JPH0563727A - データ通信装置交換機 - Google Patents

データ通信装置交換機

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JPH0563727A
JPH0563727A JP21948691A JP21948691A JPH0563727A JP H0563727 A JPH0563727 A JP H0563727A JP 21948691 A JP21948691 A JP 21948691A JP 21948691 A JP21948691 A JP 21948691A JP H0563727 A JPH0563727 A JP H0563727A
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JP21948691A
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Inventor
Hideki Sakamoto
秀樹 阪本
Kazutoshi Nishimura
一敏 西村
Mitsuru Maruyama
充 丸山
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データの転送状態に対応して通信路の設定を
切替て、データ転送に係わる複数の装置間でのデータ転
送の効率を向上させる。 【構成】 データ転送に係わる複数の装置間に、データ
転送要求に基づく通信路を設定するデータ通信装置交換
機であり、二つの装置間で設定された通信路でのデータ
転送実行状態を監視し、この通信路でのデータの継続的
な無転送状態を検知する通信路フロー状態監視部を設
け、この検知動作に基づき、通信路を設定しているスイ
ッチの接続を、この通信路で接続されている二つの装置
のいずれかに対して他の装置が送出しているデータ転送
要求に基づく接続に変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子交換機など、複数
の装置間をクロスバスイッチなどを用いて接続し、任意
の装置間での通信路を設定する交換機に係わり、特に、
データ転送を行なう複数の装置間の接続制御を効率良く
行なうのに好適なデータ通信装置交換機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の装置間を任意の組合せで接
続制御する交換機は、例えば、愛澤慎一著「やさしいデ
ィジタル交換」(1983年、社団法人 電気通信協会
発行)の第5頁から第20頁に記載の自動交換機のよう
に、通話路の接続切替に用いるクロスバスイッチなどの
通話路スイッチからなる通話路部と、この通話路部の動
作を制御する制御部により構成されている。そして、例
えば、複数の情報処理装置と複数の通信処理装置、ある
いは、複数の記憶装置とからなるデータ通信に係わる装
置群の接続を制御するデータ通信装置交換機は、それぞ
れの装置間のデータ転送要求に応じて、制御部により、
通話路部の接続を制御し、目的とする装置間に、通信路
を設定する。
【0003】図4は、従来のデータ通信装置交換機を用
いたデータ転送システムの構成を示すブロック図であ
る。データ通信装置交換機51は、それぞれのデータ転
送に係わる装置(図中、Tと記載)52〜55の接続線
56〜59の接続を切り替えるクロスバスイッチの接点
62〜65と、制御線66を介して、これらのクロスバ
スイッチの接点62〜65の切り替え動作を制御する制
御部61とにより構成されている。従来、この種のデー
タ通信装置交換機51では、装置53と装置54のよう
な特定の二者間でのデータ転送中に、別の装置52か
ら、現在、データ転送中の装置54に対するデータ転送
要求が通知された場合には、先着優先方式や、インタリ
ーブ方式などにより対応している。すなわち、先着優先
方式では、制御部61は、現在行なわれている装置53
と装置54とのデータ転送が終了するまで、クロスバス
イッチの接点63の接続を保持し、後から発生した装置
52と装置54との間のデータ転送要求を、待ち行列に
入れておく。また、インタリーブ方式では、制御部61
は、図4(b)で示すように、現時点で必要とされる装
置間のデータ転送用の通信路を設定するための全てのク
ロスバスイッチの接点候補(62)、(63)を、接点
候補テーブル60に組み入れておき、適当な時間周期
で、接点候補テーブル60内の接点候補(62)、(6
3)を交互に切り替え、装置54の接続線58の接続先
を、装置53と装置54との通信路と、装置52と装置
54との通信路とで、時分割により変更して設定する。
【0004】図5は、図4におけるデータ通信装置交換
機の動作を示すタイムチャートである。図5(a)は、
先着優先方式、また、図5(b)は、インタリーブ方式
のクロスバスイッチの接点の変更動作を示している。図
5(a)において、時刻T4は、先着優先方式におい
