JPH056612Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH056612Y2 JPH056612Y2 JP15237086U JP15237086U JPH056612Y2 JP H056612 Y2 JPH056612 Y2 JP H056612Y2 JP 15237086 U JP15237086 U JP 15237086U JP 15237086 U JP15237086 U JP 15237086U JP H056612 Y2 JPH056612 Y2 JP H056612Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic tape
- pin
- front cover
- tape cassette
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
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- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、VTR(ビデオテープレコーダ)に使
用される磁気テープカセツト。
用される磁気テープカセツト。
VTRに使用される磁気テープカセツトは第3
図に示す如く、カセツト本体1内に磁気テープ2
を巻き掛けする2個のリール3,3が回転可能に
収納され、カセツト本体1のデツキ挿入側となる
前面に繰り出される磁気テープ2は、前蓋4にて
開閉可能に覆われている。
図に示す如く、カセツト本体1内に磁気テープ2
を巻き掛けする2個のリール3,3が回転可能に
収納され、カセツト本体1のデツキ挿入側となる
前面に繰り出される磁気テープ2は、前蓋4にて
開閉可能に覆われている。
この前蓋4は合成樹脂からなる成形品であつ
て、第4図に示す如く金型形成時に離型用突出し
ピン5により前蓋4の内面6を押圧して離型させ
るものである。
て、第4図に示す如く金型形成時に離型用突出し
ピン5により前蓋4の内面6を押圧して離型させ
るものである。
しかしながら、前記突出しピンの位置が磁気テ
ープと接触する前蓋内面部分にあると、離型時に
突出しピンの先端に付着した異物、たとえば、樹
脂から発生する油脂等の液状物が突出しピンから
前蓋内面に付着し、さらに前蓋内面から磁気テー
プに転写したり、また、突出しピンの突当て時に
バリが発生し、磁気テープに傷を付けるなど、磁
気テープの性能を損うおそれがあつた。
ープと接触する前蓋内面部分にあると、離型時に
突出しピンの先端に付着した異物、たとえば、樹
脂から発生する油脂等の液状物が突出しピンから
前蓋内面に付着し、さらに前蓋内面から磁気テー
プに転写したり、また、突出しピンの突当て時に
バリが発生し、磁気テープに傷を付けるなど、磁
気テープの性能を損うおそれがあつた。
そのために、成形後に付着物やバリの有無を検
査する工程が必要であつた。
査する工程が必要であつた。
本考案は、前蓋内面に異物が付着したり、バリ
が発生しても、磁気テープに影響を与えない磁気
テープカセツトを提供することを目的とするもの
である。
が発生しても、磁気テープに影響を与えない磁気
テープカセツトを提供することを目的とするもの
である。
本考案は、上記の目的を達成するため、離型用
突出しピンを有する金型にて成形された前蓋を、
カセツト本体の前面に開閉可能に備えた磁気テー
プカセツトにおいて、前蓋内面の前記離型用突出
しピンの対向部に凹部を形成し、該凹部を前記突
出しピンの当接部としたことを特徴とする。
突出しピンを有する金型にて成形された前蓋を、
カセツト本体の前面に開閉可能に備えた磁気テー
プカセツトにおいて、前蓋内面の前記離型用突出
しピンの対向部に凹部を形成し、該凹部を前記突
出しピンの当接部としたことを特徴とする。
以下、本考案の一実施例を第1図及び第2図に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
前蓋7は、前記従来例と同様に合成樹脂の成形
品であつて、前蓋7の内面8の前記離型用突出し
ピン5の対向部に凹部9,9を形成し、該凹部
9,9を前記突出しピン5の当接部としたもので
ある。
品であつて、前蓋7の内面8の前記離型用突出し
ピン5の対向部に凹部9,9を形成し、該凹部
9,9を前記突出しピン5の当接部としたもので
ある。
凹部9,9は突出しピン5の先端部より大きな
開口寸法を有し、突出しピン5の先端に付着した
油脂等の液状の異物が凹部9の底面10に付着し
たり、突出しピン5の突当てにより底面10にバ
リが発生したりした場合にも、それらと磁気テー
プとが接触することのない十分な深さを有してい
るものである。
開口寸法を有し、突出しピン5の先端に付着した
油脂等の液状の異物が凹部9の底面10に付着し
