JPH056270A - プログラム管理装置 - Google Patents

プログラム管理装置

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JPH056270A
JPH056270A JP3158138A JP15813891A JPH056270A JP H056270 A JPH056270 A JP H056270A JP 3158138 A JP3158138 A JP 3158138A JP 15813891 A JP15813891 A JP 15813891A JP H056270 A JPH056270 A JP H056270A
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program
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memory
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Osamu Kizaki
修 木▲崎▼
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バージョン管理を容易にして、プログラム相
互間のバージョン不整合によるトラブル発生を未然に防
止できるようにすること。 【構成】 システムを形成する複数の制御手段11〜1
4の内でプログラム管理用プログラムを格納した主制御
手段11が他の制御手段12〜14に対し各読出し専用
メモリに格納されているプログラム部番とそのバージョ
ンを示すサフィックスコードの出力を促す要求コードを
送出し、この要求コードを受けて他の制御手段12〜1
4から送出されたプログラム部番とサフィックスコード
とを不揮発性メモリ18に格納するプログラム管理用制
御手段を設け、このプログラム管理用制御手段の起動に
より得られた不揮発性メモリ18中の他の制御手段12
〜14のプログラム部番とサフィックスコードとを表示
手段20の表示欄28,29に表示させる表示モード手
段を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、システムを構築する複
数の制御手段に対応する複数のプログラムを管理するプ
ログラム管理装置に関し、特に、複写システム等におけ
る制御用のプログラムの管理を自動的に行うようにした
プログラム管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば複数のCPUを備えた複写
システムの複写制御システムにおいては、ソータ、AD
F(自動原稿搬送装置)等の複写システムの各ブロック
の動作制御を各々専用のCPUが制御するようにしてい
る。また、これらのCPUに対応するプログラムはRO
Mに書込まれている。
【0003】このように複数のCPUが各々担当するブ
ロックの制御を行うシステム構成においては、各CPU
のプログラムを別々に設計できるため、プログラム設計
の効率、トラブル時の原因発見率の向上等のメリットが
ある。
【0004】このような複数のCPUにより構築される
複写制御システムにおいては、販売後もプログラム変更
のため、各ブロックにおけるROMの交換を行うことが
ある。この場合、一般的には、複写制御システムに関わ
るROMの全てを一度に交換するのではなく、その時の
仕様変更に密接な関連を持つブロックのROMのみを交
換し、他のブロックに関わるROMは交換しないことが
多い。
【0005】例えば、ソータの動作の変更を実行すると
きには、ソータのブロックのROMのみを交換し、他の
ブロック(例えば、ADFやフィーダ等)のROMはそ
のままの状態にしておく。
【0006】このような操作は、市場に出てからの機能
補強などに伴うプログラムの変更を、必要なブロック単
位でのROM交換により実行するためコスト面から有利
となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
制御ブロックの細分化に伴うブロック単位でのROMの
交換は、コスト面において利点がある反面、部分的なR
OMの変更が頻繁に行われた場合など、複写制御システ
ム全体のプログラム(バージョン)管理が面倒になるた
め、プログラムの整合性の管理が正確に履行されず、特
定の複写モードにおいてトラブルが発生するなどの可能
性がある。
【0008】例えば、あるシステムにおいては、ソータ
のプログラム(ROM=読出し専用メモリ)を新バージ
ョンに変更する際には、同時に、フィーダのプログラム
(ROM)も新バージョンに変更しなくてはならない
が、フィーダのROMを交換し忘れた場合には、トラブ
ルの原因となる。
【0009】この時、サービスマンが複写制御用システ
ム各部のROMの情報を厳重に管理していれば、そのよ
うな事態は回避できるが、数十個のROMを使用するよ
うなシステムの場合には、その管理は大変な作業とな
る。
【0010】また、制御用ROMの部番を現物確認する
ようにしてもよいが、これでは機械の停止、ユニットの
着脱等の操作を伴う場合が多く、大変面倒となる。
【0011】このような点に着目し、プログラム管理用
制御手段に対応するプログラムが格納された所定のデー
タテーブルを設け、プログラム管理用制御手段が他の制
御手段に要求コードを送信し、これを受けて他の制御手
段が返信してきたコードとデータテーブルの値とが一致
するか否かを判断する判断手段を設け、ROM交換によ
り不一致と判断された場合にはその旨を警告手段により
警告するようにしたものが本出願人により提案されてい
る。しかし、各ユニットのCPUに対応するプログラム
のデータテーブルがROM交換以外では更新されないた
め、次のような不都合を生じ得る。
【0012】例えば、あるシステムにおいて、ADFの
みのプログラムを変更した場合を考える。具体的に、図
11(a)に示すようにデータテーブル1を内蔵したメイ
ンCPU2にバージョンコード”4”のADF3とバー