て、第1のデータ転送である図4における装置53と装
置54間のデータ転送が終了した時点であり、この時刻
4以降、図4における接続線58の接続をクロスバス
イッチの接点62に切り替え、第2のデータ転送である
図4における装置52と装置54との間の通信路を設定
する。また、図5(b)において、T5は、インタリー
ブ方式の時分割の周期であり、このT5を周期として、
現在接続が要求されている全ての接続候補(62)、
(63)を交互に切り替える。
【0005】しかし、このような従来のデータ通信装置
交換機では、装置間の接続は、各装置からの接続要求の
みに基づいて行なわれていたため、装置間データ転送の
実行状態、すなわち、フロー状態とは無関係に、装置間
の通信路が設定されていた。例えば、実際のデータ転送
時には、データ受信側装置の定常的、あるいは、一時的
なデータ処理能力不足により、データ送信側装置に、継
続的に、もしくは、頻繁に送信規制がかけられた状態に
なることがある。また、逆に、データ送信側装置の定常
的、あるいは、一時的なデータ処理能力不足のために、
アンダーランが、継続的に、もしくは、頻繁に発生する
状態となることがある。このような状態では、設定され
た装置間の通信路上でのデータ転送は、全く、あるい
は、ほとんど行なわれていない。このような場合におい
ても、従来のデータ通信装置交換機では、装置間の通信
路は確立されたままであり、その結果、例えば、先着優
先方式の場合には、先行して行なわれている装置間のデ
ータ転送において発生するデータフローの継続的あるい
は一時的な減少により、データ転送を待っている他の装
置を、より長時間待たせることとなる。また、インタリ
ーブ方式の場合にも、一定の時間割合は、データがほと
んど転送されていない通信路に割り当てられることとな
り、結果的に、他の装置のデータ転送の完了を遅延させ
てしまう。このように、いずれの場合にも、全体で見た
装置間データ転送の効率が劣化するという問題があっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来技術では、データ転送に係わる装置間でのデ
ータ転送時におけるフロー状態に係わる考慮がなされて
おらず、データの転送効率の劣化を防ぐことができない
点である。本発明の目的は、これら従来技術の課題を解
決し、設定されている通信路でのデータ転送のフロー状
態に対応して通信路の設定切替を行ない、データの無転
送状態などによるデータの転送効率の劣化を防き、デー
タ転送に係わる複数の装置間でのデータ転送の効率を向
上させることを可能とするデータ通信装置交換機を提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のデータ通信装置交換機は、(1)データ通
信に係わる複数の装置のそれぞれに接続されている各々
の伝送路の接続を切り替える複数のスイッチからなる通
信路部と、装置からのデータ転送要求に基づき、この通
信路部のそれぞれのスイッチの切り替え動作を制御する
制御部とを有し、複数の装置間に、それぞれの装置から
のデータ転送要求に基づき、通信路を設定するデータ通
信装置交換機において、二つの装置間で設定された通信
路でのデータ転送実行状態を監視し、この通信路でのデ
ータの継続的な無転送状態を検知する通信路フロー状態
監視部を具備し、制御部は、この通信路フロー状態監視
部の検知動作に基づき、通信路を設定しているスイッチ
の接続を、この通信路で接続されている二つの装置のい
ずれかに対して他の装置が送出しているデータ転送要求
に基づく接続に変更することを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明においては、通信路のフロー状態に基づ
き、データ通信に係わる複数の装置間の通信路の設定を
制御する。すなわち、通信路フロー状態監視部では、常
時、現在設定されている装置間の通信路でのデータ転送
の実行状態(フロー状態を)監視している。そして、例
えば、装置間のデータ処理能力の差などにより、通信路
上で、データ転送がまったく行なわれていないか、非常
に少ない状態になると、無転送状態を検知する。この通
信路フロー状態監視部による無転送状態の検知は、デー
タの転送効率の劣化状態を意味しており、制御部は、こ
の検知に基づき、例えば、先着優先方式では、一旦、現
在の通信路を開放し、次の要求の接続を先行して行な
う。また、インタリーブ方式では、現在の通信路を設定
している接点を、接点候補テーブルから外すことによ
り、他のデータ転送要求を行なっている装置に対応する
通信路の設定時間を増加させる。尚、もし、データ転送
効率の劣化の原因が、一時的なデータ処理能力差の場合
には、その後、中断されていた装置からのデータ転送要
求が観測された時点などで、先着優先方式においては、
中断されていた通信路を復旧し、また、インタリーブ方
式では、該当する装置間の通信路を設定するための接点