たり、突出しピン5の突当てにより底面10にバ
リが発生したりした場合にも、それらと磁気テー
プとが接触することのない十分な深さを有してい
るものである。
尚、上記実施例では、前蓋7の内面8を窪ませ
て凹部9を形成したが、例えば、内面8の突出し
ピン5の対向部周辺に突起を設けた実施例も、該
突出しピン5の当接部が該突起に対して凹部を形
成することになり、上記実施例の凹部9に相当
し、上記実施例と同様の作用効果を奏するので、
本考案の精神を逸脱しない範囲において、本考案
に含まれる。
て凹部9を形成したが、例えば、内面8の突出し
ピン5の対向部周辺に突起を設けた実施例も、該
突出しピン5の当接部が該突起に対して凹部を形
成することになり、上記実施例の凹部9に相当
し、上記実施例と同様の作用効果を奏するので、
本考案の精神を逸脱しない範囲において、本考案
に含まれる。
本考案の磁気テープカセツトは、以上説明した
ように、前蓋内面の離型用突出しピンの対向部に
凹部を形成し、該凹部を前記突出しピンの当接部
としたから、突出しピンに付着した異物が前蓋内
面に付着したり、あるいは、突当て時にバリが発
生しても磁気テープに悪影響を与えることが無く
なるので成形後の検査工程を簡略化することが可
能となる。
ように、前蓋内面の離型用突出しピンの対向部に
凹部を形成し、該凹部を前記突出しピンの当接部
としたから、突出しピンに付着した異物が前蓋内
面に付着したり、あるいは、突当て時にバリが発
生しても磁気テープに悪影響を与えることが無く
なるので成形後の検査工程を簡略化することが可
能となる。
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図は本考案の磁気テープカセツトの前
蓋の内面を示す正面図、第2図は突出しピンと前
蓋の関係を示す断面図、第3図及び第4図は従来
の磁気テープカセツトを示すもので、第3図は磁
気テープカセツトの平面図、第4図は突出しピン
と前蓋の関係を示す断面図である。 5……突出しピン、7……前蓋、8……前蓋内
面、9……凹部。
ので、第1図は本考案の磁気テープカセツトの前
蓋の内面を示す正面図、第2図は突出しピンと前
蓋の関係を示す断面図、第3図及び第4図は従来
の磁気テープカセツトを示すもので、第3図は磁
気テープカセツトの平面図、第4図は突出しピン
と前蓋の関係を示す断面図である。 5……突出しピン、7……前蓋、8……前蓋内
面、9……凹部。
Claims (1)
- 離型用突出しピンを有する金型にて成形された
前蓋を、カセツト本体の前面に開閉可能に備えた
磁気テープカセツトにおいて、前蓋内面の前記離
型用突出しピンの対向部に凹部を形成し、該凹部
を前記突出しピンの当接部としたことを特徴とす
る磁気テープカセツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15237086U JPH056612Y2 (ja) | 1986-10-03 | 1986-10-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15237086U JPH056612Y2 (ja) | 1986-10-03 | 1986-10-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6358383U JPS6358383U (ja) | 1988-04-19 |
JPH056612Y2 true JPH056612Y2 (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=31070289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15237086U Expired - Lifetime JPH056612Y2 (ja) | 1986-10-03 | 1986-10-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH056612Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5213957B2 (ja) * | 2008-12-24 | 2013-06-19 | 株式会社フジクラ | 光フェルール、光フェルール成形金型、光フェルールの製造方法及び光ファイバ付きフェルール |
-
1986
- 1986-10-03 JP JP15237086U patent/JPH056612Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6358383U (ja) | 1988-04-19 |
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