JPH056267B2 - - Google Patents
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- JPH056267B2 JPH056267B2 JP58103497A JP10349783A JPH056267B2 JP H056267 B2 JPH056267 B2 JP H056267B2 JP 58103497 A JP58103497 A JP 58103497A JP 10349783 A JP10349783 A JP 10349783A JP H056267 B2 JPH056267 B2 JP H056267B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
- G11B15/43—Control or regulation of mechanical tension of record carrier, e.g. tape tension
Landscapes
- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の利用分野]
本発明はテープレコーダ等の磁気テープを用い
た記録再生機器に用いられ、磁気テープの張力を
制御するための磁気テープ機器用張力制御装置に
関する。
た記録再生機器に用いられ、磁気テープの張力を
制御するための磁気テープ機器用張力制御装置に
関する。
[背景技術]
従来のテープレコーダ等における磁気テープ張
力制御は、サプライ側リールから巻出されて磁気
ヘツドへ至る間の磁気テープ中間部の張力を検出
し、この検出張力値に基づいてサプライ側リール
へバンドブレーキによる摩擦抵抗力を与えテープ
張力を制御するようになつている。(一例として
特公昭58−5464参照)。
力制御は、サプライ側リールから巻出されて磁気
ヘツドへ至る間の磁気テープ中間部の張力を検出
し、この検出張力値に基づいてサプライ側リール
へバンドブレーキによる摩擦抵抗力を与えテープ
張力を制御するようになつている。(一例として
特公昭58−5464参照)。
このように従来の張力制御装置では、磁気ヘツ
ド部分から離れた場所で張力が制御されているの
で、磁気テープの記録再生場所である磁気ヘツド
部分の張力制御との間の時間的ずれが大きい。ま
たサプライ側リールでのブレーキ力付加はリール
への磁気テープ巻き径及び乱巻きの影響によつて
磁気テープ張力が変動し、さらにバンドブレーキ
は摩擦面であるドラム摩耗によりテープ張力が経
年変化する。
ド部分から離れた場所で張力が制御されているの
で、磁気テープの記録再生場所である磁気ヘツド
部分の張力制御との間の時間的ずれが大きい。ま
たサプライ側リールでのブレーキ力付加はリール
への磁気テープ巻き径及び乱巻きの影響によつて
磁気テープ張力が変動し、さらにバンドブレーキ
は摩擦面であるドラム摩耗によりテープ張力が経
年変化する。
[発明の目的]
本発明は上記事実を考慮し、磁気テープのリー
ル巻径による影響を受けることなく、経年変化が
なく磁気テープの磁気ヘツド部分における張力を
正確に制御することができる磁気テープ機器用張
力制御装置を得ることが目的である。
ル巻径による影響を受けることなく、経年変化が
なく磁気テープの磁気ヘツド部分における張力を
正確に制御することができる磁気テープ機器用張
力制御装置を得ることが目的である。
[発明の構成]
本発明に係る磁気テープ機器用張力制御装置
は、磁気テープの走行駆動装置を有する磁気テー
プ記録再生装置において、前記磁気テープの供給
側リールと磁気ヘツドとの間に設けられると共に
走行する前記磁気テープを介してピンチローラに
接する回転シリンダと、前記磁気テープの張力が
変化しても前記磁気テープの圧力を走行方向と常
に直交する方向で且つ常に磁気ヘツドの中央部で
検出する張力検出手段と、前記回転シリンダにブ
レーキをかける電磁ブレーキとを備え、前記電磁
ブレーキは前記張力検出手段の検出結果に応じて
前記回転シリンダの回転方向に対してブレーキを
かけることにより前記磁気テープの張力を制御す
るように構成したものである。
は、磁気テープの走行駆動装置を有する磁気テー
プ記録再生装置において、前記磁気テープの供給
側リールと磁気ヘツドとの間に設けられると共に
走行する前記磁気テープを介してピンチローラに
接する回転シリンダと、前記磁気テープの張力が
変化しても前記磁気テープの圧力を走行方向と常
に直交する方向で且つ常に磁気ヘツドの中央部で
検出する張力検出手段と、前記回転シリンダにブ
レーキをかける電磁ブレーキとを備え、前記電磁
