JPH056287U - 加締装置 - Google Patents

加締装置

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JPH056287U
JPH056287U JP6137491U JP6137491U JPH056287U JP H056287 U JPH056287 U JP H056287U JP 6137491 U JP6137491 U JP 6137491U JP 6137491 U JP6137491 U JP 6137491U JP H056287 U JPH056287 U JP H056287U
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JP
Japan
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crimping
hose
actuator
diameter
tubular body
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Application number
JP6137491U
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English (en)
Inventor
尚 海老塚
正行 水口
Original Assignee
横浜エイロクイツプ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホース加締作業に際し、ホースの加締条件を
自動的に設定し、多品種少量化の加締作業に対応すると
ともに、目盛りの見間違い等を防止し、品質の高い製品
を製作できるようにする。 【構成】 ホースBの種類、サイズ毎に予め突当移動量
を設定した突当用外部設定器C−1及び加締径を設定し
た加締用外部設定器C−2を有し、これらの外部設定器
をコントロールボックスA内に挿入することにより、突
当プレート12の移動量及びアクチュエータ2の移動量
を自動化し、ホースBの加締位置及び加締径を自動的に
決定できるようにして、ホースの多品種少量化に対応
し、かつ製品の品質向上化を図る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はホース等の加締装置に関し、特にホースの締付位置、加締径等の作 業の簡素化、精度向上を図れる加締装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ホースの加締作業は図6及び図7に示すような機構を用い実施していた 。すなわちホース40を金具41で加締めるために必要なダイケージ42をプレ ッシャープレート43にセットしホース40の加締位置を設定する。この場合突 当44をスライドさせ、指定された距離まで移動し、固定ノブ45を締付けるこ とにより突当44が固定され、加締位置が決められる。その後、メインスイッチ 46をONにし、油圧ユニット47を駆動させ、フートスイッチ48を踏んでO Nにすることにより、アクチュエータ49が作動し前進を開始する。この場合ア クチュエータ49の先端側に取付けられたプレッシャーブロック50とプレッシ ャープレート43とは4本のバー55により固定されているため、プレッシャー プレート43に取付けたダイケージ42はアクチュエータ49の前進とともに移 動し、クリンプリング51のテーパリング51aに接触し軸方向の力を径方向の 力に変えることにより、ホース40に金具41を加締め装着するとともに所定の 加締径で締結される。
【0003】 ところで、上記加締作業において、突当位置、すなわちホース40の加締位置 の設定に際し、ホース40の種類、サイズ毎に定められた仕様書と照合し、加締 めに必要なサイズの位置合わせを行なう。この場合、位置測定の方法としてデプ スノギス、あるいはその他のメジャーを用い、ダイケージ42のフロントプレー トから仕様書に指定された寸法になるよう突当44をスライドさせ、位置決めが 完了した時点で固定ノブ45を締付けることにより突当44を固定する。
【0004】 また加締径はホース40の種類及びサイズ毎に設定されており、この加締径を 正確に出すことによりホース40の性能を維持することができる。すなわち加締 径が大きくても小さくても金具の装着性能に悪影響を及ぼし流体漏れやホース抜 け等を起こす。そこで、設定された加締径を満足させるために、従来手段ではプ レッシャーブロック50に取付けたリミットスイッチ52と前進ストッパ53及 び後退ストッパ54を用いアクチュエータ49の移動量の制御を行なっていた。 この場合、特にアクチュエータ49の前進距離の調整は締径の良否に直接影響す るため前進ストッパ53にはマイクロメータを利用し加締め作業の都度、仕様書 に設定された数値になるようマイクロメータの目盛りを合わせていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし油圧機器等の多様化に伴いホースの種類も増加し、多品種少量生産化し た現在、加締作業毎にホースの種類、サイズにより突当の位置や締径設定のため マイクロメータの目盛合わせを行なう手段では作業効率が悪く、更に人為的ミス による数値設定等の誤りが生じやすい。