JPH0564996A - 多機能icカード - Google Patents

多機能icカード

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Publication number
JPH0564996A
JPH0564996A JP3230256A JP23025691A JPH0564996A JP H0564996 A JPH0564996 A JP H0564996A JP 3230256 A JP3230256 A JP 3230256A JP 23025691 A JP23025691 A JP 23025691A JP H0564996 A JPH0564996 A JP H0564996A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
module
card
iso
terminal
reinforcing plate
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3230256A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadanobu Terui
忠信 照井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH0564996A publication Critical patent/JPH0564996A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は多機能ICカードに関し、ISO端
子付ICモジュールと、LCD、キーボード等を搭載し
たプリント基板とを厚さが大とならない様に電気的、機
械的に接続した多機能ICモジュールを実現することを
目的とする。 【構成】 ISO端子付ICモジュールと、他の実装部
品を有し、金属製補強板と共に外枠フレームに収容され
て成る多機能ICカードにおいて、上記ISO端子付I
Cモジュール部分20と、他の実装部品を搭載した部分
21とが分割されてそれぞれ別のプリント基板25,3
2に組立てられ、それぞれに設けられた接続用のリード
パターン23,29が、補強板36に絶縁層37を介し
て設けられた印刷配線38を用いて半田ペースト39又
は異方性導電性接着剤42により電気的に接続されてな
るように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多機能ICカードに関す
る。詳しくはISO(国際標準規格)端子の付いたIC
モジュールと、これと厚さの異なるLCD、キーボー
ド、チップ部品等を搭載したプリント基板を電気的、機
械的に接続したICカードに関する。
【0002】現在、ICカードは磁気カードに比べ容量
が大きいため、金融、物流、医療関係などの各方面で利
用されようとしている。このICカードはICメモリを
内蔵した名刺程度の大きさのカード型記憶媒体であり、
ROM(読み出し専用メモリー)型とRAM(読み書き
可能メモリー)型とがある。このようなICカードにお
いて最近では、内容確認用等のためにLCDやキーボー
ド等を搭載して多機能化したICカードの要求が大きく
なって来ている。このため、今までのICカードのよう
にISO端子のみならずLCD表示、キーボード等の機
能を持ったICカードが開発されているが高価であるた
め、低コスト化する必要がある。
【0003】
【従来の技術】図3に従来の多機能ICカードの断面を
示す。同図において、1はISO端子、2はICチッ
プ、3はボンディングワイヤ、4は封止樹脂、5はプリ
ント基板、6はリードパターン、7はキーボード用接点
パターン、8はオーバーシート、9は接点用カーボン端
子、10はスペーサ、11は補強板、12は外枠フレー
ムである。
【0004】そしてAはISO端子付ICモジュール部
分であり、Bはキーボード部分である。このICモジュ
ール部分Aとキーボード部分Bは一体のプリント基板5
に形成され、ICモジュール部分AにはICチップ2が
搭載され、ボンディングワイヤ3でワイヤボンディング
された後、樹脂4で封止されている。キーボード部分B
にはスペーサ10を介してオーバーシート8が設けられ
てキーボードを構成している。このICモジュール部分
Aとキーボード部分Bは補強板11と共に外枠フレーム
12の中に収められている。なお図示していないがLC
D、チップ部品等はB部分に搭載される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記図3に示した多機
能ICカードでは、プリント基板5が、ISO端子付I
Cモジュール部分Aは多層構造であり、キーボード部分
Bは両面構造であるため、AB部分の基板の厚さ及び構
造が異なっている。このため、AB部分のプリント基板
を一体で製造することは困難であり、コスト高となる。
【0006】この対策として図4に示すように、ISO
端子付ICモジュール部分Aとキーボード部分Bを分割
し、夫々別のプリント基板13,14上に組立てた後、
両基板13,14を半田付け15等により電気的及び機
械的に接続する方法が考えられる。しかし、この様な方
法では接続部でプリント基板13,14が重なるため、
厚さHが大となり、ISO規格厚さの0.76mmに対応
できないという問題が生ずる。
【0007】本発明は、ISO端子付ICモジュール
と、LCD、キーボード等を搭載したプリント基板とを
厚さが大とならない様に電気的、機械的に接続した多機
能ICカードを実現しようとする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の多機能ICカー
ドに於いては、ISO端子付ICモジュールと、他の実
装部品を有し、金属製補強板と共に外枠フレーム収容さ
れて成る多機能ICカードにおいて、上記ISO端子付
ICモジュール部分20と、他の実装部品を搭載した部
