JPH0563294U - 卓上用湯葉製造器 - Google Patents

卓上用湯葉製造器

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Publication number
JPH0563294U
JPH0563294U JP010997U JP1099792U JPH0563294U JP H0563294 U JPH0563294 U JP H0563294U JP 010997 U JP010997 U JP 010997U JP 1099792 U JP1099792 U JP 1099792U JP H0563294 U JPH0563294 U JP H0563294U
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JP
Japan
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hot water
yuba
tank
soy milk
water tank
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Pending
Application number
JP010997U
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English (en)
Inventor
勲 柳沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitutoyo Corp
Original Assignee
Mitutoyo Corp
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Publication date
Application filed by Mitutoyo Corp filed Critical Mitutoyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 豆乳36が貯留される豆乳槽10と、前記豆
乳槽10底部を浸漬するように熱湯38が貯留される湯
槽12と、前記湯槽10の下部に配置され、湯槽10中
の熱湯を加熱・保温する加熱基台14と、を備えたこと
を特徴とする卓上用湯葉製造器。 【効果】 本考案にかかる卓上湯葉製造器によれば、湯
槽12上に設置された豆乳槽10内に豆乳36を貯留し
て湯葉を製造することとしたので、豆乳の著しい褐変あ
るいは焦げつきを生じることなく湯葉の採取を行なうこ
とが可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は湯葉製造器、特に卓上用湯葉製造器に関する。
【0002】
【従来の技術】
豆乳を加熱し、その液面に形成される凝固薄膜を採取して得られる湯葉は、我 が国の伝統的食品として広く知られており、特に近年では大豆の有する高品質蛋 白質及び植物性脂質を豊富に含有する健康食品としても注目されている。 従来、この湯葉を製造するには大豆を水に侵漬した後、磨砕・濾過して豆乳を 得、該豆乳を加熱槽に注入して80〜90℃程度の温度で10〜15分間加熱す る。そして、液面に形成された凝固薄膜を棒等で一枚づつすくい上げる方法によ っていた。
【0003】 ところで、一般に外食産業においては単に調理済みの食品を提供するだけでな く、需要者の嗜好に合わせて食卓上で調理することが広がってきている。 しかし湯葉は工業的に大量生産され市場にもでまわっているが、その保存期間 が短いため、冷凍して運搬、保管しなければならないなどの不便がある。そのた めに新鮮な生湯葉(湯葉のさしみ)を食すことができなかった。 そこで、湯葉についても食卓上で簡易に製造可能とすることが望まれている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、湯葉を製造するためには、前述したように豆乳を適当な温度で 均一に加熱する必要があり、これを卓上で適切に行なうことは極めて困難であっ た。 すなわち、豆乳の加熱温度が低ければ湯葉の採取が不可能であり、一方加熱温 度が高すぎれば豆乳が沸騰し湯葉に気泡が含まれるため味が低下し、あるいは鍋 の底に豆乳が焦げついてしまう。ところが、一般的加熱装置と通常の鍋を用いて 豆乳を加熱したばあい、豆乳容器内の温度ムラが大きくなり、良質の湯葉の効率 的な採取は極めて困難であった。 本考案は前記従来技術の課題に鑑がみなされたものであり、その目的は卓上で 容易に湯葉を製造することのできる卓上用湯葉製造器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本考案にかかる卓上用湯葉製造器は、豆乳槽と、湯 槽と、加熱基台とを有する。 前記豆乳槽には豆乳が貯留される。 また、湯槽は、前記豆乳槽底部が浸漬されるように、熱湯を貯留する。 さらに、前記加熱基台は、湯槽下部に配置され、該湯槽中の熱湯を加熱・保温 する。 なお、豆乳槽は湯槽上部の開口に密着載置され、該湯槽側壁の湯面より上に位 置して外部へ連通した開口を有する圧抜部を備えることが好適である。
【0006】
【作用】
本考案にかかる卓上用湯葉製造器は前述した構成を有するので、豆乳槽内の豆 乳は湯槽中の熱湯を介して加熱されるため、豆乳は温和な条件で均一に加熱され る。そして、豆乳はその褐変ないし焦げの進行が著しく促進される95℃以上に は上昇せず、長時間にわたり豆乳を良好な湯葉形成温度に維持することが可能と なる。
【0007】
【実施例】
以下、図面に基づき本考案の好適な実施例を説明する。 図1には本考案の一実施例にかかる卓上用湯葉製造器の概略構成を示す分解斜 視図が示されている。 同図に示す卓上用湯葉製造器は、豆乳槽10と、湯槽12と、加熱基台14よ りなる。 前記豆乳槽10は上面10aが開放された直方体形状の金属製容器よりなり、 図中上部左右端には外側に張り出した翼状の引掛部16,18を備えている。
【0008】 また、湯槽12は、前記豆乳槽10の底部が嵌入される開口12aを有した直 方体状容器よりなり、前記引掛部16,18に対応する部分に引掛受部20,2 2を有している。 各引掛受部20,22の中央には切欠部24,26を設けており、該切欠部2 4,26により前記豆乳槽10に設けられた引掛部16,18を握持し、豆乳槽 10を湯槽12に載置し、あるいは取り外すことができる。 さらに、湯槽12の同図中右側壁上部にはパイプ状の圧抜部28が設けられて いる。
【0009】 加熱基台14は、その上部に前記湯槽12の底部が嵌合される開口14aを有 した直方体状容器よりなり、その内部にはヒーター30が配置される。なお、該 ヒーター30は、加熱基台14の図中右側面に設けられた開口32より着脱及び 温度コントロールツマミ34の操作を行なうことが可能である。 以上のように構成された卓上用湯葉製造器を組み立てた状態が図2に示される 。 同図より明らかなように、豆乳槽10は湯槽12上に嵌合され、また湯槽12 は加熱基台14上に嵌合されている。
【0010】 前記豆乳槽10内には豆乳36が貯留されており、また湯槽12内には水38 が貯留されている。 水38の液面は、前記豆乳槽10の底部よりやや上に位置しており、圧抜部2 8の内壁孔40よりやや下に位置している。この水38の液面は、湯槽12の図 中左側壁面に設けられた、透明パイプよりなる液面高表示器42により確認可能 である。
【0011】 前記加熱基台14は、二重底に形成され、ヒーター30の熱が加熱基台14下 部の卓43を過度に加熱しないようにしている。 本実施例にかかる卓上用湯葉製造器は概略以上のように構成され、次にその作 用について説明する。 まず、湯槽12に水38を注入し、さらに湯槽12上に豆乳槽10を載置し、 該豆乳槽10内に豆乳36を注入する。 そして、ヒーター30をON作動し湯槽12内の水38を熱湯とする。
【0012】 この結果、熱湯38により豆乳槽10、すなわち豆乳36が加熱され、豆乳3 6の液面に凝固薄膜が形成される。そして、該凝固薄膜を順次採取することによ り、生成直後の湯葉を食することが可能となる。 ここで、豆乳36表面への凝固薄膜の形成には通常10〜15分間を要し、豆 乳36を数cmの深さに注入した場合には、湯葉を数枚採取することができる。 したがって、豆乳36を加熱する時間は数10分間〜1時間程度となる。 豆乳槽10を直接ヒーター30により直接加熱した場合には、数10分間〜1 時間加熱すれば豆乳36に褐変を生じ、しかも豆乳槽10底部などに焦げを生ず るが、本実施例にかかる卓上用湯葉製造器によれば、豆乳36は熱湯38を介し て温和な条件で均一に加熱されており、実質的に90℃以下の温度に維持される ので、豆乳36の変質は極めて少ない。
【0013】 また、本実施例にかかる卓上用湯葉製造器は、豆乳槽10により湯槽12の上 部開口をふさいでいるため、豆乳槽10と湯槽12の間隙から水蒸気が漏れだし 、湯葉の採取を困難とすることはない。 一方、このように豆乳槽10と湯槽12を密着させた場合、湯槽12内の熱湯 38が突沸をおこすことが考えられる。 しかしながら、本実施例にかかる湯葉製造器は、湯槽12に圧抜部28が設け られ、該圧抜部28からのみ水蒸気が排出され、湯槽12内が高圧となってしま うことはない。
【0014】 なお、圧抜部28はパイプ状に形成され、外方端は上方に向けて開口44を有 しているため、水蒸気の凝縮した熱湯が卓上に滴下することはなく、しかも該圧 抜部28の開口44を介して温湯を継ぎ足し、湯槽12内の液面を常に適正に維 持することができる。
【0015】 この圧抜部はパイプ状である必要はなく、また湯葉を引き上げるのに邪魔にな らない位置に設けられれば他の方法でもよい。 また、本実施例においては電気式ヒーター30を用いたが、例えば小型ガスコ ンロなどを加熱基台14内に挿入し、燃焼熱による加熱を行なうことも可能であ る。 また、加熱基台の底板は熱が下方に伝わらないように空隙を介して二重の底に することができる。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように本考案にかかる卓上湯葉製造器によれば、湯槽上に設置さ れた豆乳槽内に豆乳を貯留して湯葉を製造することとしたので、豆乳の著しい褐 変あるいは焦げつきを生じることなく湯葉の採取を効率的に行なうことが可能と なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例にかかる卓上用湯葉製造器の
分解斜視図である。
【図2】図1に示した卓上用湯葉製造器の使用状態を示
す側断面図である。
【符号の説明】
10 豆乳槽 12 湯槽 14 加熱基台

