JPH0514913Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0514913Y2 JPH0514913Y2 JP10439587U JP10439587U JPH0514913Y2 JP H0514913 Y2 JPH0514913 Y2 JP H0514913Y2 JP 10439587 U JP10439587 U JP 10439587U JP 10439587 U JP10439587 U JP 10439587U JP H0514913 Y2 JPH0514913 Y2 JP H0514913Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- converter
- power
- electrical device
- battery
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Description
この考案は、乗車室内に配置されたカーオーデ
イオ装置に代表される車載用電装装置に関し、さ
らに詳しくは、効率よくバツテリからの直流電源
が供給されるようにした車載用電装装置に関す
る。
イオ装置に代表される車載用電装装置に関し、さ
らに詳しくは、効率よくバツテリからの直流電源
が供給されるようにした車載用電装装置に関す
る。
乗車室内に配置される車載用電装装置は、電子
技術の発達に伴いカーオーデイオ装置のハイパワ
ー増幅器のように、高電力を消費するものが多く
用いられている。 車載用電装装置の電装機器として、ハイパワー
増幅器を用いた従来の電気的結線を第2図に示
す。この第2図において、符号1はエンジンルー
ム内に設置されたバツテリであり、常時自動車の
発電機から充電されるようになつている。バツテ
リ1の直流電圧は、ヒユーズ2を介して電気ケー
ブル3により乗車室内に配置されたハイパワー増
幅器4に電源として供給されている。ハイパワー
増幅器4には、高電力を消費するためステツプア
ツプされた直流電圧を得るDC−DCコンバータ、
および電圧を一定にするレギユレータを含む電源
回路が備えられている。また、高電力を消費する
ハイパワー増幅器4に電源を供給する電気ケーブ
ル3は、大電流に耐えるため太い電線が用いられ
ている。
技術の発達に伴いカーオーデイオ装置のハイパワ
ー増幅器のように、高電力を消費するものが多く
用いられている。 車載用電装装置の電装機器として、ハイパワー
増幅器を用いた従来の電気的結線を第2図に示
す。この第2図において、符号1はエンジンルー
ム内に設置されたバツテリであり、常時自動車の
発電機から充電されるようになつている。バツテ
リ1の直流電圧は、ヒユーズ2を介して電気ケー
ブル3により乗車室内に配置されたハイパワー増
幅器4に電源として供給されている。ハイパワー
増幅器4には、高電力を消費するためステツプア
ツプされた直流電圧を得るDC−DCコンバータ、
および電圧を一定にするレギユレータを含む電源
回路が備えられている。また、高電力を消費する
ハイパワー増幅器4に電源を供給する電気ケーブ
ル3は、大電流に耐えるため太い電線が用いられ
ている。
従来の車載用電装装置は以上のように構成され
ているため、電気ケーブルに流れる電流が大き
く、これに伴つて電気ケーブルの発熱や、電力ロ
スが無視できなくなつてきている。また、ヒユー
ズについても現在使用されているブレードヒユー
ズでは30アンペア程度が限度であり、これ以上の
電流を流せない状況にある。 また、このような大電力を消費する電装機器に
あつても、電源回路の発熱量が大きく、室内に設
置されているため放熱対策も困難であり、さら
に、DC−DCコンバータを備える電源回路より発
生するノイズ対策も大電流化に伴つて大きくな
り、困難であつた。 この考案は、上述のような従来の問題点を解決
するために、消費電力の大型化に伴う発熱や電力
ロスを少なくし、電源の効率的な供給を行う車載
用電装装置を提供することを目的とする。
ているため、電気ケーブルに流れる電流が大き
く、これに伴つて電気ケーブルの発熱や、電力ロ
スが無視できなくなつてきている。また、ヒユー
ズについても現在使用されているブレードヒユー
ズでは30アンペア程度が限度であり、これ以上の
電流を流せない状況にある。 また、このような大電力を消費する電装機器に
あつても、電源回路の発熱量が大きく、室内に設
置されているため放熱対策も困難であり、さら
に、DC−DCコンバータを備える電源回路より発
生するノイズ対策も大電流化に伴つて大きくな
り、困難であつた。 この考案は、上述のような従来の問題点を解決
するために、消費電力の大型化に伴う発熱や電力
ロスを少なくし、電源の効率的な供給を行う車載
用電装装置を提供することを目的とする。
この考案は、上述した目的を達成するために、
自動車に搭載されたバツテリの直流電源を電流源
とする車載用電装装置において、前記バツテリの
直流電源をその直流電圧より高い直流電圧に昇圧
