JPH0563529A - バツフア回路 - Google Patents

バツフア回路

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JPH0563529A
JPH0563529A JP3218201A JP21820191A JPH0563529A JP H0563529 A JPH0563529 A JP H0563529A JP 3218201 A JP3218201 A JP 3218201A JP 21820191 A JP21820191 A JP 21820191A JP H0563529 A JPH0563529 A JP H0563529A
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JP
Japan
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output node
buffer
channel transistor
buffer output
state
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JP3218201A
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English (en)
Inventor
Yoshio Yokota
美穂 横田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリバッファ部と主バッファ部で構成される
バッファ回路であり、プリバッファ部に形成された互い
に逆向きのゲート手段の駆動能力を変えることで、所望
のスルーレートが得られると共に、立ち上がりとたち下
がりで異なるスルーレートを設定でき、主バッファ部の
貫通電流を低減する。 【構成】 プリバッファ部100 を構成する第一のpチャ
ネルトランジスタ101 と第一のnチャネルトランジスタ
102 の間に、第一のプリバッファ出力ノード131から第
二のプリバッファ出力ノード132 へ信号を伝える第一の
複数個のゲート手段110 、111 と、第二のプリバッファ
出力ノード132 から第一のプリバッファ出力ノード131
へ信号を伝える第二の複数個のゲート手段112 、113 を
接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はバッファ回路に係わ
り、例えば出力信号の立ち上がり、立ち下がりの傾きを
緩やかにするバッファ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の出力バッファ回路を示す
回路図である。同図において100 は、プリバッファ部で
あり以下の構成である。101 は電源電位点とプリバッフ
ァ出力ノード133 との間に接続され、ゲートが入力ノー
ド130 に接続される第一のpチャネルトランジスタであ
る。102 はプリバッファ出力ノード133 と接地電位点と
の間に接続され、ゲートが入力ノード130 に接続される
第一のnチャネルトランジスタである。200 は主バッフ
ァ部であり以下の構成である。201 は電源電位点と出力
ノード230 の間に接続され、ゲートがプリバッファ出力
ノード133 に接続される第二のpチャネルトランジスタ
である。202 は出力ノード230 と接地電位点との接続さ
れ、ゲートがプリバッファ出力ノード133 に接続される
第二のnチャネルトランジスタである。
【0003】次に上記の様に構成された従来の出力バッ
ファ回路の動作について説明する。図5は、図4におけ
る入力に与える信号、プリバッファ出力ノードの波形、
出力ノードの波形を示したものである。図5(a) に示す
入力信号を入力ノード130 に与える。入力信号が "L”
から "H”に立ち上がった場合、第一のpチャネルトラ
ンジスタ101 はON状態からOFF状態へと移行し第一
のnチャネルトランジスタ102 はOFF状態からON状
態へと変化し、プリバッファ出力ノード133 の電位を "
L”へ引き落とすため、プリバッファ出力ノード133 の
波形は図5(b)に示すプリバッファ出力信号Gのような
急峻な立ち下がりとなる。さらに、このプリバッファ出
力ノードの変化により第二のpチャネルトランジスタ20
1 がOFF状態からON状態へ変化し第二のnチャネル
トランジスタ202 はON状態からOFF状態へと変化
し、第二のpチャネルトランジスタ201 が出力ノード23
0 を"H”へ引き上げるため出力ノード230 の波形は図
5(c) に示す出力信号PADのような急峻な立ち上がり
となる。
【0004】入力信号が "H”から "L”へ立ち下がっ
た場合は上記とまったく逆の動作となり、第一のpチャ
ネルトランジスタ101 はOFF状態からON状態へ移行
し第一のnチャネルトランジスタ102 はON状態からO
FF状態へと変化するためプリバッファ出力ノード133
の電位は "L”から "H”となり急峻に立ち上がり図5
(b) に示すプリバッファ出力信号Gのような波形とな