これらの数値設定の誤りはホース毎に設 定された仕様書の数値との誤差が生じ、ひいては金具等の装着性能の低下につな がり、使用中に流体漏れや金具、ホース抜け等が生じ、重大なトラブル発生が懸 念される。 この考案は上記事情に鑑みなされたもので、従来の手作業により突当をスライ ドさせ、加締位置を合わせるために生じる位置違い及びアクチュエータの前進距 離の調整に際し懸念されるマイクロメータの目盛り合わせ違い、あるいは設定数 値の見間違い等を防止し、重大なトラブルを未然に防止するためになされたもの である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために、金具付きホース等の筒状体をダイケー ジ内部に配設し、アクチュエータに連動するプレッシャープレートに取付けたダ イケージを所定距離移動させるとともにクリンプリングのテーパリング内面に挿 入押圧し、前記筒状体を所定の加締径と加締位置とで外周面から加締める加締装 置であって、前記加締装置は、筒状体の加締径を決めるためアクチュエータの移 動量や筒状体の加締位置の加締条件を筒状体毎に記憶した外部設定器を有し、前 記外部設定器に記憶した前記加締条件により、筒状体毎に加締径や加締位置をコ ントロールする内部設定器を備えてなる構成としたものである。
【0007】
【実施例】
以下この考案の実施例に係る加締装置について図面を参照しながら説明する。 図1は本考案の加締装置の概要を示す図である。図中符号1は油圧ユニット、2 はホースアッセンブリ3、4で油圧ユニット1に連結されたアクチュエータであ る。前記アクチュエータ2の先端側には、プレッシャーブロック5が設けられ、 このプレッシャーブロック5には移動装置6が取り付けられている。この移動装 置6はホースの加締位置を決めるための突当位置合わせの機能をつかさどるもの である。また前記移動装置6の前方側には枠体7を介して加締機構8が設けられ ており、またプレッシャーブロック5の下方側面には加締径を設定するためのア クチュエータ移動制御機構9が設けられている。またアクチュエータ2の外部に は後述の外部設定器を挿入装着するコントロールボックスAが設けられている。 またこの加締装置の外部にはメインスイッチ10及びアクチュエータ2を駆動す るフートスイッチ11が設けられている。
【0008】 前記移動装置6は、図2に示すように、ダイケージ内に配設された金具付きホ ースに突当て前進する突当プレート12と、この突当プレート12を駆動するモ ータ13と、このモータ13と連動するギア14と、ギア14とかみ合うラック 15と、軸受16と、ラック15を形成しモータ13で駆動される突当棒17と 、突当棒17の移動量を検知するエンコーダ18と、リミットスイッチ19及び センサー20とから構成されている。
【0009】 また前記加締機構8は加締径の設定条件を充足させるもので、図1及び図3に 示すように複数に分割されたダイ21からなるダイケージ22と、ダイケージ2 2を嵌合押圧するテーパリング23aを備えたクリンプリング23と、ダイケー ジ22の側面に設けられ、バー24を介して前記プレッシャーブロック5と連結 固定されたプレッシャープレート25とから構成されている。
【0010】 また前記アクチュエータ移動制御機構9は図3に示すように、ダイケージ22 の側方に取付けられたエンコーダユニット26、エンコーダ27及びプランジャ ー28と、プレッシャーブロック5の側面に取付けられた押板29、センサー3 0とから構成されている。
【0011】 また前記移動装置6の突当移動量の指示は、ホースの種類、サイズ毎に一品一 葉でカセット(突当用外部設定器C−1)に記憶設定されている。
【0012】 また前記加締機構8の加締径設定、すなわちアクチュエータ2の移動量の設定 はホースの種類サイズ毎にカセット(加締用外部設定器C−2)に記憶設定され ている。
【0013】 加締装置外部に設けられたコントロールボックスAには、図4(イ)に示すよ うな設定器a1、比較器b1、計測器c1、制御器d1を内蔵した突当用内部設 定器A−1と、図4(ロ)に示すような設定器a2、比較器b2、計測器c2、 制御器d2を内蔵した加締用内部設定器A−2が内蔵されており、コントロール ボックスAの前面には図5に示すように突当用外部設定器カセットC−1、加締 用外部設定器カセットC−2の挿入口31、32がそれぞれ形成されているとと もに、電源33、それぞれの稼動表示34a、34b、スタート35、準備36 、停止37、原点復帰38、切換用39のボタンが設けられている。
【0014】 次に上記加締装置の操作及びその作動について説明する。金具B1を装着した ホースBをクリンプリング23側から挿入し、先ずメインスイッチ10をONに する。次いでコントロールボックスAの各カセット挿入口31、32から突当用 外部設定器C−1及び加締用外部設定器C−2を挿入する。そして電源33をO Nにし、スタートボタン35をONにする。このスタートボタン35のONによ りモータ13が稼動し、ギア14、ラック15を介して突当棒17及び突当プレ ート12が軸方向に前進する。この突当棒17等の前進移動量はギア14の回転 数をエンコーダ18により検知し、コントロールボックスAに内蔵された突当用 内部設定器A−1の計測器c1に入り、比較器b1により設定器a1の数値と比 較し、その数値が一致すると、制御器d1が作動し、モータ13に内蔵されたク ラッチ及びブレーキが作動しモータ13の回転が停止し、突当位置が決定される 。このようにしてホースBの加締位置が決められる。
