JPH03192708A - コイル用ボビンに巻線する方法 - Google Patents

コイル用ボビンに巻線する方法

Info

Publication number
JPH03192708A
JPH03192708A JP1331235A JP33123589A JPH03192708A JP H03192708 A JPH03192708 A JP H03192708A JP 1331235 A JP1331235 A JP 1331235A JP 33123589 A JP33123589 A JP 33123589A JP H03192708 A JPH03192708 A JP H03192708A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
wound
flange plates
coil section
bobbin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1331235A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Machida
町田 幸治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiyo Yuden Co Ltd filed Critical Taiyo Yuden Co Ltd
Priority to JP1331235A priority Critical patent/JPH03192708A/ja
Publication of JPH03192708A publication Critical patent/JPH03192708A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、コイル用ボビンの巻芯部に多層巻きされた複
数個のコイルセクションを並設する方法に関する。
(従来の技術) 従来、昇圧変圧器や高圧変圧器のように短絡を生じ易い
コイルとか良好なインピーダンス−周波数特性が要求さ
れるコイルは、第8図に示すように、複数の仕切り板a
を有するコイル用ボビンbを用い、この側板Cと仕切り
板aの間及び仕切り板aと仕切り板aの間にコイルセク
ションdを巻装して作製される。
(発明が解決しようとする課題) 上記のコイルは、コイル用ボビンに仕切り板aがあり、
仕切り板aと仕切り板a又は仕切り板aと側板Cとの間
隔が一定であるので、導線の線径によっては整列巻きが
困難になり、その結果、巻線の占積率が悪くなって大型
になるという課題があり、また仕切り板aの分だけ導線
の巻回数が少なくなり、巻回数を多くしようとするとコ
イル用ボビンが大きくなるという課題があった。本発明
は、従来のコイルのこのような課題を解決することをそ
の目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記の目的を達成するために、コイル用ボビ
ンの巻芯部に一対の鍔板を設け、該一対の鍔板の間に導
線を多層に巻回した後導線相互を固着してコイルセクシ
ョンを警戒し、次いで鍔板との間に導線を多層に巻回し
、その後導線相互を固着して少なくとも1つのコイルセ
クションを形成することを特徴とする。
(作 用) コイル用ボビンの巻芯部に設けた一対の鍔板の間隔を導
線の線径の整数倍に相当する長さにしてその間に導線を
整列しながら多層に巻回してコイルセクションを形成す
る。このコイルセクションを接着剤等によって固めた後
、該鍔板の一つを前記と同じように線径の整数倍に相当
する距離だけ移動し、固めたコイルセクションと鍔板と
の間に導線を巻回して再びコイルセクションを形成する
。このように鍔板を移動する毎に1つのコイルセクショ
ンが形成される。
(実施例) 以下本発明の実施例を図面につき説明する。
第1図において、1は例えばフェノール樹脂製コイル用
ボビンの巻芯部で、この両端には側板2.、22が固着
され、その中間に仕切り板3が左右に移動自在に嵌着さ
れている。このコイル用ボビンに巻線をするには、まず
、仕切り板3を側板2.に近接させ、側板2.から導線
4の線径の整数倍に相当する所定距離の位置に固定する
この仕切り板3の移動及び固定は、例えばNC制御され
たアームうで行なう。次いで、導線4の一端を側板21
に植設されている端子ビン6にからげて半田付けした後
、側板21と仕切り板3との間に整列しながら多層に巻
回し、導線4が例えばポリウレタン銅線であるときは接
着剤をもって導線相互を固若し、融着導線であるときは
熱を加えて導電線の表面の溶融樹脂を溶融し、温度を下
げて固化して導線4相互を固着し、自己保持されたすな
わち仕切り板3がなくてもくずれないコイルセクション
71を形成する。次いで、第2図示のように、仕切り板
3を導線4の線径の整数倍に相当する所定距離移動させ
て、再びコイルセクション7、と仕切り板3との間に導
線4を巻回してコイルセクション72を形成し、その導
線4の端末を端子ビン6に半田付けする。
仕切り板3と側板22との間に2つのコイルセクション
7、、7.を形成するときは、今度は仕切り板3を側板
2.に近接させ、側板2□から導線4の線径の整数倍に
相当する所定距離の位置に固定し、またその位置から左
へ同じように移動して固定し、それぞれの位置において
前記と同じようにコイルセクション73及び74を形成
する。
第3図は、このような巻線方法によって作製されたコイ
ルを示す。同図において8..82はコ字状のコアエレ
メントで、これをコイル用ボビンの巻芯部1の孔に挿入
し、つき合わせ固定金具9で固定する。
第4図は、仕切り板3を移動させてその右側の巻芯部1
に5つのコイルセクション71〜75を巻装した昇圧ト
ランスを示す。
第1図示のコイル用ボビンの代りに、第5図示のように
1つの側板2□を移動自在としたコイル用ボビンを用い
て前と同じように巻線をすることができる。2つの側板
2.、22を移動自在としたコイル用ボビンを用いても
よい。
以上の実施例は、コイルセクション7、〜7.を形成す
るためにコイル用ボビンの側板21.22及び仕切り板
3を鍔板として使用したが、側板及び仕切り板のないコ
イル用ボビンを用いることができ、そのときはコイルセ
クションを形成するための鍔板を側板と同様にコイル用
ボビン巻芯部1の1側に固着し、他の鍔板を巻芯部に移
動自在に嵌着し、第5図示のコイル用ボビンを用いて巻
線する場合と同様に複数のコイルセクションを形成する
。この形成が終了した後は、2つの鍔板を外す。第6図
は、この巻線方法によって作製された4コイルセクシヨ
ン69〜74を有するコイルを示す。
第3図示のコイル用ボビンの側板21と仕切り板3との
間にコイルセクションを2個巻装した場合、例えば37
ターンであったのに対し、第8図示のような仕切り板を
各コイルセクション毎に設けたコイル用ボビンの2コイ
ルセクション分では26ターンが限度であった。
第7図はこの両者のインピーダンス−周波数特性を示す
本発明の巻線方法によるコイルの特性Aは従来のものの
特性Bに比べてインピーダンスが高く、これが周波数の
高い領域まで延びている。
このことはストレイキャパシティが増加せず、巻線の占
積率が向上していることを示している。
(発明の効果) 本発明は、上述の通り構成されているから、仕切り板を
有する従来のコイル用ボビンを用いて複数のコイルセク
ションから成るコイルを作製するのに比べてコイルは小
型になり、コイルをフィルタ等に用いる場合、インピー
ダンス−周波数特性が向上する等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の巻線方法によってコイル用
ボビンに巻線をする過程を示す正面図、第3図は、第1
図及び第2図示の巻線方法によって作製されたコイルの
斜面図、第4図は本発明の他の実施例によって作製され
たコイルの斜面図、第5図は、本発明の実施に使用する
コイル用ボビンの他の例の正面図、第6図は本発明の他
の実施例によって作製されたコイルの斜面図、第7図は
本発明と従来の方法により作製されたコイルのインピー
ダンス−周波数特性図、第8図は従来の方法によって作
製されたコイルの斜面図である。 1・・・コイル用ボビンの巻芯部 2、、22・・・側板 3・・・仕切り板 4・・・導線 71〜75・・・コイルセクション 第1図 第2図 第3図 第4図 71 72 73 74

