JPH0565734A - 排水桝の掃除口装置 - Google Patents

排水桝の掃除口装置

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JPH0565734A
JPH0565734A JP3192254A JP19225491A JPH0565734A JP H0565734 A JPH0565734 A JP H0565734A JP 3192254 A JP3192254 A JP 3192254A JP 19225491 A JP19225491 A JP 19225491A JP H0565734 A JPH0565734 A JP H0565734A
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JP3192254A
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Akio Baba
暁夫 馬場
Takeshi Mogi
剛 茂木
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Maezawa Kasei Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 掃除口本体1の嵌合部3に蓋受け体11を接続
固定する。蓋受け体11は、上部を円筒状部2よりも拡径
し、上面に開口した掃除口15に開閉自在に蓋体21を嵌着
する。掃除口本体1の円筒状部2の外周面に環状凹溝5
を形成する。この環状凹溝5に弾性環体6を嵌着する。
円筒状部2を、排水桝の上面に接続されている掃除口管
27の内面に密着させつつ摺動自在に嵌挿する。 【効果】 掃除口本体1に接続固定された蓋受け体11の
高さ位置を容易に調整でき、蓋受け体11の上面を容易に
地表面31に合わせられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、埋設した排水桝上に垂
直に接続される掃除口管の上端部に接続される排水桝の
掃除口装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、宅地内に設置される排水桝は口径
30cm以上のコンクリート製または合成樹脂製のものが用
いられていたが、宅地内の排水管は主に北側の狭い箇所
に配管されることが多く、排水管に大きい排水桝を接続
できない場合がある。そこで、最近は、排水管に接続さ
れる排水桝は塩化ビニル樹脂にて成形した20cm以下の小
口径のものが多く設置されるようになっている。そし
て、このような排水桝の掃除口装置としては、排水桝に
接続された掃除口管の上部に、開閉自在に蓋体が嵌着さ
れる蓋受け体を嵌合接着して固定する構造が採られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】排水桝が玄関先、駐車
場などに設置される場合、地表面にはコンクリートまた
はタイル張り施工が行われることが多く、掃除口の蓋体
の高さ位置は厳格な施工精度が要求される。しかしなが
ら、上記従来のように、掃除口管の上部に蓋受け体を直
接に嵌合接着する構造では、排水管の施工工事と、コン
クリート施工またはタイル張り施工とは別々の業者によ
って行われるため、掃除口の高さ位置の調節が煩雑であ
るという問題を有している。
【0004】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
で、蓋受け体に接続固定された掃除口本体を掃除口管に
摺動自在に嵌合することにより、容易に高さ調節ができ
る排水桝の掃除口装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の排水桝の掃除口
装置は、下部の円筒状部が掃除口管に摺動自在に嵌合さ
れ、上部の嵌合部が蓋受け体に嵌合して接続固定される
掃除口本体を備え、前記円筒状部は、内外周面の少なく
とも一方に環状凹溝を形成し、この環状凹溝に、掃除口
管の周面に密着しつつ摺動する弾性環体を嵌着したもの
である。
【0006】
【作用】本発明の排水桝の掃除口装置では、掃除口本体
の円筒状部の周面に環状凹溝が形成され、この環状凹溝
に弾性環体が嵌着されているため、この円筒状部が、排
水桝の上面に接続される掃除口管の周面に密着しつつ摺
動自在に嵌合され、掃除口本体に接続固定される蓋受け
体の高さ位置が容易に調整される。また、掃除口本体の
上部に嵌合部を形成したため、この嵌合部に蓋受け体が
嵌合され、接続固定が容易になる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の排水桝の掃除口装置の一実施
例の構成を図面を参照して説明する。
【0008】図1において、1はポリ塩化ビニルなどの
合成樹脂にて成形された略円筒形状の掃除口本体で、こ
の掃除口本体1は、円筒状部2と、この円筒状部2の上
