JPH0565630U - 自動車用サンバイザー装置 - Google Patents
自動車用サンバイザー装置Info
- Publication number
- JPH0565630U JPH0565630U JP673192U JP673192U JPH0565630U JP H0565630 U JPH0565630 U JP H0565630U JP 673192 U JP673192 U JP 673192U JP 673192 U JP673192 U JP 673192U JP H0565630 U JPH0565630 U JP H0565630U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sun visor
- lower case
- shielding member
- visor device
- upper case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 収納時に邪魔にならないサンバイザー装置を
提供する。 【構成】 サンバイザー本体3を、中空で、フロントウ
ィンド4に沿って起こした状態で上下に分割可能な上側
ケース3aと下側ケース3bとから構成し、両ケース3a,
3bを連結可能な連結手段6,7を設ける。遮光部材とし
て蛇腹状部材を用い、その一端を上側ケース3a内に固
定し、他端を下側ケース3b内に固定する。
提供する。 【構成】 サンバイザー本体3を、中空で、フロントウ
ィンド4に沿って起こした状態で上下に分割可能な上側
ケース3aと下側ケース3bとから構成し、両ケース3a,
3bを連結可能な連結手段6,7を設ける。遮光部材とし
て蛇腹状部材を用い、その一端を上側ケース3a内に固
定し、他端を下側ケース3b内に固定する。
Description
【0001】
本考案は、自動車用サンバイザー装置に係り、特に、車内の天井面前端に設け られたサンバイザー本体に、フロントウィンドに沿う遮光部材を取り出し可能に 収納したタイプのサンバイザー装置に関する。
【0002】
従来、このタイプのサンバイザー装置として、例えば実開昭56−93321 号公報に記載された装置が提供されている。このサンバイザー装置は、上記サン バイザー本体の内部に遮光膜をフロントウィンドの上方から下方へ引き出せるよ うに巻き取って収納したものである。そして、サンバイザー本体から遮光膜を引 き出し、その下端部をダッシュボードのフロントウィンドとの境界部分に留める ことによりフロントウィンドに沿うように張って、車内へ日光が差し込むのを遮 るようにしている。
【0003】
しかし、このように遮光膜をサンバイザー本体内で巻き取るようにした構成で は巻き取るための機構部が大きくなり、遮光膜を収納したときに運転者等の頭に 当たりやすいという問題があった。
【0004】 したがって、本考案の解決すべき技術的課題は、収納時に邪魔にならないサン バイザー装置を提供することである。
【0005】
本考案に係る自動車用サンバイザー装置は、車内の天井面前端に設けられたサ ンバイザー本体に、フロントウィンドに沿う遮光部材を収納及び取り出し可能に 保持したサンバイザー装置であって、上述の技術的課題を解決するために、以下 のように構成されている。すなわち、サンバイザー本体が、中空に形成されると ともに、フロントウィンドに沿うように天井面から起こした状態で上下に分割可 能な上側ケースと下側ケースとから構成され、且つ、両ケースを連結可能な連結 手段を備えている。また、遮光部材として、一端が上側ケース内に固定され、他 端が下側ケース内に固定された、伸縮自在な蛇腹状部材を用いている。
【0006】 このように構成すれば、サンバイザー本体を天井面から起こした状態で、連結 手段による連結状態を解除して上側ケースと下側ケースとを分離させ、下側ケー スをダッシュボード上まで降ろすことにより、蛇腹状の遮光部材を伸ばしてフロ ントウィンドを覆い、室内に差し込む日光を遮ることができる。また、フロント ウィンドの遮光が不要となった場合は、下側ケースを上へ持ち上げながら遮光部 材を畳み、連結手段により両ケースを連結することにより、遮光部材をサンバイ ザー本体内に収納できる。
【0007】 上記構成によれば、サンバイザー本体を中空に形成して、その中に蛇腹状の遮 光部材を折り畳んで収納するようにしたので、サンバイザー本体が大きくなるの を防止できる。したがって、収納時にサンバイザー本体が邪魔になるという問題 が生じるのを防止できる。