して変化するDC−DCコンバータと、前記DC−
DCコンバータの入力直流電圧を入力し、乗車室
内に配置された電装機器とを備え、前記DC−DC
コンバータがエンジンルーム内に配置されたこと
を特徴とするものである。
自動車に搭載されたバツテリの直流電源を電流源
とする車載用電装装置において、前記バツテリの
直流電源をその直流電圧より高い直流電圧に昇圧
して変化するDC−DCコンバータと、前記DC−
DCコンバータの入力直流電圧を入力し、乗車室
内に配置された電装機器とを備え、前記DC−DC
コンバータがエンジンルーム内に配置されたこと
を特徴とするものである。
以下、この考案の一実施例を第1図に沿つて説
明する。 第1図において符号10は自動車のエンジンが
設置されるエンジンルームを示し、このエンジン
ルーム10には直流電圧12ボルトのバツテリ1
1、DC−DCコンバータ12、およびヒユーズ1
3が配置されている。DC−DCコンバータ12は
バツテリ11の直流電圧(12ボルト)を±35〜50
ボルト程度まで正負の2電源に昇圧し、出力する
構成になつている。DC−DCコンバータ12によ
り変換された正負の直流電圧は、それぞれヒユー
ズ13,13を介して出力される。 符号20は運転者等が乗車する乗車室内を示
し、この乗車室内20には、運転席のコンソール
ボツクス等に固定されたハイパワー増幅器21が
配置されている。ハイパワー増幅器21は、カセ
ツトテープレコーダ、チユーナ等の信号を入力す
る入力端子IN、および増幅された信号をスピー
カに供給する出力端子OUTが設けられ、高出力
増幅器を構成している。 符号30はエンジンルーム10に設けられた
DC−DCコンバータ12の出力直流電圧を、乗車
室内20に設置されたハイパワー増幅器21の電
源入力端子INに供給する電気ケーブルである。 このように構成された車載用電装装置におい
て、高出力なハイパワー増幅器21に電源を供給
する電気ケーブル30に流れる電流を小さくする
ことができるので、電気ケーブル30による電力
ロス,発熱を減少することができ、効率よく電力
を供給することができる。 また、電装装置としてカーオーデイオ装置に適
用することにより、大出力のハイパワー増幅器に
電源供給を容易に行うことができると共に、コン
パクトデイスクプレーヤ、デジタルオーデイオテ
ープレコーダ等のデジタルオーデイオ機器におけ
る高いダイナミツクレンジを確保することができ
る。 なお、上記した実施例では、車載用電装装置の
電装機器としてハイパワー増幅器を用いて説明し
たが、この考案における電装機器は、このほかビ
デオ装置、テレビジヨン等の乗車室内に設置され
る電子機器に適用することができる。
明する。 第1図において符号10は自動車のエンジンが
設置されるエンジンルームを示し、このエンジン
ルーム10には直流電圧12ボルトのバツテリ1
1、DC−DCコンバータ12、およびヒユーズ1
3が配置されている。DC−DCコンバータ12は
バツテリ11の直流電圧(12ボルト)を±35〜50
ボルト程度まで正負の2電源に昇圧し、出力する
構成になつている。DC−DCコンバータ12によ
り変換された正負の直流電圧は、それぞれヒユー
ズ13,13を介して出力される。 符号20は運転者等が乗車する乗車室内を示
し、この乗車室内20には、運転席のコンソール
ボツクス等に固定されたハイパワー増幅器21が
配置されている。ハイパワー増幅器21は、カセ
ツトテープレコーダ、チユーナ等の信号を入力す
る入力端子IN、および増幅された信号をスピー
カに供給する出力端子OUTが設けられ、高出力
増幅器を構成している。 符号30はエンジンルーム10に設けられた
DC−DCコンバータ12の出力直流電圧を、乗車
室内20に設置されたハイパワー増幅器21の電
源入力端子INに供給する電気ケーブルである。 このように構成された車載用電装装置におい
て、高出力なハイパワー増幅器21に電源を供給
する電気ケーブル30に流れる電流を小さくする
ことができるので、電気ケーブル30による電力
ロス,発熱を減少することができ、効率よく電力
を供給することができる。 また、電装装置としてカーオーデイオ装置に適
用することにより、大出力のハイパワー増幅器に
電源供給を容易に行うことができると共に、コン
パクトデイスクプレーヤ、デジタルオーデイオテ
ープレコーダ等のデジタルオーデイオ機器におけ
る高いダイナミツクレンジを確保することができ
る。 なお、上記した実施例では、車載用電装装置の
電装機器としてハイパワー増幅器を用いて説明し
たが、この考案における電装機器は、このほかビ
デオ装置、テレビジヨン等の乗車室内に設置され
る電子機器に適用することができる。
以上の説明から明らかなように、この考案の車
載用電装装置によれば、バツテリからの直流電圧
をその直流電圧より高い直流電圧に変換するDC
−DCコンバータがエンジンルームに設置され、
このDC−DCコンバータの出力直流電圧を電気ケ
ーブルを介して乗車室内に設置された電装機器に
供給するように構成したので、電源ロス,発熱を