ジョンコード”3”のソータ4とが接続されている場合
において、ADF3のプログラムのみを修正してそのバ
ージョンコードを”4”から”5”にバージョンアップ
させた場合を考える。この場合、提案例方式によれば、
同図(b)に示すように、メインCPU2中のデータテー
ブル1ではADFについてのバージョンが旧バージョン
の”4”のままである。この結果、バージョンチェック
を行うと不一致(NG)となってしまう。よって、実際
には、メインCPU2以外のプログラム(例えば、AD
Fプログラム)を1個でも修正した場合には、メインプ
ログラムはそれ自体のバグ等の修正がなくても、テーブ
ル書替えのため、ADFプログラムとメインプログラム
との両方を同時に替えなくてならないものとなる。これ
は、本来であれば不必要なメインプログラムの交換作業
を意味し、専用のCPUを各々設ける意義が半減し、経
済的にも作業効率的にも好ましくないものである。
【0013】また、1つのメインCPUのプログラムの
データテーブルに基づきバージョンチェックを行ってい
るため、メインCPUのプログラムを交換し忘れた場合
(データテーブルの不更新)に、その他のCPUプログ
ラムに修正があり、交換を行うと、バージョンチェック
において、修正のあったプログラムROMは全て不一致
となってしまう。
【0014】さらに、提案例方式によれば、プログラム
間の整合性(正常な動作を保証する組合せ)は保証され
るが、必ずしも最新プログラムのバージョンでなくても
よいことになり、最新バージョンによる最高の機能を提
供できない場合を生じ得る。
【0015】よって、プログラム相互間の整合性を保ち
つつ、さらに、最新バージョンのプログラムであること
を確保し、特定の処理モードにおけるトラブル発生を回
避してシステム全体の信頼性を高めることが要望され
る。同時に、最新プログラムのROM交換し忘れを防止
し得ることや、ROM交換に際してのサービスマンの負
担を軽減させることも要望される。
【0016】
【課題を解決するための手段】システムを形成する複数
の制御手段を設け、これらの制御手段の内でプログラム
管理用プログラムを格納した主制御手段が他の制御手段
に対して各制御手段の読出し専用メモリに格納されてい
るプログラム部番とそのプログラムのバージョンを示す
サフィックスコードの出力を促す要求コードを送出し、
この要求コードを受けて前記他の制御手段から送出され
たプログラム部番とサフィックスコードとを不揮発性メ
モリに格納するプログラム管理用制御手段を設けて、各
制御手段に対応する複数のプログラムを管理するように
した基本構成において、請求項1記載の発明では、前記
プログラム管理用制御手段の起動により得られた不揮発
性メモリ中の他の制御手段のプログラム部番とサフィッ
クスコードとを表示手段に表示させる表示モード手段を
設けた。
【0017】また、請求項2記載の発明では、システム
の電源投入時毎に前記プログラム管理用制御手段を起動
させる起動手段と、このプログラム管理用制御手段の起
動により得られた他の制御手段のプログラム部番とサフ
ィックスコードとを起動された時点で不揮発性メモリに
保持又は更新されて格納されているその制御手段に対応
するサフィックスコードと比較する比較手段と、この比
較手段により不一致と判断されたときに前記不揮発性メ
モリに格納されているサフィックスコードをその制御手
段から送出されたサフィックスコードに更新させる更新
手段と、前記プログラム管理用制御手段に内蔵されたタ
イマにより得られる日時データをその不揮発性メモリ中
に該当する制御手段のサフィックスコードとともに更新
格納させる日時更新手段とを前記主制御手段に設けた。
【0018】加えて、請求項3記載の発明では、プログ
ラム管理用制御手段の起動により得られた不揮発性メモ
リ中の他の制御手段のプログラム部番とサフィックスコ
ードと前記日時更新手段により更新格納された日時デー
タとを表示手段に表示させる表示モード手段を設けた。
【0019】また、請求項4記載の発明では、各制御手
段の読出し専用メモリ中にそのプログラムが修正される
毎に更新されて最新サフィックスコードの組合せを示す
最新サフィックステーブルを設け、前回のシステム電源
投入時に各制御手段から送出されたサフィックスコード
を格納するメインテーブルを前記不揮発性メモリ中に設
け、前記メインテーブル中のサフィックスコードと各制
御手段から送出されるサフィックスコードとの比較によ
り各読出し専用メモリの交換の有無を検出するメモリ交
換チェック手段を設けた。
【0020】請求項5記載の発明では、各制御手段の読
出し専用メモリ中にそのプログラムが修正される毎に更
新されて最新サフィックスコードの組合せを示す最新サ
フィックステーブルを設け、前回のシステム電源投入時
に各制御手段から送出されたサフィックスコードを格納
するメインテーブルを前記不揮発性メモリ中に設け、前
記メインテーブル中のサフィックスコードと各制御手段
から送出されるサフィックスコードとの比較により各読
出し専用メモリのサフィックスコードが正規の昇順か否
かを検出する昇順チェック手段を設けた。
【0021】請求項6記載の発明では、各制御手段の読
出し専用メモリ中にそのプログラムが修正される毎に更
新されて最新サフィックスコードの組合せを示す最新サ
フィックステーブルを設け、前回のシステム電源投入時
に各制御手段から送出されたサフィックスコードを格納
するメインテーブルを前記不揮発性メモリ中に設け、前
記最新サフィックステーブル中のサフィックスコードと
各制御手段から送出されるサフィックスコードとの比較
により最新バージョンの読出し専用メモリの装着の有無
を検出する最新バージョンメモリチェック手段を設け
た。
【0022】これらの請求項4,5又は6記載の発明に
おいて、請求項7記載の発明では、検出結果を表示手段
に表示させる表示モード手段を設け、請求項8記載の発
明では、検出動作をシステム電源投入時毎に行わせる検
出動作制御手段を設けた。
【0023】
【作用】請求項1記載の発明によれば、サービスマン
