JP3386081B2 - プログラマブルコントロール装置 - Google Patents

プログラマブルコントロール装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プログラマブルコント
ロール装置に関し、特に、カウンタが付設されたマイク
ロコンピュータを含むプログラマブルコントロール装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、プログラマブルコントロール装
置は、使用者によって作成された制御手順プログラムを
記憶し、外部からの入力信号をもとに記憶された制御手
順プログラムの内容に従って各種の外部機器を制御する
制御信号を出力するものである。
【0003】この種のプログラマブルコントロール装置
では、各種のパルスを計数するハードウェアのカウンタ
を備えている。このカウンタは、外部から入力されたパ
ルスを計数し、その計数結果に応じた制御信号を出力す
る計数動作に用いられたり、内部クロックパルスを計数
し、タイマーとして用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成では、
カウンタを計数動作に使用する場合には、カウント入力
は外部からの入力パルスに限定されており、また、タイ
マーとして使用する場合には、カウント入力は内部のパ
ルス発生器からのクロックパルスに限定されている。
【0005】このため、カウンタをカウンタとして使用
する場合には、外部から入力されたパルスしか計数でき
ず、逆にタイマーとして使用する場合には、内部クロッ
クパルスしか計数することができない。したがって、ハ
ードウェアのカウンタが1つしかない場合、カウンタと
して用いると、タイマーとして用いることができず、逆
にタイマーとして用いた場合にはカウンタとして用いる
ことができない。
【0006】さらに、ハードウェアのカウンタを複数個
備えている場合であっても、それぞれのカウンタを計数
動作用に用いるか、タイマー動作用に用いるかが固定さ
れてしまい、装備したカウンタをユーザーのアプリケー
ションプログラムに応じて有効に活用することができな
い。本発明の目的は、ハードウェアのカウンタをユーザ
ーのアプリケーションに応じて有効に活用することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るプログラマ
ブルコントロール装置は、カウンタが付設されたマイク
ロコンピュータを含み、リレーダイヤグラムにより作成
された制御手順プログラムに沿って動作するプログラマ
ブルコントロール装置を前提として、該プログラマブル
コントロール装置の外部からの外部パルス信号を取り込
むための入力手段と、前記プログラマブルコントロール
装置の内部で内部クロックパルス信号を生成するクロッ
ク手段と、前記制御手順プログラムに基づいて前記入力
手段で取り込まれた前記外部パルス信号及び前記クロッ
ク手段で生成された前記内部クロックパルス信号の一方
を選択し、該選択された一方の前記パルス信号を出力す
る選択手段とを有し、該選択手段から出力された前記パ
ルス信号を前記カウンタにより計数することを特徴す
る。
【0008】
【作用】本発明においては、制御手順プログラムに基づ
いて、外部から入力手段を介して取り込まれたパルス信
号及びクロック手段により生成された内部クロック信号
のいずれか一方が選択手段により選択される。選択され
たパルス信号はカウント手段により計数される。
【0009】このように、制御手順プログラムにより任
意にパルス信号または内部クロック信号を選択できるの
で、外部からのパルス信号を計数した場合にはカウント
手段はカウンタとして動作し、内部クロック信号を選択
した場合にはタイマーとして動作する。このため、カウ
ント手段をタイマーまたはカウンタとして有効に活用す
ることができる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例を採用したプログラ
マブルコントロール装置の外観図である。図において、
この装置はほぼ直方体上のケース1を有している。ケー
ス1の前面の上部には複数の入力端子2が横方向に並べ
て配置されている。また下部には複数の出力端子3が同
様に横方向に並べて配置されている。また、ケース1の
前面には、入力状態を表示するための複数の入力状態表
示用LED4と、出力状態を表示するための複数の出力
状態表示用LED5とが配置されている。これらのLE
D4,5は、それぞれ入力端子2及び出力端子3に対応