を、接点候補テーブルに組み入れる。また、データ転送
効率の劣化の原因が、定常的なデータ処理能力差の場合
には、バッファに、一定量のデータが溜った時点、ある
いは、一定量の空きができたとみなせる一定時間が経過
した時点で、上述の先着優先方式、および、インタリー
ブ方式での処理を行なう。このようにすることにより、
設定された装置間の通信路上で、データ転送が全くない
か、もしくは、データ転送が減少している時間はなくな
り、全体で見たスループット効率の劣化を防止すること
ができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明を施したデータ通信装置交換
機を用いたデータ転送システムの本発明に係わる構成の
一実施例を示すブロック図である。本図において、1は
本発明のデータ通信装置交換機で、2、3および4、5
は、それぞれ、データ通信装置交換機1により接続さ
れ、データ転送を行なう装置である(図中、Tと記
載)。ここで、装置2、3は、データクライアントであ
り、それぞれ、接続線6、7を介して一方的にデータを
受信し、また、装置4、5は、データサーバであり、接
続線8、9を介して一方的にデータを送出する。また、
データ通信装置交換機1において、18〜21は、それ
ぞれ、クロスバスイッチ接点12〜15の接続により設
定された通信路のデータのフロー状態を監視する通信路
フロー状態監視部(図中、Sと記載)であり、11は、
それぞれの装置2〜5から通知制御線17を介して送出
された接続要求などに基づき、制御線16を介してクロ
スバスイッチ接点12〜15の接続の切替制御を行なう
制御部である。尚、制御部11は、インタリーブ方式で
は、接点候補テーブル10を有する。このような構成に
より、本実施例のデータ通信装置交換機1は、設定され
た通信路のデータ転送実行状態であるフロー状態に基づ
き、通信路の設定切替を行なう。以下、その動作を、説
明する。
【0010】本実施例においては、通信路におけるデー
タの転送は、クロック同期により行なわれているものと
する。すなわち、送信側装置は、クロックの立ち下がり
に同期してデータを送り出し、また、受信側装置は、ク
ロックの立ち下がりに同期してデータを受け取るものと
する。このようなデータ転送システムにおいては、も
し、送信側装置が、処理能力不足から、このクロックに
同期してデータを送出できない場合には、送信側装置
は、WAIT−S信号をアクティブにすることにより、
受信側装置に通知する。また、逆に、受信側装置の準備
ができていない場合には、受信側装置は、WAIT−R
信号をアクティブにして、送信側装置からの新たなデー
タ転送を規制する。通信路フロー状態監視部18〜21
は、それぞれ、クロスバスイッチ接点12〜15の接続
により設定された通信路のデータのフロー状態を観測す
るものであり、上述のWAIT−S信号、および、WA
IT−R信号がアクティブ状態である時間の長さ、およ
び、頻度を測定することにより、通信路における転送デ
ータのフロー状態を監視する。そして、例えば、測定し
ている時間間隔が、予め定めておいた一定値以上に延び
た場合、通信路上で、送信規制やアンダーランなどの状
態が発生していると判断して、この通信路上でのデータ
の無転送状態を、制御線22を介して、制御部11に通
知する。通信路フロー状態監視部18〜21からのデー
タの無転送状態検知結果を受信した制御部11は、通信
路を設定しているスイッチの接続を、この通信路で接続
されている二つの装置のいずれかに対して他の装置が送
出しているデータ転送要求に基づく接続に変更する。
【0011】上述の動作を、より具体的に説明する。
今、クロスバスイッチの接点13が接続され、装置3と
装置4との二つの装置間で通信路が設定されているもの
とする。ここで、別の装置2から、現在データ転送中の
装置4へのデータ転送要求が発生したものとする。その
接続要求は、通知制御線17を経由して、制御部11に
通知される。制御部11は、先着優先方式をとっている
場合には、装置3と装置4のデータ転送終了後に、装置
2と装置4との接続を行なうため、クロスバスイッチの
接点12の接続を、接続待ち行列に加えておく。また、
インタリーブ方式をとっている場合には、制御部11
は、クロスバスイッチの接点12と、クロスバスイッチ
の接点13とを、接点候補テーブル10に組み入れてお
き、両接点を一定周期で交互に接続する。一方、通信路
フロー状態監視部19では、データ転送を行なっている
装置3と装置4間の通信路のフロー状態の監視を行なっ
ている。もし、装置3に障害が発生し、一時的にデータ
処理能力が減少した場合、装置3は、装置4に対して、
送信規制信号WAIT−Rをアクティブにし、装置4
は、装置3に対する送信を、一時的に停止する。本実施
例では、データは、装置4から装置3へ一方的に流れて
いるため、装置3と装置4との間の通信路は、一時的に
無転送状態となる。通信路フロー状態監視部19は、装
置3から装置4への間の通信路状の送信規制時間を測定
