JPH09308095A - 車載バッテリの逆接続警告装置 - Google Patents

車載バッテリの逆接続警告装置

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JPH09308095A
JPH09308095A JP11500396A JP11500396A JPH09308095A JP H09308095 A JPH09308095 A JP H09308095A JP 11500396 A JP11500396 A JP 11500396A JP 11500396 A JP11500396 A JP 11500396A JP H09308095 A JPH09308095 A JP H09308095A
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JP
Japan
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horn
battery
vehicle
vehicle battery
power mosfet
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JP11500396A
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English (en)
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Mitsuhiro Masuda
光弘 増田
Kazuto Sugiyama
和人 杉山
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パワーMOSFETを用いて、その寄生ダイ
オードを利用し、車載バッテリの逆接続に対してホーン
を鳴らして警告する。 【解決手段】 車載バッテリ1の+電極Vbb とグランド
電極GND との間に、パワーMOSFET11のソースS・
ドレインDとホーン駆動回路4とを直列に挿入し、ホー
ン駆動回路に対するオン/オフスイッチ5をパワーMO
SFETのゲートGと車載バッテリのグランド電極との
間に挿入する。これにより、車載バッテリ1を誤って逆
接続した場合には、オン/オフスイッチ5をオフ状態に
していてもパワーMOSFET11の寄生ダイオード14が
車載バッテリの通電方向と順方向となって、接続の瞬間
に寄生ダイオードを通じて車載バッテリの電流がホーン
駆動回路4に供給されて音を発し始め、作業者に車載バ
ッテリの誤接続を直ちに認識させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車載バッテリを正規
の接続と逆極性で誤接続した時に音若しくは光によって
作業者に直ちに逆接続を分らせる車載バッテリの逆接続
警告装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車載バッテリに対する各種電装回
路の接続は図8に示すような構成である。すなわち、車
載バッテリ1の+電極Vbb に対して、フューズ2を介し
てホーン駆動リレー回路3とこれによって駆動されるホ
ーン駆動回路4を直列に接続し、その他端をグランドGN
D に接地し、さらにホーン駆動リレー回路3のリレーコ
イル3Rに対してノーマルオープンのホーンスイッチ5
を接続し、このホーンスイッチ5の他端もグランドGND
に接地し、さらに他の電子ユニット6や逆接続保護回路
内蔵の電子ユニット7も車載バッテリ1の+電極Vbb と
グランドGND との間にフューズ2を介して接続する構成
である。
【0003】しかしながらこのような従来は各種電装回
路の車載バッテリに対する接続方式であると、例えば、
車載バッテリ1の取替え作業時に作業者が誤ってグラン
ド電極GND と+電極Vbb とを逆接続した場合、逆接続保
護回路内蔵の電子ユニット7以外の電子ユニット6では
誤動作を起したり、最悪の場合には破壊してしまう可能
性もあった。そして車載バッテリ1を逆接続した場合、
ホーン駆動回路4はホーンスイッチ5のオン操作をおこ
なえば動作するが、車載バッテリ1の電極に接続した瞬
間に作業者が逆接続を認識することはできなかった。
【0004】これを解決するために、従来、車載バッテ
リの逆接続を作業者に容易に分らせるために、特公昭5
7−10654号公報のバッテリ誤接続警告装置の発明
において、ホーン駆動リレー又はホーンスイッチと並列
に、バッテリの正常接続時には逆バイアスとなり、逆接
続時には順方向バイアスとなるダイオードを接続し、バ
ッテリの逆接続を行った瞬間にこのダイオードによって
ホーン駆動回路を動作させてホーンを鳴らし、作業者に
直ちに誤接続を分らせるようにする技術が開示されてい
る。
【0005】しかしながら、このようなリレー回路を用