ブレーキは前記張力検出手段の検出結果に応じて
前記回転シリンダの回転方向に対してブレーキを
かけることにより前記磁気テープの張力を制御す
るように構成したものである。
[発明の実施例]
第1図には本発明が適用されたテープレコーダ
が示されている。磁気テープ10は中間部が磁気
ヘツド12へ巻掛けられており、一端はキヤプス
タン駆動部14を介して図示しないテイクアツプ
リールへ巻取られ、また他端は拘束ガイド部16
を介して図示しないサプライリールへ巻取られて
いる。
が示されている。磁気テープ10は中間部が磁気
ヘツド12へ巻掛けられており、一端はキヤプス
タン駆動部14を介して図示しないテイクアツプ
リールへ巻取られ、また他端は拘束ガイド部16
を介して図示しないサプライリールへ巻取られて
いる。
磁気ヘツド12は第2図に示される如く一対の
ヘツドコア18,19が適宜間隔を隔ててヘツド
ベース20へねじ22により固着されており、ヘ
ツドベース20は図示しないシヤシへ固定されて
いる。これによつてヘツドコア18,19は通電
時に磁気テープ10を含んだ磁気ループを構成
し、磁気テープ10との間に情報の記録再生を行
なうようになつている。
ヘツドコア18,19が適宜間隔を隔ててヘツド
ベース20へねじ22により固着されており、ヘ
ツドベース20は図示しないシヤシへ固定されて
いる。これによつてヘツドコア18,19は通電
時に磁気テープ10を含んだ磁気ループを構成
し、磁気テープ10との間に情報の記録再生を行
なうようになつている。
ヘツドコア18,19の間には若干の隙間24
を介して圧力検出手段である圧電セラミツク26
が設けらている。この圧電セラミツク26は先端
部分がヘツドコア18,19と共になめらかな円
孤形状を形成して磁気テープ10の接触面となつ
ている。またこの圧電セラミツク26の基部はヘ
ツドコア18,19の間から突出してL字金具2
8の一辺へ固着されている。このL字金具28の
他の一辺はヘツドベース20へねじ30により固
着されている。
を介して圧力検出手段である圧電セラミツク26
が設けらている。この圧電セラミツク26は先端
部分がヘツドコア18,19と共になめらかな円
孤形状を形成して磁気テープ10の接触面となつ
ている。またこの圧電セラミツク26の基部はヘ
ツドコア18,19の間から突出してL字金具2
8の一辺へ固着されている。このL字金具28の
他の一辺はヘツドベース20へねじ30により固
着されている。
この圧電セラミツク26は一側がリード線32
でアースされ、他の一側はリード線34を介して
第3図に示される増幅器36へ接続されている。
従つて圧電セラミツク26はリード線32,34
が接続される表面に対して平行な圧力を受けて電
荷Qが発生する。この電荷Qは、 Q=d(l/t)・F ……(1) となる、ここにd[C/N]は圧電セラミツクの
圧電定数であり、l,tはそれぞれ圧電セラミツ
ク26の長さ及び厚さ、Fは加えられる圧力であ
る。また圧電セラミツク26に圧力が加えられて
いない状態での静電容量C[F]は、 C=εT(wl/t) ……(2) であり、ε[F/m]は無応力誘電率、wは圧電
セラミツク26の幅寸法である。
でアースされ、他の一側はリード線34を介して
第3図に示される増幅器36へ接続されている。
従つて圧電セラミツク26はリード線32,34
が接続される表面に対して平行な圧力を受けて電
荷Qが発生する。この電荷Qは、 Q=d(l/t)・F ……(1) となる、ここにd[C/N]は圧電セラミツクの
圧電定数であり、l,tはそれぞれ圧電セラミツ
ク26の長さ及び厚さ、Fは加えられる圧力であ
る。また圧電セラミツク26に圧力が加えられて
いない状態での静電容量C[F]は、 C=εT(wl/t) ……(2) であり、ε[F/m]は無応力誘電率、wは圧電
セラミツク26の幅寸法である。
従つてリード線32,34間の電圧V[v]は
電気機械結合係数がごく小さいと仮定して、 V=Q/C=(d/ε)・(1/w)・F =g(1/w)・F ……(3) となる。ここでg[V・m/N]は圧電セラミツ
ク素子の電圧出力係数である。
電気機械結合係数がごく小さいと仮定して、 V=Q/C=(d/ε)・(1/w)・F =g(1/w)・F ……(3) となる。ここでg[V・m/N]は圧電セラミツ
ク素子の電圧出力係数である。
この電圧は増幅器36で増幅されるようになつ
ており、増幅器36には張力信号校正器40、低
域通過炉波器42が接続されており、低域通過炉
波器42の出力側は差動増幅器44の一方の入力
側へ接続され、差動増幅器44の他方の入力側に
