JPH0563972U - フロアカーペットの取付構造 - Google Patents

フロアカーペットの取付構造

Info

Publication number
JPH0563972U
JPH0563972U JP1314592U JP1314592U JPH0563972U JP H0563972 U JPH0563972 U JP H0563972U JP 1314592 U JP1314592 U JP 1314592U JP 1314592 U JP1314592 U JP 1314592U JP H0563972 U JPH0563972 U JP H0563972U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor carpet
hook
mounting structure
floor
insertion tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1314592U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2573127Y2 (ja
Inventor
輝治 黒柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
Priority to JP1992013145U priority Critical patent/JP2573127Y2/ja
Publication of JPH0563972U publication Critical patent/JPH0563972U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2573127Y2 publication Critical patent/JP2573127Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Passenger Equipment (AREA)
  • Carpets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フロアカーペットの取付構造において、取付
の信頼性を高め、コストおよび作業工数の増加を防止し
て、見栄えを損なわないこと。 【構成】 フロアカーペット6の上端61に固着する固
着部40と固着部40に連続して形成された略J字状の
係止部41とを有するフック4の係止部41を、ヒータ
ユニットの垂直壁HRに配設された差込具5の孔51内
に挿入係止するとともに、差込具5の下部に係合する抜
止片46を形成したフロアカーペットの取付構造。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、フロア他に敷設するフロアカーペットの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図13に示す第1の従来のフロアカーペットの取付構造は、立壁部Vに固着し た一方のマジックファスナーM1に、フロアカーペットFCの上端裏面に固着し た他方のマジックファスナーM2を係止して、フロアカーペットFCを取付ける ものである。
【0003】 図14に示す第2の従来の取付構造は、フロアFに固着した鉄製のブラケット BKの上端BUに、フロアカーペットFCの上端より少し離れた所で下端FDを 固着した逆J字状のフックFKの上端係止部FPを係止することにより、フロア カーペットFCを取付けるものである。
【0004】 図15に示す第3の従来の取付構造は、フロアFに固着した鉄製のブラケット BKの上部に形成した孔部BHと、フロアカーペットFCの上部に形成した孔部 FHとを一致させてクリップCPを挿入、係止することにより、フロアカーペッ トFCを取付けるものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記第1の従来の取付構造は、マジックファスナーM1、M2の係止力により フロアカーペットFCを取付けるものであるため、係止力が充分で無く信頼性が 無いという問題があった。
【0006】 上記第2の従来の取付構造は、鉄製のブラケットBKを用意し、フロアFに固 着する必要があるので、コスト増になり作業工数が増えるとともに、フックFK をフロアカーペットFCの上端より少し離れた所で固着するものであるため、フ ロアカーペットFCの上端がめくれるという問題があった。
【0007】 上記第3の従来の取付構造は、上記第2の従来構造と同様にコスト増になり作 業工数が増えるとともに、クリップCPがフロアカーペットFCの表面に露出す るため見栄えを損ない且つ極端に強い力でフロアカーペットFCが引っ張られた 時に孔部FHから裂ける可能性があった。
【0008】 そこで本考案者は、鉄製のブラケットを用いないで、立壁部に配設した差込具 にフロアカーペットの上端に固着したフックを直接係止すれば良いという本考案 の構造に関する基本思想に着眼し、信頼性を高め、コストおよび作業工数の増加 を防止して、見栄えおよび強度を高めるという目的を達成する本考案に到達した 。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案(請求項1に記載の第1考案)のフロアカーペットの取付構造は、図1 に一例を示すように、フロアカーペット1の上端11に固着する固着部20と固 着部20に連続して形成された略逆J字状の係止部21とを有するフック2の係 止部21を立壁部30に配設された差込具3の孔31内に挿入係止することによ り、フロアカーペット1を取付けるものである。
【0010】 本考案(請求項2に記載の第2考案)のフロアカーペットの取付構造は、第1 考案において、図2に一例を示すように、フック2の係止部21に差込具3から の抜けを防止する防止片22を形成したものである。
【0011】
【作用】
上記構成の第1考案の取付構造は、フロアカーペット1が引っ張られた時でも 、フック2の係止部21が差込具3に係止されているので、抜けが防止される。 図1に示す例においては、下端が立壁部30に当接して等価的にロックするので 、はずれや抜けが有効に防止される。
【0012】 上記構成の第2考案の取付構造は、フック2の係止部21に抜止片22が形成 されているので、フロアカーペット1が引っ張られてフック2の係止部21が抜 けそうになると抜止片22が差込具3に当接係止され、一層有効に抜けが防止さ れる。
【0013】
【考案の効果】
上記構成および作用を奏する第1考案の取付構造は、抜けを防止して取付の信 頼性を高め、従来の鉄製のブラケットを必要としないのでコストおよび作業工数 の増加を防止して、フロアカーペット1の表面の見栄えを良くし、孔部をフロア カーペット1に形成しないので強度を高めるという効果を奏する。
【0014】 上記構成および作用を奏する第2考案の取付構造は、フック2の係止部21に 抜止片22を形成することにより、抜け止めを一層有効に実現し、信頼性を一層 高めるという効果を奏する。
【0015】
【実施例】
次に本考案を車両のフロアカーペットの取付構造に適用した実施例について、 図面を用いて説明する。
【0016】 (第1実施例の構成) 第1実施例のフロアカーペットの取付構造は、図3に示すように自動車の前席 のフロアカーペット6の上端61の取付係止を行うものである。
【0017】 フロアカーペット6は、図3に示すようにフロアFの左右の前席の足だまり部 に配設されるもので、図6に示すように車室中央部のヒータユニットの左右の壁 HL、HR(図7は代表的に右壁HRのみ示す)にそれぞれ係止するものである 。
