JPH0566392A - 液晶基板 - Google Patents

液晶基板

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JPH0566392A
JPH0566392A JP22599491A JP22599491A JPH0566392A JP H0566392 A JPH0566392 A JP H0566392A JP 22599491 A JP22599491 A JP 22599491A JP 22599491 A JP22599491 A JP 22599491A JP H0566392 A JPH0566392 A JP H0566392A
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JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
crystal substrate
substrate
seal
wide
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP22599491A
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English (en)
Inventor
Kenji Okamoto
謙次 岡元
Takeshi Kamata
豪 鎌田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0566392A publication Critical patent/JPH0566392A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は多面取りされた液晶基板に関し、電
極等の形成に影響を及ぼさない識別部の形成を実現する
ことを目的とする。 【構成】 多面取りされる前の段階で形成されるシール
13を、その一部に幅広部13−1 を設けた構成とす
る。幅広部の個所を、多面取り用基板の各液晶基板領域
ごとる異ならしめて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多面取りされた液晶基板
に関する。
【0002】液晶表示装置は、一般に、図7に示すよう
に多面取りされた液晶基板を使用して量産される。
【0003】同図(A)は、一の多面取り用基板1を示
す。
【0004】多面取り基板1は、マトリクス状に整列し
た9個の液晶基板領域2−1 〜2− 9 を有する。
【0005】各液晶領域2−1 〜2−9 には、無数の電
極及びTFT(共に図示せず)が形成されている。これ
らは、ステッパを用いて形成される。
【0006】また各液晶基板領域2−1 〜2−9 には、
シール3−1 〜3−9 が形成してある。
【0007】このシール3−1 〜3−9 は、電極及びT
FT(Thin Film Transistor) を形成した後の最終段階
において、形成される。
【0008】次いで、同図(B)に示すように、基板1
をスクライブして、液晶基板4−1 等を多面取りする。
【0009】この多面取りした液晶基板4−1 を、同図
(C)に示すように表示側基板5と組み合わせることに
より、液晶表示装置6が完成する。
【0010】他の液晶基板4−2 等も、表示側基板と組
み合わさせて、液晶表示装置が完成する。
【0011】このように、多面取りした液晶基板を使用
して液晶表示装置を製造する場合に、製造後に不良解析
を正しく行うには、その液晶基板が多面取り用基板1中
のどの領域にあったものであるかを識別できることが不
可欠となる。
【0012】
【従来の技術】図8中、4A−1 は従来の液晶基板であ
り、多面取り用基板1Aから切り出したものである。
【0013】液晶基板4A−1 には、これが多面取り用
基板1A中の9個の液晶基板領域2A−1 〜2A−9
うち一の液晶基板領域2A−1 から切り出したことを表
わす識別番号「1」7−1 が印されている。識別番号
「1」7−1 は、電極及びTFTのステッパ露光時に併
せて形成される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】多面取り用基板1Aの
他の液晶基板領域2A−2 〜2A−9 にも、識別番号
「2」〜「9」7−2 〜7−9 が印されている。
【0015】識別番号7−1 〜7−9 は液晶基板領域2
A−1 〜2A−9 毎に相違するものであるため、識別番
号毎にマスクを用意し、露光を別の液晶基板領域に移す
毎に、いちいち別のマスクをセットして露光する必要が
ある。
【0016】このため、識別番号7−1 〜7−9 を形成
する作業が煩雑となり、また液晶の不良発生の原因とも
なり、好ましくない。
【0017】そこで、本発明は、シールを利用し、シー
ルの一部に識別部を設けた液晶基板を提供することを目
的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
の液晶基板領域を有する一の多面取り用基板より多面取
りされた液晶基板において、多面取りする前の段階で、
上記各液晶基板領域に、幅広部の個所が各液晶基板領域
毎に異なるように形成されたシールを有する構成とした
