JPH11308690A - 豪雪地帯用電車・自動車等搭載用ホーンスピーカ - Google Patents

豪雪地帯用電車・自動車等搭載用ホーンスピーカ

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JPH11308690A
JPH11308690A JP10886698A JP10886698A JPH11308690A JP H11308690 A JPH11308690 A JP H11308690A JP 10886698 A JP10886698 A JP 10886698A JP 10886698 A JP10886698 A JP 10886698A JP H11308690 A JPH11308690 A JP H11308690A
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JP
Japan
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horn
speaker
heavy snowfall
horn speaker
train
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Pending
Application number
JP10886698A
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English (en)
Inventor
Seiji Murata
清治 村田
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Yawata Electric Industrial Co Ltd
Original Assignee
Yawata Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のホーンスピーカを豪雪地帯専用に改良す
る。 【解決手段】 豪雪地帯を走行する電車及び自動車等の
移動体に搭載するホーンスピーカであって、ドライバー
ユニットに連着してなる第1ホーンと該第1ホーンを被
覆してなる第2ホーンと該第2ホーンを被覆してなる第
3ホーンとから構成され、更に前記第2及び第3ホーン
のホーンベースがテフロン・ポリエステル等の摩擦係数
の低い材料からなり又は前記摩擦係数の低い材料で表面
加工を施し更に第3ホーンの開口部に電熱線を内設し着
雪を防ぐと共に、前記第2ホーンの先頭部に磁石を装着
してドライバーユニットに吸着する微鉄粉を防ぐ豪雪地
帯専用のホーンスピーカを提供。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はホーンスピーカに関する
が、詳しくは豪雪地帯用電車・自動車等の移動体に搭載
するホーンスピーカに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、豪雪地帯において電車・自動車等
の移動体に搭載するホーンスピーカには、着雪防止する
ための特別な機能や装置を有するものはなく専ら通常の
ホーンスピーカが使われていた。すなわち、従来から一
般的に使用されている通常のホーンスピーカとしては、
例えば図1に示すようなものがある。図中1は電気信号
を音に交換するドライバーユニットであり、2、3、4
は音声の通路を構成する第1ホーン、第2ホーン、第3
ホーンである。このような通常のスピーカを豪雪地帯で
使用した場合には移動体の走行速度により雪が巻き上げ
られたり、また吹雪により直接ホーンに入ったりして着
雪された雪がホーンスピーカから発せられる音声が極度
に低下してスピーカ本来の機能が妨げられたり故障の原
因にもなっていた。また巻き上げられた雪には微鉄粉等
の磁性体が含まれているので、それがドライバーユニッ
ト1を構成するマグネットに吸着されることによってス
ピーカの音圧が低下して種々の障害の要因にもなってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来のホーン
スピーカでは見るこのない発明であって、特に豪雪地帯
用の電車や自動車等の移動体に搭載できるホーンスピー
カにしたところに本願発明が解決しようとする課題を有
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の如き課題
を解決するために開発したものであり、豪雪地帯を走行
する電車及び自動車等の移動体に搭載するホーンスピー
カであって、ドライバーユニットに連着してなる第1ホ
ーンと該第1ホーンを被覆してなる第2ホーンと該第2
ホーンを被覆してなる第3ホーンとから構成され、更に
前記第2及び第3ホーンのホーンベースがテフロン・ポ
リエステル等の摩擦係数の低い材料からなり、又は前記
摩擦係数の低い材料で表面加工を施して着雪を防ぐこと
を特徴とする豪雪地帯用電車・自動車等に搭載するホー
ンスピーカと、前記ホーンスピーカの第3ホーン開口部
に電熱線を内設し着雪を防ぐと共に着雪した雪を融雪す
るホーンスピーカと、前記ホーンスピーカの第3ホーン
開口部に電熱線を内設し車に搭載するホーンスピーカ
と、前記ホーンスピーカのドライバーユニットに着脱し
たことを特徴とする電車・自動車等に搭載するホーンス
ピーカの提供にある。
【0005】また、これらの機能を組み合わせてなるこ
とを特徴とする電車・自動車等に搭載するホーンスピー
カの提供にある。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態は、豪雪地帯を
走行する電車及び自動車等の移動体に搭載するホーンス
ピーカであって、ドライバーユニットに連着してなる第
1ホーンと該第1ホーンを被覆してなる第2ホーンと該
第2ホーンを被覆してなる第3ホーンとから構成され、
更に前記第2及び第3ホーンのホーンベースがテフロン
・ポリエステル等の摩擦係数の低い材料からなり、又は
前記摩擦係数の低い材料で表面加工を施して着雪を防ぐ
構成になっているので、従来から一般的に使用されてい
る普通のホーンスピーカでは得られない高質な音声効果
ないし音量効果を得ることができる。
【0007】本発明の実施形態は、前記ホーンスピーカ
の第3ホーン開口部に電熱線を内設してなり、また前記
電熱線に供給される電源を直流電源としかつ前記ホーン