【0018】 フック4は、2mmの厚さのポリプロピレン製の部材で構成され、図4および図 7に示すように矩形状の固着部40に対して直角に形成された矩形状の水平部4 2とこの水平部42に対し更に下方に直角に形成された垂直部43とで係止部4 1を構成し、係止部41の下方の先端44は挿入しやすいように両側にテーパ部 45が形成されているとともに、中央には前記固着部40の方向へ傾斜させて抜 止片46が形成されており、上記フロアカーペット6の中央部のヒータユニット の左右壁に対向する位置の裏面に固着部40においてパッカ止めにより合計2個 固着される。
【0019】 差込具5は、図5および図7に示すようにポリプロピレン製の中空四角柱50 で構成され、上部にフック4のガイド用のテーパ部が形成され、中央にフック4 の垂直部43よりは厚さおよび幅が広い矩形の孔51が突設されており、車両の 中央部のヒータユニットの左右壁下部に一体成形されている。
【0020】 フロアカーペット6の上端裏面に固着された2個のフック4の係止部41を車 両のヒータユニットの左右壁に固着された2個の差込具5の矩形孔51に挿入係 止することにより、フロアカーペット6が取付けられる構造である。図6は、ヒ ータユニット左右壁HL、HRにおける取付態様を図示している。
【0021】 (第1実施例の作用) 上記構成より成る第1実施例の取付構造は、フロアカーペット6が引っ張られ たり、動いた場合、フロアカーペット6の上端61に固着したフック4が差込具 5の孔51内に挿入係止されているので、抜けたり動いたりするのを防止すると ともに、仮にフック4を上方に引き抜くような力が作用してもフック4の係止部 41に形成した抜止片46が差込具5の下壁に当接係止するので抜けを防止する 。
【0022】 (第1実施例の効果) 上記構成および作用を奏する第1実施例の取付構造は、容易に係止取付けする だけでフック4の差込具5からの抜けとりわけ上方への抜けも確実に防止される ので信頼性を高めるとともに、従来の鉄製ブラケットが不要であり、樹脂製の射 出成形品でフック4および差込具を安価に大量に生産するためコストおよび作業 工数を低減することができるという効果を奏する。特に差込具をヒータユニット と一体に成形したので部品点数が少なく、コスト、工数面のメリットが大である 。
【0023】 第1実施例の取付構造は、カーペット6の上端61の裏面のバックシートにフ ック4の固着部40をパッカ止めにより固着するものであるため、従来のクリッ プのように見栄えを損なうことなく、カーペット6に孔部が無いので裂けること が無く、強度が高いという効果を奏する。
【0024】 (第2実施例) 第2実施例の取付構造は、図8に示すように、フック7の係止部71に図中右 方に傾斜した中央の抜止片76と左右に図中左方に傾斜した抜止片77、78を 形成して、フック7が真上および左右に傾斜した角度のいずれの方向から抜く力 が作用しても確実に抜け止め作用を奏し、一層信頼性を高めるものである。
【0025】 (第3実施例) 第3実施例の取付構造は、図9に示すようにフック8の係止部81の下部に厚 さ方向左右に突出する突出部82、83を形成して、この突出部82、83を差 込具5の下部に当接係止させることより、第2実施例と同様の作用効果を奏する ものである。
【0026】 上述の実施例は、説明のために例示したもので、本考案としてはそれらに限定 されるものでは無く、実用新案登録請求の範囲に記載された構造に関する思想に 反しない限り変更および付加が可能である。
【0027】 上述の実施例においてフックの例を示したが、それらに限らず例えば図11に 示すようにフック10の固着部10Fと係止部10Hがともに上下方向の同一位 置に形成する例や、図12に示すように、フック12の固着部12Fを下方に延 在させフックを安定させるとともに固着強度を高めるもの以外にも同様の作用効 果を奏するものであれば採用可能である。
【0028】 差込具に関しても、実施例における矩形の孔に限らず長円形、楕円形その他フ ックの断面形状に応じて種々変化しうるものである。
【0029】 上述の実施例では、フックを合成樹脂で構成した例について述べたが、それに 限らず図10に示すステンレスの薄片等の金属や、その他の材料でも適度な強度 があれば利用可能である。
【0030】 第1実施例では、フロアカーペットを中央のヒータユニット側壁に取付ける例 について述べたが、車室の左右の内壁に取付けることも可能である。また、固着 方法もパッカ止めに限らず、熱溶着その他の方法も採用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1考案のフロアカーペットの取付構造の一例
を示す断面図である。
【図2】第2考案のフロアカーペットの取付構造の一例
を示す断面図である。
【図3】第1実施例のフロアカーペットの形態を示す斜
視図である。
【図4】第1実施例のフックを示す斜視図である。
【図5】第1実施例の差込具を示す斜視図である。
【図6】第1実施例のフロアカーペットの取付構造を示
す断面図である。
【図7】第1実施例のフロアカーペットの取付構造を示
す断面図である。
【図8】第2実施例のフックを示す斜視図である。
【図9】第3実施例のフックを示す断面図である。
【図10】第4実施例のフックを示す斜視図である。
【図11】本考案のフックの変形例を示す断面図であ
る。
【図12】本考案のフックの変形例を示す断面図であ
る。
【図13】第1の従来構造を示す断面図である。
【図14】第2の従来構造を示す断面図である。
【図15】第3の従来構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 フロアカーペット 2、4、7、8、9 フック 3、5 差込具 20、40、70 固着部 21、41、71、91 係止部 22、46、76、77、82、83、92 抜止片 31、51 孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロアカーペットの上端に固着する固着
    部と固着部に連続して形成された略逆J字状の係止部と
    を有するフックの係止部を、立壁部に配設された差込具
    の孔内に挿入係止することにより、フロアカーペットを
    取付けることを特徴とするフロアカーペットの取付構
    造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、フックの係止部に差
    込具からの抜けを防止する抜止片を形成したことを特徴
    とするフロアカーペットの取付構造。
JP1992013145U 1992-02-06 1992-02-06 フロアカーペットの取付構造 Expired - Fee Related JP2573127Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992013145U JP2573127Y2 (ja) 1992-02-06 1992-02-06 フロアカーペットの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992013145U JP2573127Y2 (ja) 1992-02-06 1992-02-06 フロアカーペットの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0563972U true JPH0563972U (ja) 1993-08-24
JP2573127Y2 JP2573127Y2 (ja) 1998-05-28