【0008】 また、上記構成においては、上記サンバイザー本体を天井面に対して起こした 状態での下側ケースの上下長を上側ケースの上下長よりも大きく構成することが 好ましい。このように構成すれば、遮光部材を、下側ケースを持ち上げることに よって、その中に収納しながら折り畳むことができるので、収納作業を極めて簡 単に行うことができる。
【0009】
以下に、図1から図3に示した本考案の一実施例に係る自動車用サンバイザー 装置について詳細に説明する。
【0010】 図1は、このサンバイザー装置1を取り付けた自動車の室内のフロントウィン ド側の部分を、サンバイザー装置1の使用状態で表す外観図である。このサンバ イザー装置1は、図示するように、室内の天井面2の前端に設けられたサンバイ ザー本体3を、フロントウィンド4に沿うように天井面2から起こした状態で上 下に2分割できる上側ケース3aと下側ケース3bとから構成し、中空に形成した 各ケース3a,3bの内部に、蛇腹状の遮光部材5を収納してなるものである。図 示するように、サンバイザー本体3は、下側ケース3bが上側ケース3aよりも大 きくなるように分割されている。図は運転席側のサンバイザー装置1のみを示し ており、助手席側は図示していないが、助手席側にもほぼ同様のサンバイザー装 置が設けられている。
【0011】 蛇腹状の遮光部材5は、上側の端部が上側ケース3a内に固定され、下側の端 部が下側ケース3b内に固定されている。この遮光部材5は、各折線間の間隔が 狭く、下側ケース3bを上下させることによって、アコーディオン状に伸び縮み するようになっており、縮んだ状態では両ケース3a,3b内に収納できる一方、 伸ばした状態では下側ケース3bがダッシュボードの上面の最も奥の位置(フロン トウィンドとの境界部分)にちょうど載る程度の長さに形成されている。このこ とにより、特に下側ケース3bを降ろした位置で固定する手段を設けなくても、 下側ケース3bがダッシュボード上に止まるようになっている。上側ケース3aと 下側ケース3bとは、図示していないがフロントウィンド4側の面に互いに係合 する爪を有しており、両ケース3a,3bは、この爪と、運転者側に位置する前面 壁3c,3dに設けられたロック機構6とにより、互いに連結した状態に保持する ことができる。
【0012】 このロック機構6について、図2に示した分解斜視図、及び図3に示した正面 を用いて説明する。上側ケース3aは前面壁3cの内面に爪7を有し、下側ケース 3bは、この爪7を受け入れる穴11aを、前面壁3dの内面上端に形成された端 壁11に有している。下側ケース3bの前面壁3dの内面には、凸形のロック片1 2をスライド可能に保持する突片3e,3f,3gが穴11aの斜め下方位置に形成さ れている(図では、作図の便宜上、端壁11及び各突片3e,3f,3gを前面壁3d から離れた位置に示している)。ロック片12には凹部12aが形成されていて、 ロック片12の右端面12bと突片3eとの間にスプリング13がその自由長より も撓んだ状態で収納されている。したがって、ロック片12は図の右方向へ付勢 され、右端面12bの上端に突設された突片12cが穴11aを左側から半分ほど 覆うようになっている。一方、ロック片12は下方へ突出した部分12eに穴1 2dを有している。下側ケース3bの前面壁3dはロック片12の穴12dと対応し た位置に長穴3hを有し、その前面側から長穴3hを通してロック片12の穴12 dに、スライドノブ14の裏面に立設されたピン14aが差し込まれる。なお、ス ライドノブ14の表面が前面壁3dの表面とほぼ揃うように、前面壁3dにはスラ イドノブ14用の収納凹部3iが形成されている。
【0013】 このように構成したロック機構6によれば、爪7を端壁11の穴11aに押し 込むと、爪7の斜面7aがロック片12を一旦左方向へ移動させ、さらに斜面7a が突片12cを乗り越えたときにロック片12が元の位置に戻ることにより、上 側ケース3aと下側ケース3bとを連結することができる。一方、下側ケース3b を上側ケース3aから分離させるときは、スライドノブ14を左へ移動させてロ ック片12の突片12cを爪7から離せばよい。
【0014】 以上説明した構成によれば、サンバイザー本体3を天井面2から起こした状態 で、ロック機構6による連結状態を解除して下側ケース3bを上側ケース3aから 分離させ、下側ケース3bをダッシュボード上まで降ろすことにより、蛇腹状の 遮光部材5を伸ばしてフロントウィンド4を覆い、室内に差し込む日光を遮るこ とができる。また、フロントウィンド4の遮光が不要となった場合は、下側ケー ス3bを上へ持ち上げることにより遮光部材5をケース3b内に入れながら畳んで 行き、さらにロック機構6により両ケース3a,3bを連結することにより、遮光 部材5をサンバイザー本体3内に簡単に収納できる。