し、一定時間以上になったことで、継続的な無転送状態
となったと判断し、制御線22を通して、制御部11に
通知する。制御部11は、先着優先方式では、一旦、現
在の通信路を設定するためのクロスバスイッチの接点1
3を開放し、次の要求の装置2と装置4との間の通信路
を設定するためのクロスバスイッチの接点12の接続を
行なう。また、インタリーブ方式では、クロスバスイッ
チの接点13を、接点候補テーブル10から外す。その
後、装置3が、内部障害から回復し、データ処理能力が
回復したものとすると、装置3は、通信路上のデータW
AIT−Rをノンアクティブに戻す。この動作により、
通信路フロー状態監視部19は、装置3のデータ転送能
力の回復を知り、制御線22を通して、制御部11に通
知する。装置3のデータ転送能力の回復を通知された制
御部11は、先着優先方式の場合には、中断されていた
装置3と装置4との通信路を復旧し、また、インタリー
ブ方式の場合には、該当装置間の通信路を設定するため
のクロスバスイッチの接点13を、接点候補テーブル1
0に組み入れる。その後、再び、通信路フロー状態監視
部19によるデータ転送のフロー状態の監視を行ない、
その状態に応じて、制御部11による同様のクロスバス
イッチの制御を繰り返す。このようにすることにより、
設定された装置間の通信路上でのデータの無転送時間が
減少し、データ転送システム全体におけるスループット
効率の劣化を防止することができる。
【0012】図2は、図1におけるデータ転送システム
の本発明に係わる処理動作の一実施例を示すタイミング
チャートである。上述のように、本実施例においては、
通信路におけるデータの転送は、クロック同期により行
なわれており、本図において、CLK23は、データ2
4の同期クロックであり、送信側装置は、このCLK2
3の立ち下がりに同期してデータ24を送り出し、ま
た、受信側装置は、このCLK23の立ち下がりに同期
してデータ24を受け取る。送信側装置が、処理能力不
足から、このCLK23に同期してデータ24を送出で
きない場合、WAIT−S信号25をアクティブにする
ことにより、受信側装置に通知する。また、逆に、受信
側装置の準備ができていない場合には、受信装置側は、
WAIT−R信号26をアクティブにして、送信側装置
からの新たなデータ転送を規制する。図中の時間TS2
7は、WAIT−S信号25がアクティブ状態である時
間を示しており、また、時間TR28は、WAIT−R
信号26がアクティブ状態である時間を示している。図
1における通信路フロー状態監視部18〜21は、それ
ぞれ、時間TS27、TR28の長さ、および、頻度を
測定することにより、通信路における転送データのフロ
ー状態を知り、時間TS27やTR28が、予め定めて
おいた一定値以上に延びた場合には、通信路上で、送信
規制やアンダーランなどの状態が発生しているものと判
断する。
【0013】図3は、図1におけるデータ通信装置交換
機の本発明に係わる処理動作の一実施例を示すタイムチ
ャートである。本実施例においては、データ通信装置交
換機は、図1のクロスバスイッチの接点(13)による
通信路を設定しており、T1の時点で、図1のクロスバ
スイッチの接点(12)による通信路でのデータ転送要
求が発生したものとする。図3(a)で示すように、先
着優先方式をとっている場合には、クロスバスイッチの
接点(12)の接続を、接続待ち行列に加えておく。ま
た、インタリーブ方式をとっている場合には、図3
(b)で示すように、クロスバスイッチの接点(12)
をクロスバスイッチの接点(13)と同様に、図1の接
点候補テーブル10に組み入れておき、両接点を一定周
期で交互に接続する。T2の時点では、図1の通信路フ
ロー状態監視部19が、クロスバスイッチの接点(1
3)で設定されている通信路上でのデータ転送の無転送
状態を検知し、図3(a)に示すように、先着優先方式
では、一旦、現在の通信路を設定するためのクロスバス
イッチの接点(13)を開放し、次の接続要求に対応す
る通信路を設定するためのクロスバスイッチの接点(1
2)の接続を行なう。また、図3(b)に示すように、
インタリーブ方式では、クロスバスイッチの接点(1
3)を、図1の接点候補テーブル10から外し、クロス
バスイッチの接点(12)の接続を行なう。次に、T3
の時点で、クロスバスイッチの接点(13)の通信路で
のデータ転送の無転送状態を発生させた装置が、内部障
害から回復し、データ処理能力が回復すると、図3
(a)に示すように、先着優先方式の場合には、中断さ
れていたクロスバスイッチの接点(13)による通信路
を復旧する。また、図3(b)に示すように、インタリ
ーブ方式の場合には、該当装置間の通信路を設定するた
めの接点(13)を、図1の接点候補テーブル10に組
み入れ、その後の周期で、中断されていたクロスバスイ
ッチの接点(13)による通信路を復旧する。
【0014】以上、図1〜図3を用いて説明したよう