る。さらに、このプリバッファ出力ノード133 の変化に
より第二のpチャネルトランジスタ201 はON状態から
OFF状態へ移行し第二のnチャネルトランジスタ202
はOFF状態からON状態へ変化するため、出力ノード
230 の電位を "L" へ引き落とすので、出力ノード230
は "H" から "L”となり、図5(c) に示す出力信号P
ADのような急峻な立ち下がりとなる。
【0005】図6は従来の出力バッファ回路の一つであ
るスルーレートコントロールバッファ回路の回路図であ
る。なお、スルーレートとは信号の電圧レベル変化と立
ち上がり時間あるいは立ち下がり時間の比であり、スル
ーレートコントロールバッファ回路はこのスルーレート
を変えることのできるバッファ回路である。同図におい
て、100 はプリバッファ部であり以下の構成である。10
1 は電源電位点と第一のプリバッファ出力ノード131 と
の間に接続され、ゲートが入力ノード130 に接続される
第一のpチャネルトランジスタである。102 は第二のプ
リバッファ出力ノード132 と接地電位点との間に接続さ
れ、ゲートが入力ノード130 に接続される第一のnチャ
ネルトランジスタである。120 は第一のプリバッファ出
力ノード131 と第二のプリバッファ出力ノード132 の間
に接続され、二つの入力が入力ノード130 に接続される
並列接続されたpチャネルトランジスタ及びnチャネル
トランジスタからなるトランスミッションゲートであ
る。次に200 は主バッファ部であり以下の構成である。
201 は電源電位点と出力ノード230 との間に接続され、
ゲートが第一のプリバッファ出力ノード131 に接続され
る第二のpチャネルトランジスタである。202 は出力ノ
ード230 と接地電位点との間に接続され、ゲートが第二
のプリバッファ出力ノード132 に接続される第二のnチ
ャネルトランジスタである。
【0006】次にこの様に構成された従来のスルーレー
トコントロールバッファ回路の動作について説明する。
図7は、図6における入力に与える信号、第一のプリバ
ッファ出力ノードの波形、第二のプリバッファ出力ノー
ドの波形、出力ノードの波形を示したものである。図7
(a) に示した入力信号を入力ノード130 に与える。入力
信号が "L”から "H”に立ち上がった場合、第一のp
チャネルトランジスタ101 はON状態からOFF状態へ
と移行し第一のnチャネルトランジスタ102 はOFF状
態からON状態へと変化する。第一のnチャネルトラン
ジスタ102 のON状態への移行に伴なって、第二のプリ
バッファ出力ノード132 の電位を "L”へ引き落とすた
め、第二のプリバッファ出力ノード132 の波形は図7
(c) に示す第二のプリバッファ出力信号Gnのような急
峻な立ち下がりとなる。
【0007】このときトランスミッションゲート120 の
nチャネルトランジスタはOFF状態からON状態とな
りpチャネルトランジスタはON状態からOFF状態と
なるため、このnチャネルトランジスタを通じて第一の
プリバッファ出力ノード131は緩やかに "L”に引き落
とされ、第一のプリバッファ出力ノード131 の波形は図
7(b) に示す第一のプリバッファ出力信号Gpのような
緩やかな波形となる。
【0008】さらに、この第一のプリバッファ出力ノー
ド131 の電位変化により第二のpチャネルトランジスタ
201 が緩やかにOFF状態からON状態へ変化し、第二
のプリバッファ出力ノード132 の電位変化により第二の
nチャネルトランジスタ202は直ちにON状態からOF
F状態へと変化し、第二のpチャネルトランジスタ201
が出力ノード230 の電位を緩やかに "H”へ引き上げる
ため、出力ノード230の波形は図7(d) に示す出力信号
のような緩やかな立ち上がりとなる。
【0009】入力信号が "H”から "L”へ立ち下がっ
た場合は上記とまったく逆の動作となり、第一のpチャ
ネルトランジスタ101 はOFF状態からON状態へ移行
し、第二のnチャネルトランジスタ102 はON状態から
OFF状態へと変化するため、第一のプリバッファ出力
ノード131 の電位は "L”から "H”と急峻に立ち上が
り図7(b) に示す第一のプリバッファ出力信号Gpのよ
うな波形となる。このときトランスミッションゲート12
0 のnチャネルトランジスタはON状態からOFF状態
となりpチャネルトランジスタはOFF状態からON状
態となるので、このpチャネルトランジスタを通じて第
二のプリバッファ出力ノード132の電位は緩やかに "H"
へ引き上げられ、第二のプリバッファ出力ノード132
の波形は図7(c) に示す第二のプリバッファ出力信号G
pのような波形となる。
【0010】さらに、この第一のプリバッファ出力ノー
ド131 の電位変化により第二のpチャネルトランジスタ
201 はON状態からOFF状態へ直ちに移行し、第二の
プリバッファ出力ノード132 の電位変化により第二のn
チャネルトランジスタ202 はOFF状態からON状態へ
緩やかに変化するため、出力ノード230 の電位を緩やか
に "L”へ引き落とすので、出力ノード230 の電位は緩