ものである。
【0019】請求項2の発明は、複数の液晶基板領域を
有する一の多面取り用基板より多面取りされた液晶基板
において、多面取りする前の段階で、上記各液晶基板領
域に、色違い部の個所が各液晶基板領域毎に異なるよう
に形成されたシールを有する構成としたものである。
【0020】請求項3の発明は、複数の液晶基板領域を
有する一の多面取り用基板より多面取りされた液晶基板
において、多面取りする前の段階で、上記各液晶基板領
域に、液晶注入用開口の個所が各液晶基板領域毎に異な
るように形成されたシールを有する構成としたものであ
る。
【0021】
【作用】請求項1の幅広部は、液晶基板の多面取り基板
中の場所を特定する識別部として作用する。
【0022】シールの幅広部は、電極及びTFTの形成
に影響を及ぼさないように作用する。
【0023】シールの幅広部は、液晶基板の大きさを特
別に大きくすることを不要とするように作用する。
【0024】請求項2の色違い部は、液晶基板の多面取
り基板中の場所を特定する識別部として作用する。
【0025】シールの色違い部は、電極及びTFTの形
成に影響を及ぼさないように作用する。
【0026】シールの色違い部は、シールの幅を広げ
ず、液晶基板の大きさを特別に大きくすることを不要と
するように作用する。
【0027】請求項3の液晶注入用開口は、液晶基板の
多面取り基板中の場所を特定する識別部として作用す
る。
【0028】シールの液晶注入用開口は、電極及びTF
Tの形成に影響を及ぼさないように作用する。
【0029】シールの液晶注入用開口は、液晶基板の大
きさを特別に大きくすることを不要とするように作用す
る。
【0030】
【実施例】図1は本発明の第1実施例の液晶基板4B−
1 を示す。
【0031】この液晶基板4B−1 は、図2の多面取り
用基板1Bの一の液晶基板領域2B−1 を切り出したも
のである。
【0032】10は後述する幅広部の1 を決定する目安
とする番号の列であり、多面取り基板1A中の基板領域
の数と等しい数、例えば「1」から「9」までが、形成
されるシールの一辺に沿って等間隔で並んでいる。
【0033】この番号列10は、図2で示すように、各
基板領域2B−1 ,2B−2 について、同様に形成して
ある。
【0034】従って、全部の基板領域2B−1 ,2B−
2 に上記の番号列10を形成するために必要なマスクは
一枚で足り、マスクの交換は不要であり、番号列10
は、電極及びTFTの形成に悪影響を及ぼすことなく形
成される。
【0035】3B−1 はシールであり、所定の幅W1
もって矩形状に形成してあり、図1中上辺11が上記番
号列10に沿っている。
【0036】12は液晶注入のための開口である。
【0037】13−1 は識別マークとしての幅広部であ
り、W1より大きい幅w2 を有し、辺11のうち、番号
「1」に対向する部位に形成してある。こゝで番号
「1」液晶基板4B−1 の枝番号に対応する番号であ
る。
【0038】これにより、作業者は、幅広部13が形成
されている位置に基づいて、液晶基板4B−1 は、多面
取り用基板1Bのうち領域2B−1 から切り出したもの
であることを識別することが可能となる。
【0039】また、図2に示すように、基板領域2B−
2 のシール3B−2 は、番号「25に対向する部位に、
幅広部13−2 が形成してある。
【0040】シール3B−1 ,3B−2 は一般にディス
ペンサにより形成される。幅広部13−1 ,13−
2 は、ディスペンサのニードルヘッドの移動速度を通常
の半分の速度に0.5秒間落とすことによって形成さ
れ、W2 はW1 より約5%大となる。またディスペンサ
の吐出圧力を一次的に高くすることによっても形成され
る。なお、上記のように、シールの幅を5%程度幅広と
しても、液晶基板4B−1の大きさを特別に大きくする
必要はない。
【0041】図3は本発明の第2実施例の液晶基板4C
1 を示す。
【0042】この液晶基板4C−1 は、図4の多面取り
用基板1Cの一の液晶領域2C−1を切り出したもので
ある。
【0043】図3及び図4中、図1及び図2と同一部分
には同一符号を付す。
【0044】シール3C−1 は、辺11のうち、番号
「1」に対向する部位が、他とは色を違えた色違い部2
0−1 としてある。
【0045】作業者は、色違い部20−1 の位置に基づ
いて、この液晶基板4C−1 は、多面取り用基板1Cの
うち領域2C−1 から切り出したものであることを識別
することが可能となる。
【0046】また、図4に示すように、基板領域2B−
2 のシール3C−2 は、番号「2」に対向する部位を、
色違い部20−2 としてある。
【0047】このシール3C−1 ,3C−2 は、ディス
ペンサによるシール形成を、色を変化させる場所で一旦
中断し、別のヘッドを用いて色の付いたシールを塗布
し、この後、元のヘッドを用いてシール形成を継続する
ことにより形成される。
【0048】図5は本発明の第3実施例の液晶基板4D
1 を示す。
【0049】この液晶基板4D−1 は、図6の多面取り
用基板1Dの一の液晶領域2D−1 を切り出したもので
ある。
【0050】図5及び図6中、図1及び図2と対応する
部分には同一符号を付す。