部に縮径して形成された嵌合部3とを有し、内部に掃除
用空間部4が形成されている。そして、この円筒状部2
の外周面には、一箇所または複数箇所に環状凹溝5が形
成されており、下側の環状凹溝5に、スチレンブタジエ
ンゴムなどからなる弾性環体6が嵌着されている。この
弾性環体6は下側から上外方に向って突出した突縁片6a
が環状に突出形成されており、断面略レの字状となって
いる。
【0009】また、この円筒状部2の外周面の、環状凹
溝5の中間位置には、一箇所または複数箇所に、前記環
状凹溝5と平行に切断用凹溝7が形成されており、この
切断用凹溝7をガイドとして、掃除口本体1を容易に切
断し得るようになっている。
【0010】また、11はポリ塩化ビニルなどの合成樹脂
にて成形された略円筒形状の蓋受け体であり、この蓋受
け体11の内周面の下部には、嵌合部3に嵌着および接着
して掃除口本体1に接続される下部開口部12が形成され
ており、内周面の上部には、拡径して蓋受け段部14を形
成した掃除口15が開口形成されている。
【0011】また、この蓋受け段部14の下端近傍から
は、内側に向かって突出した突縁部17が形成されてい
る。
【0012】そして、この蓋受け体11の外周面の上部
は、円筒状部2の外周より拡径され、外段部16が形成さ
れている。
【0013】また、21はポリ塩化ビニルなどの合成樹脂
にて成形された略円板形状の蓋体で、この蓋体21の外周
上部には、前記蓋受け体11の掃除口15の蓋受け段部14に
嵌合支持される係合段部22が拡径状に形成され、この係
合段部22の下側に、ポリエチレンなどの軟質合成樹脂に
て成形された係合環体24が嵌着されている。
【0014】そして、この蓋体21は、係合段部22が掃除
口15の蓋受け段部14に係合支持されるとともに、係合環
体24を突縁部17に弾力的に係合して、蓋受け体11の掃除
口15に開閉自在に嵌着されている。
【0015】そして、地中に埋設設置された図示しない
排水桝に、掃除口管27の下端が嵌合接着され、この掃除
口管27の上端に掃除口本体1の円筒状部2が嵌合して接
続されている。
【0016】次に、本実施例の取付け動作を説明する。
【0017】まず、掃除口本体1の嵌合部3に、接着剤
を介して蓋受け体11の下部開口部12を嵌着および接着
し、掃除口本体1と蓋受け体11とを接続固定する。
【0018】次に、図示しない排水桝に接続されている
掃除口管27内に掃除口本体1の円筒状部2を嵌挿するこ
とにより、下側の環状凹溝5に嵌着されている弾性環体
6が掃除口管27の内周に圧着して、掃除口本体1を仮保
持する。
【0019】そして、地表面31にコンクリート施工、タ
イル張り施工などの工事を行うときに、掃除口本体1の
円筒状部2を摺動進退させ、蓋受け体11の上面を地表面
31に合わせる。
【0020】この状態で、地表面31のコンクリート施工
により、拡径された蓋受け体11の外段部16と掃除口管27
の上端との間に、コンクリートが入り込んで掃除口本体
1および蓋受け体11が固定され、蓋体21を地表面31と同
一面に取付けられた状態で固定する。
【0021】そうして、本発明の排水桝の掃除口装置に
よれば、掃除口本体1の円筒状部2の外周に環状凹溝5
が形成され、この環状凹溝5に弾性環体6が嵌着されて
いるため、この円筒状部2を、排水桝の上面に接続され
ている掃除口管27に密着させつつ摺動自在に嵌挿でき、
掃除口本体1に接続固定された蓋受け体11の高さ位置を
容易に調整でき、蓋受け体11の上面を容易に地表面31に
合わせることができる。
【0022】さらに、掃除口本体1の円筒状部2の環状
凹溝5に嵌着した弾性環体6が、掃除口管27の内周に圧
接し、掃除口本体1と掃除口管27との接続部分を密着さ
せ、浸透水などの侵入などを防止することができる。ま
た、この弾性環体6は、突縁片6aを形成したため、掃除
口本体1の円筒状部2の挿入が円滑、かつ、抜け難くな
っている。
【0023】なお、図2に示すように、円筒状部2の外
周面の上端部から外方に向かって、全周にあるいは部分
的に、鍔部8を突設形成し、掃除口本体1の沈下を抑制
することができる。
【0024】また、環状凹溝5は、本実施例のものに限
られず、図3に示すように円筒状部2の内周面に形成す
ることもできる。この場合、内周面の環状凹溝5aに弾性
環体6を嵌着することにより、円筒状部2の内周面に掃
除口管27を嵌合接続でき、掃除口管に、VP管、VU管
など、外径が規定されたパイプを使用する場合に、嵌合
性を良好にすることができる。
【0025】また、嵌合部3も、本実施例のように縮径
して形成せず、図4に示すように拡径して形成すること
もできる。この場合、この嵌合部3aの内周面に蓋受け体
11aを接着嵌合して接続することができる。
【0026】さらに、図5に示すように、環状凹溝5を
円筒状部2の内周面に形成し、嵌合部3を拡径して形成
し、この嵌合部3の内周に、円筒部33と蓋受部34とから
なる蓋受け体11b の円筒部33を嵌合して構成することも
