JPH0566708U - プログラマブルコントロール装置の入力パルス測定装置 - Google Patents

プログラマブルコントロール装置の入力パルス測定装置

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JPH0566708U
JPH0566708U JP646792U JP646792U JPH0566708U JP H0566708 U JPH0566708 U JP H0566708U JP 646792 U JP646792 U JP 646792U JP 646792 U JP646792 U JP 646792U JP H0566708 U JPH0566708 U JP H0566708U
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input
input pulse
pulse
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泰治 九鬼
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Keyence Corp
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Keyence Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハードウェアのカウンタにより、高速な入力
パルスであっても、その時間情報を測定可能にする。 【構成】 入力パルス測定装置は、入力パルスに応じて
順次動作するプログラマブルコントロール装置に用いら
れるものであって、内部クロックの発振回路24と、カ
ウンタ40と、記憶回路と、時間情報算出手段とを備え
ている。カウンタ40は、内部クロックを計数する。記
憶回路は、入力パルスが変化したタイミングでカウンタ
40の計数値を記憶する。時間情報算出手段は、記憶回
路に記憶された計数値に基づき、入力パルスの時間情報
を算出する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プログラマブルコントロール装置の入力パルス測定装置、特に、入 力パルスに応じて順次動作するプログラマブルコントロール装置に入力されるパ ルスの時間情報を測定する入力パルス測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンベア上に載置された各種の製品を搬送する搬送装置等の制御対象を自動制 御するためにプログラマブルコントロール装置が提供されている。プログラマブ ルコントロール装置は、使用者によって作成されたシーケンスプログラムを記憶 し、入力情報をもとに記憶されたシーケンスプログラムの内容に従って制御信号 を出力するものである。
【0003】 この種のプログラマブルコントロール装置では、外部から入力されたパルス信 号のパルス幅やパルス間隔を測定し、測定されたパルス幅やパルス間隔等の時間 情報に基づき、種々の制御を行っている。たとえば、搬送装置に用いられるプロ グラマブルコントロール装置では、製品の長さを光電センサから出力されたパル ス信号のパルス幅により測定し、パルス幅が所定値より大きい場合や小さい場合 にその製品を不良品と見なし、その製品を搬送装置から排除する等の制御が行わ れている。
【0004】 従来、入力されたパルス信号のパルス幅を測定する場合、パルス信号の前縁の タイミングでタイマーを動作させ、パルス信号の後縁でタイマーをオフし、その タイマーの現在値をもとに、ソフトウェアによりパルス幅を測定している。また 、パルス間隔を測定する場合には、パルス信号の前縁が入力したタイミングでタ イマーを動作させ、再度前縁が入力したタイミングでそのタイマーの現在値をも とにソフトウェアにより間隔を求めている。
【0005】 一方、割り込みプログラムにより、パルス信号の前縁または後縁が入力したタ イミングでハードウェアのタイマーを作動させ、パルス幅やパルス間隔を測定す ることも行われている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ソフトウェアのタイマーでパルス幅やパルス間隔を測定する前記従来の構成で は、プログラマブルコントロール装置のスキャンタイムの影響で、パルス信号の 前縁や後縁を認識できる時間の遅れが生じ、タイマーの現在値がばらつき、測定 誤差が生じる。また、ソフトウェアが介在する部分が多いため、たとえば製品の 搬送スピードが速くなり、パルス信号の周波数が高くなると、ソフトウェアによ る処理が間に合わなくなり、パルス間隔やパルス幅を測定できない場合がある。