は他端がアースされた比較基準電圧46の一端が
接続されている。この差動増幅器44の出力側は
電力増幅器48の入力側へ接続され、電力増幅器
48の出力側は他端がアースされた電磁ブレーキ
コイル50へ接続されている。
ており、増幅器36には張力信号校正器40、低
域通過炉波器42が接続されており、低域通過炉
波器42の出力側は差動増幅器44の一方の入力
側へ接続され、差動増幅器44の他方の入力側に
は他端がアースされた比較基準電圧46の一端が
接続されている。この差動増幅器44の出力側は
電力増幅器48の入力側へ接続され、電力増幅器
48の出力側は他端がアースされた電磁ブレーキ
コイル50へ接続されている。
キヤプスタン駆動部14ではキヤプスタンモー
タ52によつて駆動されるキヤプスタン54へ磁
気テープ10が巻掛けられており、磁気テープ1
0を一定速度で矢印A方向へ駆動するようになつ
ている。このキヤプスタン54へは巻掛けられた
磁気テープ10の反対側にテークアツプ側ピンチ
ローラ56が配置されている。このテークアツプ
側ピンチローラ56はピン58を介してアーム6
0へ軸支されており、このアーム60はピン62
でシヤシー64へ軸支されている。このアーム6
0はシヤシー64との間に引張コイルばね66が
介在されており、これによつてテークアツプ側ピ
ンチローラ56が磁気テープ10をキヤプスタン
54へ圧着し、磁気テープ10へ矢印A方向の引
張力を与えている。
タ52によつて駆動されるキヤプスタン54へ磁
気テープ10が巻掛けられており、磁気テープ1
0を一定速度で矢印A方向へ駆動するようになつ
ている。このキヤプスタン54へは巻掛けられた
磁気テープ10の反対側にテークアツプ側ピンチ
ローラ56が配置されている。このテークアツプ
側ピンチローラ56はピン58を介してアーム6
0へ軸支されており、このアーム60はピン62
でシヤシー64へ軸支されている。このアーム6
0はシヤシー64との間に引張コイルばね66が
介在されており、これによつてテークアツプ側ピ
ンチローラ56が磁気テープ10をキヤプスタン
54へ圧着し、磁気テープ10へ矢印A方向の引
張力を与えている。
拘束ガイド部16には第4図に示される如くシ
ヤシー64へ固定された固定シヤフト68へ回転
シリンダ70が軸支されている。この回転シリン
ダ70は円筒形状であり、軸方向両端は固定シヤ
フト68へ取付けられるストツパ72と当接して
軸方向移動が拘束されている。この回転シリンダ
70へは磁気テープ10の中間部が巻掛けられて
おり、テイクアツプ側と同様に磁気テープ10を
介してサプライ側ピンチローラ74が配置されて
いる。
ヤシー64へ固定された固定シヤフト68へ回転
シリンダ70が軸支されている。この回転シリン
ダ70は円筒形状であり、軸方向両端は固定シヤ
フト68へ取付けられるストツパ72と当接して
軸方向移動が拘束されている。この回転シリンダ
70へは磁気テープ10の中間部が巻掛けられて
おり、テイクアツプ側と同様に磁気テープ10を
介してサプライ側ピンチローラ74が配置されて
いる。
このサプライ側ピンチローラ74はピン76で
アーム78へ軸支されており、アーム78はピン
80でシヤシー64へ軸支されている。さらにア
ーム78はシヤシー64との間に引張コイルばね
82が介在されることによりサプライ側ピンチロ
ーラ74は磁気テープ10を回転シリンダ70へ
圧着している。これによつてテープ駆動力でサプ
ライ側ピンチローラ74が回転され、サプライ側
ピンチローラ74を回転シリンダ70へ圧着する
ことによりテープ駆動力が生ずるようになつてい
る。
アーム78へ軸支されており、アーム78はピン
80でシヤシー64へ軸支されている。さらにア
ーム78はシヤシー64との間に引張コイルばね
82が介在されることによりサプライ側ピンチロ
ーラ74は磁気テープ10を回転シリンダ70へ
圧着している。これによつてテープ駆動力でサプ
ライ側ピンチローラ74が回転され、サプライ側
ピンチローラ74を回転シリンダ70へ圧着する
ことによりテープ駆動力が生ずるようになつてい
る。
第4図に示される如く回転シリンダ70の軸方
向一端には外形が拡大された大径部84が固着さ
れており、この大径部84の表裏面にヨーク86
の先端部が対応している。このヨーク86には電
磁ブレーキコイル50が巻回されている。従つて
ヨーク86、電磁ブレーキコイル50は電磁ブレ
ーキを構成しており、電磁ブレーキコイル50へ
加えられる電流値に応じて回転シリンダ70へ加
えられるブレーキ力が変化するようになつてい
る。
向一端には外形が拡大された大径部84が固着さ
れており、この大径部84の表裏面にヨーク86