分21とが分割されてそれぞれ別のプリント基板25,
32に組立てられ、それぞれに設けられた接続用のリー
ドパターン23,29が、補強板36に絶縁層37を介
して設けられた印刷配線38を用いて半田ペースト39
又は異方性導電性接着剤42により電気的に接続されて
いることを特徴とする。
【0009】また、それに加えて、上記ISO端子付I
Cモジュール部分20と、他の実装部品を搭載した部分
21は電気的に接続されると共に接着剤40により補強
板36に機械的に接着されていることを特徴とする。こ
の構成を採ることにより、ISO端子付ICモジュール
と、LCD、キーボード等を搭載したプリント基板とを
厚さが大とならない様に電気的・機械的に接続した多機
能ICカードが得られる。
【0010】
【作用】本発明では、図1の如く、厚さの異なるプリン
ト基板同士の接続を、他の構成材料である補強板36の
表面に設けた印刷配線38を介して行なうことにより、
両プリント基板の接続を同一平面で行うことができ、さ
らに補強板の印刷配線及び半田等による接合が殆んど厚
さを要しないことから、ISOの厚み規格に対応できる
多機能ICカードが構成される。また、電気的接続を行
うと共に、プリント基板自体を接着剤40により補強板
36に張り付けることにより機械的接続も行われ、接合
部の信頼性が向上する。
【0011】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例を示す図であ
り、(a)は全断面図、(b)は(a)図のB部拡大図
である。同図において、符号20で示す部分はISO端
子付ICモジュール部分であり、符号21で示す部分は
他の実装部品、例えばLCD(図示なし)、キーボード
等を搭載した部分である。
【0012】ISO端子付ICモジュール部分20は、
COB構造であり、ISO端子(位置、大きさ、数等が
規定された国際標準規格端子)22及びリードパターン
23スルーホール24等が設けられた多層プリント基板
25にICチップ26が実装され、ワイヤ27によるワ
イヤボンディング後、樹脂28により樹脂封止されてい
る。またキーボード等を搭載した部分21は、リードパ
ターン29、スルーホール30、キーボード用接点パタ
ーン31等が形成された両面プリント基板32に、接点
用カーボーン端子33を有するオーバーシート34がス
ペーサ35を介して組付けられている。
【0013】そしてISO端子付ICモジュール部分2
0とキーボード等を搭載した部分21は、それぞれのリ
ードパターン23,29が(b)図の拡大図に示すよう
に補強板36にコーティングされた絶縁層37上に設け
られた印刷配線38に半田ペースト39を用いて半田接
合され、電気的な接続がされている。また同時にISO
端子付ICモジュール部分20と、キーボード等を搭載
した部分21はゴム系等の接着剤40を用いて補強板3
6に接着されている。そして補強板36に接合されたI
SO端子付ICモジュール部分20とキーボード等を搭
載した部分21とは該補強板36と共に外枠フレーム4
1に収容されている。
【0014】このように構成された本実施例は、ISO
端子付ICモジュール部分20とキーボード等を搭載し
た部分21とが補強板36上に設けられた印刷配線38
に半田接続されるため、同一平面上で接続されることに
なり、厚さが大となることがなくISO規格を満足する
ことができる。また同時に接着剤40により固定するこ
とにより機械的強度も向上される。
【0015】図2は本発明の第2の実施例の要部を示す
図である。同図において、図1と同一部分は同一符号を
付して示した。本実施例は、基本的には前実施例と同様
であり、異なるところは次の点である。即ち、前実施例
では、ISO端子付ICモジュール部分20と、キーボ
ード等を搭載した部分21とを補強板36上の印刷配線
38に接合するのに半田ペースト39を用いているに対
し、本実施例では半田ペーストの代りに異方性導電性接
着剤42を用いたことである。
【0016】このように構成された本実施例は、前実施
例と同様な効果があり、さらに接合部のパターンピッチ
が0.3mm程度にファインピッチ化された場合、半田ペ
ーストではショート等の不具合が生ずるが本実施例では
そのようなことはなく十分対応可能である。なお、以上
の各実施例ではIC搭載部がCOBモジュールである
が、TABモジュールであっても本発明が応用できるこ
とは勿論である。
【0017】
【発明の効果】本発明に依れば、ICモジュール基板及
びLCD、キーボード用基板がそれぞれ別個に造れるこ
とから、基板の製造コストが安く、量産が可能となる。
また、厚さの異なるプリント基板同士を電気的、機械的
に接続可能で、しかも接合部の信頼性が高い。さらに、
接合部は多機能ICカードの構成部材の一つである補強
板を用いたことと、2枚のプリント基板の接合面が同一
平面にあることと、接合に半田又は異方性導電性接着剤
を用いたこと等により接合部の厚さを小さくでき、IS
Oの厚み規格に充分対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す図で、(a)は全
断面図、(b)は(a)図のB部拡大図である。
【図2】本発明の第2の実施例の要部を示す断面図であ
る。
【図3】従来の多機能ICカードを示す断面図である。
【図4】発明が解決しようとする課題を説明するための
図である。
【符号の説明】
20…ISO端子付ICモジュール部分 21…他の実装部品を搭載した部分(キーボード等を搭
載した部分) 22…ISO端子 23,29…リードパターン 24,30…スルーホール 25…多層プリント基板 26…ICチップ 27…ワイヤ 28…樹脂 31…キーボード用接点パターン 32…両面プリント基板 33…接点用カーボン端子 34…オーバーシート 35…スペーサ 36…補強板 37…絶縁層 38…印刷配線 39…半田ペースト 40…接着剤 41…外枠フレーム 42…異方性導電性接着剤