スピーカの音声信号線に重畳させて電熱電流を供給する
構成になっているので、スピーカのホーンベース内に着
雪される雪を容易に溶かすことができる。本発明の実施
形態は、前記第2ホーンの先頭部に磁石を装着しかつそ
の脱着を自在にしてなる構成になっているので、スピー
カのドライバーユニットに吸着される微鉄粉を吸着しな
いようにすることができる。
【0008】本発明の実施形態は、豪雪地帯用を走行す
る電車及び自動車等の移動体に搭載するホーンスピーカ
であって、前記請求項の1から4の何れかの機能を組み
合わせてなる構成になっているので、従来のスピーカの
ように電熱線用の専用線を必要せずに音声信号線を利用
することが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、図面に従って本発明の実施例について
説明する。図2及び図3は、本発明からなる豪雪地帯用
電車・自動車等に搭載するホーンンスピーカを示したも
のである。図中1はドライバーユニット、2は第1ホー
ン3は第2ホーン、4は第3ホーン、5aと5bはホー
ンベース加工材、6は微鉄粉吸着用マグネット、7は融
雪用電熱線である。
【0010】まず、本発明のホーンスピーカは電気信号
を音声に変換するドライバーユニット1の一端に音声の
通路を構成する第1ホーン2が固着され、第2ホーン3
及び第3ホーン4を経て外に音声が導かれる構成になっ
ている。そして、第2ホーン3の外側及び第3ホーン4
の内側のホーンベースにはテフロン・ポリエステル・窒
化ボロン・硫化モリブデン等の摩擦係数の低い材料や、
その加工材を装設することにより着雪を防ぐことができ
る。また、第3ホーン4の開口側に着雪した雪を溶かす
ための融雪電熱線7を装着することにより、雪を溶かし
ホーンスピーカの特性を劣化させない構成になってい
る。更に、微鉄粉吸着用マグネット6を第2ホーン3の
先頭部に装着することによりドライバーユニット1への
微鉄分の吸着を防止しホーンスピーカの特性劣化をも防
止することができる。この微鉄粉吸着用マグネット6
は、脱着が自在となるように構成されているので、ホー
ンスピーカを補修することなくマグネットのみ取り換え
ることができる。なお、これらの構成は単独でもよくま
た複合された構成でも各々の効果が発揮できる。
【0011】このように構成される本発明のホーンスピ
ーカは、通常のホーンスピーカとは構造が全く異にして
いるため、また従来のホーンスピーカのホーン内部に雪
がたまったために音声が外に出なかったり、またドライ
バーユニット1に微鉄分が吸着され音が小さくなったり
することもない。従って、本発明からなるホーンスピー
カを搭載することにより豪雪地帯での電車自動車等の移
動体に着雪されたり微鉄粉が吸着されたりする影響によ
るホーンスピーカの問題は全て解消できる。
【0012】図4は、ホーンスピーカの電熱線に供給す
るための回路である。本図からも明らかのように音声増
幅器11は音声信号を増幅し音声信号線13a、13b
を経由してホーンスピーカ8から音声を発生させる構成
になっている。つまり、本発明は電熱線用の配線を増や
さないで従来の音声信号線13に直流電源12を供給し
て融雪電熱線7に加熱用電源を供給するようになってい
る。そして、この場合には音声信号と直流電流を重畳す
ると共に分離することが必要になる。すなわち、音声信
号電流は音声増幅器11からコンデンサ10aと音声信
号線13aとコンデンサ10bとを経由してホーンスピ
ーカ8に、またコンデンサ10aとチョークトランス9
と融雪電熱線7と音声信号機13bとを経由して増幅機
11に戻ることになる。そこで、音声信号を融雪電熱線
7に通さないようにするためにチョークトランス9を介
在させ交流インピーダンスを高くして直流電流を通し音
声信号を通しにくくしている。この場合、チョークトラ
ンス9のインピーダンスはホーンスピーカ8の10倍以
上が好ましい。同様にして直流電源12と音声信号線1
3aの間に介在すればチョークトランス9aも同様の働
きをし、また直流電流は電熱線用直流電源12からチョ
ークコイル9aと音声信号線13aとチョークコイル9
bとを経由して融雪電熱線7に供給されるので、音声信
号線13bを経由して電熱線用直流電源12に戻ること
になる。なお、コンデンサ10a、10bにより音声増
幅器11とホーンスピーカ8とへは直流電流は流れ込ま
ないようになっている。
【0013】
【発明の効果】本発明は、豪雪地帯を走行する電車及び
自動車等の移動体に搭載するホーンスピーカであって、
ドライバーユニットに連着してなる第1ホーンと該第1
ホーンを被覆してなる第2ホーンと該第2ホーンを被覆
してなる第3のホーンとから構成され、更に前記第2及
び第3ホーンのホーンベースがテフロン・ポリエステル
等の摩擦係数の低い材料からなり又は前記摩擦係数の低
い材料で表面加工を施し着雪を防ぐと共に、第3ホーン
の開口部に着脱自在の電熱線を内設し着雪を防止しかつ
前記第2ホーンの前頭部に脱着自在のマグネットを装着
してドライバーユニットに微鉄粉の吸着を防ぐ構成にな
っているために次のような多くの効果を有する。ア、本
発明からなるホーンスピーカを豪雪地帯で走行する電車
・自動車等の移動体に搭載することにより、従来生じて
いたホーン内部での着雪やドライバーユニットへの微鉄
粉の吸着による音声の劣化、強いてはドライバーユニッ
トコイルの断線を防止することができる。イ、電熱線用
の専用線を引かないでも従来の音声信号線を利用できる
ので配線工事などの配置が簡単容易である。ウ、本発明
のホーンスピーカは、構造がいったって簡単でしかも製
作が容易であるから実用性があると共に低コストで量産
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の通常ホーンスピーカを示した側面概要
図。
【図2】本発明からなる豪雪地帯用電車・自動車等移搭
載用のホーンスピーカを示した側面概要図。
【図3】図2に示したホーンスピーカの正面図。
【図4】本発明からなるホーンスピーカの電熱線用電源
と音声信号線の重畳回路図。
【符号の説明】
1 ドライバーユニット 2 第1ホーン 3 第2ホーン 4 第3ホーン 5a、5b ホーンベース加工材 6 微鉄粉吸着マグ
ネット 7 融雪電熱線 8 ホーンスピーカ 9a、9b チョークトランス 10a、10b コ
ンデンサ 11 音声増幅器 12 電熱線用直流
電源 13a、13b 音声信号線、

