JPH0564080B2 - - Google Patents

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JPH0564080B2
JPH0564080B2 JP61264468A JP26446886A JPH0564080B2 JP H0564080 B2 JPH0564080 B2 JP H0564080B2 JP 61264468 A JP61264468 A JP 61264468A JP 26446886 A JP26446886 A JP 26446886A JP H0564080 B2 JPH0564080 B2 JP H0564080B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
feed
sewing machine
arm
sewing
foot support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61264468A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63117792A (ja
Inventor
Kunihiro Inai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP26446886A priority Critical patent/JPS63117792A/ja
Publication of JPS63117792A publication Critical patent/JPS63117792A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、上送りと押えとをほぼ逆位相で上
下動させて縫製物を押えるとともに、上送りと下
送りとを協働させ4送り運動させて縫製物を布送
り方向に直線状又は曲線状に送る交互上下送りミ
シン、特に上送りの送り位置調節構造の改良に関
するものである。
〔従来の技術〕
第4図〜第14図は、例えば特公昭61−22595
号公報に示されている従来のミシンと類似の交互
上下送りミシンを示すもので、図中、1はミシン
アーム、2は針棒3にねじ固定されたミシン針、
4は下端に縫製物を押える押え5が設けられた押
え棒で、上記ミシンアーム1に上下動自在に軸支
されているとともに、その上端は、押えばね6を
介して押え調節ねじ7に連結されている。8は上
記押え棒4にねじ固定された押え棒だき、9はこ
の押え棒だき8とベルクランク10の下端とを枢
着する枢着ピンで、上記ミシンアーム1にねじ固
定したガイド部材11のガイド孔11aに係合さ
れて上下動がガイドされる。12は上記ベルクラ
ンク10の中間軸13に上端部が枢着された送り
足支えで、下端部に、下送り15と協働して4送
り運動する上送り14が取付けられているととも
に、上端部は、押えばね16を介して押え調節ね
じ17に連結されている。18は上記ベルクラン
ク10の上端に一端が枢着され他端が上下送り腕
19に枢着された作動腕、20は上記上下送り腕
19を揺動させる上下軸、21は一端が上記送り
足支え12に枢着され他端が上下方向中央部を支
点として揺動する前後送り調整腕22の下端に枢
着された連結腕で、上記前後送り調整腕22の上
端には、二叉部22aが形成されている。23は
前後送り軸24に固定されて揺動する前後送り
腕、25はこの前後送り腕23に位置調節可能に
取付けられたスライドブロツクで、上記二叉部2
2aにスライド可能に係合されて前後送り調整腕
22の揺動量を調節する送り量調節手段を構成し
ている。
従来の交互上下送りミシンは上記のように構成
され、上下軸20が第5図において時計廻りに回
動し、作動腕18が第5図中左方に押出される
と、第6図に示すように押え棒4が下降して縫製
物(図示せず)が押え5により押えられる。この
状態から作動腕18が第5図中左方にさらに押出
されると、第7図に示すように押え5で縫製物を
押えたままで送り足支え12が下降して縫製物が
上送り14で押えられる。
この状態から、作動腕18が第5図中左方にさ
らに押出されると、第8図に示すように上送り1
4で縫製物を押えたままで押え5が上昇する。そ
して押え5が上昇している間、第9図に示すよう
に連結腕21および前後送り調整腕22等で構成
される水平運動機構の作動により送り足支え12
が揺動し、上送り14が布送り方向に布送りす
る。
上送り14による布送り後、上下軸20は逆に
第5図において反時計廻りに回動し、作動腕18
が第5図中右方に引張られる。すると、第10図
に示すように押え棒4が下降して縫製物が押え5
により押えられる。この状態から、作動腕18が
第5図中右方にさらに引張られると、第11図に
示すように押え5で縫製物を押えたままで上送り
14が上昇する。そして上昇した上送り14は、
上記水平運動機構の作動によりその後第6図に示
す位置まで戻され、以後上記動作が繰返される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の交互上下送りミシンでは、
曲線状の小回り縫製を良好に行なうため、押え5
および上送り14は、ミシン針2の周囲および縫
製物押圧面積がコンパクトになるように形状寸法
が設定されている。また上送り14による布送り
量は、スライドブロツク25の取付け位置を調節
して前後送り調整腕22の揺動範囲を調節するこ
とにより行なわれ、第12図に示すように縫目小
の揺動範囲は、縫目大の揺動範囲よりも小さく、
かつその揺動位置は、縫目大の揺動位置の中央部
に設定調節される。このため縫目小の場合の上送
り14による布送り位置は、第13図および第1
4図に第7図および第8図の相当図として示すよ
うに押え5の位置に対し相対的に布送り方向にず
れることになる。
ところで、このように上送り14による布送り
位置が布送り方向にずれても、2枚の布等の平ら
な縫製物を布送りする場合には何等問題はない
が、段差のあるものあるいは発泡ポリウレタン材
を中に入れたカーシート材のような弾力性のある
縫製物の場合には、縫製物が押え5に引掛かつて
目詰まり等を起こし、順調に布送りができないと
いう問題がある。
そこで従来は、このような目詰まりを防止する
ために、操作者のひざ操作により押え棒4をその
都度上昇させ、段差部を乗り越えさせるようにし
ているが、この方法では縫製能率が非常に悪くな
るという問題がある。
この発明は、かかる問題点を解決するためにな