いたバッテリ誤接続警告装置の場合、物理的な回路構成
が大きくなるために、小形化が望まれている。
【0006】また特開平6−129337号公報のグロ
ープラグ制御装置の発明には、ディーゼルエンジンのグ
ロープラグに対する通電を制御するために車載バッテリ
とグロープラグとの間にパワーMOSFETを用い、車
載バッテリの逆接続時にパワーMOSFETの寄生ダイ
オードに対して大きな電流が流れてパワーMOSFET
自体が破壊されてしまうことを防止するために、正常接
続時には逆バイアスとなり、逆接続時に順方向バイアス
となってパワーMOSFETを導通させるダイオードを
付加した技術が開示されている。
【0007】しかしながら、この従来例は車載バッテリ
からグロープラグに大電流を流すディーゼルエンジンに
対するものであり、車載バッテリの逆接続時にパワーM
OSFETが逆接続によって寄生ダイオードに電流が流
れて破壊されてしまうのを防止する目的で保護用のダイ
オードを付加したものであって、車載バッテリの逆接続
時に音あるいは光によって作業者に直ちにその逆接続を
警告する機能を備えておらず、車載バッテリの交換作業
時に逆接続を作業者に直ちに分らせることができない問
題点があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の問題点に鑑みてなされたもので、各種電装回路の駆
動制御にパワーMOSFETを用いて電装負荷の駆動回
路の小形化を図り、かつ車載バッテリの逆接続時には音
若しくは光によって作業者に直ちに分らせることができ
る車載バッテリの逆接続警告装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の車載バ
ッテリの逆接続警告装置は、車載バッテリの+電極とグ
ランド電極との間に、PチャンネルパワーMOSFET
のソース・ドレインとそれに対する通電によって音若し
くは光を発する負荷を直列に挿入し、前記負荷に対する
オン/オフスイッチを前記パワーMOSFETのゲート
と前記車載バッテリのグランド電極との間に挿入したも
のである。
【0010】この請求項1の発明の車載バッテリの逆接
続警告装置では、車載バッテリの正常接続状態では、オ
ン/オフスイッチをオン操作することによってPチャン
ネルパワーMOSFETのゲートが接地され、ソース・
ドレイン間が導通して車載バッテリから負荷に電流が供
給され、本来の動作として音を発し、若しくは光を発す
る。
【0011】しかしながら、車載バッテリを誤って逆接
続すれば、オン/オフスイッチをオフ状態にしていても
パワーMOSFETの寄生ダイオードが車載バッテリの
通電方向と順方向となって、接続の瞬間に寄生ダイオー
ドを通じて車載バッテリの電流が負荷に供給されること
になり、負荷が連続的に音を発し、若しくは光を発し始
める。したがって、作業者は接続の瞬間にこの音もしく
は光が発せられることから車載バッテリの誤接続を直ち
に認識することができることになる。
【0012】請求項2の発明の車載バッテリの逆接続警
告装置は、車載バッテリの+電極とグランド電極との間
に、それに対する通電によって音若しくは光を発する負
荷とNチャンネルパワーMOSFETのドレイン・ソー
スとを直列に挿入し、前記負荷に対するオン/オフスイ
ッチを前記パワーMOSFETのゲートと前記車載バッ
テリの+電極との間に挿入したものである。
【0013】この請求項2の発明の車載バッテリの逆接
続警告装置でも、車載バッテリの正常接続状態では、オ
ン/オフスイッチをオン操作することによってNチャン
ネルパワーMOSFETのゲートが車載バッテリの+電
極の電位となり、ソース・ドレイン間が導通して車載バ
ッテリから負荷に電流が供給され、本来の動作として音
を発し、若しくは光を発する。
【0014】しかしながら、車載バッテリを誤って逆接
続すれば、オン/オフスイッチをオフ状態にしていても
パワーMOSFETの寄生ダイオードが車載バッテリの
通電方向と順方向となって、接続の瞬間に寄生ダイオー
ドを通じて車載バッテリの電流が負荷に供給されること
になり、負荷が連続的に音を発し、若しくは光を発し始
める。したがって、作業者は接続の瞬間にこの音もしく
は光が発せられることから車載バッテリの誤接続を直ち
に認識することができることになる。
【0015】請求項3の発明は、請求項1又は2の車載
バッテリの逆接続警告装置において、前記負荷としてホ
ーン駆動回路を用いたものであり、車載バッテリの逆接
続時にはホーンが鳴り始めて作業者に誤接続を直ちに分
らせることができる。
【0016】請求項4の発明は、請求項1又は2の車載
バッテリの逆接続警告装置において、前記負荷としてラ
イト点灯回路を用いたものであり、車載バッテリの逆接
続時にはライトが点灯して作業者に誤接続を直ちに分ら
せることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳説する。図1は請求項1及び請求項3の発明
の1つの実施の形態を示している。この実施の形態の車
載バッテリの逆接続警告回路は、フューズ2の一端にエ
ンハンスメント型(E型)PチャンネルパワーMOSF
ET11のソース(S)が接続され、ホーン駆動回路4
の一端にパワーMOSFET11のドレイン(D)が接
続され、ホーンスイッチ5の一端にパワーMOSFET
11のゲートが接続され、フューズ2の他端に接続端子
12が設けられ、ホーン駆動回路4の他端とホーンスイ
ッチ5の他端とに共通の接続端子13が設けられた構成
である。そして、車載バッテリ1との正常な接続状態で
は、車載バッテリ1の+電極Vbb をフューズ2側の接続
端子12に接続し、車載バッテリ1のグランドGND をホ
ーン駆動回路4側の接続端子13に接続するように設定
している。
【0018】この正常な接続状態では、ホーンスイッチ
5をオン操作することによってそのオン期間の間、パワ
ーMOSFET11のゲートGがグランドGND に接地さ
れ、ソースS・ドレインD間が導通して車載バッテリ1
の+電極Vbb からフューズ2、パワーMOSFET11
を通じてホーン駆動回路4にドレイン電流ID が供給さ
れ、ホーンが鳴動する。そしてホーンスイッチ5がオフ
すれば再びパワーMOSFET11のゲート電圧が0と
なり、パワーMOSFET11のソースS・ドレインD
間が非導通となり、ホーンの鳴動が止む。
【0019】ところがいま、車載バッテリ1を再充電し
て再取付けする時、あるいは新品と交換して取付ける時
に、図2に示すように作業者が車載バッテリ1を誤っ
て、フューズ2側の接続端子12に車載バッテリ1のグ
ランドGND を接続し、ホーン駆動回路4側の接続端子1
3に+電極Vbb を接続するという逆接続を行えば、次の
動作によってホーン駆動回路4がホーンを鳴動させて作
業者に誤接続を知らせることになる。
【0020】パワーMOSFET11の特性としてその
ソースS・ドレインD間には常に、ドレイン電流ID と
同じ電流容量を持つ寄生ダイオード14がある。そのた
めに図2に示すように、車載バッテリ1を逆極性でこの
車載バッテリの逆接続警告装置に接続すると、ホーンス
イッチ5がオフ状態であってもパワーMOSFET11
のドレインD・ソースS間の寄生ダイオード14に+Vb
b →GND の順方向バイアス電圧が印加されることにな
り、寄生ダイオード14が導通状態になって電流IDRが
流れ始める。この電流IDRが流れ始めるとホーンスイッ
チ5がオフしていてもホーン駆動回路4が動作してホー
ンを連続的に鳴動させることになる。したがって、車載
バッテリ1の交換作業をしている作業者は、車載バッテ
リ1に電極を接続したとたんにホーンが突然になり始め
るのを聞き、逆接続していることに気づくことになり、
逆接続を確実に防止することができる。
【0021】次に請求項2及び請求項3の発明の1つの
実施の形態を図3に基づいて説明する。この実施の形態
の特徴は、図1に示した実施の形態のようにフューズ2
の一端とホーン駆動回路4の一端との間にパワーMOS
FETを挿入するのではなく、フューズ2の一端にホー
ン駆動回路4の一端を接続し、このホーン駆動回路4の
他端と接続端子13との間にE型NチャンネルパワーM
OSFET15を挿入し、さらに一端がパワーMOSF
ET15のゲートGに接続されたホーンスイッチ5の他
端をホーン駆動回路4の一端と共にフューズ2の一端に
接続した点にある。そして、車載バッテリ1との正常な
接続状態では、車載バッテリ1の+電極Vbb をフューズ
2側の接続端子12に接続し、車載バッテリ1のグラン
ドGND をパワーMOSFET15側の接続端子13に接
続するように設定している。
【0022】この正常な接続状態では、ホーンスイッチ
5をオン操作することによってそのオン期間の間、パワ
ーMOSFET15のゲートGがソースSに対してホー
ン駆動回路4の負荷抵抗分だけ高い電位になってソース
S・ドレインD間を導通させる。この結果、車載バッテ
リ1の+電極Vbb からフューズ2を介してホーン駆動回
路4にドレイン電流ID が供給され、ホーンが鳴動す
る。そしてホーンスイッチ5がオフすれば再びパワーM
OSFET15のゲート電圧が0となるので、パワーM
OSFET15のソースS・ドレインD間が非導通とな
り、ホーンの鳴動が止む。
【0023】ところがいま、車載バッテリ1を再充電し
て再び取付ける時、あるいは新品と交換して取付ける時
に、作業者が誤ってフューズ2側の接続端子12に車載
バッテリ1のグランドGND を接続し、パワーMOSFE
T15側の接続端子13に+電極Vbb を接続するという
逆接続を行えば、次の動作によってホーン駆動回路4が
ホーンを鳴動させて作業者に誤接続を知らせることにな
る。