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 豪雪地帯を走行する電車及び自動車等の
    移動体に搭載するホーンスピーカであって、ドライバー
    ユニットに連着してなる第1ホーンと該第1ホーンを被
    覆してなる第2ホーンと該第2ホーンを被覆してなる第
    3ホーンとから構成され、更に前記第2及び第3ホーン
    のホーンベースがテフロン・ポリエステル等の摩擦係数
    の低い材料からなり、又は前記摩擦係数の低い材料で表
    面加工を施して着雪を防ぐことを特徴とする豪雪地帯用
    電車・自動車等搭載用ホーンスピーカ。
  2. 【請求項2】 前記ホーンスピーカの第3ホーン開口部
    に電熱線を内設してなる請求項1記載の豪雪地帯用電車
    ・自動車等掲載用ホーンスピーカ。
  3. 【請求項3】 前記電熱線に供給される電源を直流電源
    とし、かつ前記ホーンスピーカの音声信号線に重畳させ
    て電熱電流を供給する請求項2記載の豪雪地帯用電車・
    自動車等搭載用ホーンスピーカ。
  4. 【請求項4】 前記第2ホーンの先頭部に前記ホーンス
    ピーカのドライバーユニットに吸着される微鉄粉を防ぐ
    磁石を装着し、かつその脱着を自在にしてなる請求項1
    記載の豪雪地帯用電車・自動車等搭載用ホーンスピー
    カ。
  5. 【請求項5】 豪雪地帯用を走行する電車及び自動車等
    の移動体に搭載するホーンスピーカであって、前記請求
    項の1から4の何れかの機能を組み合わせてなることを
    特徴とする豪雪地帯用電車・自動車等搭載用ホーンスピ
    ーカ。
JP10886698A 1998-04-20 1998-04-20 豪雪地帯用電車・自動車等搭載用ホーンスピーカ Pending JPH11308690A (ja)

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JP10886698A JPH11308690A (ja) 1998-04-20 1998-04-20 豪雪地帯用電車・自動車等搭載用ホーンスピーカ

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JP (1) JPH11308690A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100540981B1 (ko) * 2003-03-07 2006-01-11 송종석 혼스피커
KR101403765B1 (ko) * 2012-08-31 2014-06-03 이종익 모바일용 확성장치

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KR100540981B1 (ko) * 2003-03-07 2006-01-11 송종석 혼스피커
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