JPH0564252U - トラクタの前後進操作装置 - Google Patents

トラクタの前後進操作装置

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Publication number
JPH0564252U
JPH0564252U JP401392U JP401392U JPH0564252U JP H0564252 U JPH0564252 U JP H0564252U JP 401392 U JP401392 U JP 401392U JP 401392 U JP401392 U JP 401392U JP H0564252 U JPH0564252 U JP H0564252U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tractor
backhoe
pedal
backward
hydrostatic transmission
Prior art date
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Pending
Application number
JP401392U
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English (en)
Inventor
正之 中野
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バックホー側から静油圧式変速装置を操作
し、静油圧式変速装置を利用して容易に前後進できるよ
うにする。 【構成】 トラクタは、前後進用の静油圧式変速装置6
を備えると共に、トラクタ機体1 の後部にバックホー22
を備える。バックホー22のステップ32上に操作ペダル36
を設け、この操作ペダル36を静油圧式変速装置6 の制御
レバー13と連動連結する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、トラクタの前後進操作装置に関し、バックホー側からトラクタの静 油圧式変速装置を操作して、トラクタを前後進させ得るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
トラクタ機体の後部にバックホーを着脱自在に装着するようにしたトラクタに おいて、その走行系中に静油圧式変速装置(以下HSTと云う)を備え、ペダル の前後方向への踏込み操作によって前後進をできるようしたものがある。 これは、トラクタ機体の左右両側に設けた一対のステップの内、その一方のス テップ上にペダルを配置し、このペダルとHSTの制御レバーとを連動連結して おり、前後進時にはトラクタ側でペダルを操作するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のトラクタでは、トラクタ側でペダルを操作するようになっているため、 バックホールによる作業中に、HSTを利用してトラクタを前後進させることが できなかった。 従って、トラクタを僅かづつ移動させながら溝を直線状に掘削する際には、ト ラクタの移動が非常に煩わしく、作業能率が著しく低下する欠点があった。
【0004】 本考案は、かかる従来の課題に鑑み、バックホー側からHSTを操作し、HS Tを利用して容器に前後進できるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前後進用の静油圧式変速装置6 を備えると共に、トラクタ機体1 の 後部にバックホー22を備えたトラクタにおいて、バックホー22のステップ32上に 操作ペダル36を設け、この操作ペダル36を静油圧式変速装置6 の制御レバー13と 連動連結したものである。
【0006】
【作用】
バックホー22による作業中、トラクタを前後進させる必要があれば、オペレー タはバックホー22側でそのステップ32上の操作ペダル36を操作する。すると操作 ペダル36にHST6 の制御レバー13が連動するので、トラクタを容易に前後進さ せることができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。 図1において、1 はトラクタ機体で、前輪2 及び後輪3 を有する。トラクタ機 体1 はエンジン4 、ミッションケース5 等から成り、そのミッションケース5 内 には、エンジン4 からの動力を変速して後輪3 に伝達するためのHST6 が組込 まれている。
【0008】 7 はボンネット、8 はハンドル、9 は運転席である。10はステップで、ミッシ ョンケース5 の左右両側に設けられている。 11はHST6 用の操作ペダルで、右ステップ10上に配置され、かつ前後に踏込 み操作可能に支持されている。この操作ペダル11は、図4に示すように、ロッド 12を介してHST6 の油圧ポンプ側の吐出量制御用の制御レバー13に連動連結さ れており、前側に踏込んだ時にHST6 が前進回転し、後側に踏込んだ時にHS T6 が後進回転するようになっている。
