JPH0563129U - 車載用音響装置の出力制御装置 - Google Patents

車載用音響装置の出力制御装置

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JPH0563129U
JPH0563129U JP276092U JP276092U JPH0563129U JP H0563129 U JPH0563129 U JP H0563129U JP 276092 U JP276092 U JP 276092U JP 276092 U JP276092 U JP 276092U JP H0563129 U JPH0563129 U JP H0563129U
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JP
Japan
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voltage
vehicle
head unit
detection circuit
voltage detection
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Pending
Application number
JP276092U
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English (en)
Inventor
秀明 勝田
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車載用音響装置の電源である車両のバッテリ
の過放電を防止するためにバッテリ電圧が一定値以下に
低下するとヘッドユニット部よりパワーアンプ部への音
声信号にミュートを掛け、パワーアンプ部の消費電流を
抑えるようにした車載用音響装置の出力制御装置を提供
するものである。 【構成】 ヘッドユニット部に接続されるバッテリ電源
の電圧を検知する電圧検出回路4を設け、バッテリ電圧
のレベルが基準電圧以下に低下すると音量調整用電子ボ
リューム2を絞ってプリアンプ部3より出力する音声信
号レベルにミュートを掛けるように電圧検出回路4の出
力信号によりマイクロコンピュータ5を動作させるよう
に構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は車載用音響装置に係り、特に、車両のバッテリ過放電を保護するの に好適な車載用音響装置の出力制御装置に関する。
【0002】
【従来技術】
従来の車載用音響装置としては、例えば、図3に示すように音響ソースが搭載 されたプリアンプ部のヘッドユニットがパワーアンプ部に接続されて構成されて いた。
【0003】 図において、1はヘッドユニット、1aはプリアンプ出力端子、2は音量調整用 電子ボリューム、3はプリアンプ部、5はマイクロコンピュータである。
【0004】 ヘッドユニット1内には音響ソースとなるカセットテープレコーダ,プリアン プ部3,プリアンプ部3への音声信号量を調節する音量調整用電子ボリューム2 を制御するマイクロコンピュータ5が内蔵されていて、供給電源としては車両の バッテリ電圧が加えられている。
【0005】 そして、プリアンプ部3の出力は別ユニットのパワーアンプ部へ接続するため のプリアンプ出力端子1aとなっている。
【0006】 上記のような構成のヘッドユニット1とパワーアンプ部とは音声信号線でのみ 接続されているので、ヘッドユニット1が動作してプリアンプ部3の出力より音 声信号がパワーアンプ部へ出力している限り、パワーアンプ部は大電流がバッテ リより流れてバッテリの電圧が低下しても必要量の電流は消費されていた。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の車載用音響装置においては、車両のバッテリ電圧如何に拘らず プリアンプ部が動作している限りパワーアンプ部には大電流が流れていたので、 車両のエンジンを停止したまま長時間作動させておくと、バッテリが過放電状態 となって、エンジンの再始動ができなくなるという事態が生じてしまう欠点があ った。
