JPH056315U - 測量用の鋲 - Google Patents

測量用の鋲

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JPH056315U
JPH056315U JP8258491U JP8258491U JPH056315U JP H056315 U JPH056315 U JP H056315U JP 8258491 U JP8258491 U JP 8258491U JP 8258491 U JP8258491 U JP 8258491U JP H056315 U JPH056315 U JP H056315U
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JP
Japan
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tack
surveying
tool
road surface
locking
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Pending
Application number
JP8258491U
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English (en)
Inventor
巧 岡田
Original Assignee
巧 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取付け、取外しを容易に行うことができる測
量用の鋲を提供する。 【構成】 測量用の鋲の裏面中心に、測量用鋲取付位置
に雄ネジ部を突出させて固定されたアンカー部材と螺嵌
するネジ穴が穿設され、かつ該鋲の側面に鋲を回転させ
るための工具係止用の少なくとも一つの係止部を設け
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は測量用の基準点や水準点を明示するために使用する金属製あるいは 強化プラスチック製の測量用の鋲に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来よりコンクリート路面やアスファルト路面あるいはビル等の永久建築物の 屋上等の測定点に表面の中央部がやや高くなった円弧面を有し、該表面の中心に 基準点を明示するための十字状溝を設けた測量用の鋲、あるいは表面中心に水準 位置を明示する半球突起を設けた測量用の鋲などが取付けられている。
【0003】 かかる鋲をコンクリート路面等に取り付ける場合には、通常鋲の裏面中心に穿 設したネジ穴に脚としての六角ボルトを取付けて両者を一体とし、コンクリート 路面等の所定位置に穿設された穴に六角ボルトを入れて、これをモルタルあるい は接着剤で固定する。
【0004】 またビル等の屋上等に取付ける場合には、鋲から脚としての六角ボルトを取外 し、この鋲の平坦な裏面に接着剤を塗布し、これを屋上の所定位置に接着してい た。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の鋲の取付方法のうち前者の方法は、鋲の取付作業に時間 がかかるという問題があった。またいったん鋲をコンクリート路面等に取付ける と取外しができないために測量用記録等を変更する必要がある場合には、路面を 壊して鋲を取外した後、コンクリート路面等を修復して新しい鋲を取付けるか、 あるいは前の位置とは異なる位置に鋲を取付けなければならないという問題があ った。
【0006】 一方後者の取付方法では長期間のうちに接着剤が劣化して鋲が外れるという問 題があった。
【0007】 したがって本考案の目的は鋲の取付け、取外しを容易に行うことのできる測量 用の鋲を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の測量用の鋲は、鋲の裏面中心に、測量用鋲取付位置に雄ネジ部を突出 させて固定されたアンカー部材と螺嵌するネジ穴が穿設され、かつ該鋲の側面に 鋲を回転させるための工具係止用の少なくとも一つの係止部が設けられているこ とを特徴とする測量用の鋲である。
【0009】
【作用】
本考案の測量用の鋲は、コンクリート路面等に固定されたアンカー部材に鋲を 螺嵌する際に、鋲の側面に工具を係止させるための係止部を設けたために容易に 鋲をアンカーに取付けることができる。
【0010】
【実施例】
次に本考案の測量用の鋲の一実施例について図にて説明する。 図1は本考案の測量用の鋲1の斜視図であり、図2は断面図である。図に示さ れているように、本考案の鋲1は円板状であり、表面は円弧面に形成され、表面 の中心には基準点を明示する十字状溝2が設けられている。また裏面は平滑に形 成され、その中心にネジ穴3が穿設されている。そして鋲の側面に鋲を回転させ るための工具係止用の係止部4が設けられている。係止部は少なくとも1ヶ設け ておけばよい。通常1ヶ設けるのが好ましい。かかる係止部の形状は工具が係合 すればよく、例えば工具の係合部が円柱状であれば図2に示すように係止部とし て円形の穴を穿設すればよい。
【0011】 次に本考案の鋲1の取付け方法について説明する。 まず図3に示すように、例えばコンクリート路面の所定位置に穴をあけてアン カーとなる六角ボルト5を、ネジ部が路面上に突出するように入れ、モルタルあ るいは接着剤6で路面に固定する。上記アンカーの固定法の他にアンカーボルト を直接路面に打ち込むこともできる。 またドリルタッピング機能を有するアンカーを路面に打ち込んでもよい。
【0012】 次に図4に示すように路面上に突出するアンカー5の雄ネジ部に鋲1の裏面に 穿設されたネジ穴3を螺嵌させる。この際に図5に示すように半円弧状の工具1 0の先端に設けた円柱状の係合部7を、鋲1の側面に穿設した穴からなる係止部 4に挿入する。そして工具10の取手9を回転させると鋲1を容易にアンカー5 に螺嵌することができる。 上記工具10の先端にカギ状の係合部を設けた場合には、鋲の側面に該カギ状 の係合部が係合するカギ状の切り欠きからなる係止部を設ける必要がある。
【0013】 また工具10として、図6に示すコ字状の脚からなる係合部7をハンドルで回 転させる構造のものでは、該係合部7を挿入する、少なくとも2ヶの穴からなる 係止部4を鋲の表面の対称位置に設ける必要がある。
【0014】 鋲を屋上等に取付ける場合には、モルタル仕上する際に、あらかじめアンカー を屋上の床面に固定しておけば、容易に鋲を取付けることができる。また取替の 必要のない鋲にあっては、鋲の取付時にネジ穴に接着剤を充填した状態でアンカ ーに螺嵌させることにより永久鋲として使用することができる。
【0015】
【考案の効果】
本考案の測量用の鋲は、側面に工具係合用の係止部を設けたために、コンクリ ート路面等に固定されたアンカーに容易に螺嵌させることができる。 また鋲の取替も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】測量用の鋲の斜視図である。
【図2】測量用の鋲の断面図である。
【図3】測量用の鋲を取付けるために路面にアンカーを
取付けた状態を示す断面図である。
【図4】アンカーへ鋲を取付ける状態を示す説明図であ
る。
【図5】工具により鋲をアンカーへ螺嵌する状態を示す
平面図である。
【図6】他の工具を用いて鋲をアンカーへ螺嵌する状態
を示す側面図である。
【符号の説明】
1 測量用の鋲 2 十字状溝 3 ネジ穴 4 係止部 10 工具

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 測量用の鋲の裏面中心に、測量用鋲取付
    位置に雄ネジ部を突出させて固定されたアンカー部材と
    螺嵌するネジ穴が穿設され、かつ該鋲の側面に鋲を回転
    させるための工具係止用の少なくとも一つの係止部が設
    けられていることを特徴とする測量用の鋲。
JP8258491U 1991-07-06 1991-07-06 測量用の鋲 Pending JPH056315U (ja)

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JP8258491U JPH056315U (ja) 1991-07-06 1991-07-06 測量用の鋲

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JP8258491U JPH056315U (ja) 1991-07-06 1991-07-06 測量用の鋲

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Publication Number Publication Date
JPH056315U true JPH056315U (ja) 1993-01-29

Family

ID=13778531

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8258491U Pending JPH056315U (ja) 1991-07-06 1991-07-06 測量用の鋲

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0257018B2 (ja) * 1984-12-21 1990-12-03 Shin Kobe Electric Machinery
JPH0330821U (ja) * 1989-08-01 1991-03-26

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0257018B2 (ja) * 1984-12-21 1990-12-03 Shin Kobe Electric Machinery
JPH0330821U (ja) * 1989-08-01 1991-03-26

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