して端子数と同数だけ設けられている。さらにケース1
の前面には、プログラム作成装置としてのプログラミン
グコンソールを接続するためのコネクタ部6が設けられ
ている。ケース1の背面側には、この装置をたとえば工
作機械の機器に取り付けるための取付フランジ7が設け
られている。
【0011】ケース1内部には、図2に示すように、主
に状態表示用のLEDドライバー等が搭載された表示用
基板10と、CPUやメモリ等が搭載された制御基板1
1と、入出力部が搭載された入出力基板12とが収納さ
れている。各基板10,11,12は、4ビットの直列
伝送線路13によって接続されている。図3は、本装置
のブロック構成図である。図2に示す入出力基板12に
は、入力回路15と、出力回路16と、入力回路15及
び出力回路16のそれぞれに接続されたゲートアレイ1
7とが搭載されている。また制御基板11には、CPU
41、ROM,RAM等を含むメモリ素子40、カウン
タ42及びその他の素子から構成されるマイクロコンピ
ュータ18と、SRAM19、ROM20及びEEPR
OM21からなる記憶部22と、タイマー回路25とが
搭載されている。また、表示用基板10には、入力状態
表示用のLED回路26と、出力状態表示用のLED回
路27と、これらの各LED回路26,27のそれぞれ
に接続されたゲートアレイ28とが搭載されている。
【0012】入力回路25はたとえば24個の入力端子
2を有しており、そのそれぞれはゲートアレイ17を構
成する各ゲートに接続されている。また出力回路16は
たとえば16個の出力端子3を有しており、そのうちの
14個の出力端子3はゲートアレイ17を構成する各ゲ
ートに接続されている。なお、入力回路15の複数の入
力端子2のうちの6個の入力はマイクロコンピュータ1
8の入力端子にも直接接続されている。
【0013】また出力回路16のうちの2個の出力端子
2は、マイクロコンピュータ18の出力端子に直接接続
されている。ゲートアレイ17は、入力回路15からの
並列情報を直列情報に変換して直列伝送線路13に出力
するとともに、マイクロコンピュータ18から直列伝送
線路13を介して送られてきた直列情報を並列情報に変
換して出力回路16に与えるためのものである。
【0014】制御基板11において、記憶部22、リセ
ット回路23、発振回路24及びタイマー回路25はマ
イクロコンピュータ18に接続されている。また、マイ
クロコンピュータ18にはプログラミングコンソール3
0や、その他の拡張機器のためのI/O回路を接続する
ことが可能である。発振回路24は内部クロックφ,φ
/4,φ/8,φ/32をマイクロコンピュータ18に
与える。
【0015】マイクロコンピュータ18は、プログラミ
ングコンソール30からの制御手順プログラム(シーケ
ンスプログラム)をEEPROM21に格納する機能、
ゲートアレイ17との間で直列通信を行う機能、ゲート
アレイ17から送られてきた入力情報をSRAM19に
格納する機能、及び入力情報をもとにEEPROM21
に格納されたシーケンスプログラムによって演算を行う
機能を主に有している。ROM20には本プログラマブ
ルコントロール装置自体を制御するためのシステムプロ
グラムが格納されている。なお、タイマー回路25は外
部からタイマー時間を調整できるようにするための回路
であり、トリマー抵抗とローパスフィルタとを有してい
る。
【0016】入力状態表示用LED回路26は、入力回
路15の入力端子数と同数のLEDを有している。各L
EDは、ゲートアレイ28を構成する各ゲートにそれぞ
れ接続されている。また、出力状態表示用LED回路2
7は、出力回路16の端子数と同数のLEDを有してい
る。各LEDはそれぞれゲートアレイ28を構成する各
ゲートに接続されている。
【0017】直列伝送線路13は、ゲートアレイ17と
マイクロコンピュータ18のシリアルポートとゲートア
レイ28とを接続しており、入出力状態を判定するため
の配線、同期用クロック信号のための配線、データ入力
のための配線及びデータ出力のための配線を含んでい
る。図4は、マイクロコンピュータ18に含まれるカウ
ンタ42の構成を示している。
【0018】カウンタ42は、フリーランニングカウン
タ(以下、FRCと記す)43、比較器44、レジスタ
45、コントロールロジック回路47及びクロック選択
回路48を有している。FRC43の出力CNTは比較
器44及びデータバス46に与えられる。またFRC4
3のオーバーフロー信号OVFはコントロールロジック
回路47に与えられる。コントロールロジック回路47
