JPH01293222A

JPH01293222A - 遮光シート付きサンバイザ

Info

Publication number: JPH01293222A
Application number: JP12393588A
Authority: JP
Inventors: Ryosuke Okawa; 亮介大河
Original assignee: Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Current assignee: Toyota Industries Corp
Priority date: 1988-05-23
Filing date: 1988-05-23
Publication date: 1989-11-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、自動車のフロントウィンドシールドガラス（
以下、「フロントガラス」と称する）から差し込む日光
を遮断するための手段に関するものである。

［従来の技術］自動車を夏の屋外に駐車した場合、窓ガラスから差し込
む日光により、車内温度が外気に比べ極めて高くなる。

特に、フロントガラスは傾斜があり広いために、ここを
通って入射する日光が車内温度上昇の主な原因となって
いる。よって、このフロントガラスからの入射光を遮断
すれば、車内温度の上昇を抑制することができる。

［発明が解決しようとする課題］しかしながら、従来−最の自動車においては、遮光手段
として運転席又は助手席の頭上の天井にサンバイザが設
けられているが、このサンバイザは、運転席又は助手席
に座った人の目の付近を覆うためのものに過ぎず、温度
上昇を防止するためには小さ過ぎるものであった。

また、遮光シートを別個に用意したとしても、駐車の都
度、遮光シートを小物入れ等の保管場所から取り出して
所定箇所に取り付ける作業は非常に煩わしく、また、紛
失し易い等の問題があった。

本発明の目的は、かかる技術的課題を解決することにあ
る。

［課題を解決するための手段］上記目的を達成するために、本発明は、自動車のフロン
トガラスを覆うための遮光シートを、天井の前部に設置
されるサンバイザ本体により支持し且つ該サンバイザ本
体に収納できるようにした遮光シート付きサンバイザを
特徴としている。

［作用］上記構成においては、サンバイザに収納されている遮光
シートを広げることにより、フロントガラスを車内側か
ら覆うことができる。

［実施例］以下、図面と共に本発明の好適な実施例について説明す
る。

第１図は本発明の第１実施例による遮光シート付きサン
バイザ１．１′を示すものであり、助手席の頭上の天井
（図示しない）に枢支されたサンバイザ１を実線で示し
、運転席側のサンバイザ１′を２点鎖線で示している。

左右のサンバイザ１．１′は実質的に同等の構成である
が、車体の中心線に対してほぼ左右対称となっている。

各サンバイザ１．１′の本体２．２′は、第２図に示す
ように、フレーム３及びウレタンフオーム等のパネル部
４から主に成り、その中央部に凹部５．５′が形成され
ている。

サンバイザ本体２．２′の凹部５．５′の下縁には遮光
シート６．６′が貼着されている。各遮光シート６．６
′は、図示の如く広げた場合に、フロントガラス（図示
しない）の横半分を概ね覆うことのできる大きさとなっ
ている。また、遮光シート６．６′の下隅部にはフック
７．７′が設けられており、車体中央部側の側縁部には
適宜間隔でマジックテープ８．８′が取り付けられてい
る。

遮光シート６．６′は、折り目９．９′に沿って折り畳
むことにより、サンバイザ本体２．２′の四部５．５′
と同じ大きさとなり、第３図に示すようにその中に収納
できるようになっている。尚、符号１０．１０′は遮光
シート６．６′をサンバイザ本体２．２′に固定するた
めの適当な留め具である。

このような遮光シート付きサンバイザ１．１′を用いて
フロントガラスを遮蔽する場合、まず、左右の各サンバ
イザ本体２．２′の四部５．５′から遮光シート６．６
′を取り出して広げる。次いで、遮光シート６．６′の
下隅部のフック７．７′を、インストルメントパネルの
デフロスタ吹出口１１等に引っ掛ける。また、車体中央
部では、相対する遮光シート６．６′を互いに重ね合わ
せ且つマジックテープ８．８′で両者を接合する。

このようにして、フロントガラスは遮光シート６．６′
及びサンバイザ本体２．２′によって覆われ、日光の入
射を防止することができる。

遮光シート６．６′をしまう場合には、上記とは逆に、
マジックテープ８．８′を剥がして遮光シート６．６′
同士を分離すると共に、フック７．７′をデフロスタ吹
出口１１がら外す０次に、遮光シート６．６′を折り目
９．９′に沿って折り畳み、サンバイザ本体２．２′の
凹部５．５′内に入れ、留め具１０．１０′により固定
する。この後、遮光シート付きサンバイザ１．１′は、
通常のサンバイザとして使用することが可能となる。

第４図及び第５図は、それぞれ、本発明の第２、第３の
実施例を示すものである。第４図及び第５図に示す遮光
シート付きサンバイザ２１．３１は共にサンバイザ本体
２２．３２に凹部を有しておらず、遮光シート２６．３
６の一部がサンバイザ本体２２．３２の平坦な表面上に
貼着されている。また、第４図のサンバイザ２１の遮光
シート２６は折り畳んだ状態で収容されるのに対し、第
５図の遮光シート３６は丸められた状態で収容される点
で両者は異なっているが、その作用効果は第１図〜第３
図に示したサンバイザ１と全く同じである。

尚、上記第１実施例では、助手席及び運転席のサンバイ
ザ１．１′のそれぞれに遮光シート６．６′を持たせた
構成としているが、一方のサンバイザ本体に、フロント
ガラス全面を覆うことのできる遮光シートを収納するよ
うにしても良い。

［発明の効果］以上のように、本発明によれば、サンバイザ本体に取り
付けられた遮光シートにより、フロントガラスから入射
する日光を遮って、車内の温度上昇を抑制することがで
きることは勿論、遮光シートの一部がサンバイザ本体に
より支持されているので、取付けの煩わしさが低減され
ると共に、紛失の恐れがなくなる。

また、遮光シートは小さく折り畳んでサンバイザ本体に
収納すれば、通常のサンバイザと何等変わることなく使
用することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は遮光シートを広げた状君を示す本発明の第１実
施例の斜視図、第２図は第１図のＡ−Ａ線に沿っての断
面図、第３図は遮光シートをサンバイザ本体に収容した
ところを示す斜視図、第４図は本発明の第２実施例を示
す斜視図、第５図は本発明の第３実施例を示す斜視図で
ある。図中、１　、１　′、２１．３１・・・遮光シー
ト付きサンバイザ２　、２　′、２２．３２・・サンバ
イザ本体５．５′・・・凹部６　、６　′、２６．３６・・・遮光シート特許出願人
　　株式会社豊田自動織機製作所第１図

Claims

【特許請求の範囲】

自動車のフロントウインドシールドガラスを覆うための
遮光シートを、天井の前部に設置されるサンバイザ本体
により支持し且つ該サンバイザ本体に収納できるように
した遮光シート付きサンバイザ。