は、機械の停止やユニットの着脱を伴うことなく、各制
御手段の読出し専用メモリ交換時のプログラム部番やそ
のバージョンを示すサフィックスコードを確認すること
が可能となり、サービス性が向上し、サービスマンの負
担が軽減される。また、各制御手段の読出し専用メモリ
のサフィックスを一覧することも可能となり、サービス
マンによる読出し専用メモリのサフィックス管理が可能
となり、バージョン不整合によるトラブル発生が未然に
防止される。
【0024】また、請求項2記載の発明によれば、シス
テムの電源投入時毎にプログム管理用制御手段が起動さ
れ、前回の電源投入時に保持又は更新された不揮発性メ
モリ中のサフィックスコードと他の制御手段から送出さ
れたサフィックスコードとを比較し、不一致であれば、
読出し専用メモリが交換されてプログラム変更によりサ
フィックスコードの更新があったことを確認できるもの
となる。このとき、請求項3記載の発明のように、内蔵
のタイマにより日時データを読出し専用メモリ交換日時
のデータとしてサフィックスコードとともに不揮発性メ
モリに格納しておき、上記のサフィックスコード表示と
組合せることで、各制御手段のプログラムのバージョン
を示すサフィックスコードとその交換日時とが判り、読
出し専用メモリ交換に伴うサービスマンの負担が軽減さ
れる。さらに、このような読出し専用メモリ交換日時デ
ータを有するため、仮に、不具合が発生した場合であっ
ても、どの読出し専用メモリのサフィックスコードとの
組合せで生じたかが判り、市場データとして価値の高い
情報と設計情報とが得られるものとなり、トラブル発生
の防止上、有効なものとなり、システムマシンの信頼性
が向上するものとなる。
【0025】一方、請求項4記載の発明によれば、プロ
グラム管理用制御手段中の不揮発性メモリに格納されて
いる前回電源投入時に得られたサフィックスコードと、
各制御手段から送出されてきたサフィックスコードとの
比較により読出し専用メモリの交換の有無を検出するよ
うにしたので、各制御手段の読出し専用メモリ交換情報
を各ユニットを着脱せずに知ることが可能となり、プロ
グラム管理を円滑に行うことができる。
【0026】また、請求項5記載の発明によれば、交換
された読出し専用メモリのサフィックスコードのチェッ
クに際して、そのバージョンが正規の昇順となるように
正しくバージョンアップされているかを知ることがで
き、旧バージョンの読出し専用メモリの交換取付けが防
止され、最新バージョン化への一助となる。
【0027】さらに、請求項6記載の発明によれば、交
換される読出し専用メモリのプログラム中に最新サフィ
ックスコードの組合せを示す最新サフィックステーブル
を設けて、プログラム修正毎に更新させて、その内容を
プログラム管理用制御手段に送出させるようにしたの
で、この最新サフィックステーブルの値と現在取付けら
れている各制御手段のプログラムのバージョンとの比較
により最新バージョンか否かを検出することにより、絶
えず、最新バージョンのプログラムによる読出し専用メ
モリが組込まれたシステム構成となるように管理でき、
最新バージョンでの整合性を保証できるものとなる。
【0028】加えて、請求項7記載の発明によれば、こ
のようなメモリ交換チェック、昇順チェック、最新バー
ジョンチェックといった検出結果を表示手段により表示
させるので、ユニット着脱に際して読出し専用メモリを
チェックしなくてもそのバージョン情報を知ることがで
き、サービスマンの負担が軽減される。
【0029】また、請求項8記載の発明によれば、電源
投入時毎にこのような検出動作を行わせるので、プログ
ラムのバージョン不整合による不具合が未然に防止され
る。また、不揮発性メモリ中には前回電源投入時のサフ
ィックスデータが格納されているので、最も新しいサフ
ィックス同士の参照比較となる。
【0030】
【実施例】請求項1記載の発明の一実施例を図1ないし
図4に基づいて説明する。本実施例のプログラム管理装
置は、複写システムに適用したもので、まず、図1(a)
にその概略ブロック図構成を示す。図中の各ブロック
は、原則的に1つのCPUとそれに対応したプログラム
が内蔵されて制御手段を構成するものとする。即ち、複
写制御システム全体の動作制御を行い主制御手段となる
メインコントローラ11と、操作パネル上での入出力及
び表示制御を行う操作部コントローラ12と、ADF
(図示せず)の制御を行うADFコントローラ13と、
複写された転写紙の仕分けを行うソータの制御を行うソ
ータコントローラ14とにより構成されている。
【0031】前記メインコントローラ11中にはプログ
ラム管理用制御手段としても機能するメインCPU15
の他、データを一時的に記憶するRAM16と、制御プ
ログラム等を記憶したROM17と、不揮発性RAM1
8と、各コントローラ12,13,14とメインコント
ローラ11とを接続するRS−232C等のインターフ
ェースによるシリアル通信制御ユニット19とがバス接
続されて設けられている。他のコントローラ12,1
3,14中にあってもこのメインコントローラ11中の
構成と同様な構成とされている。
【0032】また、前記操作部コントローラ12には表
示手段となるCRT,LCD等による表示部20が接続
されている。本実施例では、図2に示す操作パネル21
中にフルドット表示型のLCD表示部として表示部20
が構成されている。なお、操作パネル21上にはプリン
トスイッチ22やテンキー23等のキー・スイッチ類が
設けられ、表示部20上には例えばROMサフィックス
チェックモード用キー24が設けられている。
【0033】ここに、表示部20はLCD表示部とタッ
チ入力センサとを重ね合わせた複合表示入力装置であ
り、例えば図3に示すような通常の画像形成モード時の
コピー待機表示画面の他、図1(b)に示すように、後述
するROMサフィックスチェックモード表示画面等が選
択表示される。よって、図1(b)に示す表示画面であれ
ば、開始キー25部分を押せばこのモードが開始され、
終了キー26部分を押せばこのモードが終了するように