やかに "H”から "L”となり、図7(d) に示す出力信
号のような緩やかな立ち下がりとなる。
【0011】以上のように、スルーレートコントロール
バッファ回路は出力波形の立ち上がり、立ち下がりを共
に緩やかにしたものであり、長いバスラインなどをたた
く場合に用いられるものである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のスルーレートコ
ントロールバッファ回路は以上のように構成されている
ので、スルーレートがトランスミッションゲート120 の
pチャネルトランジスタ及びnチャネルトランジスタの
抵抗分に依存するため、大きなスルーレートを確保でき
ず、さらに立ち上がりと立ち下がりが等しいスルーレー
トしか設定できないなどの問題点があった。
【0013】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、大きなスルーレートを確保で
き、立ち上がりと立ち下がりで異なるスルーレートを設
定できるバッファ回路を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係るバッファ
回路は、第一のpチャネルトランジスタと第一のnチャ
ネルトランジスタが直列接続されるプリバッファ部を有
したものにおいて、第一のpチャネルトランジスタと第
一のnチャネルトランジスタとの間に直列的に接続さ
れ、第一のpチャネルトランジスタ側から第一のnチャ
ネルトランジスタ側に信号を伝達する第一のゲート手段
と、第一のpチャネルトランジスタを第一のnチャネル
トランジスタとの間に直列的に接続され、第一のnチャ
ネルトランジスタ側から第一のpチャネルトランジスタ
側に信号を伝達する第二のゲート手段とを設けたもので
ある。
【0015】
【作用】この発明にあっては、第一のゲート手段か第一
のpチャネルトランジスタに入力される信号に基づいて
導通した際の第一のプリバッファ出力ノードの電位変化
を所定時間遅延させて第二のプリバッファ出力ノードに
伝達し、第二のゲート手段が第一のnチャネルトランジ
スタに入力される信号に基づいて導通した際の第二のプ
リバッファ出力ノードの電位変化を所定時間遅延させて
第一のプリバッファ出力ノードに伝達せしめ、所望のス
ルーレートを設定せしめる。
【0016】
【実施例】実施例1.以下、この発明の実施例1を図1
ないし図3に基づいて説明する。図1は本発明の一実施
例を示す出力バッファ回路の一つであるスルーレートコ
ントロールバッファ回路の回路図である。同図におい
て、100 はプリバッファ部であり以下の構成である。10
1 は電源電位点VDDと第一のプリバッファ出力ノード13
1 との間に接続され、ゲートが入力ノード130 に接続さ
れる第一のpチャネルトランジスタである。102 は第二
のプリバッファ出力ノード132 と接地電位点GNDとの
間に接続され、ゲートが入力ノード130 に接続される第
一のnチャネルトランジスタである。
【0017】110 は入力が第一のプリバッファ出力ノー
ド131 に接続されるインバータである。111 は前記イン
バータ110 の出力が入力に接続され、出力が第二のプリ
バッファ出力ノード132 に接続されるインバータで、こ
の実施例1においては上記インバータ110 とで、第一の
プリバッファ出力ノード131 と第二のプリバッファ出力
ノード132 との間に接続され、第一のプリバッファ出力
ノード131 から第二のプリバッファ出力ノード132 へ信
号を伝える第一のゲート手段103 を構成している。112
は入力が第二のプリバッファ出力ノード132 に接続され
るインバータである。113 は入力が前記インバータ112
の出力が接続され、出力が第一のプリバッファ出力ノー
ド131 に接続されるインバータで、この実施例において
は、上記インバータ112 とで、第二のプリバッファ出力
ノード132 と第一のプリバッファ出力ノード131 との間
に接続され、第二のプリバッファ出力ノード132 から第
一のプリバッファ出力ノード131 へ信号を伝える第二の
ゲート手段104 を構成している。
【0018】次に200 は主バッファ部であり以下の構成
である。201 は電源電位点VDDと出力ノード230 との間
に接続され、ゲートが第一のプリバッファ出力ノード13
1 に接続される第二のpチャネルトランジスタである。
202 は出力ノード230 と接地電位点GNDとの間に接続
され、ゲートが第二のプリバッファ出力ノードに接続さ
れる第二のnチャネルトランジスタである。
【0019】図2は図1における第一及び第二のゲート
手段103 、104 を構成するインバータ110 、111 、112
、113 を示すものであり、Tpは電源電位点VDDと出
力OUTPUTに接続されるpチャネルトランジスタ、
Tnは出力OUTPUTと接地電位点GNDに接続され
るnチャネルトランジスタであり、それぞれのトランジ
スタTp、Tnのゲートが入力INPUTに接続される
ものである。
【0020】次に、上記の様に構成された実施例1の動
