JPS5916004Y2 - 化粧品容器 - Google Patents

化粧品容器

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Publication number
JPS5916004Y2
JPS5916004Y2 JP990179U JP990179U JPS5916004Y2 JP S5916004 Y2 JPS5916004 Y2 JP S5916004Y2 JP 990179 U JP990179 U JP 990179U JP 990179 U JP990179 U JP 990179U JP S5916004 Y2 JPS5916004 Y2 JP S5916004Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
lid
elastic
protrusions
elastic engagement
taper
Prior art date
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Expired
Application number
JP990179U
Other languages
English (en)
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JPS55110110U (ja
Inventor
孝光 野沢
Original Assignee
株式会社吉野工業所
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Publication date
Application filed by 株式会社吉野工業所 filed Critical 株式会社吉野工業所
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は化粧品容器に係る。
従来、合成樹脂で射出成形等された身と蓋とを自然間し
ないよう嵌合又は係合させた化粧品容器がある。
この種のものは、身と蓋を直に且つ身と蓋自体に有する
わずかな弾性を利用して嵌合又は係合させる関係から身
と蓋との出来上り寸法に高い精度を要し、これがわずか
に狂っても良好な嵌合又は係合が得られない。
ところで、熱可塑性樹脂による成形では、成形後の冷却
の際に収縮が生ずる。
この冷却収縮の状況や程度は、樹脂の材質によって異な
るが、同一材質でも、成形される物の形状、大きさ、肉
厚、並びに、成形の温度、時間、金型の状態、気温、湿
度等によって異なる。
従って、身と蓋の出上り寸法に高い精度を得ることは、
成形上極めて困難であり、設計も容易でない。
また、歩留も甚だ悪い。本案は斯る点に鑑み、成形及び
設計を容易にし、歩留を向上しようとするものである。
以下、図示の実施例について説明する。
図において、1は身、2は蓋であり、該身1と蓋2は、
それぞれ前後と左右が対称形状とすると共に、互いに突
き合せのものとし、双方で扁平な容器を構成している。
身1と蓋2の突き合わせ面11.12は、左右両側にお
いて対称に広くとり、蓋の突き合わせ面12左右両端部
から下方へ2個の弾性係合突子22.22を突設し、こ
れに対応して身の突き合わせ面11左右両端部に、上記
弾性係合突子が嵌入保合の2個の係合穴12.12を設
けている。
上記左右両弾性係合突子22.22は、頭部を、先端か
ら次第に大径となるテーパとこれに続く逆テーパとから
なる亀頭状に形成し、該頭部により上記保合穴12.1
2内に係合するようにし、また、下から上へ適宜に割り
23.23を入れることによりこれが開閉する曲げの弾
性を得ている。
上記左右両保合穴12.12は、口部が狭く内部が広い
端穴状に形威し、且つその口部は弾性係合突子22.2
2の基部よりもやや大きく形威し、内部において弾性係
合突子22,22の頭部と係合するようにしである。
身1と蓋2には、突き合わせ状態において、前面と後面
で身蓋共働に且つ前後対称に窪み3,3を形成して、身
と蓋への指かけを容易にし蓋を外し易くしている。
本案によれば、弾性係合突子22.22を保合穴12.
12内に着脱自在に嵌入係合させたから、蓋2を身1に
対して自由に着脱することができ、また、蓋を身に取付
ける際、弾性係合突子22 、22と係合穴12.12
間に多少の位置ずれがあっても、弾性係合突子の弾性屈
曲によりその位置ずれを補うことができ、しかも、身蓋
相互の突き合わせ面11.21左右両端部の2個所に弾
性保合突子22.22と係合穴12.12を設ければ十
分足りるから、これによりその弾性係合突子間を結ぶ直
線方向の性分だけ位置ずれを補えばよいことになり、従
って、合成樹脂成形による身1と蓋2において成形後の
収縮の状態が異ってもこれを許容させることができ、設
計及び成形が容易となり、歩留が向上し、安価に提供で
きる。
更に、弾性係合突子22.22は、長手方向に割り23
.23を有し、その頭部を、先端から次第に大径となる
テーパとこれに続く逆テーパとからなる亀頭状に形成し
、保合穴12.12を口部が狭く内部が広い端穴状に形
成したので、弾性係合突子の嵌脱の際、大径の頭部を、
テーパと逆テーパとによって保合穴の狭い口部への挿入
及び離脱や案内することができ、該案内による上記両テ
ーパと係合穴の口部との当接によって、挿入及び離脱時
に弾性保合突子の頭部へ水平方向の力を及ぼさせて、該
頭部が小径となるようスムーズに曲げの弾性変形を生じ
させることができ、従って、蓋の着脱は極めて容易であ
り、また、弾性係合突子の頭部と係合穴の口部との係合
は、頭部の逆テーパと口部とが当接して、頭部の曲げの
弾性を与えない限り外れることがないから、着脱蓋であ
っても携行時に不意に蓋2が外れる心配は全くない。
また更に、蓋2は着脱自在であるから、蓋裏面に鏡を貼
着しておけば、単体の鏡として使用でき、分離した身を
テーブル等に載置しておけばよいので、鏡使用時に身内
の白粉等をこぼすようなことはなく便利である。
【図面の簡単な説明】
図面は本案実施例を示し、第1図は平面図、第2図は第
1図II −II線断面図、第3図は第1図III−I
II線断面図、第4図は蓋の底面図である。 1・・・・・・身、2・・・・・・蓋、12・・・・・
・係合穴、22・・・・・・弾性係合突子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 身1に蓋2を突き合わせ、身と蓋の相互の突き合わせ面
    11.21のいずれか一方には、その左右両端部に位置
    させて、先端がら次第に大径となるテーパとこれに続く
    逆テーパとからなる亀頭状の頭部を有し、かつ、長手方
    向に割す23.23を有する2個の弾性係合突子22.
    22を設け、他方には、上記弾性保合突子に対応させて
    、口部が狭く内部が広い端穴状の2個の保合穴12.1
    2を設け、該係合穴内に上記弾性係合突子22.22を
    着脱自在に嵌入係合させたことを特徴とする化粧品容器
JP990179U 1979-01-29 1979-01-29 化粧品容器 Expired JPS5916004Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP990179U JPS5916004Y2 (ja) 1979-01-29 1979-01-29 化粧品容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP990179U JPS5916004Y2 (ja) 1979-01-29 1979-01-29 化粧品容器

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Publication Number Publication Date
JPS55110110U JPS55110110U (ja) 1980-08-02
JPS5916004Y2 true JPS5916004Y2 (ja) 1984-05-11

Family

ID=28821518

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP990179U Expired JPS5916004Y2 (ja) 1979-01-29 1979-01-29 化粧品容器

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JP (1) JPS5916004Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007030970A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Yoshino Kogyosho Co Ltd 蓋体等のボス部

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Publication number Publication date
JPS55110110U (ja) 1980-08-02

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