JPH0562841B2 - - Google Patents

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JPH0562841B2
JPH0562841B2 JP25952085A JP25952085A JPH0562841B2 JP H0562841 B2 JPH0562841 B2 JP H0562841B2 JP 25952085 A JP25952085 A JP 25952085A JP 25952085 A JP25952085 A JP 25952085A JP H0562841 B2 JPH0562841 B2 JP H0562841B2
Authority
JP
Japan
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modulation
terminal
resistor
input
filter
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP25952085A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62118615A (ja
Inventor
Shigeo Yoshihara
Hideo Myashita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP25952085A priority Critical patent/JPS62118615A/ja
Publication of JPS62118615A publication Critical patent/JPS62118615A/ja
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Granted legal-status Critical Current

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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は無線通信などの角度変調に使用する周
波数シンセサイザの変調回路に関し、特に低い周
波数帯域まで変調を必要とする周波数シンセサイ
ザの変調回路に関する。
(従来の技術) 従来、この種の周波数シンセサイザの変調回路
は、変調信号を電圧制御発振器(以下、VCOと
いう)に加えて位相変調あるいは周波数変調を行
うが、その変調特性は、位相同期ループ(以下、
PLLという)の帰還成分によつて影響される。
この帰還成分を決めるPLLのループフイルタ
は低域通過フイルタ(以下、LPFという)と抵
抗・容量結合フイルタ(以下、ラグリードフイル
タという)から構成されているが、ループの周波
数特性はループ利得とループフイルタの特性によ
つて決定され、したがつて、ループフイルタの遮
断周波数より低い周波数帯域には変調が抑圧され
るよう閉ループが働いて殆んど変調をかけること
ができない。このような変調特性の劣化を防ぐた
め従来の変調回路では一般にVCOに加える変調
信号と同相の変調信号を基準周波数発振器に加え
る方法が用いられる。
(発明が解決しようとする問題点) 上述した従来の周波数シンセサイザの変調回路
は、VCOに変調を加える外、基準周波数発振器
にも変調を加えているため変調特性は改善される
が、周波数安定度が悪く、変調惑度を上げようと
すると、外乱に対し敏感となるという欠点があ
り、また、回転構成が複雑で、コスト的にも高く
つき不利であるなどの問題点がある。
本発明はこのような問題点を解決し、従来の回
路のように基準周波数発振器に変調を加えないで
簡単な回路構成で、周波数安定度を低下させるこ
となく良好な変調特性が得られるように周波数シ
ンセサイザの変調回路を提供することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明の周波数シンセサイザの変調回路は、電
圧制御発振器と、自動位相制御出力端子をもつ位
相比較器と、ラグリードフイルタを含むループフ
イルタとを有する周波数シンゼサイザにおいて、
前記ラグリードフイルタは、一つのコンデンサ
と、第1の抵抗器と第2の抵抗器の二つの抵抗器
からなる四端子網であつて、前記位相比較器と電
圧制御発振器との間に直列に接続されるローパス
フイルタの遮断周波数より十分低い遮断周波数と
なる定数で構成されており、前記四端子網は一つ
の入力端子と、一つの出力端子の間に第1の抵抗
器を接続し、前記一つの出力端子と入出力共通端
子の間に、コンデンサと第2の抵抗器の直列回路
を接続したものであつて、前記四端子網の一つの
入力端子を前記自動位相制御出力端子に接続し、
変調入力を前記電圧制御発振器に加える第1の変
調入力経路と、前記変調入力を前記ラグリードフ
イルタの一部を介して加える第2の変調入力経路
を設ける構成とする。
さらに前記第2の変調入力経路は、前記ラグリ
ードフイルタのコンデンサと、第1の抵抗器の接
続点に変調信号を加えることにより形成し、前記
四端子網の入出力共通端子を地気に接続するか、
あるいは前記ラグリードフイルタのコンデンサ
と、第1の抵抗器からなる前記直列回路を経由す
るよう、前記四端子網の入出力共通端子に変調信
号を加えて形成する構成とする。
(実施例) 次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の回路図である。図
に示すように、第1の変調入力経路によつて、変
調入力端子12から変調信号が加えられたVCO
1の出力は、出力端子2と分周器3に接続されて
いる。
分周器3はVCO1の出力を1/Nにに分周し
て位相比較器の一つの入力とする。位相比較器4
には、もう一つの入力として基準周波数発振器5
の出力が与えられ、位相比較器4は分周器3の出
力と基準周波数発振器5の出力の位相差を検出
し、直流電圧に変換して出力する。
位相比較器4の自動位相制御出力端子を経た出
力はループフイルタ6を介してVCO1に帰還さ
れる。
ループフイルタ6は第1の抵抗器8、コンデン
サ9および第2の抵抗器10からなる四端子網の
ラグリードフイルタをLPFとから構成されてい
る。
また、変調入力端子12は前記のようにVCO
1に変調信号を与える一方、レベル調整用ボリユ
ーム13を通して増幅器14にも変調信号を与