の先端部が対応している。このヨーク86には電
磁ブレーキコイル50が巻回されている。従つて
ヨーク86、電磁ブレーキコイル50は電磁ブレ
ーキを構成しており、電磁ブレーキコイル50へ
加えられる電流値に応じて回転シリンダ70へ加
えられるブレーキ力が変化するようになつてい
る。
次に本実施例の作用を説明する。
キヤプスタンモータ52はキヤプスタン54を
回転させるので、磁気テープ10はキヤプスタン
54、テークアツプ側ピンチローラ56によつて
挟持されながら矢印A方向に駆動力を受ける。磁
気ヘツド12部分では磁気テープ10が巻付け角
2βで接触しながら移動するので、磁気ヘツド1
2の磁気テープ10接触面に対して垂直な方向に
テープ張力の分力の2倍の圧縮力(F=2Tsinβ)
が作用する。ヘツドコア18,19にはさまれた
ギヤツプスペーサとしての圧電セラミツク26に
はこれに応じた圧縮力が作用しこの圧縮力に比例
した電荷Qが発生する。従つてリード線32,3
4間にはこれに応じた電圧が発生し、この電圧は
増幅器36で増幅され、張力信号校正器40でテ
ープ張力に比例した電圧校正が行なわれ、低域通
過炉波器42で高周波成分が遮断される。低域通
過炉波器42からの出力信号値は差動増幅器44
において基準テープ張力に応じた比較基準電圧4
6と比較され、その電圧差が電力増幅器48で増
幅され電位差に比例した電流が磁気ブレーキコイ
ル50へ供給される。
回転させるので、磁気テープ10はキヤプスタン
54、テークアツプ側ピンチローラ56によつて
挟持されながら矢印A方向に駆動力を受ける。磁
気ヘツド12部分では磁気テープ10が巻付け角
2βで接触しながら移動するので、磁気ヘツド1
2の磁気テープ10接触面に対して垂直な方向に
テープ張力の分力の2倍の圧縮力(F=2Tsinβ)
が作用する。ヘツドコア18,19にはさまれた
ギヤツプスペーサとしての圧電セラミツク26に
はこれに応じた圧縮力が作用しこの圧縮力に比例
した電荷Qが発生する。従つてリード線32,3
4間にはこれに応じた電圧が発生し、この電圧は
増幅器36で増幅され、張力信号校正器40でテ
ープ張力に比例した電圧校正が行なわれ、低域通
過炉波器42で高周波成分が遮断される。低域通
過炉波器42からの出力信号値は差動増幅器44
において基準テープ張力に応じた比較基準電圧4
6と比較され、その電圧差が電力増幅器48で増
幅され電位差に比例した電流が磁気ブレーキコイ
ル50へ供給される。
この結果拘束ガイド部16では電力増幅器48
からの出力信号値に応じたブレーキ力を回転シリ
ンダ70へ加える。これによつて磁気ヘツド12
部分における磁気テープ10の張力は常に設定値
にサーボ制御されることになり、磁気ヘツド12
は磁気テープ10に対して正確な信号記録再生を
行なうことができる。
からの出力信号値に応じたブレーキ力を回転シリ
ンダ70へ加える。これによつて磁気ヘツド12
部分における磁気テープ10の張力は常に設定値
にサーボ制御されることになり、磁気ヘツド12
は磁気テープ10に対して正確な信号記録再生を
行なうことができる。
この実施例では特に磁気ヘツド12部分でテー
プ張力を検出しているので、磁気ヘツド12が磁
気テープ10に対して信号を記録、再生する場所
と同一であり時間的ずれがなく、また磁気テープ
10へ拘束力を与える回転シリンダ70はサプラ
イリールよりも磁気ヘツド12に近い部分で張力
を付与する構造であるため、回転シリンダ70か
ら図示しないサプライリールまでの間の影響、例
えばサプライリールにおける磁気テープ巻径及び
磁気テープの乱巻状態の影響を受けることがな
く、磁気ヘツド12における記録再生に対する時
間的ずれも少ない。さらに本実施例では張力付与
手段として電磁ブレーキコイル50、ヨーク86
による電磁ブレーキを用いているので、機械的摩
耗がなく、テープ張力の経年変化がない。
プ張力を検出しているので、磁気ヘツド12が磁
気テープ10に対して信号を記録、再生する場所
と同一であり時間的ずれがなく、また磁気テープ
10へ拘束力を与える回転シリンダ70はサプラ
イリールよりも磁気ヘツド12に近い部分で張力
を付与する構造であるため、回転シリンダ70か
ら図示しないサプライリールまでの間の影響、例
えばサプライリールにおける磁気テープ巻径及び
磁気テープの乱巻状態の影響を受けることがな
く、磁気ヘツド12における記録再生に対する時
間的ずれも少ない。さらに本実施例では張力付与
手段として電磁ブレーキコイル50、ヨーク86
による電磁ブレーキを用いているので、機械的摩
耗がなく、テープ張力の経年変化がない。