はカウンタ42を制御するためのものであり、FRC4
3にその内容をクリアするためのクリア信号CLRを出
力する。
【0019】比較器44には、レジスタ45の格納内容
も与えられる。レジスタ45にはFRC43の計数終了
値が格納されている。比較器44はFRC43の出力と
レジスタ45の内容とを比較し、比較結果が一致したと
きに比較一致信号CPMをコントロールロジック回路4
7に出力する。コントロールロジック回路47は、その
結果に基づいて計数完了信号CUPをCPU41(図
2)に出力する。また、コントロールロジック回路47
は、CPU41から与えられた制御信号により、クロッ
ク選択回路48に選択信号SELを出力する。クロック
選択回路48は、入力回路15から入力された外部クロ
ックEXIN及び発振回路24から出力された3種類の
周波数の内部クロックφ/4,φ/8,φ/32のうち
のいずれかを選択するためのものである。選択されたク
ロックCLKはFRC43に与えられ、FRC43は入
力されたクロックCLKを計数する。
【0020】次に、プログラマブルコントロール装置の
使用方法について説明する。このプログラマブルコント
ロール装置は、工作機械等においてシーケンス制御を行
う場合に用いられる。まず、シーケンス制御を行うため
のプログラムを本装置に格納する。この場合には、本装
置のコネクタ部6にプログラミングコンソール30を接
続する。そして、プログラミングコンソール30により
シーケンスプログラムを作成し、このシーケンスプログ
ラムを本装置のEEPROM21に格納する。また、本
装置の入力端子2には、押しボタンスイッチ、リミット
スイッチ等の各種のスイッチやロータリーエンコーダ等
のセンサを接続する。そして、出力端子3に制御対象と
しての電磁クラッチ、ソレノイド及びパルスモータ等を
接続する。
【0021】次に図5〜図7を用いて制御動作について
説明する。本装置が搭載された工作機械等の起動スイッ
チがオンされると、本装置も起動され、ROM20に格
納されたシステムプログラムがロードされる。そしてス
テップS1では初期設定が行われる。次にステップS2
では、本装置にプログラミングコンソール30が接続さ
れているか否かを判断する。プログラミングコンソール
30が接続されていない場合にはステップS3に移行す
る。ステップS3では、装置が起動されてから所定時間
経過したか否かを判断する。所定時間経過するまでステ
ップS2及びステップS3を繰り返し実行する。所定時
間内にプログラミングコンソール30が接続された場合
には、ステップS2からステップS4に移行する。
【0022】ステップS4ではプログラミングコンソー
ル30からプログラムモード信号が送出されてきている
か否かを判断する。またステップS5ではプログラミン
グコンソール30からラン(RUN)モード信号が送出
されてきているか否かを判断する。プログラミングコン
ソール30によってシーケンスプログラムを作成し、作
成されたシーケンスプログラムを本装置に格納する場合
には、プログラミングコンソール30からプログラムモ
ード信号が送出される。本装置はこの信号を受けてステ
ップS4からステップS6に移行する。ステップS6で
は、プログラミングコンソール30から送られてきたプ
ログラムデータ(シーケンスプログラム)をEEPRO
M21に格納する。
【0023】また、装置が起動されてから所定時間経過
してもプログラミングコンソール30が接続されなかっ
た場合にはステップS3からステップS7に移行する。
さらにプログラミングコンソール30からランモード信
号が送出されてきた場合には、プログラミングコンソー
ル30が接続されている場合にもステップS5からステ
ップS7に移行する。
【0024】ステップS7では、RUNモードが実行さ
れる。このRUNモードでは、図6に示すように、ステ
ップS10でEEPROM21に格納されたシーケンス
プログラムの1ステップを読み込む。次にステップS1
1〜S15で、読み込んだステップの命令を判断する。
すなわち、ステップS11では入力命令(LD)か否か
を判断する。ステップS12では、クロック選択命令
(CTH)か否かを判断する。このCTH命令は、その
命令の後にオペランドとして「0005」,「220
0」,「2201」,「2202」を指定することがで
きる。これにより、それぞれ外部クロックEXIN,内
部クロックφ/4,φ/8,φ/32を選択することが
できる。ここで、オペランドを「0005」としたとき
はカウンタとしてFRC43をカウンタとして動作させ
ることができ、「2200」〜「2202」としたとき