【0008】 この考案は、上記した点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ は従来例の欠点を解消し、電源電圧であるバッテリ電圧を監視し、一定値以下に 低下したときプリアンプ部の音声信号にミュート動作を掛けてパワーアンプ部に 流れる電流を抑制し、バッテリの過放電を抑えるようにした車載用音響装置の出 力制御装置を提供するところにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案の車載用音響装置の出力制御装置は、ヘッドユニットとなる音響信号 ソース部と、プリアンプ部とを有する車載用音響装置において、前記プリアンプ 部に加えられる電源電圧を監視する電圧検出回路と、電源電圧が一定の値以下に 低下したとき電源検出回路より出力する電圧検出信号によってプリアンプ部の音 声信号をミュートするミュート制御手段とを設け、プリアンプ以降に接続される 装置の消費電流を抑えるように構成したものである。
【0010】 また、電源電圧監視のための電圧検出回路と、該電圧検出回路より出力する電 圧検出信号によって動作する抵抗器を切換えるリレー回路とをユニット化して設 け、ヘッドユニットとヘッドユニット以降の装置を接続する回路に挿入するよう に構成したものである。
【0011】 更に、電源電圧が一定値以下に低下したとき車載用音響装置がミュート動作状 態になったことを音響信号を発する音響信号発生器により知らせるように構成し たものである。
【0012】
【作用】 この考案によれば、ヘッドユニットとなる音響信号ソース部と、プリアンプ部 とを有する車載用音響装置において、前記プリアンプ部に加えられる電源電圧を 監視する電圧検出回路と、電源電圧が一定の値以下に低下したとき電源検出回路 より出力する電圧検出信号によってプリアンプ部の音声信号をミュートするミュ ート制御手段とを設けたので、また、電源電圧監視のための電圧検出回路と、該 電圧検出回路より出力する電圧検出信号によって動作する抵抗器を切換えるリレ ー回路をユニット化して設け、ヘッドユニットとヘッドユニット以降の装置を接 続する回路に挿入するように構成したので、プリアンプ部以降に接続される装置 の消費電流を抑え車両のバッテリの過放電を防ぐことができるようになる。
【0013】 更に、電源電圧が一定値以下に低下したとき車載用音響装置がミュート動作状 態になったことを音響信号を発する音響信号発生器により知らせるように構成し たので、車両のバッテリ過放電に対する警告を促すことができるようになる。
【0014】
【実施例】
この考案に係る車載用音響装置の出力制御装置の実施例を図1及び図2に基づ き説明する。
【0015】 図1はこの考案の実施例を示すヘッドユニット内の構成ブロック図、図2はこ の考案の他の実施例を示すミュート制御回路をユニット化した構成ブロック図で ある。
【0016】 図において、1はヘッドユニット、1aはプリアンプ出力端子、1bはバッテリ接 続端子、2は音量調整用電子ボリューム、3はプリアンプ部、4は電圧検出回路 、5はマイクロコンピュータ、6はリレー駆動付き電圧検出回路、7はリレー接 点、8はミュート用抵抗器、9はミュート制御ユニットである。
【0017】 ヘッドユニット1内のブロックの構成としてはヘッドユニット1内の各回路に 電源を供給するバッテリが接続されたバッテリ接続端子1bに抵抗を介してツェナ ダイオードを接続した基準電圧回路と2つの抵抗を直列に接続し、その分圧電圧 を出力させる回路を接続して、これら2つの回路の出力電圧をコンパレータ回路 の入力端子に夫々入力して構成した電圧検出回路4が設けられていて、この電圧 検出回路4の出力はマイクロコンピュータ5の入力ポートの1つに接続されてい る。
【0018】 上記のように構成された電圧検出回路4以外は従来のヘッドユニットと同一構 成なのでその説明を省略し、電圧検出回路4の動作による音量調整電子ボリュー ム2のミュート制御動作を説明する。
【0019】 ヘッドユニット1に供給されるバッテリ電圧は電圧検出回路4を構成するツェ ナダイオードによって基準電圧を発生し、コンパレータの一方の入力端子に加え られ他の一方の入力端子にはバッテリ電圧が抵抗によって分圧された電圧が加え られているがこの分圧された電圧のレベルは通常基準電圧よりも高い値となって いてコンパレータの出力からは例えば、“L”レベルの信号が出力している状態 となっている。
【0020】 上記状態においてバッテリ電圧が低下してきて前記分圧電圧のレベルが基準電 圧のレベルよりも下がるとコンパレータは“H”レベルを出力してマイクロコン ピュータ5に入力され、マイクロコンピュータ5は音量調整用電子ボリューム2 を音量レベルを絞る方向に制御してプリアンプ3より出力する音声信号にミュー ト動作を行う。
【0021】 従って、プリアンプ出力端子1aに接続されているパワーアンプ部への音声信号 レベルが減少するので、パワーアンプ部に流れていたバッテリよりの電流も減少 してバッテリ電圧の低下も抑制されることになる。