【0015】 また加締径の設定はアクチュエータ2の前進移動量により決まるが、フートス イッチ11を踏むとコントロールボックスA内の内部設定器A−2の設定器a2 に指示され、アクチュエータ2が前進移動し、プレッシャーブロック5及び移動 装置6を前進させることになる。このアクチュエータ2の移動量は押板29とエ ンコーダユニット26により検知される。すなわちアクチュエータ2の前進移動 に伴い押板29がプランジャー28を押し、エンコーダ27が作動し、パルス信 号が発信されコントロールボックスAに内蔵された計測器c2に入る。この移動 量は比較器b2で予め設定されている設定器a2の数値と比較され、一致すると 制御器d2が作動し、アクチュエータ2の前進移動を停止し、予め設定された締 径が得られる。
【0016】 そしてフートスイッチ11を離すとアクチュエータ2の後退が開始され、プレ ッシャーブロック5に設けられた押板29が、後退端に取付けられたセンサー3 0の位置に来たところでアクチュエータ2は後退を完了する。
【0017】 一方、加締サイズ交換等のため突当位置を変える場合は、コントロールボック スAに取付けられている原点復帰ボタン38を押すことにより、突当プレート1 2は後退を開始し、センサー20により原点位置をキャッチするとともにリミッ トスイッチ19の作動により後退を完了する。
【0018】 上記のようにこの実施例の加締装置は、ホースBの種類、サイズ毎に加締位置 や加締径等の加締条件を外部設定器(突当外部設定器C−1、加締用外部設定器 C−2)に記憶設定し、この外部設定器をコントロールボックスAの内部設定器 に挿入することにより、自動的にホースの加締条件が設定される。従って人為的 な目盛り合わせ等の誤りもなく、多品種少量化したホースBの加締作業に対応で き、より品質の高い製品を製作することができるとともに製品の精度が向上し、 流体漏れやホース、金具の抜け等が防止できる。
【0019】 なお、上記実施例におけるモータ13、リミットスイッチ19、センサー20 、エンコーダ18、27及びプランジャー28等の取付位置、あるいは押板29 、センサー30等の構造、取付位置等はこの実施例のものに限られるものではな い。またホースの種類、サイズ毎に突当位置を一品一葉でカセット(突当用外部 設定器C−1)に記憶設定し、またホースの加締径毎にカセット(加締用外部設 定器C−2)に記憶設定したが、一品一葉でなくホースのサイズ等に関し全サイ ズの移動量を記憶設定し、全てのホースの種類等に適用できる1個のカセットに し、必要に応じてセレクトすることもできる。またホースのサイズ等に関するも のとホースの加締径に関するものを1個のカセットに記憶設定し、必要に応じて セレクトできるようにしてもよい。またカセットでなくカード式にすることもで きる。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案は金具付きホース等の筒状体をダイケージ内部 に配設し、アクチュエータに連動するプレッシャープレートに取付けたダイケー ジを所定距離移動させるとともにクリンプリングのテーパリング内面に挿入押圧 し、前記筒状体を所定の加締径と加締位置とで外周面から加締める加締装置であ って、筒状体の加締径を決めるためアクチュエータの移動量や筒状体の加締位置 の加締条件を筒状体毎に記憶した外部設定器を有し、前記外部設定器に記憶した 前記加締条件により、筒状体毎に加締径や加締位置をコントロールする内部設定 器を備えてなる構成としたので、この外部設定器をコントロールボックスの内部 設定器に挿入することにより、自動的にホースの加締条件が設定される。従って 加締位置等を合わせるために生じる位置違い及びアクチュエータの前進距離の調 整に際し懸念されるマイクロメータの目盛り合わせ違い、あるいは設定数値の見 間違い等が防止でき、重大なトラブルを未然に防止できるとともに作業効率も向 上する。しかも加締条件が仕様書の通り正確に設定実行されるので、多品種少量 化したホースの加締作業に対応でき、より品質の高い製品を製作することができ るとともに製品の精度が向上し流体漏れやホース、金具の抜け等が防止できるな どの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】加締装置の概要を示す図である。
【図2】移動装置を示す部分断面図である。
【図3】加締機構及びアクチュエータ制御機構を示す図
である。
【図4イ】突当用内部設定器の構成を示す図である。
【図4ロ】加締用内部設定器の構成を示す図である。
【図5】コントロールボックスを示す図である。
【図6】従来例の加締装置の概要を示す図である。
【図7】従来例の突当及び加締機構部分を示す図であ
る。
【符号の説明】
2 アクチュエータ 22 ダイケージ 23 クリンプリング 23a テーパリング A コントロールボックス A−1 突当用内部設定器(内部設定器) A−2 加締用内部設定器(内部設定器) C−1 突当用外部設定器(外部設定器) C−2 加締用外部設定器(外部設定器)

