JPH0136432Y2 - - Google Patents

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JPH0136432Y2
JPH0136432Y2 JP1732382U JP1732382U JPH0136432Y2 JP H0136432 Y2 JPH0136432 Y2 JP H0136432Y2 JP 1732382 U JP1732382 U JP 1732382U JP 1732382 U JP1732382 U JP 1732382U JP H0136432 Y2 JPH0136432 Y2 JP H0136432Y2
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JP
Japan
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bottom plate
handle
handle body
legs
furniture
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JP1732382U
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JPS58118960U (ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は家具用把手、さらに詳しくは箪笥の引
き出し等に嵌め込んで使用される家具用の把手に
関するものである。
従来の家具用把手は通常、第10図に示すよう
に、把持用開口部2′を有するつば部3′と該つば
部3′の背面側から下方へ突出形成した略浅筒状
の胴部4′とを有する合成樹脂製の把手本体1′
を、浅箱形の合成樹脂製底板11′に嵌着せしめ
て構成されている。
ところがこのような家具用把手は把手本体1′
と底板11′とが共に合成樹脂製で、且つ製作工
程においては別体のものとして準備しなければな
らない為、把手本体1′と底板11′とにそれぞれ
成型するための金型が必要となり、その結果成型
作業が煩雑で製造コストが大となる欠点があつ
た。
さらにこのようにして成型された把手本体1′
と底板11′とは家具用把手としての使用時に離
脱するものであつてはならない為、上記把手本体
1′の胴部4′と底板11′との嵌合部分は接着又
は高周波溶着等の手段により強固に固着しなけれ
ばならず、その結果把手本体1′と底板11′との
組立作業が著しく煩雑なものとなつていた。しか
も接着等が不良の場合や、長年の使用により接着
力が弱くなつた場合には、使用中に把手本体1′
が底板11′から離脱するおそれがあり、それが
頻繁に使用される家具用把手としての致命的な欠
点となつていた。
本考案は上述のような欠点をすべて解消しうる
もので、その目的とするところは、底板の成型を
不要とすることによつて成型作業を容易にし、さ
らに接着や高周波溶着等の手段を不要とすること
によつて把手本体と底板との組立作業を著しく容
易にし、しかもこれら一連の作業の簡素化によつ
て製造コストを大幅に低減することのできる全く
新規且つ有用な家具用把手を提供するにある。
すなわち、本考案の特徴は、底板を平板状に形
成し、且つ把手本体の下端周縁部上に足片を立設
するとともに、該足片に前記底板の少なくとも両
側端部を係合する係合突片を内向きに突設して前
記底板11が前記胴部4の下端周縁部7に沿つて
スライドされながら前記足片6の係合突片8に係
脱自在な構成にしてなるにある。
以下、図面に示した一実施例に従つて本考案の
具体的構成について説明する。
第1図および第2図において1は略長方形状の
把持用開口部2が穿設された略長方形状のつば部
3と、該つば部3の背面側且つ把持用開口部2周
辺部付近から突出形成された長円浅筒状の胴部4
とから成る合成樹脂製の把手本体で、該つば部3
の正面側に化粧フイルム5が張着されてなる。
6は前記胴部4の長円状下端周縁部7から突出
形成された角輪状の足片で、該長円状下端周縁部
7の直線状部7a,7aの両端にそれぞれ2ケ所
ずつ対向させて計4ケ所設けられている。8は後
述する底板11を係合するための係合突片で、前
記足片6の先端の内側に突出形成されてなる。9
は前記下端周縁部7の一方の半円状部7b全周か
ら段部を形成すべく突設された第1ストツパー、
