JPH0567206B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0567206B2
JPH0567206B2 JP61080149A JP8014986A JPH0567206B2 JP H0567206 B2 JPH0567206 B2 JP H0567206B2 JP 61080149 A JP61080149 A JP 61080149A JP 8014986 A JP8014986 A JP 8014986A JP H0567206 B2 JPH0567206 B2 JP H0567206B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
condition
exit side
lenses
collimator
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61080149A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62237413A (ja
Inventor
Norikazu Arai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP8014986A priority Critical patent/JPS62237413A/ja
Publication of JPS62237413A publication Critical patent/JPS62237413A/ja
Publication of JPH0567206B2 publication Critical patent/JPH0567206B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は光情報媒体の記録光学系に用いられ
る開口数(NA)の大きいコリメーターレンズに
関する。 (従来技術) コンパクトデイスクやレーザーデイスクの再生
光学系に用いられるコリメータレンズはNA0.05
〜0.20と開口数が小さく、NAが0.05〜0.08の範囲
では単レンズ、NAが0.08〜0.18の範囲では凸レ
ンズの接合ダブレツト、NA0.20程度と比較的開
口数の大きいコリメータレンズの場合には特開昭
58−14109号公報、特開昭58−38915号公報に記載
されたような2群2枚構成のレンズが使用されて
いる。 これに対して、光情報媒体の記録用光学系にお
いて光源を半導体レーザーとした場合、光源から
の発散光を有効に活用するためにNA0.25〜0.33
と開口数の大きいコリメーターレンズが必要とさ
れる。 一方、デイスク用再生用対物レンズとしては
NAが0.45〜0.60といつた大開口数のレンズが数
多く知られており、この設計思想を利用して
NA0.25〜0.33のコリメーターレンズを設計する
ことは容易である。公知の光デイスク用対物レン
ズの中で構成枚数も3枚で比較的作りやすい特開
昭55−4068号公報に記載のレンズを利用した2群
3枚構成のコリメータレンズが通常用いられる。 (この発明が解決しようとする問題点) ところが光デイスク再生用対物レンズは作動距
離をできるだけ長くとるために工夫がされてお
り、これらの公知例をそのまま利用してコリメー
ターレンズを設計すると、光源からコリメーター
レンズの光束射出側の面までの軸上距離Lがなが
くなつてしまうという欠点がある。 たとえば前記の2群3枚構成のレンズはLがレ
ンズの焦点距離をfとして1.3f程度である。近年
光情報媒体の記録光学系の小型化が試みられてい
るが、それには焦点距離に比較してLが小さいコ
リメーターレンズが求められる。 本発明の目的はコリメーターレンズとして必要
な性能を満足しつつ、開口数が大きくLの短いコ
リメーターレンズを提供することにある。 発明の構成 (問題点を解決するための手段) この発明のコリメータレンズは、光束射出側か
ら順に、光束射出側に強い曲率を有する面を持つ
正レンズの第1レンズ、光束射出側に強い曲率を
有する正レンズの第2レンズおよび負レンズの第
3レンズからなり下記の条件を満足することを特
徴とする。 0.4<f12/f<0.95 ……(1) 0.2<f12/f1<0.8 ……(2) さらにこの発明のレンズは、次のような条件を
満足することが望ましい。 0.05f<d4<0.42f ……(3) 0.05<r3/n2f2<0.5 ……(4) 0.15<r1/n1f1<0.5 ……(5) 但しf:合成焦点距離 f12:第1レンズと第2レンズの合成焦点距離 fi:第iレンズの焦点距離 r1:第1レンズの光束射出側の面の曲率半径 r3:第2レンズの光束射出側の面の曲率半径 ni:第iレンズの屈折率 d4:第2レンズと第3レンズの軸上間隔 である。 (作用) 光源からコリメーターレンズの光束射出側の面
までの軸上距離Lが小さいレンズは、たとえば写
真レンズの所遠レンズでよく知られるように、光
束射出側に正の屈折力のレンズ群を配し間隔をあ
けて、光源付近に負の屈折力を有するレンズ群を
配したテレフオトタイプのレンズ構成とすればよ
い。写真レンズと異なるところは、開口数が大き
く、球面収差の補正が重要となること、色収差の
補正が不要であること、軸外収差の補正はそれほ
ど必要がないことが上げられる。この発明では3
枚構成という少ないレンズ枚数で、発明の目的を
達するために、正レンズを2枚光束射出側に配
し、負レンズは1枚とした。これは光束射出側で
は軸上光源に対する周縁光線の高さが高く、球面
収差の発生が大きいことが予想されれるため、正
の屈折力を2枚の正レンズに分けて球面収差の発
生をできるだけ小さくするためである。 条件(1)は、第1レンズと第2レンズの合成焦点
距離f12に関する条件である。上限を超えてf12
長くなると、Lが1.1fより大きくなり、本発明の
目的を達成できない。 下限を超えて小さくなると、球面収差の中間輪
帯でのふくらみが大きくなりNA>0.25といつた
大開口数のコリメーターレンズを設計しようとし
た場合、波面収差が大きくなりコリメーターレン
ズとして、所望の性能が得られない。 これは、第1レンズと第2レンズの合成系の開
口数をNA12としたとき、NA12は NA12=f/f12×NA で表されることからNA12はNA=0.25としたとき
条件(1)の下限を超えたときNA12>0.625となつて
しまい2枚の正レンズだけでは発生する球面収差
を小さくおさえることができないからである。 また条件(1)の下限を超えると非点収差が大きく