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 金具付きホース等の筒状体をダイケージ
    内部に配設し、アクチュエータに連動するプレッシャー
    プレートに取付けたダイケージを所定距離移動させると
    ともにクリンプリングのテーパリング内面に挿入押圧
    し、前記筒状体を所定の加締径と加締位置とで外周面か
    ら加締める加締装置であって、前記加締装置は、筒状体
    の加締径を決めるためアクチュエータの移動量や筒状体
    の加締位置の加締条件を筒状体毎に記憶した外部設定器
    を有し、前記外部設定器に記憶した前記加締条件によ
    り、筒状体毎に加締径や加締位置をコントロールする内
    部設定器を備えてなる加締装置。
JP6137491U 1991-07-09 1991-07-09 加締装置 Pending JPH056287U (ja)

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JP6137491U JPH056287U (ja) 1991-07-09 1991-07-09 加締装置

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JP6137491U JPH056287U (ja) 1991-07-09 1991-07-09 加締装置

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JPH056287U true JPH056287U (ja) 1993-01-29

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JP6137491U Pending JPH056287U (ja) 1991-07-09 1991-07-09 加締装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02160127A (ja) * 1988-12-10 1990-06-20 Toyota Motor Corp 圧入かしめ装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02160127A (ja) * 1988-12-10 1990-06-20 Toyota Motor Corp 圧入かしめ装置

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