10は該下端周縁部7の他方の半円状部7c全周
から段部を形成すべく前記第1ストツパー9より
かなり短く突設された第2ストツパーで、この両
ストツパー9,10は両端がそれぞれ足片6,6
に連設されている。
第3図において11は木材の打抜きにより形成
された平板状の底板で、前記把手本体1の下端周
縁部7への取付時に前記胴部4の下面開口を覆う
ように、相対向する両側端縁11a,11aと半
円状端縁11b,11bとを有する略長円状に形
成されてなる。
本考案は上記構成から成るもので、次に上記把
手本体1と底板11との組立操作について説明す
る。
先ず第4図のように底板11の一方の半円状端
縁11bを前方として、該底板11を把手本体1
の下端周縁部7の半円状部7c側から足片6,6
に係入する。次にこの状態から底板11の両側端
縁11a,11aを該半円状部7c側の足片6,
6の内側面に沿わせながら該底板11の他方(す
なわち後方)の半円状端縁11bを指等で押圧し
ながら該底板11を第4図の矢印イ方向へ挿入す
る。この場合、把手本体1下端周縁部7の半円状
部7cには第2ストツパー10が形成されている
為、該第2ストツパー10の存在によつて上記底
板11の圧送は必ずしもスムーズに行なうことが
できず、上記半円状端縁11bの押圧に多少強い
力を必要とするが、この第2ストツパー10は前
述のように極めて短く形成されている為、底板1
1の挿入を行なえない程に支障をきたすものでは
ない。
上述のように底板11を矢印イ方向へ挿入し続
けると、該底板11の前方の半円状端縁11bは
第5図に示すように把手本体1下端周縁部7の半
円状部7b側の足片6,6を通過して、該半円状
部7bに形成された段部及び第1ストツパー9に
係合し、それによつて底板11の矢印イ方向への
移動が禁止される。又、これと同時に該底板11
の両側端縁11a,11aは4ケ所すべての足片
6,6,6,6で係止される。さらに、この状態
において底板11後方の半円状端縁11cは前記
半円状部7cの段部及び第2ストツパー10に係
合し、それによつて底板11の上記矢印イ方向と
反対方向への移動が係止される。
このようにして底板11が第5図に示すように
その端縁11a,11b全体で足片6並びに第1
及び第2ストツパー9,10に係合されたとき
に、該底板11と把手本体1との家具用把手とし
ての組立てが完成する。すなわち、このようにし
て組立てられた家具用把手は底板11が4ケ所の
足片6,6,6,6及び両ストツパー9,10の
計6ケ所で係合される為、その係合状態が極めて
安定し、その結果把手本体1と底板11とががた
つくことなく極めて安定した状態で一体となる。
しかも、この状態において特に重要な点は足片
6に係合突片8が形成されているということであ
る。すなわち、第6図によく示されているように
係合突片8が形成されている故に、底板11の下
方への落下が完全に防止され、しかも底板11の
足片6への挿入状態において係合突片8が底板1
1の裏面を押圧する為、その押圧状態が底板11
の上記第4図イ方向及びその逆方向への移動を制
止し、その結果底板11の把手本体1下端周縁部
7からの離脱が完全に防止されることとなるので
ある。
以上のように木材の打抜き形成によつて容易に
製作できる底板11を把手本体1下端周縁部7で
係合という手段によつて容易に組立可能とされた
結果、本考案においては従来の家具用把手のよう
な接着、高周波溶着等の手段を一切用いる必要が
なく、その組立作業が極めて容易となる他、底板
の成型も不要となり、把手本体1のみを成型すれ
ばよく全体として製作作業が極めて簡素化される
に至つた。
尚、家具用把手は使用中に把手本体1と底板1
1とが離脱してはならない為、底板11の把手本
体からの取外しは原則として行なわれないが、本
考案においては接着ではなく係合という手段によ
つて把手本体1と底板11との組立てを行なつて
いる為、前記第5図の組立て状態から底板11を
比較的強い力によつて矢印ロ方向へ引き出すと、
第2ストツパー10が比較的短い為に、底板11
の引き出しも容易に行なうことができる。その結
果、不使用時或いは店頭等での販売時に底板11
と把手本体1とを分解して保存できる実益があ
る。
ところで上記実施例においては足片6が把手本
体1下端周縁部7の両直線状部7aの両端に計4
ケ所設けられているが、足片6の数は決してこれ
に限定されるものではなく、たとえば第7図に示