【0024】パワーMOSFET15の特性としてその
ソースS・ドレインD間には常に、ドレイン電流ID と
同じ電流容量を持つ寄生ダイオード16がある。そのた
めに車載バッテリ1を逆極性でこの車載バッテリの逆接
続警告装置に接続すると、ホーンスイッチ5がオフ状態
であってもパワーMOSFET15のソースS・ドレイ
ンD間の寄生ダイオード16に+Vbb →GND の順方向バ
イアス電圧が印加されることになり、寄生ダイオード1
6が導通状態になって電流が流れ始めてホーン駆動回路
4に供給され、ホーンを連続的に鳴動させることにな
る。したがってこの実施の形態にあっても、車載バッテ
リ1の交換作業をしている作業者は、車載バッテリ1に
電極を接続したとたんにホーンが突然になり始めるのを
聞き、逆接続していることに気づくことになり、逆接続
を確実に防止することができる。
【0025】次に、請求項1及び請求項4の発明の1つ
の実施の形態を図4に基づいて説明する。この実施の形
態の車載バッテリの逆接続警告装置は、図1の実施の形
態におけるホーン駆動回路4及びホーンスイッチ5に代
えて、ライト点灯回路17及び点灯スイッチ18を接続
した構成である。なお、その他の部分については、図1
に示した実施の形態と共通する部分に同一の符号を付し
て示してある。
【0026】この実施の形態にあっては、図4に示す正
常な接続状態では、点灯スイッチ18をオン操作するこ
とによってそのオン期間の間、E型Pチャンネルパワー
MOSFET11が導通してドレイン電流ID がライト
点灯回路17に通電されてライトを点灯する。
【0027】そして図2に示したような車載バッテリ1
の逆接続を行えば、パワーMOSFET11の寄生ダイ
オード14に順方向の電位が印加されて電流IDRが流れ
始め、ライト点灯回路17が駆動されてライトを点灯
し、作業者に容易に逆接続を分らせることができる。
【0028】また請求項2及び請求項4の発明の1つの
実施の形態を図5に基づいて説明する。この実施の形態
の車載バッテリの逆接続警告装置は、図3の実施の形態
におけるホーン駆動回路4及びホーンスイッチ5に代え
て、ライト点灯回路17及び点灯スイッチ18を接続し
た構成である。なお、その他の部分については、図1及
び図3それぞれに示した実施の形態と共通する部分に同
一の符号を付して示してある。
【0029】この実施の形態にあっても、図5に示す正
常な接続状態では、点灯スイッチ18をオン操作するこ
とによってそのオン期間の間、E型Nチャンネルパワー
MOSFET15が導通してドレイン電流ID がライト
点灯回路17に通電されてライトを点灯する。
【0030】そして車載バッテリ1の逆接続を行えば、
パワーMOSFET15の寄生ダイオード16に順方向
の電位が印加されて電流が流れ始め、ライト点灯回路1
7が駆動されてライトを点灯し、作業者に容易に逆接続
を分らせることができる。
【0031】なお、上記の各実施の形態においてパワー
MOSFET11又はパワーMOSFET15を用いる
代りに、図6に示すようなパワーMOSFET21を含
むインテリジェントパワーIC(IPS)22を利用
し、これを図7に示すように図1又は図4に示した回路
におけるフューズ2及びパワーMOSFET11に代え
て使用し、あるいは図3又は図5に示した回路における
フューズ及びパワーMOSFET15に代えて使用する
ことができる。
【0032】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
車載バッテリの+電極とグランド電極との間に、Pチャ
ンネルパワーMOSFETのソース・ドレインとそれに
対する通電によって音若しくは光を発する負荷を直列に
挿入し、負荷に対するオン/オフスイッチをパワーMO
SFETのゲートと車載バッテリのグランド電極との間
に挿入しているので、車載バッテリの正常接続状態で
は、オン/オフスイッチをオン操作することによってP
チャンネルパワーMOSFETのゲートが接地され、ソ
ース・ドレイン間が導通して車載バッテリから負荷に電
流が供給され、本来の動作として音を発し、若しくは光
を発することができ、車載バッテリを誤って逆接続した
場合には、オン/オフスイッチをオフ状態にしていても
パワーMOSFETの寄生ダイオードが車載バッテリの
通電方向と順方向となって、接続の瞬間に寄生ダイオー
ドを通じて車載バッテリの電流が負荷に供給されること
になり、負荷が連続的に音を発し、若しくは光を発し始
めて作業者に車載バッテリの誤接続を直ちに認識させる
ことができ、しかも従来のリレー回路を用いた逆接続警
告装置に比べて逆接続検出用のダイオードを別途設けず
に、パワーMOSFET自身の寄生ダイオードを利用し
て逆接続警告を行うことができて回路構成のシンプル化
と小形化が図れる。
【0033】請求項2の発明によれば、車載バッテリの
+電極とグランド電極との間に、それに対する通電によ