【0007】 また、割り込みプログラムによる前記従来の構成でも、スキャン時に、割り込 みプログラムが駆動するまでの時間遅れが生じるので、タイマー自信の誤差が残 ることになる。 本考案の目的は、ハードウェアのカウンタにより、高速な入力パルスであって も、その時間情報を測定可能にすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る入力パルス測定装置は、入力パルスに応じて順次動作するプログ ラマブルコントロール装置に用いられるものであって、内部クロックの発生回路 と、カウンタ回路と、記憶回路と、時間情報算出手段とを備えている。カウント 回路は、内部クロックを計数する。記憶回路は、入力パルスが変化したタイミン グでカウンタ回路での計数値を記憶する。時間情報算出手段は、記憶回路に記憶 された計数値に基づき、入力パルスの時間情報を算出する。
【0009】
【作用】
本考案においては、内部クロックを計数するカウンタ回路の計数値が、入力パ ルスが変化したタイミングで記憶回路に記憶される。そして記憶回路に記憶され た計数値に基づき、入力パルスの時間情報が時間情報算出手段により算出される 。たとえば、入力パルスのパルス幅を測定する場合には、入力パルスの前縁と後 縁との入力タイミングで、カウンタ回路の計数値が記憶回路に記憶される。そし て後縁のタイミングで記憶された計数値から前縁のタイミングで記憶した計数値 を減算することにより、入力パルスのパルス幅が算出される。一方、パルス間隔 を測定する場合には、前縁のタイミングで記憶された計数値と、次の入力パルス の前縁が入力したタイミングでの計数値とが記憶回路に記憶され、それらを減算 することにより入力パルスのパルス間隔が算出される。
【0010】 ここでは、ハードウェアのカウンタ回路の計数値が、入力パルスが変化したタ イミングで直ちに記憶回路に記憶されるので、正確な計数値が記憶可能となる。 そしてそれらに基づき時間情報が算出されるで、算出された時間情報も正確な値 となる。また、ハードウェアのカウンタを用いているので、スキャンタイムに影 響されることがなくなり、高速な入力パルスであっても正確に入力パルスの時間 情報を算出できる。
【0011】
【実施例】
図1は本考案の一実施例によるプログラマブルコントロール装置の外観図であ る。 図において、この装置はほぼ直方体状のケース1を有している。ケース1の前 面の上部には複数の入力端子2が横方向に並べて配置されている。また下部には 複数の出力端子3が同様に横方向に並べて配置されている。また、ケース1の前 面には、入力状態を表示するため複数の入力状態表示用LED4と出力状態を表 示するため出力状態表示用LED5とが配置されている。これらのLED4,5 は、それぞれ入力端子2及び出力端子3に対応して端子数と同数だけ設けられて いる。さらにケース1の前面には、プログラム作成装置としてのプログラミング コンソールを接続するためのコネクタ部6が設けられている。ケース1の背面側 には、この装置をたとえば搬送装置等の機器に取り付けるための取付フランジ7 が設けられている。
【0012】 ケース1内部には、図2に示すように、主に状態表示用のLEDドライバー等 が搭載された表示用基板10と、CPUやメモリ等が搭載された制御基板11と 、入出力部が搭載された入出力基板12とが収納されている。各基板10,11 ,12は、4ビットの直列伝送線路13によって接続されている。 図3は、本装置のブロック構成図である。
【0013】 図2に示す入出力基板12には、入力回路15と、出力回路16と、入力回路 15及び出力回路16のそれぞれに接続されたゲートアレイ17とが搭載されて いる。また制御基板11には、CPU、ROM、RAM等を含むマイクロコンピ ュータ18と、SRAM19、ROM20及びEEPROM21からなる記憶部 22と、リセット回路23と、基準クロック信号を発生するための発振回路22 と、タイマー回路25とが搭載されている。また、表示用基板10には、入力状 態表示用のLED回路26と、出力状態表示用のLED回路27と、これらの各 LED回路26,27のそれぞれに接続されたゲートアレイ28とが搭載されて いる。
【0014】 入力回路15は、たとえば24個の入力端子2を有しており、そのそれぞれは ゲートアレイ17を構成する各ゲートに接続されている。また出力回路16はた とえば16個の出力端子3を有しており、そのうちの14個の出力端子はゲート アレイ17を構成する各ゲートに接続されている。なお、入力回路15の複数の 入力端子のうちの6個の入力端子はマイクロコンピュータ18のダイレクト入力 端子にも接続されている。また出力回路16のうちの2個の出力端子は、マイク ロコンピュータ18のダイレクト出力端子に直接接続されている。ゲートアレイ 17は、入力回路15からの並列情報を直列情報に変換して直列伝送線路13に 出力するとともに、マイクロコンピュータ18から直列伝送線路13を介して送 られてきた直列情報を並列情報に変換して出力回路16に与えるためのものであ る。