【0022】 上記のようにして車両のエンジン停止時に車載用音響装置を動作させていてバ ッテリの電圧低下が進み過放電状態になる前に大電流を消費するパワーアンプ部 への入力信号を減少させることでバッテリの過放電を抑えることができるように なる。
【0023】 また、図2に示す考案の他の実施例ではヘッドユニット1とパワーアンプ部と を接続する回路に上記した電圧検出回路4と同様にバッテリの電圧がある一定の 値以下に下がるとリレー回路を動作させるリレー駆動付き電圧検出回路6とヘッ ドユニット1とパワーアンプ部とを結ぶ接続線に直列に挿入したミュート抵抗器 8とこのミュート抵抗器8の短絡切換えするリレー接点で構成されたミュート制 御ユニット9を挿入することで同様にバッテリ電圧の低下が進み電圧検出回路6 内の基準電圧以下になるとリレーが駆動されリレー接点が開かれミュート抵抗器 8がヘッドユニット1とパワーアンプ部とを接続する接続線に挿入してミュート 動作状態とさせることができる。
【0024】 この実施例では従来のヘッドユニット部1とパワーアンプ部との間に挿入接続 するのみでこの考案を実施させることができる。
【0025】 また、上記のようにバッテリ電圧が低下してミュート動作状態になったとき、 電圧検出回路4の出力信号を利用してBEEP音或は、ブザー等で警告するようにさ せることもできる。
【0026】 また、上記した実施例では車載用音響装置のミュート制御に応用しているが、 他の車載電装品であるリアウインドの熱線やエアコンのブロアモータの制御等に も応用することが可能である。
【0027】
【考案の効果】
この考案に係る車載用音響装置の出力制御装置によれば上述のように構成した ので、以下のような効果を奏する。
【0028】 バッテリ電圧の検出に車載用音響装置に接続されている電源ケーブルが使用で きるので接続が容易に行える効果がある。
【0029】 また、車載用音響装置を使用中に自動的に動作してバッテリの過放電を抑制で きるので、車両のエンジン停止中の車載用音響装置の使用でもバッテリ上がりを 気にせず使用出来る効果もある。
【0030】 別ユニット化できるので装置の取付場所が限定されずヘッドユニットとパワー アンプ部間以外にも応用が広げられる効果もある。 しかも、回路構成が簡単でありコストアップも抑えられる等実施が容易にできる 優れた特長を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示すヘッドユニット内の構
成ブロック図である。
【図2】この考案の他の応用例を示すミュート制御回路
をユニット化した構成ブロック図である。
【図3】従来例を示すヘッドユニット内の構成ブロック
図である。
【符号の説明】
1 ヘッドユニット 1a プリアンプ出力端子 1b バッテリ接続端子 2 音量調整用電子ボリューム 3 プリアンプ部 4 電圧検出回路 5 マイクロコンピュータ 6 リレー駆動付き電圧検出回路 7 リレー接点 8 ミュート用抵抗器 9 ミュート制御ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 1/20 9298−5K

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドユニットとなる音響信号ソース部
    と、プリアンプ部とを有する車載用音響装置において、
    前記プリアンプ部に加えられる電源電圧を監視する電圧
    検出回路と、電源電圧が一定の値以下に低下したとき電
    源検出回路より出力する電圧検出信号によってプリアン
    プ部の音声信号をミュートするミュート制御手段とを設
    け、プリアンプ以降に接続される装置の消費電流を抑え
    るように構成したことを特徴とする車載用音響装置の出
    力制御装置。
  2. 【請求項2】 電源電圧監視のための電圧検出回路と、
    該電圧検出回路より出力する電圧検出信号によって動作
    する抵抗器を切換えるリレー回路とをユニット化し、ヘ
    ッドユニットとヘッドユニット以降の装置を接続する回
    路に挿入するように構成したことを特徴とする請求項1
    記載の車載用音響装置の出力制御回路。
  3. 【請求項3】 電源電圧が一定値以下に低下したとき車
    載用音響装置がミュート動作状態になったことを音響信
    号を発する音響信号発生器により知らせるように構成し
    たことを特徴とする請求項1及び2記載の車載用音響装
    置の出力制御装置。
JP276092U 1992-01-29 1992-01-29 車載用音響装置の出力制御装置 Pending JPH0563129U (ja)

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