って音若しくは光を発する負荷とNチャンネルパワーM
OSFETのドレイン・ソースとを直列に挿入し、負荷
に対するオン/オフスイッチを前記パワーMOSFET
のゲートと車載バッテリの+電極との間に挿入している
ので、車載バッテリの正常接続状態では、オン/オフス
イッチをオン操作することによってNチャンネルパワー
MOSFETのゲートが車載バッテリの+電極の電位と
なり、ソース・ドレイン間が導通して車載バッテリから
負荷に電流が供給され、本来の動作として音を発し、若
しくは光を発することができ、車載バッテリを誤って逆
接続すれば、オン/オフスイッチをオフ状態にしていて
もパワーMOSFETの寄生ダイオードが車載バッテリ
の通電方向と順方向となって、接続の瞬間に寄生ダイオ
ードを通じて車載バッテリの電流が負荷に供給されるこ
とになり、負荷が連続的に音を発し、若しくは光を発し
始めて作業者に車載バッテリの誤接続を直ちに認識させ
ることができ、しかも従来のリレー回路を用いた逆接続
警告装置に比べて逆接続検出用のダイオードを別途設け
ずに、パワーMOSFET自身の寄生ダイオードを利用
して逆接続警告を行うことができて回路構成のシンプル
化と小形化が図れる。
【0034】請求項3の発明によれば、請求項1又は2
の車載バッテリの逆接続警告装置において、負荷として
ホーン駆動回路を用いたものであり、車載バッテリの逆
接続時にはホーンが鳴り始めて作業者に誤接続を直ちに
分らせることができる。
【0035】請求項4の発明によれば、請求項1又は2
の車載バッテリの逆接続警告装置において、負荷として
ライト点灯回路を用いたものであり、車載バッテリの逆
接続時にはライトが点灯して作業者に誤接続を直ちに分
らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1及び請求項3の発明に関連す
る1つの実施の形態の回路図。
【図2】上記の実施の形態の車載バッテリの逆接続時の
動作を示す回路図。
【図3】本発明の請求項2及び請求項3の発明に関連す
る1つの実施の形態の回路図。
【図4】本発明の請求項1及び請求項4の発明に関連す
る1つの実施の形態の回路図。
【図5】本発明の請求項2及び請求項4の発明に関連す
る1つの実施の形態の回路図。
【図6】本発明の請求項1〜請求項4の発明に関連する
他の実施の形態において用いるインテリジェントパワー
IC(IPS)の回路図。
【図7】上記のインテリジェントパワーIC(IPS)
を用いた請求項1の発明の他の実施の形態の回路図。
【図8】従来例の回路図。
【符号の説明】
Vbb +電極 GND グランド 1 車載バッテリ 2 フューズ 4 ホーン駆動回路 5 ホーンスイッチ 11 パワーMOSFET 12 接続端子 13 接続端子 14 寄生ダイオード 15 パワーMOSFET 16 寄生ダイオード 17 ライト点灯回路 18 点灯スイッチ 21 パワーMOSFET 22 インテリジェントパワーIC(IPS)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B60R 16/02 670 B60R 16/02 670D H02H 7/18 H02H 7/18 H02J 7/00 H02J 7/00 T

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車載バッテリの+電極とグランド電極と
    の間に、PチャンネルパワーMOSFETのソース・ド
    レインとそれに対する通電によって音若しくは光を発す
    る負荷を直列に挿入し、前記負荷に対するオン/オフス
    イッチを前記パワーMOSFETのゲートと前記車載バ
    ッテリのグランド電極との間に挿入して成る車載バッテ
    リの逆接続警告装置。
  2. 【請求項2】 車載バッテリの+電極とグランド電極と
    の間に、それに対する通電によって音若しくは光を発す
    る負荷とNチャンネルパワーMOSFETのドレイン・
    ソースとを直列に挿入し、前記負荷に対するオン/オフ
    スイッチを前記パワーMOSFETのゲートと前記車載
    バッテリの+電極との間に挿入して成る車載バッテリの
    逆接続警告装置。
  3. 【請求項3】 前記負荷としてホーン駆動回路を用いて
    成る請求項1又は2記載の車載バッテリの逆接続警告装
    置。
  4. 【請求項4】 前記負荷としてライト点灯回路を用いて
    成る請求項1又は2記載の車載バッテリの逆接続警告装
    置。
JP11500396A 1996-05-09 1996-05-09 車載バッテリの逆接続警告装置 Pending JPH09308095A (ja)

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