【0015】 制御基板11において、記憶部22、リセット回路23、発振回路24及びタ イマー回路25はマイクロコンピュータ18に接続されている。また、マイクロ コンピュータ18には、プログラミングコンソール30や、その他の拡張機器の ためのI/O回路31を接続することが可能である。発振回路24はマイクロコ ンピュータ18に、内部クロックφ,φ/4,φ/8,φ/32を与える。
【0016】 マイクロコンピュータ18は、プログラミングコンソール30からのシーケン スプログラムをEEPROM21に格納する機能、ゲートアレイ17との間で直 列通信を行う機能、ゲートアレイ17から送られてきた入力情報をSRAM19 に格納する機能及び入力情報をもとにEEPROM21に格納されたシーケンス プログラムによって演算を行う機能を主に有している。ROM20には、本プロ グラマブルコントロール装置自体を制御するためのシステムプログラムが格納さ れている。なお、タイマー回路25は外部からタイマー時間を調整できるように するための回路であり、トリマー抵抗とローパスフィルタとを有している。
【0017】 入力状態表示用LED回路26は、入力回路15の入力端子数と同数のLED を有している。各LEDは、ゲートアレイ28を構成する各ゲートにそれぞれ接 続されている。また、出力状態表示用LED回路27は、出力回路16の端子数 と同数のLEDを有している。各LEDはそれぞれゲートアレイ28を構成する 各ゲートにそれぞれ接続されている。
【0018】 直列伝送線路13は、ゲートアレイ17とマイクロコンピュータ18のシリア ルポートとゲートアレイ28とを接続しており、入出力の状態を判定するための 配線、同期用クロック信号のための配線、データの出力のための配線及びデータ の入力のための配線を含んでいる。 図4はマイクロコンピュータ18の構成を示している。
【0019】 マイクロコンピュータ18は、CPU41とカウンタ40とを有している。C PU41は、バス47を介してカウンタ40に接続されている。カウンタ40は CPU41にバス47を介して接続されたフリーランニングカウンタ(以下、F RCと記す)42と、インプットキャプチャーレジスタ(以下、ICRと記す) 43と、タイマーコントロール/ステータスレジスタ(以下、TCSRと記す) 44とを有している。FRC42は、16ビットカウンタであり、そのオーバー フロー信号がコントロールロジック回路45に与えられるとともに、コントロー ルロジック回路45からクリア信号が与えられる。
【0020】 コントロールロジック回路45はカウンタ40を制御する回路であり、外部か らのパルス信号が入力回路15及びマイクロコンピュータ18のダイレクト入力 端子を介して与えられる。この入力パルスはキャプチャー入力としてコントロー ルロジック回路45に与えられる。コントロールロジック回路45では、入力パ ルスの立ち上がりまたは立ち下がり(前縁または後縁)を検出すると、キャチプ チャー信号をICR43に与える。ICR43は、キャプチャー信号を受け取る と、FRC42の計数値を取り込む。またこのときICR43に格納されていた 値はSRAM19の特定メモリ領域(MMA)48に転送される。TCSR44 は、各種のステータスを表示するためのものであり、キャプチャー入力の前縁, 後縁を選択するフラグを格納している。また、コントロールロジック回路45は 、クロック選択回路46にクロック選択信号を出力する。
【0021】 クロック選択回路46は、クロック選択信号により、外部からのクロックパル スEXCLKまたは3つの内部クロックφ/4,φ/8,φ/32のいずれか1 つを選択する。選択されたクロックはFRC42に与えられる。 また、SRAM19には、MMA48の他に、データメモリ領域(DM)49 が設けられている。DM49には、MMA48の値からICR43に転送された 値を減算したデータが格納される。この減算されたデータが、入力パルスのパル ス幅またはパルス間隔を示す値となっている。