【0009】 14は左右一対のブレーキペダルで、右ステップ10側に設けられている。そして 、各ブレーキペダル14はロッド15、ブレーキカムレバー16等を介して左右の各後 輪ブレーキ17に連動連結されている。各後輪ブレーキ17はミッションケース5 の 左右両側に設けられ、後車軸18を介して後輪3 を制動するようになっている。 19はフロントローダで、マスト20、ブーム21等から成り、トラクタ機体1 の前 部側に装着されている。
【0010】 22はバックホーで、装着機構23を介してトラクタ機体1 の後部に着脱自在に装 着されている。このバックホー22は、機枠24、揺動台25、ブーム26、アーム27、 バケット28、シリンダ29,30,31等を備えて成る。 機枠24上には、図2及び図3に示すようにステップ32が設けられ、このステッ プ32上に、操作レバー33を有する制御ボックス34、HST6 用の操作ペダル36、 駐車ブレーキペダル37等が設けられている。
【0011】 操作ペダル36はバックホー22側からHST6 を操作してトラクタを前後進させ るためのもので、制御ボックス34の右下部近傍に配置されている。操作ペダル36 は図2及び図3に示すように前ペダル部38と後ペダル部39とを備え、ボス部40が 支軸41に回動自在に套嵌されている。支軸41はブラケット42を介して制御ボック ス34に固定され、また支軸41には油路43を介してボス部40の内側に注油するよう にグリースニップル44が設けられている。
【0012】 操作ペダル36のアーム部45は、ステップ32の長孔46を経て下方に突設され、か つプッシュプルケーブル47を介して制御レバー16に連動連結されている。プッシ ュプルケーブル47はアウター48とインナー49とから成り、そのアウター48の一端 はステップ32の下側の固定具50に、またインナー49の一端は操作ペダル36のアー ム部45に夫々連結されている。そして、アウター48の他端はミッションケース5 の側部の固定具50に、インナー49の他端は制御レバー13に夫々着脱自在に連結さ れている。
【0013】 駐車ブレーキペダル37は、図2及び図3に示すように、制御ボックス34の後方 側でステップ32の左右中央部に配置され、支軸51、ブラケット52を介して回動自 在に支持されている。駐車ブレーキペダル37は係合爪53と、ステップ32の長孔を 経て下方に突出するアーム部54とを有する。 係合爪53はロックアーム55に係脱自在であって、このロックアーム55は制御ボ ックス34の後下部のブラケット56に支軸57により回動自在に枢支され、かつバネ 58により係合爪53側に付勢されている。なお、ロックアーム55には解除レバー59 が設けられている。
【0014】 駐車ブレーキペダル37のアーム部54は、図2及び図3に示すように、ロッド60 を介して中継軸61のリンク62に連結されている。中継軸61は両端の軸受具63を介 してステップ32の下側に回動自在に設けられると共に、両端部にリンク64を有す る。各リンク64は、図5に示すようにロッド65を介してブレーキカムレバー16に 連動連結されている。
【0015】 なお、ロッド65はブレーキカムレバー16を摺動自在に挟む二又部66を有し、そ の二又部66に形成された長孔67に嵌合するピン68によりブレーキカムレバー16に 連動連結されている。ピン68はブレーキカムレバー16に挿脱自在に挿入されてい る。 また運転席9 は前後に反転自在であって、バックホー22による作業時には、こ の運転席9 を後向きに反転させてオペレータが座わるようになっている。
【0016】 HST6 は操作ペダル11,36 の踏力を解除した時にブレーキがかかるようにな っている。 上記構成において、バックホー22による作業時には、運転席9 を後向き姿勢に 変更してオペレータが座わる。そして、フロントローダ19のバケットと、バック ホー22の機枠24両側のアウトリガーとを接地させてトラクタ機体1 を支持してお き、バケット28により溝等を掘削する。
【0017】 この作業中、トラクタを前後に移動させる場合には、フロントローダ19のバケ ット及びバックホー22のアウトリガーを持上げた後、操作ペダル36の前ペダル部 38又は後ペダル部39を踏込む。 例えば、前ペダル部38を踏込めば、操作ペダル36が支軸41廻りにa矢示方向に 回動し、プッシュプルケーブル47のインナー49が引張られるため、制御レバー13 がその軸13a 廻りにb矢示方向に回動する。これによってHST6 が前進方向に 作動し、トラクタが前進方向、即ちオペレータに対して後向きに走行する。また 後ペダル部39を踏込めば、トラクタが逆に後進方向に走行する。
【0018】 従って、オペレータはバックホー22側に乗ったままでHST6 を利用してトラ クタを容易に前後進させることができ、溝等の掘削の進行に伴なって僅かづつト ラクタを移動させる際に非常に便利である。 トラクタの移動後、駐車ブレーキペダル37を踏込めば、アーム部54がc矢示方 向に回動し、ロッド60を介してリンク62,64 、中継軸61がd矢示方向に回動する 。このためロッド65がe矢示方向に移動し、ブレーキカムレバー16がf矢示方向 に回動するため、各後輪ブレーキ17が後輪3 を制動する。