には内部クロックのうちの1つを選択し、それらを計数
してFRC43をタイマーとして動作させることができ
る。さらにそのオペランドに続いて計数終了値も指定す
ることができる。
【0025】ステップS13では、出力命令か否かを判
断する。ステップS14では他の命令か否かを判断す
る。ステップS15ではEND命令(プログラムの終了
を示す命令)か否かを判断する。ステップS15での判
断がNOの場合にはステップS10に戻り、次のステッ
プの命令を読み出す。またステップS15でEND命令
と判断された場合にはメインルーチンに戻る。
【0026】入力命令と判断された場合にはステップS
11からステップS16に移行する。ステップS16で
は、入力命令に付属するオペランドで指定されたデータ
を読み込む。ステップS17では、読み込んだデータを
SRAM19に書き込む。ステップS17での処理が終
了するとステップS15に移行する。CTH命令と判断
された場合にはステップS12からステップS18に移
行する。ステップS18では、図7に示すようなCTH
処理が行われる。ここではまずステップS30で、ステ
ップS17の処理によってSRAM19に書き込まれた
入力状態を読み出す。ステップS31では、読みだした
入力状態によりCTH命令における入力条件が揃ったか
否かを判断する。揃っていない場合にはメインルーチン
に戻り、揃っている場合にはステップS32に移行す
る。ステップS32〜ステップS35では、CTH命令
の先頭の4桁のオペランドを判断する。すなわち、ステ
ップS32では、先頭のオペランドが「0005」であ
るか否かを判断する。ステップS33では「2200」
であるか否かを判断する。ステップS34では「220
1」であるか否かを判断する。ステップS35では「2
202」であるか否かを判断する。ステップS36で
は、CTH命令の先頭の次のオペランドにより入力され
たカウント値をレジスタ45に設定する。ステップS3
7では、FRC43によるカウント動作を開始する。こ
のカウント動作をスタートさせると、設定されたカウン
ト値までカウントを開始する。
【0027】ステップS32で先頭のオペランドが「0
005」と判断された場合にはステップS38に移行す
る。ステップS38では、クロック選択回路48に対し
コントロールロジック回路47から選択信号SELとし
て外部入力選択を指示する命令を出力する。ステップS
33で先頭のオペランドが「2200」と判断された場
合にはステップS39に移行する。ステップS39で
は、選択信号SELにより、φ/4の内部クロックを選
択するように指令する。ステップS34で「2201」
と判断された場合にはステップS40に移行する。ステ
ップS40では、選択信号SELによりφ/8の内部ク
ロックを選択するように指令する。ステップS35で
「2202」と判断された場合にはステップS41に移
行する。ステップS41では、φ/32を選択するよう
に指令する。これらの指令が終了するとステップS36
に移行する。
【0028】ステップS37でのカウントスタート時に
は、これらのいずれかが選択され、選択されたパルスの
計数を開始する。この計数終了値は、レジスタ45に設
定されたカウント値である。そして、カウントが終了す
ると、比較器44から一致信号CPMがコントロールロ
ジック回路47に出力され、コントロールロジック回路
47からCPU41に計数終了信号CUPが出力され
る。
【0029】一方、図5のステップS7での処理が終了
するとステップS8に移行する。ステップS8ではプロ
グラミングコンソール30が接続されたか否かを判断す
る。プログラミングコンソール30が接続されている場
合はステップS4に移行し、上述の処理を繰り返す。ま
た接続されていない場合は、ステップS7に戻り、次の
スキャンを行う。
【0030】次に、図8に示すようなリレーダイヤグラ
ムによるシーケンスプログラムが作成された場合を例に
とって具体的な説明を行う。ここでは、入力リレー「0
000」がオンすると0.1秒後に出力リレー「050
0」がオンするタイマープログラムを、リレーシンボル
を使った展開図で示している。たとえば、φ=10MH
Z として、この展開図をもとにニーモニックにコーディ
ングしたものが図9に示すシーケンスプログラムであ
る。ここでは、CTH命令の後に「2202」及び「♯
31250」の2つのオペランドが指定されている。こ
れにより、最初のオペランドで高速タイマー、つまり
3.2μsecで動作するタイマーが選択される。そし
て次のオペランドで3.2μsec×31250=0.