なる。図3の表示画面から図1(b)の表示画面への移行
は、ROMサフィックスチェックモード用キー24によ
り行われる。
【0034】このような基本構成において、メインコン
トローラ11は他のコントローラ12,13,14のC
PUに対してROM部番及びサフィックスコード送信要
求を行うプログラムを内蔵しており、また、他のコント
ローラ12,13,14のプログラムはメインコントロ
ーラ11からのROM部番及びサフィックスコード送信
要求に対応して、このメインコントローラ11にこれら
のROM部番及びサフィックスコードの情報をシリアル
通信制御ユニット19を介して送信し、メインコントロ
ーラ11のRAM16に格納する。
【0035】また、ROMのプログラム部番とそのプロ
グラムのバージョンを示すサフィックスコード(本実施
例では、A,B,C,〜のアルファベットで表すものと
する)とは、プログラムを変更する度に変更され(例え
ば、”A”→”B”→”C”→といった具合)、各コン
トローラ11〜14のプログラム内に格納される。
【0036】以上の構成において、メインコントローラ
11が他のコントローラ12,13,14のプログラム
の部番とバージョンを示すサフィックスコードとを表示
部20に表示させる表示モード手段による処理制御を図
4のフローチャートにより説明する。まず、ROMサフ
ィックスチェックモードが選択されているか否かチェッ
クする。これは、ROMサフィックスチェックモード用
キー24が押下されればこのモードの選択となり、表示
部20は図1(b)に示すような表示画面となる。この表
示画面で、開始キー25が押下されれば、メインコント
ローラ11のROM17中にあるプログラム中のROM
サフィックスチェックモードのプログラムを起動させ
る。即ち、ADF,操作部、ソータといった各周辺機の
コントローラ12,13,14にプログラム部番とその
バージョンを示すサフィックスコードとの出力を促す要
求コードを送出する。この要求に対応して各周辺機のコ
ントローラ12,13,14が自己のプログラム部番と
サフィックスコードとを返信する。メインコントローラ
11はこのような周辺機の全てのコントローラ12,1
3,14からのサフィックスコードの受信を受け、RA
M16に格納する。受信が完了すると、各ROMプログ
ラム部番及びサフィックスコードの一覧を表示部20に
表示させる。例えば、図1(b)中に示すように、各ユニ
ット名欄27と、それに対応した”A02801”等で
示すプログラム部番欄28と、”A”等で示すそのサフ
ィックスコード欄29とが一覧表となって表示される。
終了キー26が押下されれば、このモード処理は終了
し、コピー待機モードに戻り、表示部20も図3に示す
ような初期画面に戻る。
【0037】つづいて、請求項2記載の発明の一実施例
を図5及び図6により説明する。本実施例の基本は、図
5のフローチャートに示すような処理を行わせる起動手
段を設けたことである。即ち、複写システムの電源が投
入されると、その投入時毎に、メインコントローラ11
中のRAM16の初期化が行われ、I/Oや周辺LSI
の初期化が行われ、プログラム管理用制御手段が起動さ
れ、ROMチェックモードの処理が行われる。
【0038】このROMチェックモードは、概略的に
は、メインコントローラ11から各周辺機のコントロー
ラ12,13,14のプログラム部番とサフィックスコ
ードとの送出を要求し、その受信を受けて前回の電源投
入時のサフィックスコードと違っていたら、そのサフィ
ックスコードの値を不揮発性RAM18中に設けたテー
ブルnv romの値を書替える。また、サフィックスコード
が変更されて違うということは、ROMが更新されたこ
とを意味するので、内蔵されたタイマ(図示せず)より
得られる日時データを不揮発性RAM18のテーブルnv
change timeを書替える。このサブルーチンの実行によ
り、各コントローラ12,13,14のROMプログラ
ムが交換された日時が判り、ROM交換の履歴を知るこ
とが可能となる。
【0039】図6はこのサブルーチンを示すものであ
り、この図を参照してより詳細に説明する。まず、この
サブルーチンが呼ばれると、RAM16に格納されてい
るテーブルtemp romが初期化される。ついで、メインコ
ントローラ11より各周辺機のコントローラ12,1
3,14に対してROMプログラムのサフィックスコー
ド要求信号が送出され、各コントローラ12,13,1
4からのサフィックスコードの返信を待つ。全てのコン
トローラ12,13,14からのサフィックスコードを
受信すると、その受信サフィックスコードをRAM16
中の初期化されたテーブルtemp romに格納する。
【0040】つづいて、システム電源投入後に受信した
各コントローラ12,13,14のプログラムサフィッ
クスコードを格納したRAM16上のテーブルtemp rom
と、前回の電源投入時にこのサブルーチンモードが起動
された時に保持又は更新されて不揮発性RAM18に格
納されているテーブルnvromのデータと比較する(この
処理手段が比較手段に相当する)。この比較において、
temp rom=nv romであれば、ROM交換、即ちプログラ
ムの変更(サフィックスコードの更新)が行われていな
いことを意味し、このルーチンを出る。
【0041】ところが、temp rom≠nv romの場合には、
ROM交換が行われたことを意味する。即ち、プログラ
ムの変更があり、サフィックスコードが更新されたこと
になる。この場合、プログラム変更(サフィックスコー
ド更新)のあったコントローラに対する不揮発性RAM
18に格納してあるテーブルnv romのデータがテーブル
temp romのサフィックスコードデータにより更新され
る。この処理手段が更新手段に相当する。
【0042】また、この時、内蔵のタイマが示す日時デ
ータがROM交換された交換日時を示すデータとなり、
この日時データが不揮発性RAM18に格納されている
テーブルnv change timeの該当エリアに更新格納され