【0051】10Aは番号別であり、「1」から「9 」
よりなり、シール3D−1 のうち液晶注入用開口12−
1 が形成された辺30に沿って、等間隔で並んでいる。
【0052】シール3D−1 は、液晶用開口12−1
番号「1」に対向する位置に配して形成してある。
【0053】作業者は、液晶注入用開口12−1 の位置
に基づいて、この液晶基板4D−1 には、多面取り用基
板1Dのうち領域2D−1 から切り出したものであるこ
とを識別することが可能となる。
【0054】また、図6に示すように、基板領域2D−
2 のシール3D−2 には番号「2」に対向する部位を、
液晶注入用開口12−2 としてある。
【0055】なお、上記各実施例において、幅広部、色
違い部及び注入口の位置を大きく異ならしめた場合に
は、番号列10,10Aは必ずしも必要ではない。
【0056】
【発明の効果】以上説明した様に、請求項1の発明によ
れば、液晶基板の多面取り用基板中の場所を特定する識
別部がシールの一部を利用して幅広に形成してあるた
め、幅広部を電極等の形成に何ら影響を及ぼすことな
く、且つ液晶基板の大きさを特別に大きくすることなく
形成することが出来る。
【0057】請求項2の発明によれば、液晶基板の多面
取り用基板中の場所を特定する識別部がシールの一部を
利用して色を違えて形成してあるため、色違い部を電極
等の形成に何ら影響を及ぼすことなく、且つ液晶基板の
大きさを特別に大きくすることなく形成することが出来
る。
【0058】請求項3の発明によれば、液晶基板の多面
取り用基板中の場所を特定する識別部がシールの液晶注
入用開口を利用して幅広に形成してあるため、液晶注入
用開口を電極等の形成に何ら影響を及ぼすことなく、且
つ液晶基板の大きさを特別に大きくすることなく形成す
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶基板の第1実施例を示す図であ
る。
【図2】図1の液晶基板の多面取り前の状態を示す図で
ある。
【図3】本発明の液晶基板の第2実施例を示す図であ
る。
【図4】図3の液晶基板の多面取り前の状態を示す図で
ある。
【図5】本発明の液晶基板の第3実施例を示す図であ
る。
【図6】図3の液晶基板の多面取り前の状態を示す図で
ある。
【図7】液晶基板の多面取りを説明する図である。
【図8】従来の液晶基板を示す図である。
【符号の説明】
1B,1C,1D 多面取り用基板 2B−1 ,2B−2 ,2C−1 ,2C−2,2D−1
2D−2 液晶基板領域 3B−1 ,3B−2 ,3C−1 ,3C−2,3D−1
3D−2 シール 4B−1 ,4C−1 ,4D−1 液晶基板 10,10A 番号列 12−1 ,12−2 液晶注入用開口 13−1 ,13−2 幅広部 20−1 ,20−2 色違い部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の液晶基板領域を有する一の多面取
    り用基板より多面取りされた液晶基板において、 多面取りする前の段階で、上記各液晶基板領域(2B−
    1 ,2B−2 )に、幅広部(13−1 ,13−2 )の個
    所が各液晶基板領域(2B−1 ,2B−2 )毎に異なる
    ように形成されたシール(3B−1 ,3B−2 )を有す
    る構成としたことを特徴とする液晶基板。
  2. 【請求項2】 複数の液晶基板領域を有する一の多面取
    り用基板より多面取りされた液晶基板において、 多面取りする前の段階で、上記各液晶基板領域(2C−
    1 ,2C−2 )に、色違い部(20−1 ,20−2 )の
    個所が各液晶基板領域(2C−1 ,2C−2 )毎に異な
    るように形成されたシール(3C−1 ,3C−2 )を有
    する構成としたことを特徴とする液晶基板。
  3. 【請求項3】 複数の液晶基板領域を有する一の多面取
    り用基板より多面取りされた液晶基板において、 多面取りする前の段階で、上記各液晶基板領域(2D−
    1 ,2D−2 )に、液晶注入用開口(12−1 ,12−
    2 )の個所が各液晶基板領域(2D−1 ,2D−2 )毎
    に異なるように形成されたシール(3D−1 ,3D
    2 )を有する構成としたことを特徴とする液晶基板。
JP22599491A 1991-09-05 1991-09-05 液晶基板 Withdrawn JPH0566392A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017503219A (ja) * 2013-12-26 2017-01-26 京東方科技集團股▲ふん▼有限公司Boe Technology Group Co.,Ltd. ディスプレイ装置及びその製造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017503219A (ja) * 2013-12-26 2017-01-26 京東方科技集團股▲ふん▼有限公司Boe Technology Group Co.,Ltd. ディスプレイ装置及びその製造方法

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981203