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ISO端子付ICモジュールと、他の実
    装部品を有し、金属製補張板と共に外枠フレームに収容
    されて成る多機能ICカードにおいて、 上記ISO端子付ICモジュール部分(20)と、他の
    実装部品を搭載した部分(21)とが分割されてそれぞ
    れ別のプリント基板(25,32)に組立てられ、それ
    ぞれに設けられた接続用のリードパターン(23,2
    9)が、補強板(36)に絶縁層(37)を介して設け
    られた印刷配線(38)を用いて半田ペースト(39)
    又は異方性導電性接着剤(42)により電気的に接続さ
    れていることを特徴とする多機能ICカード。
  2. 【請求項2】 上記ISO端子付ICモジュール部分
    (20)と、他の実装部品を搭載した部分(21)は、
    電気的に接続されると共に接着剤(40)により補強板
    (36)に機械的に接着されていることを特徴とする請
    求項1の多機能ICカード。
JP3230256A 1991-09-10 1991-09-10 多機能icカード Withdrawn JPH0564996A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3230256A JPH0564996A (ja) 1991-09-10 1991-09-10 多機能icカード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3230256A JPH0564996A (ja) 1991-09-10 1991-09-10 多機能icカード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0564996A true JPH0564996A (ja) 1993-03-19

Family

ID=16904955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3230256A Withdrawn JPH0564996A (ja) 1991-09-10 1991-09-10 多機能icカード

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