第5図には本発明の第2実施例に係る磁気ヘツ
ド12部分での張力検出構造が示されている。こ
の実施例ではヘツドコア18,19が圧電セラミ
ツク26の中間部へ固着されており、圧電セラミ
ツク26の両端部はブロツク88,89へ当接さ
れ、このブロツク88,89へねじ90で固着さ
れるクランプ91,92の先端がこれらの両端部
をブロツク88,89へ圧接している。
ド12部分での張力検出構造が示されている。こ
の実施例ではヘツドコア18,19が圧電セラミ
ツク26の中間部へ固着されており、圧電セラミ
ツク26の両端部はブロツク88,89へ当接さ
れ、このブロツク88,89へねじ90で固着さ
れるクランプ91,92の先端がこれらの両端部
をブロツク88,89へ圧接している。
圧電セラミツク26は二層構造とされ、二層接
合部がリード線94によりアースされ、正裏面が
増幅器へ接続されている。従つてこの実施例では
テープ張力によつて圧縮力を受ける圧電セラミツ
ク26がこの圧縮力を長手方向中間部に受けて曲
げ応力を生じ、この曲げ応力に比例した電圧が生
ずるようになつている。
合部がリード線94によりアースされ、正裏面が
増幅器へ接続されている。従つてこの実施例では
テープ張力によつて圧縮力を受ける圧電セラミツ
ク26がこの圧縮力を長手方向中間部に受けて曲
げ応力を生じ、この曲げ応力に比例した電圧が生
ずるようになつている。
従つてこの実施例においても前記実施例と同様
に磁気ヘツド12部分におけるテープ張力を確実
に且つ正確に検出できるようになつている。
に磁気ヘツド12部分におけるテープ張力を確実
に且つ正確に検出できるようになつている。
なお上記実施例では、磁気ヘツド部分でテープ
張力が検出される構造を示したが、本発明による
張力検出は磁気ヘツド部分に限らず他の場所、例
えばサプライ側磁気テープの中間部を長手直角方
向へ付勢するテンシヨンアームを設けることによ
つても検出可能である。
張力が検出される構造を示したが、本発明による
張力検出は磁気ヘツド部分に限らず他の場所、例
えばサプライ側磁気テープの中間部を長手直角方
向へ付勢するテンシヨンアームを設けることによ
つても検出可能である。
また上記実施例では本発明がテープレコーダの
磁気テープ張力制御に用いられた実施例を示した
が、本発明はビデオテープレコーダ等の他の磁気
テープ機器にも適用可能である。
磁気テープ張力制御に用いられた実施例を示した
が、本発明はビデオテープレコーダ等の他の磁気
テープ機器にも適用可能である。
[発明の効果]
以上説明した如く本発明に係る磁気テープ機器
用張力制御装置では、磁気テープの張力の変化に
応じた磁気ヘツドそのものに加わる圧力を常に磁
気ヘツドの中央部で且つ磁気テープ走行方向と常
に直交する方向で検出でき、その検出結果に応じ
て回転シリンダの回転方向に対してブレーキをか
けることができる。従つて、圧力が変化しても常
に所定の圧力が磁気ヘツドの前方から与えられ
る、磁気テープを介して回転シリンダに加えられ
るサプライ側ピンチローラによる圧力は常に一定
であり磁気テープと磁気ヘツドのトラツク位置の
変動も生じないなどの磁気テープの走行速度偏差
性能に悪影響を及びさない、磁気テープの張力が
変化しても磁気ヘツドの向き(方向)を変えない
ので記録および再生の基本的性能にも悪影響を与
えない、検出された圧力の細かい変化(高い周波
数の変化)に応じて的確に磁気ヘツドに圧力が与
えられ、経年変化がない、等々の優れた効果を有
するものである。
用張力制御装置では、磁気テープの張力の変化に
応じた磁気ヘツドそのものに加わる圧力を常に磁
気ヘツドの中央部で且つ磁気テープ走行方向と常
に直交する方向で検出でき、その検出結果に応じ
て回転シリンダの回転方向に対してブレーキをか
けることができる。従つて、圧力が変化しても常
に所定の圧力が磁気ヘツドの前方から与えられ
る、磁気テープを介して回転シリンダに加えられ
るサプライ側ピンチローラによる圧力は常に一定
であり磁気テープと磁気ヘツドのトラツク位置の
変動も生じないなどの磁気テープの走行速度偏差
性能に悪影響を及びさない、磁気テープの張力が
変化しても磁気ヘツドの向き(方向)を変えない
ので記録および再生の基本的性能にも悪影響を与
えない、検出された圧力の細かい変化(高い周波
数の変化)に応じて的確に磁気ヘツドに圧力が与
えられ、経年変化がない、等々の優れた効果を有
するものである。
第1図は本発明の第1実施例が適用されたテー
プレコーダを示す平面図、第2図は第1図の一部
拡大図、第3図はテープ張力制御用回路図、第4
図は電磁ブレーキ部分を示す断面図、第5図は本