されたもので、弾力性のある縫製品や段差のある
縫製品の縫製において、縫目小の場合にも目詰り
するおそれがない交互上下送りミシンを得ること
を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る交互上下送りミシンは、送り足
支えを布送り方向に揺動させ上送りを下送りと協
働して4送り運動させる水平運動機構として、送
り足支えの揺動範囲を調節する送り量調節手段
と、送り足支えの押え棒に対する揺動位置を調節
する送り位置調節手段とを有するものを用いるよ
うにしたものである。
〔作用〕
この発明においては、水平運動機構が送り位置
調節手段を有しているので、この送り位置調節手
段の調節により、上送りの布送り位置を押えに対
して反布送り方向にずらせることができる。この
ため、縫目小の場合にも上送りの布送り位置が押
えに対し布送り方向に相対的に位置ずれすること
がなくなり、これにより目詰まりを防止できる。
〔実施例〕
第1図〜第3図はこの発明の一実施例を示すも
ので、図中、第4図〜第14図と同一符号は同一
又は相当部分を示す。26は連結腕21と前後送
り調整腕22との枢着部に取付けられた偏心ピン
で、その回動操作により、連結腕21と前後送り
調整腕22との枢着位置が偏心調節される。27
はこの偏心ピン26を所定の偏心位置で固定する
ための止めねじで、前後送り調整腕22に螺装さ
れる。
上記のように構成された交互上下送りミシンに
おいては、偏心ピン26を回動操作することによ
り、連結腕21と前後送り調整腕22との枢着位
置が偏心調節される。例えば、偏心ピン26の位
置を、第3図に符号Aで示す位置から符号Bで示
す位置まで動かすと、上送り14を押え5の手
前、すなわち第3図における左方に出すことがで
きる。このため、この状態で縫目小の縫製を行な
うと、上送り14が押え5の第3図中左方で縫製
品を押圧し、下送り15と協働して布送りを行な
うことになり、目詰まりを有効に防止できる。
なお、上記実施例では、偏心ピン26を連結腕
21と前後送り調整腕22との枢着部に配する場
合を示したが、連結腕21と送り足支え12との
枢着部に配するようにしても同様の効果が期待で
きる。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したとおり、水平運動機構
が送り位置調節手段を有しているので、上送りの
布送り位置を押えに対し手前側にずらせることが
できる。このため、弾力性のある縫製品や段差の
ある縫製品の縫製において、縫目小の場合にも目
詰まりするおそれが全くなく、縫製能率を向上さ
せることができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す交互上下送
りミシンの第4図−線断面相当図、第2図は
その作動線図、第3図は偏心ピンの調節による効
果を示す説明図、第4図は従来の交互上下送りミ
シンを示す構成図、第5図は第4図を裏面側から
見た作動線図で第2図相当図、第6図〜第11図
は従来のミシンの動作を手順に従つて順次示す説
明図、第12図は従来ミシンにおける送り量調節
を示す説明図、第13図は縫目小の場合の第7図
相当図、第14図は同様の第8図相当図である。 4:押え棒、5:押え、12:送り足支え、1
4:上送り、15:下送り、21:連結腕、2
2:前後送り調整腕、23:前後送り腕、24:
前後送り軸、26:偏心ピン、なお各図中、同一
符号は同一又は相当部分を示すものとする。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所要のタイミングで上下動し下端の押えで縫
    製物を押える押え棒と、上記押え棒とほぼ逆位相
    で上下動し下端に上送りが取付けられた送り足支
    えと、この送り足支えをその上端を支点として布
    送り方向に揺動させ上記上送りを下送りと協働し
    て4送り運動させる水平運動機構とを備えた交互
    上下送りミシンにおいて、上記水平運動機構は、
    上記送り足支えの揺動範囲を調節する送り量調節
    手段と、上記送り足支えの押え棒に対する揺動位
    置を調節する送り位置調節手段とを有しているこ
    とを特徴とする交互上下送りミシン。 2 水平運動機構は、前後送り軸に連動し設定範
    囲で揺動する前後送り量調整腕と、一端がこの前
    後送り量調整腕に枢着され他端が送り足支えに枢
    着された連結腕とを備え、送り位置調節手段は、
    上記連結腕のいずれか一方端の枢着部に設けた偏
    心ピンで構成されていることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の交互上下送りミシン。
JP26446886A 1986-11-06 1986-11-06 交互上下送りミシン Granted JPS63117792A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26446886A JPS63117792A (ja) 1986-11-06 1986-11-06 交互上下送りミシン

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JP26446886A JPS63117792A (ja) 1986-11-06 1986-11-06 交互上下送りミシン

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Publication Number Publication Date
JPS63117792A JPS63117792A (ja) 1988-05-21
JPH0564080B2 true JPH0564080B2 (ja) 1993-09-13

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ID=17403638

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JP26446886A Granted JPS63117792A (ja) 1986-11-06 1986-11-06 交互上下送りミシン

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JPS63117792A (ja) 1988-05-21

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