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  コイル用ボビンの巻芯部に一対の鍔板を設け、該一対
    の鍔板の間に導線を多層に巻回した後導線相互を固着し
    てコイルセクションを形成し、次いで鍔板の1つを少な
    くとも1回移動して該コイルセクションと移動した該鍔
    板との間に導線を多層に巻回し、その後導線相互を固着
    して少なくとも1つのコイルセクションを形成すること
    を特徴とするコイル用ボビンに巻線する方法。
JP1331235A 1989-12-22 1989-12-22 コイル用ボビンに巻線する方法 Pending JPH03192708A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1331235A JPH03192708A (ja) 1989-12-22 1989-12-22 コイル用ボビンに巻線する方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1331235A JPH03192708A (ja) 1989-12-22 1989-12-22 コイル用ボビンに巻線する方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03192708A true JPH03192708A (ja) 1991-08-22

Family

ID=18241410

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1331235A Pending JPH03192708A (ja) 1989-12-22 1989-12-22 コイル用ボビンに巻線する方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03192708A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005150470A (ja) * 2003-11-17 2005-06-09 Taiyo Yuden Co Ltd チップインダクタ及びチップインダクタの製造方法
WO2005078749A1 (ja) * 2004-02-18 2005-08-25 Sumida Corporation コイル、該コイルを用いたアンテナおよびトランス
JP2006339407A (ja) * 2005-06-02 2006-12-14 Sht Corp Ltd 自動巻線機及びこれを用いた空心コイルの製造方法
EP1464979B1 (en) * 2003-04-03 2016-07-27 Tesla Engineering Limited Coil structure for magnetic resonance imaging
US20160217918A1 (en) * 2015-01-22 2016-07-28 Murata Manufacturing Co., Ltd. Coil component

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1464979B1 (en) * 2003-04-03 2016-07-27 Tesla Engineering Limited Coil structure for magnetic resonance imaging
JP2005150470A (ja) * 2003-11-17 2005-06-09 Taiyo Yuden Co Ltd チップインダクタ及びチップインダクタの製造方法
WO2005078749A1 (ja) * 2004-02-18 2005-08-25 Sumida Corporation コイル、該コイルを用いたアンテナおよびトランス
US7382221B2 (en) 2004-02-18 2008-06-03 Sumida Corporation Coil
JP2006339407A (ja) * 2005-06-02 2006-12-14 Sht Corp Ltd 自動巻線機及びこれを用いた空心コイルの製造方法
US20160217918A1 (en) * 2015-01-22 2016-07-28 Murata Manufacturing Co., Ltd. Coil component
US10607766B2 (en) * 2015-01-22 2020-03-31 Murata Manufacturing Co., Ltd. Coil component including coil disposed on a projection

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20020067232A1 (en) Inductor and manufacturing method therefor
US4704592A (en) Chip inductor electronic component
US6535094B2 (en) Multilayer inductor
JPH0855738A (ja) トランス
US4785527A (en) Method for manufacturing an inductive chip
EP0167293A1 (en) Trimmable coil assembly and method
US6950006B1 (en) Composite inductor element
JPH0210705A (ja) 線輪部品
JPH03192708A (ja) コイル用ボビンに巻線する方法
CA1065421A (en) Distribution type delay line
DE4217434A1 (de) Elektrisches Bauteil
JPH0741132Y2 (ja) コイル用ボビン
JPH0541324A (ja) ソレノイドコイル
JP3306092B2 (ja) ノイズ・フィルタ
JPH03278505A (ja) 高周波コイルの製造方法
CN213905093U (zh) 电感器芯组件和包括电感器芯组件的电感器
JPS5914618A (ja) コイル装置
NL8501144A (nl) Magnetische overdrachtskop.
JPH0831644A (ja) 面実装型電極直付けインダクタ
JPH062250Y2 (ja) 分布定数型のインダクタ
JPH05182855A (ja) チョークコイルの製造方法
JPH07240320A (ja) 複合部品
JPH04346403A (ja) 巻線チップインダクタの構成及びその製造方法
JPH08186035A (ja) コイル部品
JPH0757943A (ja) 巻線型コイル及びその巻線方法