JPH0565080A - 貨物自動車のデツキ構造 - Google Patents
貨物自動車のデツキ構造Info
- Publication number
- JPH0565080A JPH0565080A JP25435491A JP25435491A JPH0565080A JP H0565080 A JPH0565080 A JP H0565080A JP 25435491 A JP25435491 A JP 25435491A JP 25435491 A JP25435491 A JP 25435491A JP H0565080 A JPH0565080 A JP H0565080A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deck
- pillar
- assembly
- cabin
- panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 デッキの有効スペースを拡大するとともに、
スポット溶接の打点数を少なくしてコストダウンを図
る。 【構成】 本発明は、キャビンバックパネル5のデッキ
フロントアッセンブリ1と面する個所を前方へ突出させ
るとともに、デッキフロントアッセンブリの本体部の左
右両端をそれぞれキャビンのリアピラー9を巻き込むよ
うに後方へ延出させ、これら延出部の先端にピラーを構
成してデッキサイドアッセンブリを結合してなる貨物自
動車において、上記デッキフロントパネルの延出部3を
本体部よりも板厚の厚い別のパネルで成形するととも
に、該部材の先端をコ字状に折曲げて上記ピラーを形成
したことを特徴とする貨物自動車のデッキ構造。
スポット溶接の打点数を少なくしてコストダウンを図
る。 【構成】 本発明は、キャビンバックパネル5のデッキ
フロントアッセンブリ1と面する個所を前方へ突出させ
るとともに、デッキフロントアッセンブリの本体部の左
右両端をそれぞれキャビンのリアピラー9を巻き込むよ
うに後方へ延出させ、これら延出部の先端にピラーを構
成してデッキサイドアッセンブリを結合してなる貨物自
動車において、上記デッキフロントパネルの延出部3を
本体部よりも板厚の厚い別のパネルで成形するととも
に、該部材の先端をコ字状に折曲げて上記ピラーを形成
したことを特徴とする貨物自動車のデッキ構造。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は貨物自動車のデッキ構造
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】図5の貨物自動車では、デッキaの全長
を大きく取るため、ギャビンバックパネルbの下半部を
斜め前方へ突出させてある。このような車輌では、デン
キサイドアッセンブリcと結合するため、図4に示すよ
うに左右両端部を後方へ湾曲させたデッキフロントアッ
センブリdを使用している。すなわち、このアッセンブ
リdは図3に示すように本体部eの両端をキャビンfの
リアピラーgを巻き込むように後方へ延出させてある。
また、デッキサイドアッセンブリcとの結合部の剛性を
高めるため、延出部hの先端に2個の厚肉の部材i,j
を溶接接合して閉断面のピラーkを構成してある。
を大きく取るため、ギャビンバックパネルbの下半部を
斜め前方へ突出させてある。このような車輌では、デン
キサイドアッセンブリcと結合するため、図4に示すよ
うに左右両端部を後方へ湾曲させたデッキフロントアッ
センブリdを使用している。すなわち、このアッセンブ
リdは図3に示すように本体部eの両端をキャビンfの
リアピラーgを巻き込むように後方へ延出させてある。
また、デッキサイドアッセンブリcとの結合部の剛性を
高めるため、延出部hの先端に2個の厚肉の部材i,j
を溶接接合して閉断面のピラーkを構成してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このデッキフ
ロントアッセンブリdには次のような欠点がある。 i) 部材i,jの溶接に際して、溶接ガンとの干渉を
避けるためには、ピラーhの輻Wを大きくしなければな
らないので、デッキaの前部の輻が狭くなり、荷台スペ
ースが小さくなってしまう。 ii) スポット溶接の打点数が多く、コストアップの要
因となる。 iii) 本体部eと延出部hを一体成形してあるので、大
型で複雑なプレス金型が必要となり、コスト的に不利で
ある。
ロントアッセンブリdには次のような欠点がある。 i) 部材i,jの溶接に際して、溶接ガンとの干渉を
避けるためには、ピラーhの輻Wを大きくしなければな
らないので、デッキaの前部の輻が狭くなり、荷台スペ
ースが小さくなってしまう。 ii) スポット溶接の打点数が多く、コストアップの要
因となる。 iii) 本体部eと延出部hを一体成形してあるので、大
型で複雑なプレス金型が必要となり、コスト的に不利で
ある。
【0004】本発明は、このような事情に鑑み、デッキ
フロントアッセンブリの剛性を損なうことなく、これら
の欠点を除去することができる貨物自動車のデッキ構造
の提供を目的とする。
フロントアッセンブリの剛性を損なうことなく、これら
の欠点を除去することができる貨物自動車のデッキ構造
の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、キャビンバックパネルのデッキフロントア
ッセンブリと面する個所を前方へ突出させるとともに、
デッキフロントアッセンブリの本体部の左右両端をそれ
ぞれキャビンのリアピラーを巻き込むように後方へ延出
させ、これら延出部の先端にピラーを構成してデッキサ
イドアッセンブリを結合してなる貨物自動車において、
上記デッキフロントパネルの延出部を本体部よりも板厚
の厚い別のパネルで成形するとともに、該部材の先端を
コ字状に折曲げて上記ピラーを形成したことを特徴とす
る。
の本発明は、キャビンバックパネルのデッキフロントア
ッセンブリと面する個所を前方へ突出させるとともに、
デッキフロントアッセンブリの本体部の左右両端をそれ
ぞれキャビンのリアピラーを巻き込むように後方へ延出
させ、これら延出部の先端にピラーを構成してデッキサ
イドアッセンブリを結合してなる貨物自動車において、
上記デッキフロントパネルの延出部を本体部よりも板厚
の厚い別のパネルで成形するとともに、該部材の先端を
コ字状に折曲げて上記ピラーを形成したことを特徴とす
る。
【0006】
【実施例】図1と図2に本発明のデッキフロントアッセ
ンブリ1を示す。このアッセンブリ1は本体部2と左右
の延出部3,3とからなり、これら延出部3,3は本体