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 豆乳が貯留される豆乳槽と、 前記豆乳槽底部を浸漬するように熱湯が貯留される湯槽
    と、 前記湯槽の下部に配置され、湯槽中の熱湯を加熱・保温
    する加熱基台と、 を備えたことを特徴とする卓上用湯葉製造器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の卓上用湯葉製造器におい
    て、 豆乳槽は湯槽上部の開口に密着載置され、該湯槽側壁の
    湯面より上に位置して外部へ連通した開口を有する圧抜
    部を備えたことを特徴とする卓上用湯葉製造器。
JP010997U 1992-02-03 1992-02-03 卓上用湯葉製造器 Pending JPH0563294U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP010997U JPH0563294U (ja) 1992-02-03 1992-02-03 卓上用湯葉製造器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP010997U JPH0563294U (ja) 1992-02-03 1992-02-03 卓上用湯葉製造器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0563294U true JPH0563294U (ja) 1993-08-24

Family

ID=11765782

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP010997U Pending JPH0563294U (ja) 1992-02-03 1992-02-03 卓上用湯葉製造器

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JP (1) JPH0563294U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004024233A (ja) * 2002-05-01 2004-01-29 Fukuoka Institute Of Technology 豆乳凝固装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62232351A (ja) * 1986-03-31 1987-10-12 Yoshinori Numata 湯葉の製造装置
JPH0543888B2 (ja) * 1985-01-14 1993-07-02 Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd

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