る。この処理手段が日付更新手段に相当する。
【0043】このような処理をシステム電源投入時毎に
行わせることにより、例えば、前記実施例で示したRO
Mサフィックスチェックモードの表示画面(図1(b))
がオープンされた時に、日付欄30としてこのテーブル
nvchange time内のデータを表示させることができる
(請求項3記載の発明)。この結果、図1(b)の表示例
からも判るように、各ユニット毎に対応するそのプログ
ラムのサフィックスが更新された(ROM交換が行われ
た)日時情報を知ることができる。
【0044】このようにすれば、市場にある各マシンシ
ステム毎に、ROM交換日時情報を管理でき、仮に、そ
のマシンシステムで不具合が発生した場合、不具合発生
の日時が判れば、各ユニットの如何なるサフィックスコ
ードの組合せにおいて生じた不具合であるかが判明し、
設計者やサービスマンにとって重要な情報を提供するも
のとなる。
【0045】なお、図1(b)に示す表示例では、プログ
ラム部番とサフィックスコードとROM交換日時とのデ
ータ表示に限られているが、テーブルを拡張し、現時点
迄の全てのROM交換サフィックスコード情報を不揮発
性RAM18に格納しておき、後で、プリントアウトさ
せるようにしてもよい。
【0046】さらに、請求項4ないし8記載の発明の一
実施例を図7ないし図10により説明する。図7は本実
施例によるメインコントローラ11が他のコントローラ
12,13,14のプログラム管理を行う動作を示すフ
ローチャートであり、最初に、ROMチェックモードが
選択されているか否かチェックされ、ROMチェックモ
ードが選択されていることにより、以下の処理が行われ
る。この処理は、大別すると、下記の〜のステップ
からなる。
【0047】 各周辺機のコントローラ12,13,
14からのプログラムサフィックスコードの読込み及び
テーブルtbl readへの格納。
【0048】 ROM交換があったかどうかの判定
と、ROM交換がバージョンアップするように昇順に交
換されたかのチェック。
【0049】 交換ROMからの最新プログラムのサ
フィックスコードの組合せ情報の読込みと、そのテーブ
ルtbl new データによるテーブルnv read の更新。
【0050】 最新ROMのサフィックスコードの組
合せテーブルnv read と現在装着されているROMのサ
フィックスコードの組合せテーブルtbl readとの比較に
よる、最新バージョンのROMが装着されているかの判
定。
【0051】まず、ステップにおいては、メインコン
トローラ11中のRAM16に形成されているテーブル
tbl read(各周辺機のコントローラ12,13,14か
ら送出されたプログラムのサフィックスコードを格納)
を0に初期化する。ついで、メインコントローラ11か
らシリアル通信制御ユニット19を介して各コントロー
ラ12,13,14に対してプログラムのサフィックス
コードを送出するように要求コードを出す。全ての周辺
機のコントローラ12,13,14からサフックスコー
ドを受信すると、初期化されたRAM16中のテーブル
tbl readにおいて各周辺機対応位置にそのコードを格納
する。
【0052】ここに、テーブルtbl read31の概要は、
図8に示すように形成されており、各コントローラ1
2,13,14に対応したラベルのサフィックスコード
領域に、上記の処理により各コントローラ12,13,
14から送出されたサフィックスコードが格納される。
前述したように、本実施例ではバージョンを示すサフィ
ックスコードはアルファベット表示するものであり、ア
ルファベット文字が進むほど、プログラム修正回数が進
んでいることを示すものとする。
【0053】ついで、ステップに移行する。このステ
ップでは、各周辺機のコントローラ12,13,14
から送られてテーブルtbl read31に格納されたサフィ
ックスコードと、既にメインコントローラ11の不揮発
性RAM18中のテーブルnvreadに格納されている各コ
ントローラ12,13,14から送出されたサフィック
スコードとの比較が行われる。ここに、テーブルnv rea
d 32は図9(a)に示すように次のステップの処理に
て最新バージョンのプログラムのサフィックスコードに
書替えられて保持するものである。よって、システムの
電源投入時毎に起動するように構成することにより、前
回電源投入時の各コントローラ12,13,14のプロ
グラムのサフィックスコードを格納したものとなる。
【0054】よって、上記の両テーブルtbl read31と
nv read32との比較において、不一致が検出されなけ
れば、各コントローラ12,13,14でROM交換
(プログラム修正)が行われなかったことを示してお
り、ここでは、このモード処理を終了する。一方、この
比較において、不一致が検出された場合を考える。例え
ば、操作部コントローラ12とソータコントローラ13
においてROM交換(プログラム修正)が行われたとす
ると、テーブルtbl read31は図8に示すようになり、
テーブルnv read32は図9(a)に示すようになる。つ
まり、テーブルtblread31のラベルPANEL,SO
RTのサフィックスコードは”C”,”B”であり、前
回電源投入時のサフィックスコードであるテーブルnv r
ead のラベルPANEL,SORTのサフィックスコー
ド”B”,”A”より各々1ステップ上がったものとな
り、コントローラ12,13においてROM交換(プロ
グラム修正)があったことが判る。このステップ中の
不一致検出の処理手段が、請求項4記載の発明にいうメ
モリ交換チェック手段に相当する。
【0055】不一致検出によりROM交換があったと判
定されると、不一致の検出されたコントローラのサフィ
ックスコードについて、テーブルnv read 中のサフィツ
クスコードからテーブルtbl read31のサフィックスコ
ードへの変化が昇順に変化したかが判定される。このス
テップ中の昇順検出の処理手段が、請求項5記載の発
明にいう昇順チェック手段に相当する。例えば、ソータ