作について説明する。図3は図1における入力に与える
信号、第一のプリバッファ出力ノードの波形、第二のプ
リバッファ出力ノードの波形、出力ノードの波形を示し
たものである。まず、図(a)に示した入力信号を入力ノ
ード130 に与える。入力信号が "L”から "H”へ立ち
上がった場合、第一のpチャネルトランジスタ101 はO
N状態からOFF状態へ移行する。また第一のnチャネ
ルトランジスタ102 はOFF状態からON状態へ変化
し、第二のプリバッファ出力ノード132 の電位を "L”
へ引き落とすため、第二のプリバッファ出力ノード132
の波形は図3(c) に示す第二のプリバッファ出力信号G
nのような急峻な立ち下がりとなる。
【0021】続いて、第二のプリバッファ出力ノード13
2 の電位が "L”へ移行することによって、第二のゲー
ト手段104 を構成するインバータ112 及びインバータ11
3 を通じて第一のプリバッファ出力ノード131 へ "L”
の電位が伝わるため、第一のプリバッファ出力ノード13
1 は緩やかに "L”へ引き落とされ、図3(b) に示す第
一のプリバッファ出力信号Gpのような波形となる。
【0022】さらに、この第一のプリバッファ出力ノー
ド131 の電位変化により第二のpチャネルトランジスタ
201 が緩やかにOFF状態からON状態へ変化し、第二
のプリバッファ出力ノード132 の電位変化により第二の
nチャネルトランジスタ202は直ちにON状態からOF
F状態へと変化し、第二のpチャネルトランジスタ201
が出力ノード230 を緩やかに "H”へ引き上げるため、
出力ノード230 の波形は図3(d) に示す出力信号のよう
な緩やかな立ち上がりとなる。
【0023】上述の第二のプリバッファ出力ノード132
における "L”への電位変化を第一のプリバッファ出力
ノード131 へ伝達する時間は、第二のゲート手段104 を
構成するインバータ113 の駆動能力、特にインバータ11
3 のnチャネルトランジスタに依存し、この駆動能力が
弱いほど伝達する時間が遅くなり、第一のプリバッファ
出力ノード131 の立ち下がりが緩やかになる。
【0024】次に、図3(a) に示す入力信号が "H”か
ら "L”へ立ち下がった場合は、第一のpチャネルトラ
ンジスタ101 はOFF状態からON状態へ移行し、第一
のnチャネルトランジスタ102 はON状態からOFF状
態へと変化するため、第一のプリバッファ出力ノード13
1 の電位は "L”から "H”へ引き上げられ、図3(b)
に示す第一のプリバッファ出力信号Gpのような急峻な
立ち上がりとなる。
【0025】続いて、第一のプリバッファ出力ノード13
1 の電位が "H”へ移行することによって、第一のゲー
ト手段103 を構成するインバータ110 及びインバータ11
1 を通じて第二のプリバッファ出力ノード132 へ "H”
の電位が伝わるため、第二のプリバッファ出力ノード13
2 の電位は緩やかに "H”へと引き上げられ、図3(c)
に示す第二のプリバッファ出力信号Gnのような緩やか
な立ち上がりとなる。
【0026】さらに、この第一のプリバッファ出力ノー
ド131 の電位変化により第二のpチャネルトランジスタ
201 が直ちにON状態からOFF状態へ変化し、第二の
プリバッファ出力ノード132 の電位変化により第二のn
チャネルトランジスタ202 は緩やかにOFF状態からO
N状態へと変化し、第二のnチャネルトランジスタ202
が出力ノード230の電位を緩やかに "L”へ引き下げる
ため、出力ノード230の波形は図3(d) に示す出力信号
のような緩やかな立ち下がりとなる。
【0027】上述の第一のプリバッファ出力ノード131
における "H”への電位変化を第二のプリバッファ出力
ノード132 へ伝達する時間は、第一のゲート手段103 を
構成するインバータ111 の駆動能力、特にインバータ11
1 のpチャネルトランジスタに依存し、この駆動能力が
弱いほど伝達する時間が遅くなり、第二のプリバッファ
出力ノード131 の立ち上がりが緩やかになる。
【0028】上記の様に構成されたバッファ回路にあっ
ては、出力ノード230 の波形が、以上のように立ち上が
りは第一のゲート手段103 を構成するインバータ111 の
駆動能力に、立ち下がりは第二のゲート手段104 を構成
するインバータ113 の駆動能力に依存する。したがっ
て、スルーレートを大きくするには、インバータ111 の
pチャネルトランジスタの駆動能力およびインバータ11
3 のnチャネルトランジスタの駆動能力を共に弱くすれ
ば良い。また、異なる駆動能力にすることで、立ち上が
りと立ち下がりで異なるスルーレートを設定することが
できる。さらに、図3に示す期間tはpチャネルトラン
ジスタ201 およびnチャネルトランジスタ202 が共にO
FFする期間であるが、第一のプリバッファ出力ノード
131 と第二のプリバッファ出力ノード132 の間のインバ
ータの遅延と波形のなまりによりスルーレートを大きく
とれるため、前記期間tが長くなり、主バッファ部の貫
通電流が大幅に低減する。
【0029】実施例2.また、上記実施例1では第一及