【0019】 一方、駐車ブレーキペダル37の踏込みと同時に、係合爪53がその回動位置でロ クアーム55の歯部に係合するため、駐車ブレーキペダル37は踏込み状態のままで ロックされ、所謂、駐車ブレーキを掛けた状態となる。 解除する場合には、駐車ブレーキペダル37を若干踏込んだ後、操作レバー59に よりロックアーム55をg矢示方向に回動させれば、係合爪53がロックアーム55か ら外れる。
【0020】 バックホー22を取外す時には、ブッシュプルケーブル47を固定具50、制御レバ ー13から外し、またロッド65をリンク64及びブレーキカムレバー16から外せば良 い。 駐車ブレーキペダル37等は、図6に示すように制御ボックス34の両側方に左右 独立して設け、その各アーム部54にロッド65を着脱自在に連結しても良い。また 駐車ブレーキペダル37を制御ボックス34の一側方に設け、これで左右の後輪ブレ ーキ17を操作するようにしても良い。
【0021】 ロッド65とブレーキカムレバー16との連結部は、図7に示すように構成するこ ともできる。即ち、ブレーキカムレバー16にはロッド65の二又部66を挟む上下一 対の規制ピン69,70 が設けられ、また二又部66の先端に、ブレーキカムレバー16 に係合する係合ピン71が設けられている。 なお、実施例では、バックホー22側の操作ペダル36とHST6 の制御レバー13 とをブッシュプルケーブル47を介して連動連結するものを例示したが、これに限 定されるものではない。例えば、操作ペダル63と制御レバー13とをターンバック ル付きのロッドで直接連結しても良いし、リンク機構を介して連動連結しても良 い。
【0022】
【考案の効果】
本考案によれば、バックホー22のステップ32上に操作ペダル36を設け、この操 作ペダル36を静油圧式変速装置6 の制御レバー13と連動連結しているので、バッ クホー22側で操作ペダル36を操作することによりトラクタの静油圧式変速装置6 を作動させることができ、バックホー22による作業中に静油圧式変速装置6 を利 用してトラクタを容易に前後進させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す全体の側面図である。
【図2】同バックホー側の要部の側面断面図である。
【図3】同バックホー側の要部の背面断面図である。
【図4】同制御レバー連結部の側面図である。
【図5】同ブレーキカムレバー連結部の側面図である。
【図6】駐車ブレーキペダル部分の斜視図である。
【図7】ブレーキカムレバー部分の斜視図である。
【符号の説明】
1 トラクタ機体 6 静油圧式変速装置 11 操作ペダル 13 制御レバー 22 バックホー 32 ステップ 36 操作ペダル 47 プッシュプルケーブル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後進用の静油圧式変速装置(6) を備え
    ると共に、トラクタ機体(1) の後部にバックホー(22)を
    備えたトラクタにおいて、バックホー(22)のステップ(3
    2)上に操作ペダル(36)を設け、この操作ペダル(36)を静
    油圧式変速装置(6) の制御レバー(13)と連動連結したこ
    とを特徴とするトラクタの前後進操作装置。
JP401392U 1992-02-05 1992-02-05 トラクタの前後進操作装置 Pending JPH0564252U (ja)

Priority Applications (1)

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JP401392U JPH0564252U (ja) 1992-02-05 1992-02-05 トラクタの前後進操作装置

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JPH0564252U true JPH0564252U (ja) 1993-08-27

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ID=11573091

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JP401392U Pending JPH0564252U (ja) 1992-02-05 1992-02-05 トラクタの前後進操作装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009190615A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Kubota Corp トラクタにおけるブレーキランプの点灯操作構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009190615A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Kubota Corp トラクタにおけるブレーキランプの点灯操作構造
JP4673385B2 (ja) * 2008-02-15 2011-04-20 株式会社クボタ トラクタにおけるブレーキランプの点灯操作構造

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