の場合、サフィックスコードの変化が”A”(テーブル
nv read )→”B”(テーブルtbl read31)へと昇順
で変化している。このような昇順変化が、通常のプログ
ラム変更に伴うROM交換であり、正常であるとして、
次ステップへ進む。
【0056】一方、この昇順チェックにおいて、昇順変
化でないと判定、例えば、サフィックスコードが”C”
から”B”又は”A”へといった具合に変化した場合に
は、プログラムが後退したので、装着されたROMが旧
バージョンである旨を表示してユーザに知らせる。この
ような昇順でないROM交換は、例えばROM交換の間
違いやプログラムのサフィックスコード管理が不十分な
時などに生じる。
【0057】つぎに、ステップに移行する。ここで
は、ステップにおいて不一致の検出されたコントロー
ラからそのプログラム中に格納されている最新サフィッ
クステーブルtbl new の送出要求及び受信を行う。ここ
で、最新サフィックステーブルtbl new 33は図10に
示すように構成されている。このような最新サフィック
ステーブルtbl new 33は全コントローラ11,12,
13,14のプログラム中に格納されており、プログラ
ムに変更が加えられてサフィックスが進行すると、この
最新サフィックステーブルtbl new 33が更新され、最
新のサフィックスコードの組合せが登録される。これに
より、あるコントローラのROMが交換されると、その
ROMよりプログラム中の更新された最新サフィックス
コードの組合せを示すテーブルtbl new 33をメインコ
ントローラ11が読込み、このテーブルtbl new 33に
より不揮発性RAM18中のテーブルnv read 32を書
替え更新する。図9(b)のテーブルnv read 32はテー
ブルtbl new 33により更新された後の様子を示すもの
である。よって、不揮発性RAM18中のテーブルnvre
ad 32には常に現時点での最新のプログラムのサフィ
ックスコードの組合せが格納されることになる。
【0058】もっとも、サフィックスコード比較におい
て、不一致が検出されない場合には、ROMの交換が行
われていないので、既にテーブルnv read 32には最新
サフィックスコードの組合せが格納されていることにな
る。また、不一致が検出されても昇順変化でない場合に
は、これは、最新サフィックスコードの組合せとはなら
ないので、テーブルnv read 32はテーブルtbl new 3
3により更新されないように設定されている。
【0059】ついで、ステップに移行する。ここで
は、ステップにおいて最新のプログラムのサフィック
スコードの組合せが格納されているテーブルnvread32
と、現在各コントローラ11,12,13,14に装着
されているROMのプログラムのサフィックスコードを
格納したテーブルtbl read31との比較を行う。ステッ
プにおけるこの不一致検出の処理手段が、請求項6記
載の発明にいう最新バージョンメモリチェック手段に相
当する。この比較において、一致すれば、各コントロー
ラ11,12,13,14に装着されているROMが全
て最新バージョンのプログラムのサフィックスコードの
組合せであるので、その旨のメッセージ表示が表示部2
0にて行われる。
【0060】一方、この比較結果が不一致の場合、各コ
ントローラ11,12,13,14に装着されているR
OM中に最新バージョンでないROM(即ち、旧バージ
ョンのプログラム)が存在していることを示す。この場
合、このようなサフィックスコードの組合せでは必ずし
も正常な動作を保証できないため、装着ROMが最新バ
ージョンでない旨を表示部20で表示する。なお、テー
ブル32,31の比較において、不一致というのは、例
えば2つのコントローラにおいてROMの交換が必要で
あるにも拘らず、何れか一方のみしか交換されなかった
ような場合に相当する。この不一致チェックは、処理速
度を向上させるため、ステップにおけるテーブルtbl
read31とテーブルnv read 32との比較において、ラ
ベル”MAIN”→”ADF”→”PANEL”→”S
ORT”といった具合に、比較処理を実行し、ステップ
でのテーブルtbl read31とテーブルnv read 32と
の比較においては、例えば”PANEL”でサフィック
スコードの不一致が検出されると、それ以降のラベルに
ついてはサフィックスコードを見にいかないようにして
いる。
【0061】このように、本実施例のプログラム管理に
よれば、常に最新バージョンのサフィックスコードの組
合せによる複写システム構成での制御動作を保証し得る
ものとなり、信頼性の高い複写システムを構築できる。
また、ROM交換操作以外は、全て自動的に行われて管
理されることになり、サービスマンの負担を大幅に軽減
させることができる。
【0062】
【発明の効果】本発明は、上述したように構成したの
で、請求項1記載の発明によれば、各制御手段から送出
されたプログラム部番やそのバージョンを示すサフィッ
クスコードが表示手段に表示されるので、サービスマン
は、機械の停止やユニットの着脱を伴うことなく、各制
御手段の読出し専用メモリ交換時のプログラム部番やそ
のサフィックスコードを確認することが可能となり、サ
ービス性が向上し、サービスマンの負担を軽減できるも
のとなり、かつ、各制御手段の読出し専用メモリのサフ
ィックスコードを一覧することも可能となり、サービス
マンによる読出し専用メモリの的確なサフィックスコー
ド管理が可能となり、バージョン不整合によるトラブル
発生を未然に防止できるものとなる。
【0063】また、請求項2記載の発明によれば、シス
テムの電源投入時毎にプログム管理用制御手段を起動さ
せ、前回の電源投入時に保持又は更新された不揮発性メ
モリ中のサフィックスコードと他の制御手段から送出さ
れたサフィックスコードとを比較するので、不一致であ
れば、読出し専用メモリが交換されてプログラム変更に
よりサフィックスコードの更新があったことを確認でき
るものとなる。このとき、請求項3記載の発明のよう