に、本実施例のデータ通信装置交換機では、現在設定さ
れている通信路でのデータ転送のフロー状態を、常時監
視する。そして、装置間転送における一時的な、あるい
は、定常的な装置間のデータ処理能力の差により発生す
るフロー規制中など、通信路上で転送が行なわれていな
い状態を検出した場合、一時的に、次の装置間接続要求
に基づく通信路を設定するか、もしくは、該当接続とは
別の装置間接続へ時間を割り当てる。そして、データ転
送が再び可能状態となった時に、復旧を図る。このこと
により、設定された通信路上でのデータ無転送状態など
によるデータの転送効率の劣化を防ぐことができ、デー
タ転送に係わる複数の装置群間でのデータ転送効率を向
上させることができる。尚、本発明は、図1〜図3を用
いて説明した実施例に限定されるものではなく、例え
ば、より多くの装置群からなるシステムや、クロスバー
スイッチ以外の通話路スイッチを用いた構成の交換機な
どにも適用できる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、設定されている通信路
でのデータ転送のフロー状態に対応して通信路の設定切
替を行なうことにより、データの無転送状態などによる
データの転送効率の劣化を防ぐことができ、データ転送
に係わる複数の装置間でのデータ転送の効率を向上させ
ることが可能である。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を施したデータ通信装置交換機を用いた
データ転送システムの本発明に係わる構成の一実施例を
示すブロック図である。
【図2】図1におけるデータ転送システムの本発明に係
わる処理動作の一実施例を示すタイミングチャートであ
る。
【図3】図1におけるデータ通信装置交換機の本発明に
係わる処理動作の一実施例を示すタイムチャートであ
る。
【図4】従来のデータ通信装置交換機を用いたデータ転
送システムの構成を示すブロック図である。
【図5】図4におけるデータ通信装置交換機の動作を示
すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 データ通信装置交換機 2〜5 装置 6〜9 接続線 10 接点候補テーブル 11 制御部 12〜15 クロスバスイッチ接点 16 制御線 17 通知制御線 18〜21 通信路フロー状態監視部 22 制御線 23 CLK 24 データ 25 WAIT−S信号 26 WAIT−R信号 27 時間TS 28 時間TR 51 データ通信装置交換機 52〜55 装置 56〜59 接続線 60 接点候補テーブル 61 制御部 62〜65 クロスバスイッチの接点 66 制御線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ通信に係わる複数の装置のそれぞ
    れに接続されている各々の伝送媒体の接続を切り替える
    複数のスイッチからなる通信路手段と、上記装置からの
    データ転送要求に基づき、該通信路手段のそれぞれのス
    イッチの切り替え動作を制御する制御手段とを有し、上
    記複数の装置間に、それぞれの装置からのデータ転送要
    求に基づき、通信路を設定するデータ通信装置交換機に
    おいて、二つの装置間で設定された通信路でのデータ転
    送実行状態を監視し、該通信路でのデータの継続的な無
    転送状態を検知する通信路フロー状態監視手段を具備
    し、上記制御手段は、該通信路フロー状態監視手段の検
    知動作に基づき、上記通信路を設定しているスイッチの
    接続を、該通信路で接続されている上記二つの装置のい
    ずれかに対して他の装置が送出しているデータ転送要求
    に基づく接続に変更することを特徴とするデータ通信装
    置交換機。
JP21948691A 1991-08-30 1991-08-30 データ通信装置交換機 Pending JPH0563727A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8137160B2 (en) 2007-02-06 2012-03-20 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Gear matching device and gear machining apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8137160B2 (en) 2007-02-06 2012-03-20 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Gear matching device and gear machining apparatus

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