なり軸外性能も悪化する。 条件(2)は第1レンズと第2レンズの合成屈折力
の第1レンズへの配分の割合に関する条件であ
る。この条件をはずれると、第1レンズと第2レ
ンズの合成系で発生する球面収差が大きくなり結
果として球面収差の中間輪帯におけるふくらみが
大きくなる。 条件(3)の上限を超えてd4が長くなると、Lを小
さくするには有利であるが、光源と第3レンズの
光源側の面との軸上間隔(バツクフオーカス)が
小さくなり好ましくない。下限を超えて小となる
とLを1.1f程度と小さくするにはf12/f<0.4と
しなければならず条件(1)の下限を超えてしまい前
述の問題が発生する。 条件(4)は第2レンズの形状に関する条件で、こ
れをはずれると球面収差、正弦条件が悪化する。 条件(5)は条件(4)と同様な第1レンズの形状に関
する条件で、これを満足することにより第1レン
ズ、第2レンズで発生する球面収差、コマ収差を
小さくおさえることができる。 これをまとめると、まず条件(1)に従つて第1レ
ンズ、第2レンズへの屈折力の配分をきめ、さら
に条件(2)に従つて第1レンズの屈折力をきめる。
これにより第2レンズの屈折力もほぼ決定する。
さらに条件(3)に従つて第2レンズ、第3レンズの
間の軸上間隔を決定すれば第3レンズの屈折力は
決まる。次いで条件(4)、(5)に従い第1レンズ、第
2レンズの形状をきめれば、Lが小さく、球面収
差の小さいコリメーターレンズが構成できる。第
3レンズは負レンズであり、正の球面収差を発生
するので、第1レンズ第2レンズで発生する負の
球面収差を、第3レンズの形状をきめることで全
体として球面収差を良好に補正することができ
る。 (実施例) 以下この発明の対物レンズの実施例を示す。表
中の記号は以下のものを示す。 ri:光束射出側からi番目の面曲率半径 di:光束射出側からi番目のレンズ面間隔 ni:光束射出側からi番目のレンズ材料の屈折率
(波長780mm) νi:光束射出側からi番目のレンズ材料のd線に
対するアツベ数 M:結像倍率 dc:カバーガラスの軸上厚(780mm光に対する屈
折率は1.51072、d線に対するアツベ数は64.1
である。) W.D.:作動距離 尚dcは半導体レーザーのカバーガラスに相当す
るものでカバーガラスを含んだ系で実施例を示し
た。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 発明の効果 この発明の対物レンズは、第1図にその断面図
を示すように非常に簡単な構成にもかかわらず、
第2図ないし第6図に示す収差図から明らかなよ
うに、開口数が大きいにもかかわらず球面収差が
良好に補正され、光源からコリメーターレンズの
光束射出側の面までの軸上距離Lは0.83f〜1.05f
を大巾に短縮することができた。 この結果、本発明のコリメーターレンズを光情
報媒体の記録用光学系が投載することで、光学系
のコンパクト化が達成できた。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のコリメーターレンズの1実
施例のカバーガラスGを含めた断面図、第2図な
いし第6図はそれぞれ第1実施例ないし第5実施
例の諸収差図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 光束射出側より順に、光束射出側に強い曲率
    を有する面を持つ正レンズの第1レンズ、光束射
    出側に強い曲率を有する正レンズの第2レンズお
    よび負レンズの第3レンズからなり下記の条件を
    満足することを特徴とするコリメータレンズ。 0.4<f12/f<0.95 0.2<f12/f1<0.8 但しf:合成焦点距離 f12:第1レンズと第2レンズの合成焦点距離 f1:第1レンズの焦点距離
JP8014986A 1986-04-09 1986-04-09 コリメ−タ−レンズ Granted JPS62237413A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8014986A JPS62237413A (ja) 1986-04-09 1986-04-09 コリメ−タ−レンズ

Applications Claiming Priority (1)

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JP8014986A JPS62237413A (ja) 1986-04-09 1986-04-09 コリメ−タ−レンズ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62237413A JPS62237413A (ja) 1987-10-17
JPH0567206B2 true JPH0567206B2 (ja) 1993-09-24

Family

ID=13710226

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JP8014986A Granted JPS62237413A (ja) 1986-04-09 1986-04-09 コリメ−タ−レンズ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9733485B2 (en) 2015-10-30 2017-08-15 Himax Technologies Limited Collimating lens

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1258622B (de) * 1964-02-14 1968-01-11 Europ De Materiels Speciaux So Objektiv fuer mittleres Infrarot

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DE1258622B (de) * 1964-02-14 1968-01-11 Europ De Materiels Speciaux So Objektiv fuer mittleres Infrarot

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JPS62237413A (ja) 1987-10-17

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