に、内蔵のタイマにより日時データを読出し専用メモリ
交換日時のデータとしてサフィックスコードとともに不
揮発性メモリに格納しておき、上記のサフィックスコー
ド表示と組合せることで、各制御手段のプログラムのサ
フィックスコードとその交換日時とが判り、読出し専用
メモリ交換に伴うサービスマンの負担を軽減でき、か
つ、このような読出し専用メモリ交換日時データを有す
るため、仮に、不具合が発生した場合であっても、どの
読出し専用メモリのサフィックスコードの組合せ状態で
生じたかが判り、市場データとして価値の高い情報と設
計情報とが得られるものとなり、トラブル発生の防止
上、有効なものとなり、システムマシンの信頼性を向上
させ得るものとなる。
【0064】一方、請求項4記載の発明によれば、プロ
グラム管理用制御手段中の不揮発性メモリに格納されて
いる前回電源投入時に得られたサフィックスコードと、
各制御手段から送出されてきたサフィックスコードとの
比較により読出し専用メモリの交換の有無を検出するよ
うにしたので、各制御手段の読出し専用メモリ交換情報
を各ユニットを着脱せずに知ることができ、プログラム
管理を円滑に行うことができる。
【0065】また、請求項5記載の発明によれば、交換
された読出し専用メモリのサフィックスコードのチェッ
クに際して、そのバージョンが正規の昇順となるように
正しくバージョンアップされているかを知ることがで
き、後退する旧バージョンの読出し専用メモリの交換取
付けを防止でき、最新バージョン化への一助とすること
ができる。
【0066】さらに、請求項6記載の発明によれば、交
換される読出し専用メモリのプログラム中に最新サフィ
ックスコードの組合せを示す最新サフィックステーブル
を設けて、プログラム修正毎に更新させて、その内容を
プログラム管理用制御手段に送出させるようにしたの
で、この最新サフィックステーブルの値と現在取付けら
れている各制御手段のプログラムのバージョンとの比較
により最新バージョンか否かを検出するので、絶えず、
最新バージョンのプログラムによる読出し専用メモリが
組込まれたシステム構成となるようにシステム管理で
き、最新バージョンによる整合性を保証できるものとな
る。
【0067】加えて、請求項7記載の発明によれば、こ
のようなメモリ交換チェック、昇順チェック、最新バー
ジョンチェックといった検出結果を表示手段により表示
させるので、ユニット着脱に際して読出し専用メモリを
チェックしなくてもそのバージョン情報を知ることがで
き、サービスマンの負担を軽減できる。
【0068】また、請求項8記載の発明によれば、電源
投入時毎にこのような検出動作を行わせるので、プログ
ラムのバージョン不整合による不具合を制御動作開始前
に未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の一実施例を示すもので、
(a)は複写システム全体の制御系構成を示すブロック
図、(b)は表示部の平面図である。
【図2】操作パネルの構成例を示す平面図である。
【図3】待機状態の標準的な表示例を示す表示部の平面
図である。
【図4】表示モード手段の処理例を示すフローチャート
である。
【図5】請求項2記載の発明の一実施例の起動手段の処
理例を示すフローチャートである。
【図6】ROMチェックのサブルーチンを示すフローチ
ャートである。
【図7】請求項4ないし8記載の発明の一実施例を示す
フローチャートである。
【図8】メインコントローラのRAM中のテーブル例を
示す説明図である。
【図9】メインコントローラの不揮発性RAM中のテー
ブル例を示す更新前・後の説明図である。
【図10】各コントローラのプログラム中のテーブル例
を示す説明図である。
【図11】提案例方式の欠点を説明するための模式的ブ
ロック図である。
【符号の説明】
11 主制御手段 12〜14 制御手段 17 読出し専用メモリ 18 不揮発性メモリ 20 表示手段 32 メインテーブル 33 最新サフィックステーブル

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システムを形成する複数の制御手段を設
    け、これらの制御手段の内でプログラム管理用プログラ
    ムを格納した主制御手段が他の制御手段に対して各制御
    手段の読出し専用メモリに格納されているプログラム部
    番とそのプログラムのバージョンを示すサフィックスコ
    ードの出力を促す要求コードを送出し、この要求コード
    を受けて前記他の制御手段から送出されたプログラム部
    番とサフィックスコードとを不揮発性メモリに格納する
    プログラム管理用制御手段を設け、このプログラム管理
    用制御手段の起動により得られた不揮発性メモリ中の他
    の制御手段のプログラム部番とサフィックスコードとを
    表示手段に表示させる表示モード手段を設けたことを特
    徴とするプログラム管理装置。
  2. 【請求項2】 システムを形成する複数の制御手段を設
    け、これらの制御手段の内でプログラム管理用プログラ
    ムを格納した主制御手段が他の制御手段に対して各制御
    手段の読出し専用メモリに格納されているプログラム部
    番とそのプログラムのバージョンを示すサフィックスコ
    ードの出力を促す要求コードを送出し、この要求コード
    を受けて前記他の制御手段から送出されたプログラム部
    番とサフィックスコードとを不揮発性メモリに格納する
    プログラム管理用制御手段を設け、システムの電源投入
    時毎に前記プログラム管理用制御手段を起動させる起動
    手段と、このプログラム管理用制御手段の起動により得
    られた他の制御手段のプログラム部番とサフィックスコ
    ードとを起動された時点で不揮発性メモリに保持又は更
    新されて格納されているその制御手段に対応するサフィ
    ックスコードと比較する比較手段と、この比較手段によ
    り不一致と判断されたときに前記不揮発性メモリに格納