発明の第2実施例に係る磁気ヘツド部分を示す拡
大図である。 10……磁気テープ、12……磁気ヘツド、1
4……キヤプスタン駆動部、26……圧電セラミ
ツク、50……ブレーキコイル、70……回転シ
リンダ、74……ピンチローラ、86……ヨー
ク。
プレコーダを示す平面図、第2図は第1図の一部
拡大図、第3図はテープ張力制御用回路図、第4
図は電磁ブレーキ部分を示す断面図、第5図は本
発明の第2実施例に係る磁気ヘツド部分を示す拡
大図である。 10……磁気テープ、12……磁気ヘツド、1
4……キヤプスタン駆動部、26……圧電セラミ
ツク、50……ブレーキコイル、70……回転シ
リンダ、74……ピンチローラ、86……ヨー
ク。
Claims (1)
- 1 磁気テープの走行駆動装置を有する磁気テー
プ記録再生装置において、前記磁気テープの供給
側リールと磁気ヘツドとの間に設けられると共に
走行する前記磁気テープを介してピンチローラに
接する回転シリンダと、前記磁気テープの張力が
変化しても前記磁気テープの圧力を走行方向と常
に直交する方向で且つ常に磁気ヘツドの中央部で
検出する張力検出手段と、前記回転シリンダにブ
レーキをかける電磁ブレーキとを備え、前記電磁
ブレーキは前記張力検出手段の検出結果に応じて
前記回転シリンダの回転方向に対してブレーキを
かけることにより前記磁気テープの張力を制御す
るように構成したことを特徴とする磁気テープ機
器用張力制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58103497A JPS59229762A (ja) | 1983-06-09 | 1983-06-09 | 磁気テ−プ機器用張力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58103497A JPS59229762A (ja) | 1983-06-09 | 1983-06-09 | 磁気テ−プ機器用張力制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59229762A JPS59229762A (ja) | 1984-12-24 |
JPH056267B2 true JPH056267B2 (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=14355622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58103497A Granted JPS59229762A (ja) | 1983-06-09 | 1983-06-09 | 磁気テ−プ機器用張力制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59229762A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56163552A (en) * | 1980-05-20 | 1981-12-16 | Sony Corp | Tape tension control device |
JPS58177549A (ja) * | 1982-04-09 | 1983-10-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | テ−プレコ−ダ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5668252U (ja) * | 1979-10-26 | 1981-06-06 |
-
1983
- 1983-06-09 JP JP58103497A patent/JPS59229762A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56163552A (en) * | 1980-05-20 | 1981-12-16 | Sony Corp | Tape tension control device |
JPS58177549A (ja) * | 1982-04-09 | 1983-10-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | テ−プレコ−ダ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59229762A (ja) | 1984-12-24 |
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