Family

ID=11825000

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992013145U Expired - Fee Related JP2573127Y2 (ja) 1992-02-06 1992-02-06 フロアカーペットの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2573127Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6322246U (ja) * 1986-07-29 1988-02-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6322246U (ja) * 1986-07-29 1988-02-13

Also Published As

Publication number Publication date
JP2573127Y2 (ja) 1998-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7213304B2 (en) Resilient clip fastener
US4850773A (en) Clip
US5433498A (en) Trim connecting structure
JPS641344B2 (ja)
JP3476677B2 (ja) スライドロアレールのカバー取付構造
JPH0563972U (ja) フロアカーペットの取付構造
JP3684255B2 (ja) 部品の取付構造
JPH065266Y2 (ja) 車両用コンソールボックスの取付け構造
KR100559049B1 (ko) 자동차용 보조매트 훅
JPH0154224B2 (ja)
JP2808903B2 (ja) フロアマット用固定具
JP3481131B2 (ja) アームレスト構造
JPH0323858Y2 (ja)
JPH0329609Y2 (ja)
JPH0624288Y2 (ja) シ−トベルトリトラクタ取付構造
JP3798632B2 (ja) 外装部品用クリップ
JP2504348Y2 (ja) 自動車のグリル支持装置
JP3546181B2 (ja) 締結具
JPH077273Y2 (ja) 車両用エンジンカバー構造
JPH0443617Y2 (ja)
JPS5831716Y2 (ja) カ−ペツト取付装置
JP2511341Y2 (ja) 車両におけるダッシュパットおよびカ―ペットの取付構造
JP3348929B2 (ja) 車両用シートスライドレールの端部カバー
KR200150885Y1 (ko) 차량용 보조매트 고정장치
JP3252995B2 (ja) グローブボックスの取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees