JPH056332B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH056332B2 JPH056332B2 JP58105202A JP10520283A JPH056332B2 JP H056332 B2 JPH056332 B2 JP H056332B2 JP 58105202 A JP58105202 A JP 58105202A JP 10520283 A JP10520283 A JP 10520283A JP H056332 B2 JPH056332 B2 JP H056332B2
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- JP
- Japan
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- air
- resistor
- core
- coil
- core coil
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 6
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 4
- 229920003319 Araldite® Polymers 0.000 description 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 2
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- PWHULOQIROXLJO-UHFFFAOYSA-N Manganese Chemical compound [Mn] PWHULOQIROXLJO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
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- 229910052748 manganese Inorganic materials 0.000 description 1
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F37/00—Fixed inductances not covered by group H01F17/00
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Regulation Of General Use Transformers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、フイルタ用空心リアクトル装置に
関するものである。
関するものである。
ハイパスフイルタ回路は、一般に第1図のよう
にコンデンサ1、リアクトル2および抵抗3で構
成され、装置としては第2図のように全体の縮小
化のためコンデンサ1を大地電位のタンク4に、
またリアクトル2および抵抗3をタンク5に収納
し、その間をダクト6により接続している。7,
8はブツシングである。またタンク5においてリ
アクトル2は第3図のように電磁シールド空心タ
イプを採用し空心コイル9と電磁シールド10か
ら構成され、電磁シールド10は大地電位とする
ために空心コイル9との間に絶縁物(図示省略)
を介在している。また抵抗器3は抵抗線を右巻お
よび左巻に重ね巻きし、これによりインダクタン
スを打ち消して抵抗分のみとしてあり、タンク5
内でリアクトル2とは別に設けて絶縁物(図示省
略)により絶縁している。
にコンデンサ1、リアクトル2および抵抗3で構
成され、装置としては第2図のように全体の縮小
化のためコンデンサ1を大地電位のタンク4に、
またリアクトル2および抵抗3をタンク5に収納
し、その間をダクト6により接続している。7,
8はブツシングである。またタンク5においてリ
アクトル2は第3図のように電磁シールド空心タ
イプを採用し空心コイル9と電磁シールド10か
ら構成され、電磁シールド10は大地電位とする
ために空心コイル9との間に絶縁物(図示省略)
を介在している。また抵抗器3は抵抗線を右巻お
よび左巻に重ね巻きし、これによりインダクタン
スを打ち消して抵抗分のみとしてあり、タンク5
内でリアクトル2とは別に設けて絶縁物(図示省
略)により絶縁している。
ところで、機器の縮小化を図るため、前記抵抗
器3を空心コイル9と同軸に配置することを考え
ると、抵抗器3は空心コイル9の磁界によつてそ
の右巻きコイルは正(負)の電圧が誘起され、左
巻きコイルは負(正)の電圧が誘起される。その
ためこの抵抗器3に循環電流が流れて局部過熱を
ひきおこし、端子からみたインピーダンスも大き
く変化し、フイルタとして機能しなくなるという
欠点があつた。このため、リアクトル2と抵抗器
3は同一タンク5に収納しても別々の配置にする
必要があり、機器の小形化には限度があつた。
器3を空心コイル9と同軸に配置することを考え
ると、抵抗器3は空心コイル9の磁界によつてそ
の右巻きコイルは正(負)の電圧が誘起され、左
巻きコイルは負(正)の電圧が誘起される。その
ためこの抵抗器3に循環電流が流れて局部過熱を
ひきおこし、端子からみたインピーダンスも大き
く変化し、フイルタとして機能しなくなるという
欠点があつた。このため、リアクトル2と抵抗器
3は同一タンク5に収納しても別々の配置にする
必要があり、機器の小形化には限度があつた。
したがつて、この発明の目的は、局部過熱等を
起すことなく機器の小形化を図ることができるフ
イルタ用空心リアクトル装置を提供することであ
る。
起すことなく機器の小形化を図ることができるフ
イルタ用空心リアクトル装置を提供することであ
る。
この発明の一実施例を第4図ないし第8図に示
す。すなわち、このフイルタ用空心リアクトル装
置は、大地電位のタンク11内に筒状の空心コイ
ル12を配置し、筒状の空心コイル12に同軸に
配置され空心コイル12の磁束と鎖交する抵抗線
を有する抵抗器13を配置し、空心コイル12に
同心に抵抗器13を配置し、さらにその周囲に電
磁シールド14を配置し、かつ前記抵抗器をつぎ
のように構成している。すなわち、製造手順をお
つて説明すると、第5図および第6図のように板
状巻芯15の両側に丸棒状巻芯16,17を配置
して右巻きまたは左巻きに抵抗線(たとえばマン
ガン線)を連続巻きして巻芯上に3ブロツクの扁
平状コイル18a〜18cを設け、その相互間隔
を結束作業のため10mm程度にあけておく。そして
コイル18a〜18cの巻芯16,17に接する
部分のみたとえばアラルダイトなどの合成樹脂で
一体に固着し、その後未固着の巻芯15を抜き取
り、巻芯16,17が相互に接近しあうように全
体を円筒状に曲成して第7図および第8図のよう
に絶縁筒19に取付ける。その後コイル18a〜
1cの隙間に結束ハンドル20を通して巻芯1
6,17を引寄せて締付ける。この状態でコイル
18a〜18cおよび絶縁筒19の全面にアラル
ダイトを塗布し一体に固着する。なお、21はた
て油導である。
す。すなわち、このフイルタ用空心リアクトル装
置は、大地電位のタンク11内に筒状の空心コイ
ル12を配置し、筒状の空心コイル12に同軸に
配置され空心コイル12の磁束と鎖交する抵抗線
を有する抵抗器13を配置し、空心コイル12に
同心に抵抗器13を配置し、さらにその周囲に電
磁シールド14を配置し、かつ前記抵抗器をつぎ
のように構成している。すなわち、製造手順をお
つて説明すると、第5図および第6図のように板
状巻芯15の両側に丸棒状巻芯16,17を配置
して右巻きまたは左巻きに抵抗線(たとえばマン
ガン線)を連続巻きして巻芯上に3ブロツクの扁
平状コイル18a〜18cを設け、その相互間隔
を結束作業のため10mm程度にあけておく。そして
コイル18a〜18cの巻芯16,17に接する
部分のみたとえばアラルダイトなどの合成樹脂で
一体に固着し、その後未固着の巻芯15を抜き取
り、巻芯16,17が相互に接近しあうように全
体を円筒状に曲成して第7図および第8図のよう
に絶縁筒19に取付ける。その後コイル18a〜
1cの隙間に結束ハンドル20を通して巻芯1
6,17を引寄せて締付ける。この状態でコイル
18a〜18cおよび絶縁筒19の全面にアラル
ダイトを塗布し一体に固着する。なお、21はた
て油導である。
このように構成したため、この抵抗器13は円
筒体としてみると無誘導巻きとなり、抵抗器単体
として残留インダクタンスが小さくなるばかりで
なく、リアクトル12の磁界中に配置しても磁束
と鎖交する面積は扁平状コイルのなす面積となる
ので非常に小さく、誘起電圧は非常に小さなもの
となり、前記局部過熱等を抑制することができ
る。このため、空心コイル12と同軸に抵抗器1
3を配置することができ、空心コイル12と同一
の絶縁物(図示省略)で絶縁することができるの
で、リアクトル装置として非常にコンパクトなも
のとすることができる。
筒体としてみると無誘導巻きとなり、抵抗器単体
として残留インダクタンスが小さくなるばかりで
なく、リアクトル12の磁界中に配置しても磁束
と鎖交する面積は扁平状コイルのなす面積となる
ので非常に小さく、誘起電圧は非常に小さなもの
となり、前記局部過熱等を抑制することができ
る。このため、空心コイル12と同軸に抵抗器1
3を配置することができ、空心コイル12と同一
の絶縁物(図示省略)で絶縁することができるの
で、リアクトル装置として非常にコンパクトなも
のとすることができる。
なお、この抵抗器13は空心コイル12の外側
に配置しているが、内側に配置されてもよく、ま
た複数個で構成されてもよい。
に配置しているが、内側に配置されてもよく、ま
た複数個で構成されてもよい。
以上のように、この発明のフイルタ用空心リア
クトル装置は、筒状の空心コイルに同軸に抵抗器
を配置し、その抵抗器を、扁平状コイルを筒状に
曲成して無誘導としたため、抵抗器が空心コイル
の磁界中にあつても局部過熱等を起すことなく機
器の小形化が図れるという効果がある。
クトル装置は、筒状の空心コイルに同軸に抵抗器
を配置し、その抵抗器を、扁平状コイルを筒状に
曲成して無誘導としたため、抵抗器が空心コイル
の磁界中にあつても局部過熱等を起すことなく機
器の小形化が図れるという効果がある。
第1図はフイルタ回路図、第2図はそのフイル
タ装置の概略断面図、第3図はその従来のリアク
トル装置の概略断面図、第4図はこの発明の一実
施例の概略断面図、第5図は扁平状コイルの製造
過程の平面図、第6図はその正面図、第7図は抵
抗器の平面図、第8図はその正面図である。 11……タンク、12……空心コイル、13…
…抵抗器、14……電磁シールド、18a〜18
c……扁平状コイル。
タ装置の概略断面図、第3図はその従来のリアク
トル装置の概略断面図、第4図はこの発明の一実
施例の概略断面図、第5図は扁平状コイルの製造
過程の平面図、第6図はその正面図、第7図は抵
抗器の平面図、第8図はその正面図である。 11……タンク、12……空心コイル、13…
…抵抗器、14……電磁シールド、18a〜18
c……扁平状コイル。
Claims (1)
- 1 タンクと、このタンク内に配置された筒状の
空心コイルと、この空心コイルの外周に配置され
た電磁シールドと、前記筒状の空心コイルに同軸
に配置され前記空心コイルの磁束と鎖交する抵抗
線を有する抵抗器から構成されたフイルタ用空心
リアクトル装置において、前記抵抗器は扁平状コ
イルを筒状に曲成して無誘導としたことを特徴と
するフイルタ用空心リアクトル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58105202A JPS59229810A (ja) | 1983-06-13 | 1983-06-13 | フィルタ用空心リアクトル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58105202A JPS59229810A (ja) | 1983-06-13 | 1983-06-13 | フィルタ用空心リアクトル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59229810A JPS59229810A (ja) | 1984-12-24 |
JPH056332B2 true JPH056332B2 (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=14401077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58105202A Granted JPS59229810A (ja) | 1983-06-13 | 1983-06-13 | フィルタ用空心リアクトル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59229810A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5632425B2 (ja) * | 1977-02-10 | 1981-07-28 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5632425U (ja) * | 1979-08-20 | 1981-03-30 | ||
JPS5863732U (ja) * | 1981-10-21 | 1983-04-28 | 日新電機株式会社 | コンデンサ形計器用変圧器の抑制負担 |
-
1983
- 1983-06-13 JP JP58105202A patent/JPS59229810A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5632425B2 (ja) * | 1977-02-10 | 1981-07-28 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59229810A (ja) | 1984-12-24 |
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