減少させると共に、発熱する電源回路を不要とす
る電装機器の放熱設計を容易にすることができ
る。 また、直流電圧を昇圧するDC−DCコンバータ
を電装機器から遠くに設置することができるの
で、DC−DCコンバータから発生するノイズが電
装機器に影響を与えることなく、ノイズ対策上に
おいても利点を有し、さらに、大電流が流れるケ
ーブルの配線がバツテリとDC−DCコンバータと
の間で済むので、電気ケーブルの軽量化を図るこ
とができる。
載用電装装置によれば、バツテリからの直流電圧
をその直流電圧より高い直流電圧に変換するDC
−DCコンバータがエンジンルームに設置され、
このDC−DCコンバータの出力直流電圧を電気ケ
ーブルを介して乗車室内に設置された電装機器に
供給するように構成したので、電源ロス,発熱を
減少させると共に、発熱する電源回路を不要とす
る電装機器の放熱設計を容易にすることができ
る。 また、直流電圧を昇圧するDC−DCコンバータ
を電装機器から遠くに設置することができるの
で、DC−DCコンバータから発生するノイズが電
装機器に影響を与えることなく、ノイズ対策上に
おいても利点を有し、さらに、大電流が流れるケ
ーブルの配線がバツテリとDC−DCコンバータと
の間で済むので、電気ケーブルの軽量化を図るこ
とができる。
第1図はこの考案による車載用電装装置の一実
施例を示す回路図、第2図は従来の車載用電装装
置の構成を示す回路図である。 10……エンジンルーム、11……バツテリ、
12……DC−DCコンバータ、13……ヒユー
ズ、20……乗車室内、21……ハイパワー増幅
器、30……電気ケーブル。
施例を示す回路図、第2図は従来の車載用電装装
置の構成を示す回路図である。 10……エンジンルーム、11……バツテリ、
12……DC−DCコンバータ、13……ヒユー
ズ、20……乗車室内、21……ハイパワー増幅
器、30……電気ケーブル。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 自動車に搭載されたバツテリの直流電源を電流
源とする車載用電装装置において、 前記バツテリの直流電源をその直流電圧より高
い直流電圧に昇圧して変化するDC−DCコンバー
タと、前記DC−DCコンバータの出力直流電圧を
入力し、乗車室内に配置された電装機器とを備
え、 前記DC−DCコンバータがエンジンルーム内に
配置されたことを特徴とする車載用電装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10439587U JPH0514913Y2 (ja) | 1987-07-07 | 1987-07-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10439587U JPH0514913Y2 (ja) | 1987-07-07 | 1987-07-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS649855U JPS649855U (ja) | 1989-01-19 |
JPH0514913Y2 true JPH0514913Y2 (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=31336072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10439587U Expired - Lifetime JPH0514913Y2 (ja) | 1987-07-07 | 1987-07-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0514913Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009165404A (ja) * | 2008-01-16 | 2009-07-30 | Fumakilla Ltd | 飛翔昆虫類捕獲器 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11291843A (ja) * | 1998-04-06 | 1999-10-26 | Sony Corp | 車載用機器の電源装置 |
-
1987
- 1987-07-07 JP JP10439587U patent/JPH0514913Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009165404A (ja) * | 2008-01-16 | 2009-07-30 | Fumakilla Ltd | 飛翔昆虫類捕獲器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS649855U (ja) | 1989-01-19 |
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