すごとく比較的長く形成された足片6,6を上記
両直線状部7a,7aに相対向して2ケ所設けて
なるものであつてもよい。
又、この足片6の長さ、形状も決して限定され
るものではなく、たとえば第8図のように下端周
縁部7の一方の半円状部7cを残してほぼ全周に
形成し、その形成状態において第9図のように下
端周縁部7、足片6、係合突片8にて溝部12が
形成されてなるものであつてもよい。要は該足片
6が胴部4の下端周縁部7上の少なくとも一部に
形成され、且つその先端に係合突片8が内向きに
突設されていればよいのである。
ただし、底板の反りの防止、製造コスト等の面
を考慮すると、上記実施例のごとく両直線状部7
a,7aのそれぞれ両端に計4ケ所設けるのが最
も効果的である。
さらに該実施例においては底板11の第4図矢
印イ方向及びその逆方向への移動の制止を容易と
する為に、把手本体1下端周縁部7に第1及び第
2ストツパー9,10及び段部を設けてなるが、
このストツパー9,10及び段部は必ずしも本考
案に必須のものではなく、要は係合突片8を有し
且つ底板11の挿入可能な足片6又は底板11の
係入可能な溝部12が上記下端周縁部7に設けら
れていればよいのである。
その他、把手本体1や底板11の形状も決して
該実施例に限定されるものではなく、又、底板1
1の材質も決して該実施例の木材に限定されず、
たとえば合成樹脂であつてもよい。同様に把手本
体1の材質も該実施例の合成樹脂に限定されな
い。
叙上のように本考案は、 把手本体の下端周縁上に足片を設けるととも
に、該足片の先端に係合突片を突設せしめ、且
つ底板は平板状のものなる為、底板を把手本体
1の胴部の下端周縁部に沿つてスライドさせな
がら足片に形成された係合突片に係合するだけ
で把手本体と底板とを一体として極めて容易に
組立てることができ、その結果従来の家具用把
手のような接着、高周波溶着等の煩雑な作業が
一切不要となり、その組立作業が著しく容易と
なるという顕著な効果がある。
しかも接着等の手段を用いることなく、足片
による係合によつて把手本体と底板との組立て
を行なう為、使用中に把手本体が底板から離脱
するおそれがないという利点がある。
さらに底板は平板状のものを打抜いて形成す
るものなる為、成型作業が不要となり、その結
果従来では把手本体、底板共に金型によつて成
型していたものが、本考案では把手本体のみを
成型すればよく、全体としての成型作業が極め
て容易となる格別な効果がある。
さらに重要な点は、上記接着等の手段を不要
とし、成型作業を著しく簡素化した結果、その
製造コストを大幅に低減することができるとい
う極めて大なる実益を得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る家具用把手の本体の正面
図。第2図は同底面図。第3図は底板の平面図。
第4図は本体と底板との組立状態を示す底面図。
第5図は本体と底板との組立完成状態の底面図。
第6図は第5図A−A線断面図。第7図及び第8
図は把手本体の他実施例の底面図。第9図は第8
図のB−B線断面図。第10図は従来の家具用把
手の分解斜視図。 1……把手本体、2……把持用開口部、3……
つば部、4……胴部、6……足片、7……下端周
縁部、8……係合突片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 把手用開口部2の形成されたつば部3、及び該
    つば部3の背面側に突出形成された略筒状の胴部
    4を有する把手本体1と、該把手本体1の胴部4
    の下部に装着可能な該把手本体1とは別体の底板
    11とからなる家具用把手において、該底板11
    を平板状に形成し且つ前記把手本体1の胴部4の
    下端周縁部7上の少なくとも一部に足片6を立設
    するとともに前記底板11の少なくとも両側端部
    11a,11bと係合可能な係合突片8を前記足
    片6に内向きに突設せしめて、前記底板11が前
    記胴部4の下端周縁部7に沿つてスライドされな
    がら前記足片6の係合突片8に係脱自在な構成に
    してなることを特徴とする家具用把手。
JP1732382U 1982-02-09 1982-02-09 家具用把手 Granted JPS58118960U (ja)

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