できる。この実施例においては、掃除口本体1の上端部
から外方に向かって、沈下防止用の鍔部8が突設形成さ
れており、また、蓋体21は、アクリロニトリルブタジエ
ンゴムなどからなるOリング36を介して、蓋体21の周縁
下部に突設された係合突起21a と蓋受部34の内周面に突
設された係合突条34a とを機械的に係合することによ
り、蓋受け体11に係合固定されている。
【0027】そして、この実施例の掃除口装置によれ
ば、円筒状部2とほぼ同径の蓋受け体11の円筒部33を嵌
合部3に嵌合することにより、掃除口管27を蓋受け体11
内の蓋体21の下側近傍まで嵌入することができ、高さ位
置の調節範囲を大きくすることができる。
【0028】また、上記の各実施例において、掃除口管
27の長さが短い場合には、掃除口本体1を円筒状部2の
切断用凹溝7から切断し、上側の環状凹溝5に弾性環体
6を嵌着して掃除口管27に嵌挿することにより、円筒状
部2の下端が排水桝内に突出することを防止することが
できる。
【0029】また、上記の各実施例において、弾性環体
6には突縁片6aを形成せず、一般的なOリングなどを用
いることもできる。
【0030】また、蓋受け体11,11a ,11b と蓋体21の
固定方法も、各実施例において、図1に示す弾力的に係
合する方法や、図5に示す機械的に係合する方法などを
それぞれ選択的に用いることができる。
【0031】
【発明の効果】本発明の排水桝の掃除口装置によれば、
掃除口本体の円筒状部の周面に環状凹溝が形成され、こ
の環状凹溝に弾性環体が嵌着されているため、この円筒
状部を、排水桝の上面に接続される掃除口管に密着させ
つつ摺動自在に嵌挿でき、掃除口本体に接続固定される
蓋受け体の高さ位置を容易に調整でき、蓋受け体の上面
を容易に地表面に合わせることができる。また、掃除口
本体の上部に嵌合部を形成したため、この嵌合部に蓋受
け体を嵌合し、容易に接続固定することができる。さら
に、弾性環体によって、掃除口本体と掃除口管との接続
部分を密着させ、浸透水などの侵入などを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す排水桝の掃除口装置の
縦断面図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す掃除口本体の縦断面
図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す掃除口本体の一部を
切り欠いた側面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す掃除口本体の一部を
切り欠いた側面図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す掃除口本体の縦断面
図である。
【符号の説明】
1 掃除口本体 2 円筒状部 3 嵌合部 5 環状凹溝 6 弾性環体 11 蓋受け体 27 掃除口管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部の円筒状部が掃除口管に摺動自在に
    嵌合され、上部の嵌合部が蓋受け体に嵌合して接続固定
    される掃除口本体を備え、 前記円筒状部は、内外周面の少なくとも一方に環状凹溝
    を形成し、この環状凹溝に、掃除口管の周面に密着しつ
    つ摺動する弾性環体を嵌着したことを特徴とする排水桝
    の掃除口装置。
JP3192254A 1991-07-09 1991-07-31 排水桝の掃除口装置 Expired - Lifetime JP2834911B2 (ja)

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JP3-168112 1991-07-09
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008043971A2 (fr) * 2006-10-13 2008-04-17 Norinco Dispositif de voirie réhaussable

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008043971A2 (fr) * 2006-10-13 2008-04-17 Norinco Dispositif de voirie réhaussable
FR2907142A1 (fr) * 2006-10-13 2008-04-18 Norinco Soc Par Actions Simpli Dispositif de voirie rehaussable
WO2008043971A3 (fr) * 2006-10-13 2008-06-05 Norinco Dispositif de voirie réhaussable

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