    されているサフィックスコードをその制御手段から送出
    されたサフィックスコードに更新させる更新手段と、前
    記プログラム管理用制御手段に内蔵されたタイマにより
    得られる日時データをその不揮発性メモリ中に該当する
    制御手段のサフィックスコードとともに更新格納させる
    日時更新手段とを前記主制御手段に設けたことを特徴と
    するプログラム管理装置。
  3. 【請求項3】 プログラム管理用制御手段の起動により
    得られた不揮発性メモリ中の他の制御手段のプログラム
    部番とサフィックスコードと前記日時更新手段により更
    新格納された日時データとを表示手段に表示させる表示
    モード手段を設けたことを特徴とする請求項2記載のプ
    ログラム管理装置。
  4. 【請求項4】 システムを形成する複数の制御手段を設
    け、これらの制御手段の内でプログラム管理用プログラ
    ムを格納した主制御手段が他の制御手段に対して各制御
    手段の読出し専用メモリに格納されているプログラム部
    番とそのプログラムのバージョンを示すサフィックスコ
    ードの出力を促す要求コードを送出し、この要求コード
    を受けて前記他の制御手段から送出されたプログラム部
    番とサフィックスコードとを不揮発性メモリに格納する
    プログラム管理用制御手段を設け、各制御手段の読出し
    専用メモリ中にそのプログラムが修正される毎に更新さ
    れて最新サフィックスコードの組合せを示す最新サフィ
    ックステーブルを設け、前回のシステム電源投入時に各
    制御手段から送出されたサフィックスコードを格納する
    メインテーブルを前記不揮発性メモリ中に設け、前記メ
    インテーブル中のサフィックスコードと各制御手段から
    送出されるサフィックスコードとの比較により各読出し
    専用メモリの交換の有無を検出するメモリ交換チェック
    手段を設けたことを特徴とするプログラム管理装置。
  5. 【請求項5】 システムを形成する複数の制御手段を設
    け、これらの制御手段の内でプログラム管理用プログラ
    ムを格納した主制御手段が他の制御手段に対して各制御
    手段の読出し専用メモリに格納されているプログラム部
    番とそのプログラムのバージョンを示すサフィックスコ
    ードの出力を促す要求コードを送出し、この要求コード
    を受けて前記他の制御手段から送出されたプログラム部
    番とサフィックスコードとを不揮発性メモリに格納する
    プログラム管理用制御手段を設け、各制御手段の読出し
    専用メモリ中にそのプログラムが修正される毎に更新さ
    れて最新サフィックスコードの組合せを示す最新サフィ
    ックステーブルを設け、前回のシステム電源投入時に各
    制御手段から送出されたサフィックスコードを格納する
    メインテーブルを前記不揮発性メモリ中に設け、前記メ
    インテーブル中のサフィックスコードと各制御手段から
    送出されるサフィックスコードとの比較により各読出し
    専用メモリのサフィックスコードが正規の昇順か否かを
    検出する昇順チェック手段を設けたことを特徴とするプ
    ログラム管理装置。
  6. 【請求項6】 システムを形成する複数の制御手段を設
    け、これらの制御手段の内でプログラム管理用プログラ
    ムを格納した主制御手段が他の制御手段に対して各制御
    手段の読出し専用メモリに格納されているプログラム部
    番とそのプログラムのバージョンを示すサフィックスコ
    ードの出力を促す要求コードを送出し、この要求コード
    を受けて前記他の制御手段から送出されたプログラム部
    番とサフィックスコードとを不揮発性メモリに格納する
    プログラム管理用制御手段を設け、各制御手段の読出し
    専用メモリ中にそのプログラムが修正される毎に更新さ
    れて最新サフィックスコードの組合せを示す最新サフィ
    ックステーブルを設け、前回のシステム電源投入時に各
    制御手段から送出されたサフィックスコードを格納する
    メインテーブルを前記不揮発性メモリ中に設け、前記最
    新サフィックステーブル中のサフィックスコードと各制
    御手段から送出されるサフィックスコードとの比較によ
    り最新バージョンの読出し専用メモリの装着の有無を検
    出する最新バージョンメモリチェック手段を設けたこと
    を特徴とするプログラム管理装置。
  7. 【請求項7】 検出結果を表示手段に表示させる表示モ
    ード手段を設けたことを特徴とする請求項4,5又は6
    記載のプログラム管理装置。
  8. 【請求項8】 検出動作をシステム電源投入時毎に行わ
    せる検出動作制御手段を設けたことを特徴とする請求項
    4,5,6又は7記載のプログラム管理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5291244A (en) * 1992-05-15 1994-03-01 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus communication system
US6442446B1 (en) 1997-12-29 2002-08-27 Tokyo Electron Limited Control apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5291244A (en) * 1992-05-15 1994-03-01 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus communication system
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