1秒のタイマーが設定される。
【0031】ここで、行番号0に入力命令が記述され、
行番号1にCTH命令が記述され、行番号2に入力命令
が、行番号3で出力命令がそれぞれ記述されている。そ
して行番号0のステップが読み込まれると、図6のステ
ップS11がYESとなり、ステップS16に移行す
る。そして「0000」のデータが読み込まれ、それが
SRAM19の所定領域に書き込まれる。続いて行番号
1のステップが読み込まれると、ステップS12がYE
SとなりステップS30からの処理が行われる。ここで
は先頭のオペランドが「2202」であるので、ステッ
プS35がYESとなりステップS41の処理が選択さ
れる。そしてステップS36でカウント値31250が
設定され、ステップS37でタイマーがスタートする。
タイマーがスタートすると、行番号2の入力命令でタイ
マーの状態が読み取られる。タイマーの状態がタイムア
ップし、コントロールロジック回路47からカウント終
了信号CUPがCPU41に出力されると、行番号3
で、出力リレー「500」にタイムアップ信号が出力さ
れる。これにより、たとえば制御機器の運転が停止され
る。
【0032】また、カウンタとして用いる場合には、行
番号1のCTH命令の先頭のオペランドを「0005」
と記述すれば、FRC43をカウンタとして動作させる
ことができ、外部入力クロックを高速で計数できる。こ
のように、CTH命令の先頭のオペランドを書き換える
だけで1つのカウンタをカウンタまたはタイマーとして
動作させることができる。したがって、ハードウェアの
カウンタの有効利用を図ることができる。
【0033】以上のように本発明においては、制御手順
プログラムに基づいて、外部からのパルス信号と内部ク
ロック信号とを選択可能とし、選択されたパルス信号を
カウンタで計数するようにしたので、1つのカウンタで
カウント動作とタイマー動作とを行うことができ、マイ
クロコンピュータに付設されたカウンタの有効利用を図
ることができる。また、選択可能な信号の一つが外部か
らのパルス信号であることから、プログラマブルコント
ロール装置の制御手順プログラムのスキャンに依存しな
い高速の関東が可能である。また、このような本発明の
効果を奏するために、制御手順プログラムがリレーダイ
ヤグラムにより作成されていることで、視覚的プログラ
ミングが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を採用したプログラマブルコ
ントロール装置の外観図。
【図2】前記装置の基板配置を示す斜視図。
【図3】前記装置のブロック構成図。
【図4】カウンタのブロック構成図。
【図5】前記装置の制御フローチャート。
【図6】RUNモードの制御フローチャート。
【図7】CTH処理の制御フローチャート。
【図8】リレーダイヤグラムによるシーケンスプログラ
ムの一例を示す図。
【図9】コーティング後のシーケンスプログラムの一例
を示す図。
【符号の説明】
15 入力回路 18 マイクロコンピュータ 24 発振回路 42 カウンタ 43 フリーランニングカウンタ 44 比較器 45 レジスタ 47 コントロールロジック回路 48 クロック選択回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カウンタが付設されたマイクロコンピュ
    ータを含み、リレーダイヤグラムにより作成された制御
    手順プログラムに沿って動作するプログラマブルコント
    ロール装置であって、 該プログラマブルコントロール装置の外部からの外部パ
    ルス信号を取り込むための入力手段と、 前記プログラマブルコントロール装置の内部で内部クロ
    ックパルス信号を生成するクロック手段と、 前記制御手順プログラムに基づいて前記入力手段で取り
    込まれた前記外部パルス信号及び前記クロック手段で生
    成された前記内部クロックパルス信号の一方を選択し、
    該選択された一方の前記パルス信号を出力する選択手段
    とを有し、 該選択手段から出力された前記パルス信号を前記カウン
    タにより計数することを特徴するプログラマブルコント
    ロール装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手順プログラムがクロック選択
    命令とオペランドを少なくとも含み、 前記選択手段が前記クロック選択命令と前記オペランド
    とに基づいて、前記入力手段で取り込まれた前記外部パ
    ルス信号及び前記クロック手段で生成された前記内部ク
    ロックパルス信号の一方を選択し、該選択された一方の
    前記パルス信号を出力することを特徴とする請求項1に
    記載のプログラマバブルコントロール装置。
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