【0022】 次に図5〜図8に示すフローチャートを用いて制御動作について説明する。 本装置が搭載された搬送装置等の起動スイッチがオンされると、本装置も起動 され、ROM20内に格納されたシステムプログラムがロードされる。そしてス テップS1では、初期設定が行われる。次にステップS2では、本装置にプログ ラミングコンソール30が接続されているか否かを判断する。プログラミングコ ンソールが接続されていない場合にはステップS3に移行する。ステップS3で は装置が起動されてから所定時間経過したか否かを判断する。所定時間経過する までステップS2及びステップS3を繰り返し実行する。所定時間内にプログラ ミングコンソール30が接続された場合には、ステップS2からステップS4に 移行する。ステップS4ではプログラミングコンソール30からプログラムモー ド信号が送出されてきているか否かを判断する。またステップS5ではプログラ ミングコンソール30からラン(RUN)モード信号が送出されてきているか否 かを判断する。プログラミングコンソール30によってシーケンスプログラムを 作成し、このシーケンスプログラムを本装置に格納する場合には、プログラミン グコンソール30からプログラムモード信号が送出される。本装置はこの信号を 受けてステップS4からステップS6に移行する。ステップS6ではプログラミ ングコンソール30から送られてきたシーケンスプログラムをEEPROM21 に格納する。
【0023】 また、装置が起動されてから所定時間経過してもプログラミングコンソール3 0が接続されなかった場合にはステップS3からステップS7に移行する。さら にプログラミングコンソール30からランモード信号が送出されてきた場合には 、プログラミングコンソール30が接続されている場合にもステップS5からス テップS7に移行する。ステップS7では、後述するRUNモード処理が行われ る。ステップS7での処理が終了するとステップS8に移行する。ステップS8 では、処理中にプログラミングコンソール30が接続されたか否かを判断する。 プログラミングコンソール30が接続された場合にはステップS4に移行し、上 述の処理を実行する。またプログラミングコンソール30が接続されていない場 合には、ステップS7に戻り、次のスキャンを行うべくRUNモード処理を繰り 返して実行する。
【0024】 ステップS7のRUNモードでは、図6に示すように、まずステップS11で 、シーケンスプログラムの1つのステップを読み出す。1つのステップを読み出 すとステップS12〜ステップS15で、読み出したステップの命令の内容を判 断する。すなわちステップS12では読み出したステップの内容がSET命令で あるか否かを判断する。このSET命令は各種の設定を行うための命令である。 ステップS14では、他の命令か否かを判断する。ステップS15では、END 命令であるか否かを判断する。このEND命令は、プログラムの終了を意味する 命令である。ステップS15での判断がNOの場合にはステップS11に戻り、 次のステップの読み出しを行い上述の動作を繰り返す。またステップS15での 判断がYESの場合にはメインルーチンに戻る。
【0025】 一方、読み出したステップの命令がSET命令であると判断した場合にはステ ップS12からステップS16に移行する。ステップS16ではSET処理が行 われる。このSET処理では、図7に示すように、まずステップS21で、SE T命令の後に続くオペランドにより、パルス間隔が設定されたのか否かを判断す る。パルス間隔が設定されていないと判断されるとステップS22に移行する。 ステップS22ではパルス幅が設定されたか否かを判断する。パルス幅が設定さ れていないと判断された場合にはステップS23に移行する。ステップS23で は他の設定を行い、RUNモードに戻る。
【0026】 ステップS21で、パルス間隔が設定されたと判断するとステップS24に移 行する。ステップS24では、ハードウェア割り込み時に、キャプチャー入力の 前縁でデータ転送を行うようなフラグをTCSR44に立てるための処理を行う 。これにより、パルス信号の立ち上がりエッジ(前縁)で、ハードウェア割り込 みがかかり、その都度FRC42の内容がICR43に格納される。
【0027】 ステップS22で、パルス幅が設定されたと判断するとステップS25に移行 する。ステップS25では、ハードウェア割り込みが、キャプチャー(入力パル ス)の立ち上がり時と立ち下がり時とで交互に発生するようにTCSR44内の フラグを変更できるような設定を行う。これにより、パルス信号の立ち上がりエ ッジと立ち下がりエッジとでハードウェア割り込みがかかり、その都度FRC4 2の内容がICR43に格納される。これらの処理が終了するとRUNモードに 戻る。
【0028】 また他の命令と判断されるとステップS14からステップS18に移行する。 ステップS18ではその命令に応じた他の処理が実行される。ステップS16〜 S18での処理が終了するとステップS15に移行する。 一方、ハードウェア割り込みは、マイクロコンピュータ18が外部イベント、 つまり入力パルスの立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジを検出すると発生 するが、この発生は前述したようにTCSR44に格納されたフラグの内容によ り設定される。たとえばパルス間隔の場合にはパルス入力の立ち上がりエッジ( 前縁)でハードウェア割り込みが生じ、パルス幅の場合には立ち上がりエッジと 立ち下がりエッジとで交互に割り込みが生じる。
