて移動走行する天井走行台
を示し、該天井走行台10には、当該天井走行台
10を前記天井レール11に沿つて矢印Cで示す
ように移動走行のための走行機構(図示せず)が
設けられていると共に、昇降枠体12が、一対の
支柱13を介して昇降可能に吊設され、この昇降
枠体12は、前記天井走行台10に設けた主昇降
機構(図示せず)にて、矢印Dで示すように、昇
降動するように構成されと共に、前記両支柱13
に対して、矢印Eで示すように、段積み方式のパ
レツト装置に段積みされた各長尺棒状部材Bの長
手方向に往復動可能に装着され、且つ、前記昇降
枠体12における前後左右の四個所には、第3図
に示すように、空気圧シリンダ15にて開閉式に
構成したクランプ機構14が、下向きに突出する
ように各々取付けられている。また、この昇降枠
体12には、当該昇降枠体12を前記矢印Eの方
向に往復動するための主移動機構(図示せず)が
設けられている。
符号16は、前記昇降枠体12の上方側に配設
した副昇降枠体を示し、該副昇降枠体15は、前
記昇降枠体12に対して、段積み方式のパレツト
装置に段積みされた各長尺棒状部材Bの長手方向
に沿つて、矢印Fで示すように往復動可能に装着
されると共に、前記昇降枠体12との間に設けた
油圧シリンダ17等の副昇降機構にて、前記昇降
枠体12に対して、矢印Gで示すように、昇降可
能に構成されている。また、前記昇降枠体12に
は、前記副昇降枠体16を前記矢印Fの方向に往
復動するための副移動機構(図示せず)が設けら
れている。
そして、前記昇降枠体12における各クランプ
機構14の外側の部位には、第4図に示すよう
に、空気圧シリンダ19にて開閉式に構成した副
クランプ機構18を各々配設して、この各副クラ
ンプ機構18を、前記副昇降枠体16に、当該副
昇降枠体16から下向きに突出するように装着す
る。
なお、前記昇降枠体12における各クランプ機
構14及び前記副昇降枠体16における各副クラ
ンプ機構18の各々を、前記長尺棒状部材Bの長
手方向に沿つて往復移動可能に構成するようにし
ても良い。
この構成において、天井走行台10の走行移動
によつて、昇降枠体12を、第1図に示すよう
に、当該昇降枠体12における各クランプ機構1
4が、棒状スペーサ体Aにおける両端部の真上の
位置に来るように移動し、次いで、この昇降枠体
12を、その各クランプ機構14を第3図に実線
で示すように開いた状態で下降動したのち、その
各クランプ機構14を第3図に二点鎖線で示すよ
うに閉じることにより、上から第1段目、つまり
最上段の各長尺棒状部材Bを載置した各棒状スペ
ーサ体Aの両端部を、前記昇降枠体12における
各クランプ機構14によつて一斉にクランプする
ことができる。
次いで、前記昇降枠体12の上方側に配設した
副昇降枠体16を、長尺棒状部材Bの長手方向に
沿つて移動することにより、当該副昇降枠体16
における各副クランプ機構18を、上から第2段
目の各長尺棒状部材Bを載置した各棒状スペーサ
体Aの真上の部位に位置し、この副昇降枠体を、
その各副クランプ機構18を第4図に実線で示す
ように開いた状態で下降動したのち、その各副ク
ランプ機構18を第4図に二点鎖線で示すように
閉じることにより、前記第2段目の各長尺棒状部
材Bを載置した各棒状スペーサ体Aの両端部を、
前記副昇降枠体16における各クランプ機構18
によつて一斉にクランプすることができる。
従つて、以後は、前記したクランプ状態のまま
で、前記昇降枠体12及び副昇降枠体16の両方
を、同時に上昇動することにより、第5図に示す
ように、第1段目の各長尺棒状部材Bと、第2段
目の各長尺棒状部材Bとの両方を、同時に吊り上
げることができるのである。
この場合において、前記副昇降枠体16を、長
尺棒状部材Bの長手方向に往復動可能に構成した
ことにより、各段における各棒状スペーサ体A
が、上下方向に一列状に並ぶことなく、長尺棒状
部材Bの長手方向にずれている場合においても、
上段側における各棒状スペーサ体Aを、昇降枠体
12における各クランプ機構14により、下段側
における各棒状スペーサ体Aを、前記副昇降枠体
16における各副クランプ機構16によつて各々
に確実にクランプすることができるのである。
また、前記副昇降枠体16を、昇降枠体14に
対して上下動可能に構成したことにより、各段に
おける棒状スペーサ体Aの上下方向の間隔Hが、
長尺棒状部材Bの高さ寸法の相違及び/又は使用
するパレツト装置の相違等によつて異なつている
場合においても、下段側における各棒状スペーサ
Aを、当該副昇降枠体16における各副クランプ
機構18によつて確実にクランプすることができ
るのである。
なお、前記実施例は、二つの段における各長尺
棒状部材Bを同時に吊り上げる場合を示したが、
本発明は、これに限らず、前記副昇降枠体16の
上方側に、更に第3の昇降枠体を設けることによ
つて、三つの段における各長尺棒状部材Bを同時
に吊り上げる等、三つ以上の段における長尺棒状
部材を同時に吊り上げる場合にも適用できること
は言うまでもなく。また、前記段積み方式のパレ
ツト装置に限らず、第6図に示す直積み方式のパ
レツト装置に対しても適用できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の実施例を示し、第1
図は全体の斜視図、第2図は縦断正面図、第3図
はクランプ機構の拡大正面図で第2図の−視
図、第4図は副クランプ機構の拡大正面図で第2
図の−視図、第5図は作用状態を示す図、第
6図は直積み方式のパレツト装置の斜視図、第7
図は段積み方式のパレツト装置の斜視図である。 A……棒状スペーサ体、B……長尺棒状部材、
10……天井走行台、11……天井レール、12
……昇降枠体、13……支柱、14……クランプ
機構、16……副昇降枠体、18……副クランプ
機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 水平方向に移動すると共に上下方向に昇降す
    るように構成した昇降枠体における少なくとも前
    後左右の四個所に、上面に長尺棒状部材を直角方
    向に複数本並べて載置した棒状スペーサ体の両端
    部に対するクランプ機構を、前記昇降枠体から下
    向きに突出するように装着して成る運搬装置にお
    いて、前記昇降枠体の上方側に、副昇降枠体を、
    前記長尺棒状部材の長手方向に往復動可能に、且
    つ、前記昇降枠体に対して上下動可能に配設する
    一方、前記昇降枠体における各クランプ機構の外
    側の部位には、前記棒状スペーサ体に対する副ク
    ランプ機構を各々配設し、該各副クランプ機構
    を、前記副昇降枠体に、当該副昇降枠体から下向
    きに突出するように装着しことを特徴とする長尺
    棒状部材の運搬装置。
JP26722090A 1990-10-03 1990-10-03 長尺棒状部材の運搬装置 Granted JPH04144834A (ja)

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