部2よりも板厚の厚い別のパネルで成形してある。延出
部3は側縁に段部3aを備えており、この段部3aを本
体部2の側縁と重ね合わせてスポット溶接で接合してあ
る。この延出部3はキャビン4のバックパネル5に沿っ
て後方へ延出させてあり、その先端をコ字状に折り曲げ
てピラー6を形成してある。そして、このピラー6にデ
ッキサイドアッセンブリ7を結合してある。図中、8は
キャビン4のリアピラー9から後方へ延出しているドレ
ーンで、このドレーン8が延出部3のピラー6のなかに
納まるようにデッキフロントアッセンブリ1を配置して
ある。
ンブリ1を示す。このアッセンブリ1は本体部2と左右
の延出部3,3とからなり、これら延出部3,3は本体
部2よりも板厚の厚い別のパネルで成形してある。延出
部3は側縁に段部3aを備えており、この段部3aを本
体部2の側縁と重ね合わせてスポット溶接で接合してあ
る。この延出部3はキャビン4のバックパネル5に沿っ
て後方へ延出させてあり、その先端をコ字状に折り曲げ
てピラー6を形成してある。そして、このピラー6にデ
ッキサイドアッセンブリ7を結合してある。図中、8は
キャビン4のリアピラー9から後方へ延出しているドレ
ーンで、このドレーン8が延出部3のピラー6のなかに
納まるようにデッキフロントアッセンブリ1を配置して
ある。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。 i) ピラーは延出部の先端をコ字状に折り曲げることに
よって構成してあるので、2部材の溶接によって構成し
ていた従来のものに較べて、輻が小さくなり、デッキ前
部の輻を大きくすることができる。 ii) スポット溶接の打点数が少なくなり、コストダウ
ンを図ることができる。 iii) 本体部と延出部は別々にプレス成形することにな
るので、プレス金型のコストダウンを図ることができ
る。 iv) ピラーは本体部よりも板厚の厚い別のパネルで構
成してあるので、従来のものに較べて、強度上の遜色は
殆んどない。
れる。 i) ピラーは延出部の先端をコ字状に折り曲げることに
よって構成してあるので、2部材の溶接によって構成し
ていた従来のものに較べて、輻が小さくなり、デッキ前
部の輻を大きくすることができる。 ii) スポット溶接の打点数が少なくなり、コストダウ
ンを図ることができる。 iii) 本体部と延出部は別々にプレス成形することにな
るので、プレス金型のコストダウンを図ることができ
る。 iv) ピラーは本体部よりも板厚の厚い別のパネルで構
成してあるので、従来のものに較べて、強度上の遜色は
殆んどない。
【0008】
【図1】本発明の構造を示す図で、図5に示したA−A
線による断面図である。
線による断面図である。
【図2】図1のデッキフロントアッセンブリを示す斜視
図で、このアッセンブリを図5の矢印X方向から見た図
である。
図で、このアッセンブリを図5の矢印X方向から見た図
である。
【図3】図1と対応する従来例を示す図である。
【図4】図2と対応する従来例を示す図である。
【図5】貨物自動車の斜視図である。
1 デッキフロントアッセンブリ 2 本体部 3 延出部 4 キャビン 5 ギャビンバックパネル 6 ピラー 7 デッキサイドアッセンブリ 8 ドレーン 9 リアピラー
Claims (1)
- 【請求項1】 キャビンバックパネルのデッキフロント
アッセンブリと面する個所を前方へ突出させるととも
に、デッキフロントアッセンブリの本体部の左右両端を
それぞれキャビンのリアピラーを巻き込むように後方へ
延出させ、これら延出部の先端にピラーを構成してデッ
キサイドアッセンブリを結合してなる貨物自動車におい
て、上記デッキフロントパネルの延出部を本体部よりも
板厚の厚い別のパネルで成形するとともに、該部材の先
端をコ字状に折曲げて上記ピラーを形成したことを特徴
とする貨物自動車のデッキ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25435491A JPH0565080A (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 貨物自動車のデツキ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25435491A JPH0565080A (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 貨物自動車のデツキ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0565080A true JPH0565080A (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=17263830
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25435491A Pending JPH0565080A (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 貨物自動車のデツキ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0565080A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010540324A (ja) * | 2007-09-24 | 2010-12-24 | ニッサン テクニカル センター ノース アメリカ、 インコーポレイテッド | ピックアップトラック用荷台およびその製造方法 |
KR102319814B1 (ko) * | 2020-05-28 | 2021-11-01 | 쌍용자동차 주식회사 | 화물자동차용 데크의 접합구조 |
-
1991
- 1991-09-06 JP JP25435491A patent/JPH0565080A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010540324A (ja) * | 2007-09-24 | 2010-12-24 | ニッサン テクニカル センター ノース アメリカ、 インコーポレイテッド | ピックアップトラック用荷台およびその製造方法 |
KR102319814B1 (ko) * | 2020-05-28 | 2021-11-01 | 쌍용자동차 주식회사 | 화물자동차용 데크의 접합구조 |
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