【0029】 割り込みが発生すると直ちにFRC42の計数値がICR43に転送される。 また、割り込みが発生すると図8に示す割り込み処理プログラムが起動される。 ここではまず、ステップS31では、MMA48の内容からICR43の内容が 減算される。これにより、パルス間隔の場合はパルス間隔のデータが、パルス幅 の場合にはパルス幅のデータが算出される。算出されたデータはDM49に転送 される。この転送が終了するとステップS32に移行し、ICR43に格納され た内容がMMA48に転送される。ステップS33では、ユーザー割り込みプロ グラムが実行される。このユーザー割り込みプログラムでは、割り込み処理プロ グラムでデータメモリ領域(DM)49に記憶されたパルス幅またはパルス間隔 のデータが読み出され、それに応じた処理が行われる。たとえば、そのパルス幅 またはパルス間隔を所定値と比較し、それが所定範囲外のときに異常が生じたと 判断し、装置を停止させ警報を出力したりする。このようなユーザーの割り込み プログラムが実行される。
【0030】 図9は、入力パルスとFRC42のカウント内容とを示している。ここで、縦 軸にカウント値CNTを、横軸に時間Tをとっている。ここでは、パルス間隔P Iは、入力パルスPINの立ち上がりエッジ毎のFRC42のカウント値CNT を減算することにより求められ、また、パルス幅PWは、立ち下がり時のカウン ト値CNTから立ち上がり時のカウント値を減算することにより求められる。こ れらがソフトウェアでなくハードウェア割り込みにより算出されICR43に格 納されるので、正確なデータを得ることができる。
【0031】 ここでは、パルス幅またはパルス間隔をディジタル値(カウント値)に変換で きるので、アナログ量をパルス幅またはパルス間隔に変換する回路を付加すれば 、A/D変換することなく、アナログ信号をプログラマブルコントロール装置に 取り込むことができる。これにより、A/D変換されたデータを入力する場合に 比べて、少ない端子で多くのアナログ信号を取り扱える。
【0032】 〔他の実施例〕 (a) 前記実施例では、FRCによりカウントを続け、ハードウェア割り込み によりFRCの値を転送し、その値の減算処理によりパルス幅やパルス間隔を求 めたが本考案はこれに限定されない。たとえば、入力パルスの立ち上がりエッジ または立ち下がりエッジでリセットされるカウンタを用い、リセット直前のカウ ント値によりパルス幅及びパルス間隔を算出するような構成としてもよい。 (b) 前記実施例では、パルス間隔またはパルス幅を、メモリ領域の内容とI CRの内容との減算処理により求めたが、本考案はこれに限定されない。
【0033】
【考案の効果】
以上のように本考案においては、入力パルスが変化したタイミングで、内部ク ロックを計数するハードウェアのカウンタ回路の計数値が記憶回路に記憶され、 記憶された計数値に基づき入力パルスのパルス幅,パルス間隔等の時間情報が算 出されるので、高速な入力パルスであっても、入力パルスが変化したタイミング での時間間隔を正確に算出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を採用したプログラマブルコ
ントロール装置の外観図。
【図2】前記装置の基板配置を示す斜視図。
【図3】前記装置のブロック構成図。
【図4】マイクロコンピュータのブロック構成図。
【図5】前記装置の制御フローチャート。
【図6】ランモードの制御フローチャート。
【図7】セット処理の制御フローチャート。
【図8】割り込み処理の制御フローチャート。
【図9】入力パルスとカウンタ値との関係を示すグラ
フ。
【符号の説明】
18 マイクロコンピュータ 19 SRAM 24 発振回路 41 CPU 42 フリーランニングカウンタ 43 ICR 48 MMA 49 DM

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力パルスに応じて順次動作するプログラ
    マブルコントロール装置の入力パルス測定装置であっ
    て、 内部クロックの発生回路と、 前記内部クロックを計数するカウンタ回路と、 前記入力パルスが変化したタイミングでの前記カウンタ
    回路の計数値を記憶する記憶回路と、 前記記憶回路に記憶された計数値に基づき、前記入力パ
    ルスの時間情報を算出する時間情報算出手段と、 を備えたプログラマブルコントロール装置の入力パルス
    測定装置。
JP646792U 1992-02-18 1992-02-18 プログラマブルコントロール装置の入力パルス測定装置 Pending JPH0566708U (ja)

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