び第二のゲート手段103 及び104 を構成するために、4
個のインバータを2個ずつ直列に接続し第一のプリバッ
ファ出力ノードと第二のプリバッファ出力ノードの間に
接続した構成のみを示したが、他のゲート(NANDゲ
ート、NORゲートなど)を同様の接続で構成しても、
第一及びゲート数が4n個(nは整数)であっても、あ
るいはプリバッファ部のpチャネルトランジスタ101 と
nチャネルトランジスタ102 の各々のドレイン側の論理
が反転せず、かつpチャネルトランジスタ側とnチャネ
ルトランジスタ側の遅延を個々に自由に設定できる遅延
回路を接続したものであっても上記とまったく同じ効果
となることは言うまでもない。
【0030】図8は本発明の実施例2を示し、第一及び
第二のゲート手段103 及び104 を図9に示したNAND
ゲートで構成したものである。この実施例2のものにあ
っても、制御信号を "H”に引き上げれば(例えば電源
電位に接続する)、図1に示した実施例1とまったく同
じ効果を奏するものである。
【0031】
【発明の効果】この発明は以上に述べたように、バッフ
ァ回路を構成するプリバッファ回路における第一のプリ
バッファ出力ノードと第二のプリバッファ出力ノードの
間に第一及び第二のゲート手段を互いに逆向きに並列に
接続したので、プリバッファ回路の出力にて制御される
主バッファ部の出力ノードに現れる波形のスルーレート
は、第一のゲート手段と第二のゲート手段の特性あるい
は駆動能力を変えることによって所望のスルーレートを
得ることができると共に、出力ノードに現れる波形の立
ち上がりと立ち下がりで異なるスルーレートを設定する
ことができ、また、スルーレートを大きくとることで主
バッファ部の貫通電流を大幅に低減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示すバッファ回路を示す
回路図。
【図2】図1に示したゲート手段103 、104 を構成する
インバータを示す回路図。
【図3】この発明の実施例1のバッファ回路の動作を示
すタイムチャート。
【図4】従来の出力バッファ回路を示す回路図。
【図5】図4に示した出力バッファ回路の動作を示すタ
イムチャート。
【図6】従来のスルーレートコントロールバッファ回路
を示す回路図。
【図7】図6に示したスルーレートコントロールバッフ
ァ回路の動作を示す回路図。
【図8】この発明の実施例2によるバッファ回路を示す
回路図。
【図9】図8におけるゲート手段103 、104 を構成する
NANDゲートを示す回路図。
【符号の説明】
100 プリバッファ部 101 第一のpチャネルトランジスタ 102 第一のnチャネルトランジスタ 103 第一のゲート手段 104 第二のゲート手段 110 〜113 インバータ 130 入力ノード 131 第一のプリバッファ出力ノード 132 第二のプリバッファ出力ノード 200 主バッファ部 201 第二のpチャネルトランジスタ 202 第二のnチャネルトランジスタ 230 出力ノード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源電位点と第一のプリバッファ出力ノ
    ードとの間に接続され入力信号がゲートに入力される第
    一のpチャネルトランジスタと、第二のプリバッファ出
    力ノードと接地電位点との間に接続され、入力信号がゲ
    ートに入力される第一のnチャネルトランジスタと、第
    一のプリバッファ出力ノードと第二のプリバッファ出力
    ノードとの間に接続され第一のプリバッファ出力ノード
    から第二のプリバッファ出力ノードへ信号を伝える第一
    のゲート手段および第二のプリバッファ出力ノードから
    第一のプリバッファ出力ノードへ信号を伝える第二のゲ
    ート手段と、電源電位点と出力ノードの間に接続され、
    ゲートが第一のプリバッファ出力ノードに接続された第
    二のpチャネルトランジスタと、出力ノードと接地電位
    点の間に接続され、ゲートが第二のプリバッファ出力ノ
    ードに接続された第二のnチャネルトランジスタとを備
    えたバッファ回路。
JP3218201A 1991-08-29 1991-08-29 バツフア回路 Pending JPH0563529A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200003128A (ko) 2017-06-09 2020-01-08 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 프린트 기판

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200003128A (ko) 2017-06-09 2020-01-08 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 프린트 기판

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