【0015】 本実施例によれば、サンバイザー本体3を中空に形成して、その中に蛇腹状の 遮光部材5を折り畳んで収納するようにしたので、サンバイザー本体3が大きく なるのを防止できる。したがって、収納時にサンバイザー本体3が邪魔になると いう問題が生じるのを防止できる。なお、本考案は上記実施例に限定されるもの ではなく、例えば、ロック機構の構成などを適宜変更することが可能である。
【図1】 本考案の一実施例に係るサンバイザー装置を
取り付けた自動車の室内のフロントウィンド側の部分
を、サンバイザー装置の使用状態で表す外観図である。
取り付けた自動車の室内のフロントウィンド側の部分
を、サンバイザー装置の使用状態で表す外観図である。
【図2】 ロック機構の分解斜視図である。
【図3】 下側ケースの前面壁を外した状態でのロック
機構の正面図である。
機構の正面図である。
1 サンバイザー装置 2 天井面 3 サンバイザー本体 3a 上側ケース 3b 下側ケース 4 フロントウィンド 5 遮光部材 6 ロック機構 7 爪
Claims (2)
- 【請求項1】 車内の天井面(2)前端に設けられたサン
バイザー本体(3)に、フロントウィンド(4)に沿う遮光部
材(5)を収納及び取り出し可能に保持したサンバイザー
装置において、 上記サンバイザー本体(3)は中空に形成されるととも
に、上記フロントウィンド(4)に沿って起こした状態で
上下に分割可能な上側ケース(3a)と下側ケース(3b)とか
らなり、且つ、両ケース(3a,3b)を連結可能な連結手段
(6,7)を備え、 上記遮光部材(5)は、一端が上側ケース(3a)内に固定さ
れ、他端が下側ケース(3b)内に固定された、伸縮自在な
蛇腹状部材であることを特徴とする自動車用サンバイザ
ー装置。 - 【請求項2】 上記サンバイザー本体(3)を上記天井面
(2)に対して起こした状態での上記下側ケース(3b)の上
下長を上記上側ケース(3a)の上下長よりも大きくしたこ
とを特徴とする請求項1記載の自動車用サンバイザー装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP673192U JPH0565630U (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 自動車用サンバイザー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP673192U JPH0565630U (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 自動車用サンバイザー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0565630U true JPH0565630U (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=11646386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP673192U Pending JPH0565630U (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 自動車用サンバイザー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0565630U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01293222A (ja) * | 1988-05-23 | 1989-11-27 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 遮光シート付きサンバイザ |
JPH0157918B2 (ja) * | 1982-09-28 | 1989-12-07 | Yamaha Corp |
-
1992
- 1992-02-19 JP JP673192U patent/JPH0565630U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0157918B2 (ja) * | 1982-09-28 | 1989-12-07 | Yamaha Corp | |
JPH01293222A (ja) * | 1988-05-23 | 1989-11-27 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 遮光シート付きサンバイザ |
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