え、この増幅器14の出力はラグリードフイルタ
を構成している四端子網の一つの出力端子と入出
力共通端子11の間に接続されている直列回路の
コンデンサ9と抵抗10の接続点に接続されて第
2の変調経路を形成している。
なお、ラグリードフイルターの遮断周波数は
LPF7の遮断周波数より低く設定されており、
増幅器14の出力インピーダンスは抵抗10に比
較して充分大きく設定してある。
次に第1の変調経路による変調を考えると、
VCO1に加えられた変調信号により、VCO1に
変調がかかり、出力信号端子2から変調された信
号が出力される。
ところが、この変調は周波数シンセサイザの動
作により抑圧され変調が浅くなる。
変調の抑圧の程度は、周波数シンセサイザのル
ープ利得とループフイルタの特性によつて決定さ
れるループの周波数特性に従つて決まるので、ル
ープの周波数特性の遮断周波数より低い変調波に
ついては帰還により抑圧されて、実質的に変調を
かけることはできない。
次に第2の変調経路による変調を考えると、ラ
グリードフイルタから変調を加える場合の変調特
性の低域の遮断周波数は、ラグリードフイルタの
遮断周波数で決定される。
したがつて、本実施例のようにラグリードフイ
ルタの遮断周波数をLPF7の遮断周波数よりは
るかに低く設定しておけば充分低い周波数帯域ま
で変調をかけることができる。
また、第2の変調入力経路による変調特性の高
域の遮断周波数はラグフイルタの次段に接続され
ているLPF7の遮断周波数によつて決まる。
このようにしてLPF7の遮断周波数より高域
は第1の変調入力経路により変調され、LPF7
の遮断周波数より低域は第2の変調入力経路によ
り変調されるので、VCO1とラグリードフイル
タに同時に変調を加えることにより、低域から高
域まで広い範囲に変調をかけることができる。
なお、VCO1の変調感度に合わせるため、ラ
グリードフイルタに加える変調信号のレベルを可
変するボリユーム13が挿入されている。
第2図は本発明の他の一実施例の回路図であ
る。第2図の回路の動作原理は第1図の回路と同
じであるが、第1図と異なるところは、ラグリー
ドフイルタに変調信号を加える方法で、第2図の
場合はラグリードフイルタの一部であるコンデン
サ9と第1の抵抗10の直列回路を経由するよう
四端子網の入出力共通端子に増幅器14の出力の
変調信号を加えている。
この場合、増幅器14の出力インピーダンス
は、ラグリードフイルタの特性に影響を与えない
よう充分低くしてある。
動作は第1図の回路と全く同様であるので説明
を省略する。
(発明の効果) 以上説明したように本発明は、VCOに直接変
調信号を加える第1の変調入力経路の他に、ルー
プフイルタのラグリードフイルタを介して変調信
号を加える第2の変調入力経路を設けることによ
り、従来のように基準周波数発振器に変調をかけ
ないで、低い周波数帯域まで変調をかけることが
できるので、簡単な回路構成で、周波数安定度高
く、かつ広帯域の変調特性をもつた周波数シンセ
サイザの変調回路が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の回路図である。
第2図は、本発明の他の実施例の回路図である。 1……電圧制御発振器(VCO)、2……出力信
号端子、3……分周器、4……位相比較器、5…
…基準周波数発振器、6……ループフイルタ、7
……低域通過フイルタ、8……第1の抵抗器、9
……コンデンサ、10……第2の抵抗器、11…
…四端子網の入出力共通端子、12……変調入力
端子、13……ボリーム、14……増幅器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電圧制御発振器と、自動位相制御出力端子を
    もつ位相比較器と、抵抗・容量結合フイルタを含
    む帰還回路フイルタとを有する周波数シンセサイ
    ザにおいて、 前記抵抗・容量結合フイルタは、一つのコンデ
    ンサと、第1の抵抗器と第2の抵抗器の二つの抵
    抗器からなる四端子網であつて、前記位相比較器
    と電圧制御発振器との間に直列に接続されるロー
    パスフイルタの遮断周波数より十分低い遮断周波
    数となる定数で構成されており、 前記四端子網は一つの入力端子と、一つの出力
    端子の間に第1の抵抗器を接続し、前記一つの出
    力端子と入出力共通端子の間に、コンデンサと第
    2の抵抗器の直列回路を接続したものであつて、
    前記四端子網の一つの入力端子を前記自動位相制
    御出力端子に接続し、 変調入力を前記電圧制御発振器に加える第1の
    変調入力経路と、 前記変調入力を前記抵抗・容量結合フイルタの
    一部を介して加える第2の変調入力経路を設けた
    ことを特徴とする周波数シンセサイザの変調回
    路。 2 前記第2の変調入力経路は、前記抵抗・容量
    フイルタのコンデンサと第2の抵抗器の接続点に
    変調信号を加えることにより形成し、前記四端子
    網の入出力共通端子を地気に接続することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の周波数シンセ
    サイザの変調回路。 3 前記第2の変調入力経路は、前記抵抗・容量
    結合フイルタの前記コンデンサと第2の抵抗器か
    らなる前記直列回路を経由するよう前記四端子網
    の入出力共通端子に変調信号を加えて形成するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の周波
    数シンセサイザの変調回路。
JP25952085A 1985-11-19 1985-11-19 周波数シンセサイザの変調回路 Granted JPS62118615A (ja)

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JPS62118615A JPS62118615A (ja) 1987-05-30
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007221338A (ja) 2006-02-15 2007-08-30 Rohm Co Ltd 周波数変調器およびこれを用いたfm送信回路

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